2019年11月29日

2019 ステイヤーズS・チャレンジC

 あっという間に今年も暮れの中山・阪神開催がやってきてしまいましたね。
 明日が丁度月末という事で、師走に向けてしっかりラストスパートをかけていく為にも、土曜重賞ふたつ、きっちり吟味して的中に近づけていきたいところです。


★ステイヤーズS 展開別想定

・ハイペース(波乱度A)

<危険な人気馬>
  アルバート・リッジマン

<人気薄特注馬>
  サンシロウ

・スローペース(波乱度C)

<危険な人気馬>
  メイショウテンゲン

<人気薄特注馬>
  ヴァントシルム・レイホーロマンス


★展開予想

・馬場想定……良馬場(やや高速)
・ペース想定……スロー~超スロー
・推定勝ち時計……3,45,0~46,0

 中山の馬場は金曜正午で良、含水率は少し高めですが、明日は晴れ予報ですし良馬場開催は間違いないでしょう。
 馬場自体はエアレーションのみなので、外差しがそこそこ効く可能性はありますが、最初からタフ、というイメージではなく、使い込んでいく内に時計は掛かってくるでしょうけど、開幕週の明日明後日は軽めの馬場を想定しておきます。

 中山の3600mは1800mを2周するレイアウトで、最初のコーナー過ぎに上り坂があるので、超距離区分のレースの中でも屈指にペースが上がりにくく、文字通りスタミナ型の独擅場になるレースではあります。
 一応想定としてハイの場合も触れたとはいえ、まずそうはならないと思っていますし、今年の場合リピーター組のここまでの経緯がかなり悪いので難しい面もありますが、それでもそちらがすべて崩れるような形にはまずならないとは踏んでいます。それだけ特殊な条件、という事ですね。
 長距離戦らしく後半はロンスパになる事が殆どで、5Fで分散されるイメージにはなりますし、前半ゆったり運んでの後半持久型の勝負を想定しておけばいいとは思います。

 レース展開ですが、逃げそうなのはベイビーステップ位で、これを行かせてオジュウチョウサンが内から2~3番手、ヴァントシルム、サンシロウあたりも前目に入っていきそうで、枠通り内主導の展開にはなるのかなと見ています。
 リッジマン、モンドインテロあたりは枠なりにやや後方から、アルバートはマーフィーJなので、そこそこ積極的に出していく可能性もありますが、一応こちらも中団前後で考えておいて、メイショウテンゲンやレイホーロマンスあたりが後ろからになるでしょうか。
 基本的には道中出入りも少なくスローで淡々と流れて、向こう正面からリッジマンやアルバートが動いていく、それを見ながらワンテンポ遅らせてモンドインテロ、みたいなイメージで、外から捻じ伏せるスタミナと持久力があるか、或いは内目でタイトに立ち回りつつ最後まで脚を残す形を作れるか、そのあたりで上位は決まってくるかなと思います。
 まあ正直、例年通りとはいえGⅡと呼ぶには切ないメンバーでもありますし、ある程度限定的に決め打ってしまおうかなと思っています。


◎アルバート

 シンプルにこの馬を信じられるかどうかで、流石に多少の能力落ちはあるにしても、普通に走れればこの相手では負けない、とは見ています。
 前走は確かにだらしなかったですが、長期休養明けで転厩初戦、調整も坂路オンリーで探り探りでしたし、レース自体もソコソコ全体で流れて、後半も下りから分散して内目を立ち回ってこその条件で、上り坂から動いていく中々の無茶な乗り方でしたし、一昨年の京都大賞典がバッチリ噛み合っているのに比べれば雲泥なので、大敗そのものは気にしていません。
 当然陣営もここが大目標と公言していますし、今回は1週前にしっかりコース追いも出来ていて、まともな状態には戻っていると判断したので、素直に外から捻じ伏せてくれると期待します。


