2020年06月20日

2020 函館スプリントS・ユニコーンS

 明日はサマースプリント開幕戦の函館スプリントSと、ダート路線の大出世レース、大注目のユニコーンSですね。
 とぢらも長いスパンで見て楽しみな馬が揃っていますし、本格的な夏競馬に足を踏み入れるところで、しっかりと勢いをつける結果を引き出していきたいものです。


★函館スプリントS 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  エイティーンガール

<人気薄特注馬>
  ジョーマンデリン

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
 フィアーノロマーノ

<人気薄特注馬>
  メイショウショウブ・スイープセレリタス


★展開予想

・馬場想定……良馬場(かなりの高速馬場)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,07,5~8

 函館の芝は今週も良馬場で、先週同様にそれなりに時計が出ています。
 もっとも今日は2勝クラスが33,4-35,1=1,08,5で、新馬で1,08,7のレコードが出た割に?という感じではあるのですが、まだ2週目で顕著にタフになっている感もなく、まともに流れてしまえば7秒前半は出さないと、という馬場だとは思います。
 しかし今年のメンバー、スプリント戦とは思えないほど先行馬が少なくて、少なくとも極端なハイペースにはまずならないのでは?というイメージが持てますし、バイアス的にもやはり前目内目優勢、外からなら最低でも中団くらいは取れないと、となるので、逆にどの馬が美味しいポジションを取り切れるのか読みにくい、というのはありますね。
 一応ペース的には33,5-34,0くらいを軸に、函館らしく400-200mで再加速しての総合力勝負、と踏んでおきましょう。

 逃げそうなのは最内のスリーケープマンボで、それを追いかけていくとなると、ダイアトニックは比較的スタートが上手いですし、自分より内の馬がさほど速くないので、スッと出して好位を取り切れるのではないか、と見ています。
 それを外からジョーマンデリン、グランドボヌール、メイショウショウブ、ダイメイフジあたりが追いかけていって、ライトオンキューはこの枠なら中団くらい、フィアーノロマーノもゲートがいい方ではないので、この距離になってこの枠だと、外の馬にカットされて中団くらいが現実的かなと思います。
 スイープセレリタスはある程度先行を意識、マリアとエイティーン、シヴァージあたりはやはり後ろからになりそうです。

 フルゲートでそれなりに実力も拮抗していると、意外とこのレース、内で人気馬が詰まって何も出来ない、というパターンは見るのですが、それを割り引いてもやはり総合的には位置を取れる馬、そこから後半要素でしっかり決め手を保持している馬を狙いたいレースになるのは間違いないですね。
 結構悩ましい枠の並びではあるのですが、素直に行きたいと思います。


◎ダイアトニック(12P)

 前走の不利云々はともかくとして、どちらかと言うと阪急杯のゲートとポジショニングの良さ、総合的な追走面の良さを買いたいかなと思っています。
 斤量的に楽ではないですけれど、それでもこの並びならスムーズに好位列には入っていけるでしょうし、内も捌ける器用な馬なので、進路をしっかり意識しながら乗ってくれれば、という感じです。
 後半型の競馬でも強いので、ペースが落ち着く事はそんなに不安ではないですし、くれぐれもどん詰まりだけは勘弁、というところで、素直に実力と勢い、適性を信頼します。


○スイープセレリタス(9P)

 この馬はスプリント初めてですし、追走面での担保はないのがネックではあるのですが、今回は枠の並びが良くて、この馬でもそれなりの位置は取れそうなことと、後半ソコソコ決め手が問われる流れになるだろう、という読みの中で浮上させました。
 前走などもそうですが、意外とイメージ以上に最速地点でスッと動ける馬で、函館で求められる適性と合致するところはありますし、能力的にはここでも足りると思うので、良馬場の藤沢厩舎なら狙っていきましょう。


メイショウショウブ(9P)

 内枠の方が良かった、のは間違いないんですけど、ざっと見渡してもゲートと二の足が速い馬ってそんなにいなくて、スタートセンスは素晴らしいこの馬であれば、この枠からでも番手くらいとれるのではないか、というイメージはあるのですよね。
 基本いい脚は一瞬なので、ずっとダラダラ外々、という形は嫌ですが、序盤の追走面は阪神Cを見てもそれなりにあるので、怖がらずにズバッと位置を取れてしまえば、後半の加速性能は素晴らしいので、この舞台で楽しみはあると思います。
 正直あんまり池添Jと手が合っていない感はあるのですけど、ただ函館1200mなら池添Jの思い切りの良さがプラスに出る面もありそうで、今日も好調でしたし、外枠で人気を落とすなら美味しいと思って、頑張ってもらいましょう。


