2021年01月28日

2021 1月第4週海外GⅠ レース回顧

 久々に海外編も取り上げていきましょう。
 日本と違い、海外競馬は規模の縮小があったり、賞金減額だったりと、まだまだ今年も受難は多そうです。
 けどせめて、まだ対処が分っていなかった去年とは違い、なんとか例年通りのスケジュールで開催出来ればいいな、と思います。


ペガサスワールドカップ

 去年からは賞金の減額などもあり、当初の構想からは相当スケールダウンしてしまったこのシリーズ。
 特に今年はコロナの影響も収まらず、それでも有力馬は賞金の高いサウジやドバイを目指す、という事で、やや手薄なメンバー構成になっています。

 勝ったのはニックスゴーで、韓国馬事会が保持している馬、としても有名ですね。
 元々2歳シーズンにGⅠを勝ってはいますが、去年の前半までは鳴かず飛ばずで、それが去年の秋に復帰してから一気に連勝街道を驀進、BCダートマイルに続き、ここもあっさりと逃げ切って見せました。

 ラップは46,16-23,75-48,98=1,47,89なので、アメリカらしい一貫ハイペース消耗戦です。
 流石にトップランナーが出ていた当時に比べると時計的にも?ですけど、この相手に対しては文句なしの完勝でしたし、強い競馬だったと思います。
 血統的にもバランス良く、しっかり筋の通った馬ですし、いずれ韓国の馬産を背負って立つ、日本にとってのサンデーみたいな馬になる可能性はありそうですね。

ペガサスワールドカップターフ

 一昨年はアエロリットが出走したり、去年もマジックワンドが出たりと、されなりにワールドの体裁は整えていた当レースですけど、今年はもう見る影もなく、という感じではありますね。
 一応レース見ましたし、リンクも張りましたけど、ほとんどが知らない馬で、勝ち馬にしても重賞勝ちがなく、それでも前走の勝ちっぷりだけで1番人気に支持されて快勝ですから、正直GⅠとしてのレートはないレースだったかもしれません。

 ペースとしてもスローからの後半勝負で、最後の直線で内外からスッと抜け出してきた2頭は中々の切れでしたけどね。
 正直北米芝路線、というカテゴリの中でも目立たないレースになった要るとは思いますし、来年以降レース自体存続できるのか?という感覚も出てくる内容とメンバーでした。

センテナリースプリント

 こちらは香港の1200mのGⅠですね。
 勝ったのはホットキングプローンで、香港スプリントは乱ペースに屈したものの、ここはスムーズな競馬で盛り返してきました。

 レースリザルトも貼っておきますが、全体としては時計の出る馬場で平均ペースくらい、中間が速いので立ち回り勝負、という色合いが強いと思います。
 勝ち馬も道中内目から外に出して、2着馬辺りも人気なかったですけど、最後内々を突っ込んで、という形ですし、少しこの日はシャティンは内目有利の馬場だったんじゃないかな、というイメージは持っています。

 その上で、ここは結果を出したものの、やはりこの馬がスムーズなら楽に勝てる、というあたり、今の香港のスプリント路線は低調期が続いているとは感じます。
 情勢はどうあれ、また春に遠征を試みる日本馬もいるでしょうから、このあたりの力関係はしっかりチェックしておきたいですね。

スチュワーズカップ

 こちらは香港のマイルGⅠで、ご存じゴールデンシックスティがいつものように大外一気で差し切って、連勝を上積みしました。
 ただ前走に比べると危なっかしい勝ち方で、レースリザルトはこちらですが、超スローに持ち込まれて、前目内目が留まらない馬場で、さしものこの馬でも最速地点でやや取り付くのに苦労している感はあります。

 最後は地力で捻じ伏せた格好ですが、この馬自身後半4Fは44,18と改めて究極的な脚を問われています。
 勿論そういうスタイルの馬ではありますけど、結構いいスタートは決めているのに、いつもあそこまで下げなくてもいいのでは?という感覚はあるんですよね。

 今後斤量が増えたり、より強い相手と戦うシーンがあれば、そういう些細な隙が命取りになるパターンも出てくると思います。
 今回は香港マイルから一度緩めて、という過程もあったかもですけど、王者らしい寄り完璧な立ち回りを目指して欲しいな、とは感じさせる一戦でした。


posted by clover at 16:00| Comment(0) | レース回顧・海外競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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