2021年01月12日

2021 1月第2週3歳戦 レース回顧(中京編)

 先週は三日間開催でしたので、3歳戦の回顧は中京と中山で分割して、今日明日でやろうと思います。
 それにしても、なんかイメージ的にこの週に福寿草特別があったはずなのに?となりますね。今週の特別登録でも入ってないですし、今年は廃止なんでしょうかねえ?


★1/9(土) 中京4R ダート1200m新馬戦

 このレースはウインバリアシオン産駒のバリコノユメが、好位からしぶとく抜け出しての勝利でした。
 レース内容的には平凡な一戦ですけど、ウインバリアシオン産駒、というだけで何となくうれしくなるのは私だけでしょうか?

 中京ダートは3日通じて、ずっとパサパサに乾いて力のいる馬場でしたね。
 傾向としては徐々に差しが強く出ていましたけど、土曜の時点ではフラットという感じで、その中での36,2-37,6=1,13,8は、この時期の新馬としては最低限、というイメージです。

 勝ち馬はまずまずのスタートから、しっかり好位追走でしっかりした競馬が出来ていましたね。
 直線も12,6-12,2-12,8と坂加速が問われる中でスッと動けていましたし、総合力のある競馬だったと思います。

 ラストはより伏兵の2着馬に肉薄されましたけど、勝ち切ったのは評価していいと思いますし、もう少し距離があってもやれそうな走りでしたね。
 血統的に色々可能性を試して欲しい感はありますし、簡単ではないと思いますがやはり期待はしちゃいますね。母の妹達がサルサディオーネ、サルサレイアとダートで強いので、最終的にはこっちの気はしますが。


★1/9(土) 中京6R 芝1600m新馬戦

 このレースはエイシンフラッシュ産駒のデルマセイシが3番手からスッと抜け出す競馬で押し切りました。
 2着の人気薄エピファネイア産駒惜しかったなぁ……。

 ラップは36,8-25,4-35,0=1,37,2なので、馬場を考えてもやや平凡ではあります。
 ただ新馬らしくテンも中盤も緩く、仕掛けも遅くてラストが12,1-11,2-11,7とはっきりギアチェンジ戦なので、そのあたりは気にしなくていいかなとは思います。

 勝ち馬はいいスタートから楽に好位外、この最速地点での動き出しも鋭く、ある意味でエイシンフラッシュっぽい、けれど産駒傾向からするとちょっと面白い競馬だったなと感じますね。
 ラストだけの競馬なので、これでどうこうとは言い難いですけど、要所の反応の鋭さは武器になると思うので、馬群の中での競馬を苦にしないなら楽しみはあると思います。

 イフィゲニアも最後ジリジリ詰めて悪くなかったですし、ある程度馬群で競馬出来ていたのもブラスですね。
 産駒が中京はやたら走るのを差し引いても、未勝利レベルならすぐに勝ち負け出来る能力はあると思います。


★1/9(土) 中京7R ダート1800m1勝クラス戦

 ここはマジェスティックウォリアー産駒のハンディーズピークが好位から最後もインを通して力強く差し切りました。
 ラップは36,7-38,3-39,2=1,54,2なのでかなりの前傾戦、濃尾特別もハイペースで1,53,8だったと思えば、時計は悪くないと思います。

 勝ち馬は、前走はスタート微妙、外枠で後ろか不完全燃焼でしたが、この日も一歩目は微妙だったものの、そこから内枠の分しっかりリカバー出来たのが良かったなと思います。
 前が飛ばしてくれたのもあってスペースも上手く使えましたし、けど最後まで内に拘って、経済コースで抜けてきたのは風の影響なども踏まえた騎乗だったのかなと感じますね。

 全体的に流れても強く、スローでもそこそこやれるセンスの良さは武器になりますし、時計的には上のクラスでも通用する感じはあります。
 まだベスト条件がどこかは読みにくいですけど、中距離戦線で期待出来る一頭になりそうです。