△ライトオンキュー(10P)

 休み明けと、時計勝負で質的に足りるか?というネックがあるので、この人気で重い印はちょっと迷うのですが、それでもこの距離での安定した差し脚、洋芝適性は確かなので、枠も悪くないなら軽視するのは怖いですね。
 この枠と並びなら極端に後ろにはならないと思いますし、去年のキーンランドCを見ても一線級とやれる実力は充分にあるので、ここからのリスタートでまずはきっちり格好はつけて欲しいレースです。


×スリーケープマンボ・ジョーマンデリン

 スリーは時計勝負の方がまだパフォーマンスがいいのと、今の馬場なら楽に逃げられるのはやはりちょっと怖いかな、と。
 ジョーマンデリンも前走は強かったものの、超ハイペースに乗じてなので、ペースが落ち着いてどうか、ですし、適性と勢いは買いつつ強気に狙う程ではないかな、と見ています。

 マリアズハートやエイティーンガール、シヴァージなどの差し勢は、余程中盤緩んだり、或いはインベタが完璧に嵌ったりしないと苦しいと思うので、来てしまったら仕方ないと割り切って消します。


※疑似的な買い目(自信度A-)

馬連
◎ー○
1000

◎ー▲
500

○ー▲
200

三連複
◎○▲△BOX
400×4

◎ー○▲△ー×
100×9

計4200


★ユニコーンS 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  カフェファラオ

<人気薄特注馬>
  フルフラット

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  レッチェバロック

<人気薄特注馬>
  サンライズホープ


★展開予想

・馬場想定……良~稍重(やや高速寄り)
・ペース想定……ハイペース~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,35,5~36,0

 今日の府中のダートは、昨日の雨が残って不良スタート、メインの時点では重まで回復していましたが、脚抜きが良く時計の出る馬場でしたね。
 その夏至Sが47,4-48,3=1,35,7と、そこまで流れ切らずにこの時計なので、現時点では軽い馬場と見ていいのですが、ここからの天気がまた微妙なんですよねぇ。
 現時点でも今夜から明日の朝にかけて少し雨が降るかも?降らないかも?という感じで、晴れないのはほぼ間違いないっぽいのですが、降雨量は正直読み切れません。
 ただ好天にならないなら、完全に乾ききるところまでは行かないかな、と見て、良でもまだ少し軽めの条件で想定しておきたいですね。

 このレースの場合、ペース傾向がはっきりしていて、基本的にハイペースになるレースです。
 ただそのバランスで、完全にハイに振れ切るか、それとも中緩みして再加速戦になるか、というのがほぼ二極化している感じなのですよね。
 今年の場合、明らかにスケール感の違う競馬でここに臨む2頭が人気の中心になっているわけですが、タイプとしてはカフェはまだ追走面を、レッチェは後半要素をまるっきり見せていない、というのはあります。
 なのでパターン分けして考えた時に、二頭ともが強い競馬で、というイメージは実は持ちにくく、果たしてどちらの適性の上積みを期待・信頼するか、という部分の読み解きが非常にやりがいのあるレースになっているかな、と感じています。
 勿論脇を固めるメンバーも豪華ですし、正直こういうレースは当てたいな、と素直に思いますよねぇ。

 そしてレース展開ですが、逃げてスピードを活かしたいレッチェバロックとしては、少し嫌な枠になってしまいました。
 芝スタート自体初めてなので、そこでスピードに乗っていけるか未知数な上、内枠の奇数番で、すぐ外にオーロラテソーロという、芝スタートでも出足がはっきり速い馬がいます。
 ですから少しでもスタートで流れに乗り遅れると、逃げられず包まれて、という不安は出てきますし、よしんば逃げられたとして、マイルを今まで同様に全く淀ませず淡々とスピード勝負に持ち込めるか、それでどうにかなるのか?という面は出てきますね。

 他にも内からマカオンブラン、外目からはフルフラット、サンライズホープ、メイショウベンガル、キタノオクトパスあたりも先行してきそうで、たとえレッチェバロックが逃げられなかったとしても、いきなり緩い流れになる、というイメージではないですね。
 デュードヴァンはこの枠なら中団のインくらい、カフェファラオは前走芝スタートでゲートも出足もめっちゃ遅かったので、大外枠は非常に恵まれたと思いますし、自分のリズムで取りついていって中団やや後方の外目くらいが濃厚で、タガノビューティーやサトノラファールは自分の形に徹して後ろからになるでしょう。

