2020年01月30日

2020 1月第4週3歳戦 レース回顧(土曜編)

 今週もドタバタしておりまして、木金は3歳戦回顧でサラッとまとめさせてもらいます。
 本当はこの時期にもうちょっとあれこれ色々やりたいのですけどね。ちょっと今年はイベント重なり過ぎて、ストレスも多いので、ある意味記事更新が発散にはなっている感じです。。。


★1/25(土) 中山4R ダート1200m

 このレースは、パイロ産駒のブランクチェックが外から直線ジリジリ差を詰め、最後の最後で交わしての勝利となりました。
 馬場は稍重でしたが、午後からは良に戻ったようにさほど軽い、という程ではなかったとは思います。
 1Rの未勝利が1,12,3、7Rの2勝クラスが1,11,1で、どちらも超ハイペースだったので、それとの比較で、ややハイペースくらいで1,12,3まで引き上げてきたのはかなりのもので、上位3頭のレベルは結構高かったと見ています。

 ラップが35,2-37,1=1,12,3で、外枠の馬が主導してレースを作っていく形の中でそこまでペースが上がらず、後半も12,4-12,1-12,6としっか加速していて、総合力が問われたイメージでしょうか。
 その中で上位3頭の中では、勝ち馬は一番後ろからにはなりましたし、ずっと枠なりに大外、という競馬で、最速地点ではあまり差を詰められずジリジリでしたが、ラストの減速地点でグイっと伸びてきて、持続性能と底力は感じさせる走りでしたね。
 勿論展開や枠が良かったですけど、能力はありそうなので、上でも楽しめるレベルだと思います。

 2~3着馬も非常にレースが上手で、加速地点の反応も良く、かなり性能の高い馬だなと感じます。
 無論相手次第ですけど、普通のレベルの未勝利なら勝ち負け出来るレベルには確実にあると思いますね。


★1/25(土) 京都6R ダート1800m

 ここはブラックタイド産駒のヴァンタブラックが、道中中団外から直線ラスト一気に伸びて差し切りました。

 京都のダートは重馬場でそこそこ時計は出ており、未勝利で1,53,5、2勝クラスで1,51,1ですから、1,54,3は新馬としてもやや優秀、くらいのラインではないかと思います。
 ラップ的には38,0-38,9-37,4=1,54,3ですからスローバランスで、極端に緩んだところもないですけど、その分やはり後半はずっと12秒台半ばを踏み続ける形にはなっています。
 直線も12,6-12,2-12,6と、前が出し抜く余裕を持っていましたし、このラップで外から差し切ったのは、シンプルに勝ち馬はちょっと能力そのものは抜けていた、という評価でいいとは思います。

 ただレースセンスという意味ではまだ甘いところも多く、道中の行きっぷりやコーナーでの反応などまだまだ改善すべきところはあります。
 それでもラスト1Fをほぼ減速せずに突っ込んできた長い脚は見所がありますし、ずっとダートなのかも含めて色々可能性は見いだせる馬ではないかと思います。流石にこのレベルのままで、上で勝ち負けするのは少し苦しいとは思うので、色々上積みは欲しいですね。
 2~3着馬も新馬としては水準はクリアしているので、未勝利でもレースの上手さを武器に上位に食い込んでくるとは思います。


★1/25(土) 中山6R 芝2000m

 ここはスクリーンヒーロー産駒のイマジナリーラインが、番手から押し切りました。
 中山の芝はかなりタフになりつつありましたが、雨の影響が大きかった日曜よりは軽かったはずで、その中で新馬とは言え2.08.3はかなり遅いですね。
 ラップも67,4-60,9と、前半超々スローの割に後半も目立ったラップではなく、仕掛けも遅くてラストが12,1-11,7-12,0という3F勝負なので、勝ち馬は展開に恵まれたのは確かだろうと思います。

 流石にこのペースならもう少し後半要素で違いが欲しかったなと思いますし、それは2着馬も同様で、むしろ出負けして直線フラフラしながらも最後一気に猛追してきた3着馬の方が面白いかも、と感じるラインではありました。この組はちょっと展開が特殊過ぎたので様子見ですね。