★1/10(日) 中京4R ダート1800m新馬戦

 ここはキズナ産駒のレプンカムイが逃げ切りました。
 ラップが39,4-39,8-37,5=1,56,7なのでかなりのスロー、仕掛けも遅く、ラストが13,1-12,3-12,1という加速ラップになっています。

 なので全体は微妙ですが、まだまだ伸び代は感じるレースだったとは言えますね。
 特に坂地点で加速して、そこから最後も減速せずに突き抜けてきたのは良かったですし、2着馬には詰め寄られましたけど、総合力を見せた競馬だったかなと感じます。

 キズナ産駒なのでこの後の着実な成長も期待出来ます。
 その辺りが上手く噛み合っていけば、上のクラスでも時計を縮める余地はあるでしょうし、色々な条件で堅実に走ってくるのではないかなと感じますね。

★1/10(日) 中京6R ダート1400m新馬戦

 こちらはクリエイター産駒のレイクリエイターが、最後2着馬との一騎打ちを制して勝利しています。
 ラップが36,7-13,6-37,9=1,28,2とここも全体的に遅く、特に中間4~5Fが13,6-13,6とえぐく緩んでいて、そこから12,0-12,3と極限的に一気に加速する特化的なレースになっています。
 なんかこの週の中京はこんなレースばかりですね……?

 ともあれ、坂地点で1,6秒の加速度にしっかり対応できた、外から前を向いて入れた馬の中でも上位2頭だけがその適性で抜けていた、と見ていいレースです。
 勝ち馬は流れにしっかり乗って無難な競馬をしていたと思いますが、全体のペースも遅いので何とも言えない、という面は強いですね。2着馬共々様子見です。

★1/11(月) 中京4R ダート1800m新馬戦

 こちらはヘニーヒューズ産駒のリアンクールが、内枠で出遅れ後方からになりつつも、最後も内を捌いて勝ち切ってきました。
 ラップが41,0-39,2-37,9=1,58,1と以下同文、ですが(笑)、前の日よりも更に緩く、最初の1000mが67,1でした。

 最初に見た時は、オイオイいくら新馬でもスロー過ぎるだろ、と思ったのですよね。
 しかし真打はこんなものではなく……というのは明日の話題に取っておきましょう。。。

 ともあれ、ラストが13,0-12,6-12,3で、加速ラップなのをラスト1Fで差を詰めて抜けてきたのは一定評価してもいいと思います。
 ただ前日の同条件と比較しても上がりそのものは遅いですし、勿論こちらの方が苦しい競馬はしていますから、その経験が糧になれば、とは思いますが、全体レベル含めて流石にこの時期らしいレース、という感じではありますかね。



★1/11(月) 中京6R 芝1200m1勝クラス戦

このレースはトランセンド産駒のロングトレーンが後方外目から力強く差し切りました。
 ラップは33,4-35,6=1,09,0ですからかなりのハイペース、勝ち馬は流れに乗じた面もありますが、それでも今の中京のバイアスで、外から上がり34,1で圧勝は評価していいと思います。

 トランセンド産駒でこういう競馬が出来る馬が出るのですから、血統も面白いなと思いますけれど、馬自身はリズム良く進められれば終いの脚は本当に抜群ですね。
 前走はマイルで逃げてしまって、あまり個性的に持ち味が引き出せなかったので、距離に関してはなんともですが、現状は短距離の差し馬、というパターンの方が嵌りやすいかもしれません。

 今年は葵Sをどこでやるのかわからないんですけど、差せる条件なら堅実にやれるタイプだと思いますし、いい馬ですね。
 OPでも充分戦える素質はあると思いますし、それをこの日は団野Jが上手く引き出してきたと思います。


posted by clover at 14:37| Comment(4) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは★

いやあ、やはり若駒の走るレースは難しいですよねえ。

得意な方もいるのかもしれませんが、私は苦手なので春シーズンの不振は今年も続きそうです(笑)