 ラップ的に中緩みがあれば、外枠の差し馬勢でほぼいいんじゃないか、というレースなのですけど、果たしてレッチェバロックが飛ばし切れた時にどうなるのか?はかなり難しいところです。
 もっとも傾向的にこのレース、距離延長で押し切る競馬をするのは相当に難しくて、特殊なコースでもあり、意外とスタミナも求められる、短縮ローテで切れ味がある馬が強いレースです。
 非常に悩ましい判断にはなりますが、そのあたりはある程度重視して、割り切った組み立てにはしていきたいですね。


◎カフェファラオ(12P)

 レッチェバロックと比較した時に、この枠を引けたことで、この馬が乗り超えるべき課題は追走面だけ、とは言えます。
 前走はあれだけ出負けしても取り付く余裕がありましたし、直線も長くいい切れ味を引き出せていて強かったのは確かですが、それを前半46秒台、みたいな流れに乗っていって引き出せるか?そこを信じられるかどうかですね。
 ただ血統的に言うと、アメリカンファラオ産駒ってむしろそういう一貫消耗戦でこそ、という馬ばかりで、後半要素で素晴らしいものを見せているのってこの馬くらいなので、その辺りを敷衍するなら、ペースが上がってなお強い、という可能性は充分に秘めているとは踏んでいます。

 この枠なら出負けしてもリスクは最小限で済みますし、レッチェバロックがこれだけ人気して2番人気で落ち着くのであれば、この馬から勝負する形でいいんじゃないかなと見ています。


○タガノビューティー(11P)

 ここ2走がイマイチではあるのですけど、この馬の場合バランス的な追走が問われると苦しさはあっても、質的にスピードが上がることは問題ないと思うのですよね。
 しっかり溜められた時の直線の切れは極上で、これだけならこのメンバーでも間違いなく最上位なのですが、反面コーナーから動いていくのがちょっと苦手な感じです。
 今回は相手も強く、はっきり勝ちに行く競馬をしなくていい中で、本来の爆発力を活かすために直線までギリギリ溜め切る形を選択してくれれば、時計の出やすい馬場で弾けるのではないか、と改めて期待してみたいと思います。


▲フルフラット(10P)

 この馬の場合は追走面が一番の武器になるのは確かですし、後半要素をあまり見せていないので府中マイル向きか?というのはあるのですけど、外枠でスムーズに流れに乗って入れそうなのはいいのですよね。
 もしもレッチェバロックがガンガン飛ばしてくれるなら、それを追いかけていっての一発はありそうですし、総合的な時計勝負自体はアリだと思うので、勝春Jというのが厄介ではありますけど、積極果敢な競馬で持ち味は引き出して欲しいですかね。


△デュードヴァン(11P)

 どんな展開でもしっかり差してくる堅実な馬ですし、その点最内が極端にマイナスとは言えないですが、レース質的にはやはり外枠有利がはっきりしていて、またこの馬自身はそこまで決め手の質があるわけではありません。
 前走も仕掛の速い競馬の中で、坂地点でははっきりダノンファストに切れ負けしていて、その辺りを踏まえると、今回もきっちり流れ切ってくれた方が、とは思います。
 総合的に見て上位には来ると思うのですが、今回のメンバーで勝ち切るだけの武器があるのか?という視座でどうしても個人的にはこれ!という所が見出せなかったので、半端ですがこの位置でお茶を濁します。


×ケンシンコウ・サンライズホープ・キタノオクトパス

 穴目の紐としては、速い流れでもそこそこ追走出来て、ポジションも取れる馬、或いはコース適性がしっかり示せている馬で、1800m経験がある馬をチョイスした格好です。

 レッチェバロックに関しては、ここで乗り越えなくてはならないハードルがみっつあると踏んでいます。
 一に芝スタート、二に距離延長、三に後半要素で、特に時計の出やすいダートだと、46-49くらいまでペースを引き上げないと後続を削ぎ切れないと思うので、そこまでの競馬に持ち込めるか、逃げても中盤緩ませずにルメールJが強気に入っていくのか、やはり難しさは大きいと思うのですよね。
 勿論前走の時計は破格ですし、2~4着馬がすぐに勝ち上がったところを見ても短距離戦では性能が違うと言えますが、府中マイルは一息で走り切れる舞台ではない、というのも事実なので、今回は厳しい、という方に賭けてみます。
 当然この馬がスピードの違いで逃げ切ってしまえばそれはそれで拍手喝采ですし、券種的にはそれも踏まえての保険的な組み立てはしておこうかなと思っています。


※疑似的な買い目(自信度B+)

ワイド
◎ー○
2000

◎ー▲
1000

三連複
◎ー○▲△
200×3

◎ー○▲△ー×
100×12

計4800



posted by clover at 16:58
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