2021年01月25日

2021 1月第4週3歳上級戦 レース回顧

 レース数に週ごとバラつきがあるので括りが難しいんですよね。
 今日はとりあえず、特別戦と1勝クラスのレースを振り返って、木曜に新馬とおまけをまとめて、という感じで3歳戦の回顧が出来たらと思っています。


★1/23(土) 中京4R ダート1200m1勝クラス戦

 このレースは人気のサウスヴィグラス産駒・ヨッシーフェイスが好位からしっかりと押し切っています。
 まだこの時点でのダートは稍重なので、34,9-37,2=1,12,1の時計は、凍結防止剤の影響も踏まえれば順当なラインだと思います。

 一貫消耗戦ですけど、引っ張ったミスズグランドオーも強い馬ですし、上位3頭のレベルはそこそこだったのではないかなと思います。
 改めてここを勝ってしまうと、OPクラスで当分適鞍がないという悲しみに直面するのですが、ヨッシーフェイスは過去の内容からしても、あと1Fくらいなら何とか、という気はしなくはないんですけどね。

 中山で負けているように、あまり前傾になり過ぎない方がいい面もあるタイプなので、1400mで上手く支配出来る形でどこまでやれるかは見てみたいです。
 2~3着馬も同じ条件ならいずれ勝ち上がれそうですね。この2頭はこの距離向きの面もありそうなので、その先が悩ましいとは思いますが。

★1/23(土) 中山7R ダート1200m1勝クラス戦

 こちらも同じように次が難しい条件なのですが、勝ったのはカレンブラックヒル産駒のリメスでした。
 こちらも稍重で33,6-37,9=1,11,5と中山らしい強烈な消耗戦で、ラストは12,1-13,8だから相当落としていますが、それでも何とか踏ん張り切った、という感じですね。

 初ダートの前走がいい走りでしたし、ここは外枠からスピードに乗せて、けど無理はし過ぎないギリギリのバランスで上手く進めていたと思います。
 流れと適性が噛み合ったのはありますが、強かったと思いますね。

 ただダートだと次が難しく、この馬はいかにもなスプリンターではあるのですよね。
 芝でもそこそこやれた馬ですし、1200mで芝、時計の掛かりそうなレースを選んでいくと結構面白いかも、とは感じますけどね。

★1/23(土) 小倉10R 萌黄賞(芝1200m)

 こちらは大波乱でしたが、勝ったのはエイシンヒカリ産駒のクープドクールでしたね。
 時計的には、小倉の方が降り始めは早くて、それでも芝はまだ稍重、32,7-37,0=1,09,7と、小倉1200mらしいすさまじい前傾ラップになっていますね。

 ラストは11,7-12,3-13,0と綺麗に段階的に減速しています。
 上位を占めた外からの差し馬でも、自身の走破は相当にハイペースなので、馬場がタフになりつつある中で、流石に前のペースメイクが無茶だった、と見ておいていいレースでしょう。
 その中で後ろから、一定の追走力を持っていた馬が最後にドドッと押し寄せてきた形なので、本当に展開の綾が大きく、能力評価としては難し一戦です。

 勝ち馬は中団よりやや後ろ、あまり前後のプレッシャーのないいい位置に入れていましたし、4コーナーもそこまで外を回さずに、けどスムーズに進路を作れていました。
 自身でも33,7-36,0ですから絶対的にはハイペース走破で、一番バランスのいい位置に入れて、しぶとさを活かせたのかなと思います。

 前走くらいでも差し込み切れていないあたりから、確かに狙いにくい馬ではあったでしょうね。
 実際これで次は、と言われても、こんな極限的なハイペースは中々出てこないので、色々成長がないと難しい、とは思います。

 2着以降も接戦でしたが、レベル的には?ですからね。
 正直このメンバーなら、あの位置からでも人気通りミニーアイルに圧倒して欲しいところでしたが、馬場が堪えた面もあったのでしょうか。

 モンファボリはこのペースでも残り200mまでは粘っていたので、もう少し常識的なペースでの先行なら、とは思うのですが。

★1/23(土) 中京10R 若駒S(芝2000m)

 こちらはマツリダゴッホ産駒の紅一点、ウインアグライアが、内の馬場の悪いところでしぶとく踏ん張って、ヴァリアメンテの猛追を辛くも凌いでOP特別2勝目となりましたね。