○オジュウチョウサン

 まあ狙うならここしかないのですよね。
 障害で見ている限りはハイペースでも、と思ったのですが、実際に芝のレースでソコソコ結果を出している時は基本前半は無理せず、という形で、アルバートやリッジマン同様、テンから急かされるとリズムが崩れる生粋のマラソン型なんだろうと思います。
 その意味で、まず前半62~3秒にはなってくるこの条件はプラスですし、前走もハナを切って進んでいかなかったのは、これが自分なりのリズムと馬が主張していた面もありそうで、そういう流れの中で無理せず内から2~3番手に入っていけそうなのはいいと思います。

 有馬記念を見ても後半型の競馬ですごく強い、とまではいいませんが、実際にリッジマンは下していますし、開幕週で内の良いところを通れる利もある、当然ペースとしてもある程度後半分散されて、速いラップはまず問われないので、この馬が能力を発揮できる条件なのは間違いなく、これでダメなら単純に平地での絶対性能が足りない、或いは衰えがきてしまっていると見做すべきでしょう。
 アルバートが完調なら、枠とポジション差をもってしても勝てないとは思いますが、リッジマンラインなら何とかなると思うので、ミルコJの渾身の先行からの粘り込みに期待しましょう。


▲レイホーロマンス

 超大振りにはなりますが、横山Jなので前半は死んだふり、そこから経済コースを丹念に拾って、という理想的な立ち回りはしてくれると思います。
 この馬も前半がネックで、後半は仕掛けが速ければ結構長く持続できるので、スタンド前の緩みで上手く取りつきつつ、アルバートなどが動いて出来たスペースをスルスル拾っていく形で、もしも上位がみんなダメだった時に一発、という期待は持てなくはないかなぁと見ています。


△リッジマン

この馬にとっても最適条件なのは確かですが、外枠で勝ちに行く競馬を問われますし、アルバートとどっちが強いか?と言われればやっぱりアルバートで、しかも今年はこちらの方が斤量も重いので、適性は認めつつ素直に連下です。


×ヴァントシルム・モンドインテロ

 ヴァントは正直そこまでステイヤー型か?とは思うのですけど、立ち回りは上手ですし、前目内目でしっかり足を残せれば、ですね。
 モンドは外枠なので難しいとは思いますが、ある程度縦長になった時にビュイックJが上手く内目に誘導できれば、去年くらいの走りは出来ても、というイメージです。


※疑似的な買い目(自信度B+)

ワイド
◎ー○
5000

▲ー◎○
1000×2

計7000


★チャレンジC 展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  トリオンフ

<人気薄特注馬>
  テリトーリアル

・スローペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  ロードマイウェイ・ステイフーリッシュ

<人気薄特注馬>
  ブレステイキング


★展開予想

・馬場想定……良馬場(超高速)
・ペース想定……スロー~ややスロー
・推定勝ち時計……1,58,2~5

 阪神の芝も金曜正午で良、明日もピーカンの晴れのようなので、開幕週らしい綺麗な馬場でのレースは間違いないでしょう。
 その上で、野芝オンリーだった9月開催が超々高速馬場、洋芝もプラスされるこの時期は流石にそこまで軽くはないのがセオリーで、去年もそんなに軽くなかったんですけれど、ただ今年は珍しくエアレーションもシャダリングも処置していないんですよね。
 それが何故なのかなど、色々読みにくいところもあるのですが、何も処置していないなら基本的にはかなりの高速から超高速まである、前目内目優位は揺るがないと見ておきたいです。
 かつ開幕週なので、騎手も探り探りに入っていく中で、前に行く馬が多いとはいえ極端なペースアップは考えにくく、60-58,5くらいのスローバランスが本線になると見ておきたいですね。後半ある程度分散しつつも、一瞬はそれなりに切れも欲しい、というイメージでしょうか。

