2020年07月10日

2020 7月第1週2歳戦 レース回顧(日曜編)

 今日もまだ調子が微妙に良くないですねー……。
 単純に気圧と湿度の関係で、頭痛や胃痛がある、ってだけなんですけど、ホント今はちょっとでも体調悪いと色々余計な事考えてしまう情勢だから辛いところです。
 どうあれ出来る事は自衛と自愛しかないので、無理せず今日もサラッと進めさせていただきます。


★7/5(日) 函館1R 芝1200m未勝利戦

 このレースはアイルハヴアナザー産駒のセントポーリアの逃げ切りでしたね。
 函館は土曜に続き良馬場、1勝クラスが33,4-36,1=1,09,5なので、未勝利とは言え1,11,7はやや遅いです。
 ただラップバランスとしては35,6-36,1とすなりスロー寄りで、後半12,5-11,6-12,0と結構な加速度を見せている、という意味では、前の日の未勝利よりは特定の武器がある、という面での面白味はあったのかなとは感じます。

 それでも全体のレベルとしてもかなり微妙ですし、勝ち馬もスムーズな競馬が出来た結果なのは間違いないので、あまり高く評価は出来ない一戦かなと思います。


★7/5(日) 福島1R 芝1800m未勝利戦

 このレースはゴールドシップ産駒のコスモアシュラが、中盤一気の捲りで先頭に立ち、そのまま押し切るという、いかにも血統を感じさせる勝ちっぷりで初勝利を挙げましたね。

 福島の芝は午前中は重馬場、午後の後半から稍重に回復してきましたけど、まだこの時点ではそこそこタフだったのでしょう。
 それでも最終的にラジオNIKKEI賞で1,47,3まで出ましたし、36,2-37,1-36,9=1,50,2と、それなりに流れてのこの時計をどこまで評価できるかは、ちょっと判断が難しいですね。

 ただレースとしては追走が問われた上での持久力特化戦、という感じで、1~2コーナーで緩んだところに乗じての押し上げが綺麗に嵌ったとはいえ、追走も求められている中でのあの動きは結構果敢だったなと思います。
 結果的に切れは殆ど問われないマラソンレース、スタミナ型のレースに持ち込んでしぶとく、でしたので、上の条件で繋がる舞台があるとすればやはり札幌2歳辺りになってくるのでしょうかね。
 2~3着馬もこの展開でしぶとく食い下がって悪くはないですし、地味ですがこの一戦は意外と強い競馬だったかもしれない、とは頭の隅に置いておきたいです。


★7/5(日) 函館5R 芝1800m

函館で最初のミドル新馬戦は、ハービンジャー産駒のアランデルが、道中の動きにも動じずしかり自分のリズムでの競馬で捻じ伏せてきましたね。

 ラップが39,5-37,2-35,7=1,52,4という推移で、少頭数とはいえ誰も逃げたくない、という感じで序盤が超スロー、それならば、とルメールJのアークライトが捲っての5F戦、という感じですし、タフ寄りの馬場になってきた中での力比べとしてはソコソコ面白いレースでしたね。

 勝ったアランデルは、いいスタートから内の馬を見つつ好位の外目でしたが、アークライトが捲ってきた時にスッと番手外まで押し上げて、操縦性と機動力が上位3頭の中ではより安定していたのかな、という感じがあります。
 そこからは前の人気のアークライトをびっしりとマーク、しっかりコーナーの加速にもついていって、ラストはこの血統らしいパワーとスタミナで押し切った、というイメージですね。
 ラップ的には後半ある程度段階的に加速しながらではあれ、比較的長い脚を問われているので、その点新馬らしくはないとも言えますけど、いかんせん前半がスロー過ぎたのでそこも含めてまだ評価は難しいラインです。
 ただ競馬センスの良さは確かですし、後は軽い馬場でどこまでやれるか、ですね。

 2着のアークライトは出負けして、馬群の中で構えようか、と思ったところで一気にペースが落ち、そこで無理に抑えるよりは、というルメールJの判断でスッとハナまで持っていったのは、結果的には良かったのでしょう。
 勿論じっと我慢していてどうなったかはわかりませんけど、脚色からしてもそこまで切れる感じはしなかったですし、自分のリズムでスピードを維持する中で良さは出そうなイメージです。
 姉のハープスターは無類の切れ者、みたいなイメージですけど、実はそうでもなくて、持続面が素晴らしかったのと、追走が問われても強い、札幌記念などかなりタイトな流れでもやれていたので、その辺りはイメージが重なりますね。
 ただファルブラヴは母系であろうと、牡馬はかなり固く出る傾向が強いので、その点姉以上に軽い馬場は難しいのかもしれません。まあ素質的に洋芝のこの距離の未勝利で簡単に負けないでしょうけど、その後がどうなるかは難しい馬です。

