2019年06月25日

2019 帝王賞

 ルヴァンスレーヴ・ゴールドドリームという、2頭の現役最強クラスダート馬が戦線を離脱してしまい、史上最高の帝王賞という前触れは残念ながら達成される事はなくなってしまいましたが、それでも充分に魅力あるメンバーが出揃いました。
 強力な2頭が回避した事で、伏兵が台頭する余地も少しは出てきたと思えますし、あっさり残りの3強で決まるのかそうでないのか、しっかり検討して的中に繋げていきたいですね。


★展開予想・ポイント

 まず今日の大井の馬場ですが、昨日の雨の影響が強く残り不良でのスタート、ただレース映像を見ても表面は完全に乾いてきていて、7Rから重に変更になりました。
 明日も天気予報は晴れ、気温も30度近くまで上がる、という事で、レース時点では良まで戻っている可能性は高く、残っても稍重まででしょうか。
 ただ完全に乾き切ったダート、とまではいかないはずで、この時期なりにそこそこは時計の出る条件になるのではないか、と踏んでおきます。

 今日の時点でもCクラスのマイル戦が1,42,9、1200m戦は安定して14秒台が出ていますし、そこから更に軽くなるか、というと今の大井では微妙かもですが、極端に重くなるイメージも持ちにくいですね。
 時計的には平均で流れて2,04,0くらいを基準に、そこからどういうペースになるかを考えつつ組み立てていきたいところです。

 レース展開ですが、逃げそうな馬が外目の枠に揃いましたね。
 この並びですと、東京大賞典でも逃げた北の雄・スーパーステションが、常にゲートから安定していますしハナを切る公算が高いのだろうと感じます。
 インティは無理に逃げる必要はないですが、地味に厄介なのがすぐ外のシュテルングランツで、これが強引に前に行こうとしてきた時にどこまで抵抗していくか、或いは序盤は3番手あたりで良しとするか、武Jの判断には注目です。
 どうあれこの3頭が前に行く確率は高く、インティが番手まで行くか、2列目で控えるかが最初のポイントでしょう。

 内のチュウワウィザードは、あまり馬群の中での競馬はしたくないはずで、幸い自分の外の馬にそこまで出足がいい馬がいないので、スタートさえ決めれば、じわじわと外目に誘導しつつ先行、好位の5~6番手でいつでも動ける位置を狙ってくるのかな、と思います。
 その先団あたりにオールブラッシュ、ミツバあたりも入っていって、モジアナフレイバーは中団内目、アポロケンタッキーも出足が安定しないので読みにくいですが一先ずその辺、リッカルド・サブノクロヒョウあたりが続いて、オメガパフュームも序盤は中団くらいから外に出していく形、グレイトパール、ノンコノユメ、サウンドトゥルーあたりは相対的に後方からの競馬になりそうです。

 全体のペースは読みにくいところはありますが、東京大賞典の時に、スーパーステションはずっとアポロケンタッキーに外から絡まれてかなりのハイペースを踏んでいく形になり、それでも最後はしぶとく粘れていました。
 その感触からすると、今回はもう少し色気を持って入ってきそうですし、インティ自体も早めに先頭に立つよりは前に目標を置いた方が競馬がしやすい、かつハイペースよりはある程度コントロールした方がいい馬なので、前半からつついていく可能性は低いように感じます。
 シュテルングランツの出方も一つの鍵にはなりますし、勿論スーパーステション自身、スローまでは考えないでしょうけれど、大体61,5-62,5くらいの常識的なラインでのハイバランス、と考えておきたいですね。
 勿論大井なので、4コーナーで一度緩んでそれなりに再加速、となるはずで、その加速幅がどのくらいあるかで前と後ろ、どちらに優位性が強く出るかも違ってくると思いますが、向こう正面から動いていく馬もいるでしょうし中々に難しい一戦になりそうです。


◎チュウワウィザード

 最内が少し厄介ですが、川田Jですししっかり動ける位置に誘導してくれるとは思います。
 タイプ的には地方のタフな馬場で、ある程度フラットに入っていくくらいがベストなのかな、というイメージで、インティに負けた時なども究極的には加速性能と切れ味の差、という所なので、そこが補えるこの舞台は確実にプラスだと思います。
 前走から少しでも斤量が減りますし、大井ですと再加速戦になるとはいえ、それでもまともなペースからなら精々12秒前半までなので、5Fロンスパっぽく動かしていって勢いをつけつつ入っていければ問題なく対応できるはずです。

