2020年12月23日

2020 兵庫ゴールドトロフィー レース回顧

 今日は兵庫ゴールドトロフィーの回顧ですが、ほぼ同時刻に浦和でゴールドカップもありました。
 地方移籍後堅実な活躍を見せてきたブルドックボスの引退レースでしたが、+21kgでどうかな?と思いきや、好位からあっさり抜け出す非常に強い競馬で有終の美を飾りましたね。

 兵庫でも、敢えてブルドックボスを避けての参戦だったのかはわかりませんが、ベストマッチョが中々にしぶとい競馬を見せていて。
 やはりシンプルに元は中央勢とは言え、南関のレベルアップを実感させる今日一日のレース内容だったなと思いますし、来年以降もこの傾向は続いていきそうですね。


★馬場・展開回顧

 馬場は良で、昨日見た通りかなり乾いて力のいるパサパサダートだったろうと思います。
 もっともCクラスでギリギリ34秒は切ってきていたので、そのレベルで1,28,0はやはりハイレベル戦、という感じではなく、色々割り引き点があった中での結果、と見るべきでしょうか。

 レース展開はまずベストマッチョとゴールドクイーンが先行していきます。
 その後ろにサロルンとトップウィナーが続いて、サクセスエナジーはやはり前には行けず中団の内目から追走、ラプタスも痛恨の出遅れを喫して中団から、外を回して押し上げる格好でしたね。

★ラップ分析

 レースラップは48,8(12,20)-39,2(13,07)=1,28,0(12,57)という推移でしたね。
 わかりやすく一貫ハイペース戦、という感じで、馬場が重かった分だけ後半がかなり落ち込んでおり、それもあってサクセスエナジーがああいうロスの多い競馬でも届いたのかな、という見立てです。

 ラプタスも出負けがありましたし、全体的に強い馬が盤石の競馬をしてはいないので、その辺りも含めてレースレベルは低めだったかな、と見ています。
 適性としては追走特化戦でいいと思いますし、このラインならもう少しサロルンは頑張って欲しかったかなぁとも感じますけど、まぁ妥当と言えば妥当な結果だと思います。

1着 サクセスエナジー

 いやぁ、この内枠で、しかも最内を突く競馬で良く勝ち切ったなぁ、という感じです。

 スタートは五分でしたが、斤量もあってやはり前に行けず、松山Jもそこは諦めて、あくまでもリズムと機嫌を出来る限り崩さないよう、スペースを置きつつの道中でしたね。
 ただやっぱり基礎的なスピードが違うので、道中でも少し差が縮まっては、キックバックを嫌って馬自身が下げる、みたいな感じはあって、スムーズ、とはお世辞にも言い難い内容だったと思います。

 ただ3コーナーからは馬群が外に膨れて、その分インベタで進めたこの馬は砂を被らなくなり、そこからはしっかりと伸びてきました。
 とはいえ園田のインは伸びないのが定石ですし、あそこから58,5kgで差し切ったのは地力の差、としか言いようがないですね。

 松山Jも悪い条件の中では最善を尽くした騎乗だったのかなと思いますし、馬自身今は調子がいいのもあるのでしょう。
 今後を考える上でも、最低限こういう競馬が出来たのは収穫になりますけど、時計的には遅いので、やはりベストの走りではなかったとも言えます。

 噛み合えば強いのは間違いないので、来年の金沢のJBCあたりまでしっかり能力を維持して頑張って欲しいですね。

2着 ベストマッチョ

 枠を利してしっかりハナを主張できましたし、そこからの粘り腰も流石で、地方移籍後は本当に以前の淡泊さが薄くなって、しぶとい馬になったなと思います。
 まあ南関でもブルドックボスあたりとだとかなり分が悪かったわけで、ここも完璧な運びで、かなりロスがあった1.3着馬に僅差ですから、まだ真っ向勝負では少し足りない、というのはあるでしょう。

 けれど本当に前半の良質なスピードと、コースを選ばない適性の広さは武器になると思います。
 ここは惜しくもビックタイトルをハナの差で逃がしましたが、来年以降の南関の主軸の一頭として交流重賞でも頑張って欲しいですね。

3着 ラプタス

 園田の外枠は滑りやすい、という話も聞きますけど、本当に一歩目で外にズルッと滑った感じで、結果的にはやはりあれが致命傷でしたね。
 それでも道中捲り気味に追い上げて、ラストまでしぶとく肉薄しているように、逃げなくてもスムーズに追走出来れば力を発揮できる、と改めて見せられたのは良かったと思います。

 正直スムーズにトップウィナーあたりの位置なら楽に勝っていたと思いますし、こちらはまだ4歳なので、本当に来年が楽しみです。
 もう一段高いレベルでもやれていい馬だと思いますし、今はスプリント路線にはそこまでの強豪がいないイメージなので、更なるタイトルの上積みを期待していい馬だと思います。

4着 ナリタミニスター

 速い流れを無理なく追走して、最後までしっかり伸びてきましたし、現状ベストの競馬は出来たのかなと思います。
 比較的持ち時計もある馬でしたし、例年軽い斤量の地元馬が頑張れるレースなので、この内容で絶賛、というわけにはいきませんが、こちらもまだ5歳馬なので今後の伸びしろはありそうで楽しみです。

5着 サロルン

 初の敗戦になってしまいましたけど、高いレベルのレースは本当に初めてではありますし、その中で良く食らいついた、と見るべきでしょうか。
 強いて言えば前走は比較的脚抜きのいい馬場で、本質的には1400mはちょっと長いのかな、という止まり方ではありましたね。

 勿論力関係もありますし、タフ馬場もあったので、この経験を糧に更に強くなってくる馬だと思います。
 サブノジュニアにしても明けて7歳ではありますし、南関のスプリント路線の次代のエースとして活躍できる素材だと思っていますから、今後の飛躍には大いに注目していきたいですね。

★予想・券種回顧&反省会

 それにしても、サロルンあんなに人気するんですね。ちょっとそこは甘く見ていました。
 ここは正直サクセスエナジーが砂を被って沈む想定で組んだので、サクセスエナジーに走られてしまった以上完敗です。

 4コーナーでは三連複は取れたか?と思ったんですけどね。
 ある程度勝負しての結果なので納得の内容ではありますし、引きずる負け方ではないので、また改めて週末の3重賞、しっかり予想して的中目指して頑張ります。


posted by clover at 16:26| Comment(0) | レース回顧・地方競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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