 後で触れる若竹賞もマツリダゴッホ産駒で、本当にこの血統は渋った芝では強いな、と思いますし、プラスしてこの馬はロベルトも持っていたので鬼に金棒、という感じでしょうか。
 ヴァリアメンテ・グロリアムンディとのロベルトワンツースリーで、改めて偏りを感じるレースでもありました。

 ラップ的には37,1-49,1-37,6=2,03,8で、この時点では重馬場だったので、時計的にはこんなものかな、とは思います。
 ハーフで見てもややハイペースで、かつ中盤も緩みが少ないので、シンプルな総合力&持久力勝負だと思いますし、その中で勝ち馬は普通に強かったですね。

 スタートから枠なりにいい位置で進めて、直線も内埒沿いから力強く抜け出して、終始馬場を苦にする感じはなくいい走りでした。
 距離も明らかにこれくらいあった方が楽そうでしたし、ここを勝った以上桜花賞も確実に出られるでしょうが、基本的にはオークス本線でローテーションを組み立てていくべき馬なのでしょうね。

 関東馬なので使うレースが難しそうですけどね。
 常識的にはフラワーCやフローラSになるのでしょうけど、敢えてまた牡馬とぶつけるローテーションも視野に入れても良さそうですね。

 2着のヴァリアメンテも惜しい競馬でしたね。
 新馬とは真逆の展開と馬場でしたけど、溜めるだけ溜めて弾けさせる競馬で、最後まで頑張って走れていたのは好印象で、素材面は高いレベルで本物だろうと思えました。

 それだけに、ここは勝ち切って賞金的に余裕を持ちたかったんですけどね。
 この馬場で真価は発揮出来ていないはずで、クラシックに乗ってきてもいい素材だと思うので、どこかで噛み合って欲しいです。

 3着グロリアムンディも、この馬場で正攻法だときつそうでしたね。
 改めていい馬場で、けど高速過ぎない方が良さそうで、ヴァリアメンテ共々きさらぎ賞続戦とかなら、ちょっと楽しみはありそうです。
 でもこの競馬、結構ダメージありそうなので、ローテ詰めるとどうか、ってのもあるのですよねぇ……。

★1/24(日) 中京4R ダート1800m1勝クラス戦

 このレースはダノンレジェンド産駒のジュディッタが最内から突き抜けて2連勝を飾りました。
 馬場は不良で、ラップは36,6-36,4-38,3=1,51,3となっています。

 古馬の1勝クラスが1,51,8、東海Sが1,49,2ですから、時計的には標準レベルか、ちょっといいレベルかな、というイメージですね。
 勝ち馬は内枠を活かして、前の逃げ馬を目標に素直な競馬でしたし、新馬も強い内容でしたが、更に進化が感じられて好印象です。

 ラストは13,0-12,5-12,8と、少しコーナーで落としてからの再加速なのですが、そこでの反応もシャープでしたし、追走面もこのレベルをクリア出来ているのは優秀です。
 向こう正面最速のタフな流れなので、内々の有利さはバイアス含めてあったと思いますけど、それでも強かったので、これは上のクラスでも楽しみですね。

 2~3着馬も古馬と互角の競馬はしていますし、自分の競馬に徹する形でそれぞれ良さは出ていました。
 こういうレースを続けていければ、このクラスではいずれ順番は回ってきそうですね。

★1/24(日) 中山9R 若竹賞(芝1800m)

 このレースはマツリダゴッホ産駒のロードトゥフェイムが、大外から豪快に突き抜けての勝利でした。
 芝は不良で超タフ、38,2-38,2-37,1=1,53,5とややスローではありますが、この馬場だと流れていた方だと思います。

 その中で勝ち馬は、道中は後方寄りでジッとして、捲り気味の進出からラストの坂で突き抜ける強い競馬でした。
 上がりもダントツですし、やはりマツリダゴッホ産駒らしいタフ馬場適性ですね。まあ府中の不良で負けているのもらしいと言えばらしいですが。。。

 ここ2走は木幡巧Jで見違えたような走りですし、手もあっている面はありそうです。
 勿論条件は限定されますし、ここもメンバーは強くないので、上のクラス・良馬場でどうかはわかりませんが、中山のトライアルで一発があるタイプだと思うので、頭には入れておきたいですかね。

 流石にこの馬場だと次に向けて、という評価も難しいですし、勝ち馬以外はある程度前残りなので、基本的にはあまり高く評価しなくてもいいのかな、というイメージです。
 ここはロベルトも不発だったんですよね。ノーダブルディブとか、逃げてスムーズだったので押し切れるかな?と期待して見ていたのですが。



posted by clover at 14:31| Comment(0) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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