 ラスト1Fの持久性能は非常に高いものを持っていますし、ポジショニングと後半要素のバランスを鑑みて、GⅠ初挑戦でもこの馬のポテンシャルに賭けてみようかなと思います。


○オメガパフューム

 前走は59kgながらロスの多い競馬で見せ場を作っていましたし、この舞台に替わるのは間違いなくプラスでしょう。
 脚質的にどうしてもやや後ろからの競馬にはなるので、大井コースがほぼはじめてのレーンJで仕掛けどころなど微妙な部分でミルコJより信頼度は落ちるかもですが、それでもしっかり出し切る競馬はしてくれるはずで、後半の持久力が非凡なのは去年の東京大賞典でも遺憾なく見せ付けています。
 どちらかといえば、この距離この舞台ならはっきりハイペースになってくれた方が競馬はしやすいはずで、その点で今回は大賞典ほど流れない、と踏んだので、安定感は信頼しつつ勝ち切るにはちょっと足りないかも、というイメージでこの位置ですね。


▲ミツバ

 今回は枠がかなりいいな、と感じました。
 元々潜在能力はトップクラスにある馬で、しっかり走れれば川崎記念でケイティブレイブを千切ってきたように、この相手でも互角にやれるものは持っています。
 ただどうしても気ムラな面や、舞台適性など注文が付くところが多いのですが、この舞台は過去に先行してあわやの3着があり、スムーズなら力を発揮できる感触はあります。

 今回は自分の内と外が逃げ・先行馬で、それを追いかけつつリズムよく好位の外目まで入っていけそうであり、そこから自分で動いてもよし、インティあたりが強気に仕掛けていくならそれを追いかければ良しと、立ち回りにも融通が利くイメージです。
 少しでも軽めの馬場になるのもプラスで、一発の魅力という意味ではやはりこの馬しかないかな、という感覚です。


△インティ

 まあ当然拾ってはおかないといけないのですが、ただ高いレベルでは2000mはちょっと長いと思っているのと、時計の出る軽いダートがベストなので、今の大井がお世辞にも最適な舞台とは言い難いな、と感じます。
 勝ちパターン的にも、ある程度ゆったり入って要所の反応の鋭さと、ダートなりの瞬発力の高さを生かして、という面が大きいですし、前走のように仕掛けが早くなるとラスト顕著に甘くなる部分も含めて、今回は立ち回りに工夫がいるな、とは思います。

 ただスーパーステションはそんなに緩いペースにはしないはずで、それをある程度は追いかけねばならない立場でもあり、理想としてはコパノリッキー的に、コーナーでじわっと引き上げつつ直線で12秒を切る最速ラップまで踏めれば、なのですけれど、そういう競馬をするのは難しいのではないか、と考えています。
 勿論この舞台においての百戦錬磨である武Jなので、下手な競馬はしないと思いますが、最後スタミナ比べになった時に少し見劣る可能性が高いと踏んでこの位置にします。


△スーパーステション

 インティが思った以上にパフォーマンスを落とす可能性を踏まえて、この馬の逃げ粘りも警戒しておきたいですね。
 今年も地元では向かうところ敵なしのハイパフォーマンスを連発していますし、去年の大賞典もかなり絡まれた割にしぶとく粘っていて、今のこの馬なら、マイペースでいければひょっとして、の期待は強く持てるレベルに至っていると思います。
 今回はある程度インティが可愛がってくれる確率も高いかなと思いますし、去年の大賞典よりは時計の出る馬場になるのも悪くないはずで、外連味のない逃げでどこまで太刀打ちできるか、非常に楽しみですね。

 あと拾うとしたらモジアナとノンコなのですけれど、ただ流石にどちらも現状から見て、圏内まで期待するのは厳しいかなとも思うので、敢えて印的にも5頭に絞っていきたいところです。


※疑似的な買い目(自信度A)

三連複
◎○△(インティ)
000

◎ー○▲△
1000×6

ワイド
▲ー◎○
1000×2

計10000



posted by clover at 19:37
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