バリコノユメの勝利は私も嬉しかったですねえ。

オールブラッシュにも頑張って欲しいとこです。

YouTubeの話しですけど、淀短距離Sの予想動画の視聴回数、結構多いですよねえ。

初心者が楽しめる〜のコンセプトから外れるかもしれませんが、OPリステッド競争でも、cloverさんの予想を参考にしながら予想すると、面白さはG1級になるので、また楽しみな馬が出走する時には、動画アップして欲しいです。
Posted by J.N at 2021年01月12日 17:52
新年のあいさつにはちょっと遅くなりましたが今年もよろしくお願いします。

そういわれてみると今年は福寿草特別が無いですね、JRAの競馬番組(春季)見ても他の週にもありませんし。

そこで気になって調べたのですが、2013年以降は基本的に金杯と同日開催でした。
そのうち例外は2016年と2017年の2回で、金杯の日が単独1週1日開催の影響なのか次の週に振り替えられています。

今年の場合は3歳1勝クラス芝2000mが金杯同日に組み込まれて実質同レース扱いですが、金杯・万葉S・3勝クラスの特別戦3レースと既に埋められているため平場扱いだと推測します。
なぜ、他の開催日に割り当てなかったのかはわかりませんが、もしかしたら関西エリアの3歳1勝クラス芝の特別レース数の調整もあったのかもしれません(例年20レース前後で今年は2月小倉に芝桜賞が追加)

本題からかなり逸れたコメントになりましたが、今年も記事等を楽しみにしています。
Posted by が茶 at 2021年01月12日 21:38
>J,N様

 いつもコメントありがとうございますー。

 私もこれだけ丁寧に2歳戦からウオッチしている割に、よくよく考えれば世代戦で大きく当てた記憶がないような……?
 やはりどうしても適性がしっかり掴みやすい古馬戦の方が得意になってしまっているようです。そのあたりは予想スタイルの問題ですから、ある程度割り切るしかないのかもしれませんね。
 
 今年は九州産が話題になったように、青森からも重傷を賑わす馬が出て欲しいですね。
 バリも当然ですが、ウォーエンブレムの血も貴重なので、オールブラッシュの今後の活躍も楽しみです。

 淀短距離Sが伸びているのは、シンプルに競合相手が少ないからなんですよね。
 シンザン記念やフェアリーSなど、重賞は他の大手もこぞって取り上げるので、その分検索表示の順位が上がってこなくて、トップのおススメ表示の露出も少なくなって、ジリジリとしか伸びないんですよ。

 ただ南関重賞とか、淀短距離とかなら、大きなチャンネルパワーを持っている競合相手が少ないので、露出が高くなる分好循環で回っていく感じです。
 ちなみに昨日の夜の船橋記念も既に2000回再生して頂けましたし、船橋記念で検索かけると1番目に出てきますからね。。。

 結局youtubeって、本当に動画の質が素晴らしくてパズる、なんてのは超少数で、いかに検索ニーズに引っ掛かるネタやタイミングを掴むか、そのテクニックが大切だと、自分でやってみてよくよくわかりました。
 その意味では、リステッド戦などは中央で現状私が戦う上では狙い目なので、重賞のない日は勿論、ある日もおまけ程度に付随して検索需要を上手く利用できれば、と思っています。

 勿論予想の精度が高い事が一番大切なので、それを保てなくなってまではやらないように戒めますけれど。
 こっそり収益化達成して、広告がついてしまいましたのでご厄介をお掛けしますが、今後もよろしくお願いいたします。
Posted by clover at 2021年01月13日 04:06
>が茶様

 いつもコメントありがとうございますー。

 わざわざ調べて頂いてありがとうございます!
 やはり開催場所の移設や、後はクラス間のレース数調整などの関係で、なくなってしまうレースなども結構あるのかもしれませんね。
 ただコロコロ条件が替わるレースと違い、福寿草特別はほぼ必ず毎年あったので、こういうレースがソロッと消えてしまったのは寂しいです。

 今年も是非よろしくお願いいたします。
Posted by clover at 2021年01月13日 04:08
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