2021年02月16日

2021 2月第2週3歳戦 レース回顧(土曜編)

 流石に今週は三分割するほど分量がないので、とりあえず素直に土日分割で3歳戦回顧出していきます。
 来年からはもうこの時期に新馬戦ないですし、色々書き方も難しくなりますね。今週末は海外で面白いレースあるから、来週はさしあたりネタに困らんけど、今週は木曜になに書きましょうね……。




★東京3R ダート1600m新馬戦

 このレースは、リオンディーズ産駒のワーズワースが勝利しています。
 ラップは47,6-51,5=1,39,1と、新馬戦にしてはかなりのハイペースで、中盤ガッツリ緩んでから後半は12,9-12,3-13,0と一定の加速を踏んでいますね。
 古馬1勝クラスがもうちょっと平均寄りとは言え1,38,9なので、追走が問われた部分は差し引くとしても、この時期の新馬戦としては優秀なタイムです。

 勝ち馬はいいスタートから楽に好位の外で流れに乗って、これはセンスある競馬でしたね。
 直線も外から被せられても怯まずに、坂の加速地点でもしっかり反応して抵抗、ラスト1Fできっちり突き放してきたので、ここでは総合力が一枚上、という内容だったかなと思います。
 時計的な上積みがあまり期待出来ないレース質ではありますが、この経験でしっかり上積みがあれば、上のクラスでも通用するレベルの素材だと思います。

★阪神4R ダート1200m新馬戦

 このレースはヘニーヒューズ産駒のサンライズウルスが、好位の外目から最後長くいい脚を使って差し切りました。
 ラップは36,1-37,7=1,13,8で、2Rの未勝利がもうちょっとハイバランスで1,13,4でしたから、新馬としてはまずまずだと思います。

 後半が12,8-12,3-12,6と、コーナーで緩んでからの再加速戦です。
 この形を外々から押し上げて、ラスト1Fで3馬身差くらいを詰めていますから、勝ち馬はおそらくラスト1F最速に近いと思います。

 スタートはあんまりよくなかったですし、二の足も普通で、このペースだからあの位置でついていけたけど、という感じはします。
 ただ外々のロスを作りつつ最後まで伸びてきたのは好印象で、これは明らかに距離が伸びた方がいい競馬をしていますね。
 芝スタートだと余計に追走で苦労するかもですけど、1400mなら上でもやれるかな、と感じます。

★東京5R 芝1400m未勝利戦

 このレースはオルフェーヴル産駒のサトノブラーヴ(発音がアナウンサー泣かせですね。。。)が、デビュー戦でしたが最後方に近い位置からごぼう抜きでド派手なデビューを飾りました。
 個人的に動画で取り上げなかったトニービンじゃないか!とちょっと歯噛みしたものですが(笑)、まぁ見た目通り強い競馬だったなと思います。

 ラップは34,9-12,3-34,6=1,21,8です。
 中緩みが大きいので、それが噛み合った部分はあるのですけど、それでも後半12,0-11,4-11,2という加速ラップを大外から突き抜けていて、これはちょっとモノが違う勝ち方でした。

 この馬自身は11,4-10,9-11,2くらいだと思うのですが、坂地点での反応が凄く良かったですね。
 これはやはりシェルズレイの血統らしい走りで、すぐ上がレイパパレですけど、父オルフェでよりフットワークなどにスケール感は感じました。

 時計的にも高速馬場でしたが、この後書く1勝クラスが淡々と流れて1,21,6、しかも勝ち馬が結構引き離していたので、その辺りと比較しても優にOPレベルの走りは出来ているのではないかな、と感じます。
 見た目通り遅れてきた大物感満載ですし、次のレースが今から楽しみですね。

★阪神6R ダート1400m1勝クラス戦

 ここはマジェスティックウォリアー産駒のスマッシャーが、後方外から豪快に突き抜け、未勝利に続いて2連勝を飾っています。
 去年はまだ非力な感じでしたけど、年明けの中京からガラッと馬が変わって感じで、勿論流れにも助けられましたが強い競馬だったと思います。

 レースラップは34,9-12,3-38,0=1,25,2なので、綺麗な一貫消耗戦ですね。
 ラストも12,5-12,5-13,0でスピード特化という感じで、時計の掛かる馬場の割には悪くないですけど、前走と比較すると脚抜きのいい馬場の方がよりプラスなのか、或いは左回りの方がいいのか、というイメージはあります。

 ただやはり減速地点でじわじわと伸びて来る長い脚は魅力ですね。
 あまり切れる感じではなく、あくまでもハイペースの差し馬という位置づけに現状はなるので、府中とかだとあまり狙いたくないですが、阪神中京の1400mならOPレベルでもやれると思います。

 しかしこのレース、レッドソルダードはなんだったんでしょうね?
 パトロールで見ると、馬の後ろにいれて砂を被った瞬間やる気ゼロ、って風にも見えましたけど、色々スムーズでないと駄目な馬というのは感じました。

★東京7R 芝1400m1勝クラス戦

 ここはヴィクトワールピサ産駒のレイモンドバローズが、好位外から堂々抜け出して2連勝となりました。
 ラップは34,4-11,7-35,5=1,21,6なので、極端ではないもののハイペース戦、直線も11,7-11,5-12,3と加速度小さく、ほぼ一貫スピード持続戦という感じです。

 ラップ補正すると5Rのサトノブラーヴの方が強い競馬している気はするのですが、この勝ち馬としては、徐々に距離を短くして、前半要素を引き上げる事でどんどん良さが出ていますね。
 中京マイルの未勝利も超ハイペースを粘り込みでしたし、ここも好位外から追走に苦労する感じはなく、楽な競馬から直線いいところを通して、あっさり勝ち切ったな、という印象です。

 松山Jは土日通じて、ほとんど芝のレースではこの辺りを通していて、穴馬もバシバシ持ってきていたので、しっかり馬場が見えていたのと、それに合わせて常にスムーズな競馬が出来ていたのは凄いなぁと思います。
 本当にあっという間に超一流の域に手が届きそうになっていますし、まだその実力ほどは騎手人気しないので、しばらくは狙い目の騎手と考えておいていいと感じます。府中でもこれだけ結果を出せるのは大したものです。

 馬もヴィクトワールピサ産駒で、この血統はマキャヴェリアンを内包しているので、基本的に府中の少し荒れてきた中でのスピード勝負って強いんですよね。
 動画でもトニービンでなければマキャヴェリアン、とおすすめしておいたのですが、こういうスピード優位のレースだと、ジャングルキングみたいなトニービン持ちの後半型は苦労して、スピード型が活躍するというイメージのモデルケースにはピッタリのレースでしたね。


posted by clover at 16:00| Comment(2) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。

ぜひ木曜日は次代のスターを探せを希望します!
余裕がもしあれば、ぜひとも読みたいです!
要望ばかりですみません 笑
Posted by おるふぇ at 2021年02月16日 19:34
>おるふぇ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 実のところ、その記事が書ければそれでいいんですけど、正直ここ2~3週間の中で、それに見合う馬がほとんど見当たらないんですよねぇ……。
 なのでちょっと変化球的になりますけど、ある意味次代スターに似通った感じで、現時点でのクラシック番付でもやろうかなーとは思ってます。
Posted by clover at 2021年02月17日 10:49
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