 レース展開は、内目に前に行ける馬が揃って難しさもありますが、基本的にはブラックスピネルがハナ、それをロードマイウェイ、ベステンダンクあたりが追いかけ、ブレステイキングにギベオンもその後ろくらいに入っていく、内主導の展開を想定します。
 外目からも長期休み明けトリオンフ、川田Jに乗り替わったノーブルマーズ辺りはある程度出していくはずで、全体的に馬群は凝縮しつつ落ち着いた流れかな、というイメージで、逆にステイフーリッシュあたりはこの枠で、あまりポジションが取れないのではないかなと感じます。
 ハッピーグリンは、おそらく武Jになって、下げてインズドを狙う形、ケイアイノーテックも後ろからにはなりそうですかね。
 ブラックスピネルが逃げた場合、故障明けのスミヨンJがどういうレースにするのかが実は意外と読みにくいですけど、あまりに遅ければつついていく馬もいるでしょうし、基本的にはスローロンスパ本線で、ある程度長く持続性能を引き出せつつ、ポジショニングでも頑張れる馬を狙っていきたいですね。


◎ギベオン

 まあここもデットーリJで人気しちゃうでしょうけど、適性的にも力関係的にも、軸としてはこの馬でいいんじゃないかなと思います。
 この馬の場合好走できる幅自体は結構広くて、ペースが上がってもやれるし、スローでも一定の決め手は持っています。でも前走みたいに相手が強いと、それに抵抗できる武器がないので、GⅢレベルの相手であればそれなりにやれるのが強みですね。
 枠もいいのである程度前目内目で立ち回れると思いますし、デットーリJなので出し切るイメージでは動かしてくれるはずで、ここはしっかり勝ち切って欲しいかなとは思います。


○ブレステイキング

 初輸送の関東馬、上がり馬というのは本来狙い目にはなりにくいのですが、この馬の場合はある程度元々実績もありますし、堅実で大崩れせず、前目内目で競馬出来るセンスもあるので、血統的にもこの舞台はチャンスだろうと思います。
 ムーアJなので遊ばせずにびっしり競馬してくれると思いますし、こちらもある程度流れてもやれる幅を持っているのは強みで、決め手の質は微妙ですが持続性能は高いので、上手く立ち回れば勝つチャンスもあるとみています。


▲トリオンフ

 まあ昨日のケイティブレイブじゃないですけど、まともに走れるのであれば能力最上位がこの馬なのはあまり疑いの余地はないんですけどね。
 ただ流石に非ノーザンでエビ明け、となると簡単ではないでしょうし、展開そのものは向くと思うのですが、勝つか大敗かはっきりしそうなところでこの位置でいいかな、という感じです。枠の並び的にも、あまり穴目で面白い馬がいなかったのもあります。


△ブラックスピネル

 あまり休み明けが良くないのと、スミヨンJの逃げでどっちに転ぶかわかりにくいのはあるのですが、鳴尾記念は良い競馬でしたし、開幕週の馬場でマイペースならしぶといのは確かなので、やはり連下では拾っておきたいところですね。


×ロードマイウェイ・ノーブルマーズ

 ロードはある程度全体で流れた方がいい、と思っていて、その点今回は延長も含めてやや適性に合致しないかな、とみます。
 ノーブルマーズも乗り替わりでどこまで変わるかは気になりますけど、枠は良くなくて、スローからの後半勝負で外々では苦しいので、序盤強気に2~3番手まで押し上げられれば、くらいの感覚で押さえですね。


※消した人気馬

ステイフーリッシュは斤量軽くなって狙い頃に見えるのですけど、前走の-12kgが気に入らないのと、今回は枠の並びが悪くて、ノーブルマーズあたりにも先に行かれると中団より後ろ、という形も普通にあり得ます。
 それでも全体で流れればいいのですけど、スローロンスパだとコーナーのロスも大きくなりますし、中谷Jも当然勝ち気に逸って強気に外から動いてしまうと思うので、鳴尾記念より今回の方が条件は悪いかなと見て、思い切って消します。


※疑似的な買い目(自信度A)

馬連
◎ー○
3000

◎ー▲△×
1000×4

三連複
◎○ー▲△×
500×4

計9000



posted by clover at 19:14
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