★1/25(土) 京都7R 1勝クラス(ダート1400m)

ここは外国産馬ヘルシャフトの完勝でしたね。
 ラップが34,5-12,3-37,4=1,24,2で超ハイペース、それを外枠から自分のリズムで追いかけて、直線12,5-12,2-12,7と自身で一気に先頭に立って加速ラップを踏み、そのまま後続を全く寄せ付けませんでした。
 この流れでもう一脚を引き出す余力のある馬が少ない中で、外からスムーズにだったとは言え格の違う競馬でしたし、アメリカ血統らしくペースが上がって良さが出ている印象です。
 意外とペースの上げ下げも出来そうなので、府中ならマイルでも、と思えますし、寒椿賞の時はかなり窮屈な競馬でもありましたから、まともならあの上位陣よりも素材としては上かな、というイメージは持てますね。

 2着のテンテキセンセキも、まず馬名でインパクトありますが、レースはそれに見合わず丁寧でそつのない立ち回りでしたね。
 馬群の後ろでスムーズにロスなく、という競馬が出来るのは強みですし、勝ち馬は抜けていたとはいえ、この流れでこちらも一瞬はきちんと脚を使えていて、総合力の高いいい馬なので、いずれこのクラスは勝てるのではないでしょうか。


★1/25(土) 中山9R 呉竹賞(ダート1800m)

このレースは、紅一点の外国産馬・セランが、絶妙なペースで逃げて後続をきっちり退けるしぶとい競馬で2勝目を挙げました。

 時計的には1勝クラスが1,53,9、アレキサンドライトSが1,51,6で、どちらもかなりのハイペースだったとはいえ、1,54,5止まりは流石にハイレベル、とまではいえないでしょうか。
 ラップ的には38,0-37,6-38,9=1,54,5で、序盤はある程度ゆったりコントロールし、向こう正面からじぶんで引き上げて後続に足を使わせる、武Jらしい強気かつ老獪なレースメイクだったと思います。リワードアンヴァルは暴走気味でしたけど……。

 後半は12,8-12,6-13,5と強烈に消耗していますが、コーナーでもある程度後続に押し上げで苦労させていた分、最後までお釣りを残せたのかな、という感覚にはなりますし、相手も北海道2歳優駿3着のピオノノ(まあキメラヴェリテを見ても、あのレースはレベル低かったとは思いますが)ですから、やはり一定の評価は必要ですね。
 この先日本に適鞍がない、という中で、UAEオークスから、権利が取れればケンタッキーオークスという夢のあるプランを描いているようですし、まずはドバイでも先行力を武器にしっかり見せ場を作ってきて欲しいですね。

 2着のピオノノも休み明けとしては悪くない競馬で、外目から武Jの上手いペースメイクに合わせていって、その分のロスだけ最後甘かったという感じでしょうか。
 そこから見ても能力的にまだまだ、とは思うので、長い目で見て活躍していければと思いますし、この馬自身はもう少し距離を短くしてもいいと思うので、府中マイルで改めて見てみたいですね。


★1/25(土) 小倉10R 萌黄賞(芝1200m)

 こちらはヘニーヒューズ産駒のディモールトが、逃げ粘るレジェ―ロをきっちり競り落としての勝利でした。
 小倉はかなりタフな馬場で、雨の影響もあり重馬場、その中での34,1-35,8=1,09,9は、7Rの古馬1勝クラスが33,0-37,0=1,10,0だった事を踏まえると、限定的な条件とは言え中々上位2頭は強かったかも、と感じます。
 一応このペースで後半直線で再加速は踏めていますし、追走面での良さは見せてきたので、そのあたりを武器にどこまでやれるか、でしょうか。
 ただそこまでインパクトのある内容やレースぶりでもないですし、強い相手にはどうかな?とは素直に思ってしまいますね。


posted by clover at 19:29
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