 3着のライトニングホークは、あれだけスムーズにスタート決めていい位置取れて、でも逃げたくない、って無理に手綱を抱え込んで溜め殺し、というのは、果たして馬の気分に任せて逃げてしまうのと、新馬としては功罪はどちらが大きいのか?というテーマになりそうな負け方でしたね。
 流石にあれだけガクッとペースが落ちて、勝ち馬が折り合いを欠かなかったのが逆に凄い、という感もありますけど、その中で気持ちに任せたルメールJと、無理に抑えた丸山Jの差がそのままここでは結果に繋がっている感じです。
 この馬も素材としてはかなり良さそうなので、すぐ巻き返してくると思うのですけど、こういう競馬で馬に嫌気が差さなければいいのですけどね。


★7/5(日) 阪神5R 芝1600m

 ここはバゴ産駒のステラヴェローチェが、かなり荒削りのフラフラした競馬ながらも最後までしぶとく粘り込んでの逃げ切り勝ちでした。

 阪神の芝は外回りとは言えやはり結構タフで、前目内目優位だったのは間違いなく、その中で48,0-48,4=1,36,4と平均ペースで最後までまとめてきたのは、前日のホウオウアマゾン戦と比較しても中々に面白い水準ではないかなと感じます。
 細かく見ると、少し中盤で緩めて後半は12,0-11,7-12,0と、切れ味はさほどでもない中で最後まで持久力面ではいいものを見せており、そこはやはりバゴ産駒の特性を意識した騎乗でもあったのかなと思いますね。

 どちらにせよ、スタートしてすぐ外に逃避しようとしたり、道中もどこかふわふわフラフラしていて、直線も中々本気で走っていないような気配ではあり、コメント通りなんとか勝てて良かった、という感じではあります。
 逆を言えば、まるでレースを理解してなさそうな段階でこれだけ走れているのですから素材はかなりのものですし、血統的に切れるレースでどこまでやれるかは未知数ですけれど、元々の評判に違わない能力は示したと言えるのではないでしょうか。
 決してハイペースがいい、と決めつけるわけにもいかないところで、距離延長でゆったり入って、後半ロンスパでどこまでやれるのか、野路菊Sとかで見てみたい気持ちはある馬ですね。

 2着のグルーヴビートも、ブリランテ産駒らしい総合力と、そつのない福永Jのエスコートが上手く噛み合っていい競馬でしたけど、勝ち馬が交わせそうで交わせない、もどかしいレースにはなっていましたね。
 ただレースセンスは安定して良さそうですし、3着以降はきっちり離していて時計も悪くない、こちらは後半型の競馬への対応力もそれなりにありそう、と思えますので、未勝利レベルならすぐに順番は回ってくるでしょう。


★7/5(日) 福島5R 芝1800m

 ここはディープインパクト産駒のタウゼントシェーンが、中団外目から鋭くコーナーで捲っていって、直線スワーヴエルメとの一騎打ちをしっかりと抑え込んでの鮮烈なデビュー勝ちになりましたね。

 ラップは37,7-38,2-35,3=1,51,2と、新馬らしいかなりのスローからの後半3F勝負で、ラストは12,0-11,5-11,8とそれなりに鋭さも求められています。
 この形で勝ち馬はスタート先ず先ず、道中やや後方寄りから、3コーナー過ぎでスッと動いて先団に取りついていくと、内から持ち出してきたスワーヴエルメに外に弾かれる不利がありつつも鋭く伸びて、あっという間に先頭に立っていました。
 この感じからもコーナー最速、同時にコーナーで加速するのが上手な馬だな、という感じで、2着馬とは枠の差もあったでしょうけど、中々に強い勝ちっぷりだったと思います。
 牝馬なので、今後マイル路線で追走が問われてこの機動力や鋭さを維持できるかが課題になってきますが、血統的にも芯が通っていますし、このレースは福島開催としてはメンバーレベルも豪華だったと思うので先が楽しみですね。

 2着のスワーヴエルメも、馬群の中からある程度スムーズに競馬出来て、センスの良さと底力は感じさせましたけど、それでもドゥラメンテ産駒も勝ち切れないなぁ、という感覚にはなります。
 この馬の場合スライドという事情もありますけど、まあ広いコースの方が走りやすそうなフットワークでもありますので、新潟辺りで立て直してくれば、というイメージでしょうか。
 3~5着馬までもかなりしっかり新馬としては良い走りが出来ていましたので、次走注目です。


★7/5(日) 福島6R 芝1200m

このレースは新種牡馬リオンディーズ産駒のマルスが、好スタートからそのままあれよあれよと逃げ切りましたね。

 ラップ的には35,7-36,1=1,11,8とかなりゆったりした流れに持ち込んで、直線12,2-11,6-12,3と一瞬の加速で上手く出し抜く形は作れており、2着馬などそこで上手く対応できずに出し切れない負け方だったので、力で勝ったというよりは騎手のレースメイクにこの馬の適性が噛み合って凌いだ、というイメージにはなってしまいます。
 勿論色々伸びしろはあるかもですが、時計的にもかなり平凡ですし、むしろ将来的にはラストの50mでグンと一気に来た2着馬の方が出世するかもなぁ、くらいの感想のレースでしたかね。



posted by clover at 16:06
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