さて、明日は京都2歳Sですね。
正直重賞になってからは、あまりここを勝って大成した、という馬が見当たらない地味なレースなんですが、今年は阪神開催です。
ラジオNIKKEI杯があったころは、阪神2000mで強い競馬をした馬はクラシックに直結していましたし、その意味では例年と傾向が替わるかもしれません。
メンバーもそこそこ揃ったと思うので楽しみですね。
★展開別想定
・ハイペース(波乱度B)
<危険な人気馬>
ラーゴム
<人気薄特注馬>
マカオンドール
・スローペース(波乱度B-)
<危険な人気馬>
ワンダフルタウン・グロリアムンディ
<人気薄特注馬>
ビップランパン
★展開予想
・馬場想定……良馬場(やや高速)
・ペース想定……ややスロー~かなりのスロー
・推定勝ち時計……2,01,3~7
今日の阪神は良馬場で、クッション値は9,5なので、先週と似たような数字ですね。
Aコース4週目で、流石に少しずつ内が荒れてきたとはいえ、府中ほど酷くはないですし、まだ内外どちらも伸びる、というイメージで見ています。
レース展開は、内のビップランパン、バスラットレオン、それに外からタガノカイあたりが絡んでいっての先団、でしょうか。
グラティトゥーがその後ろで、ダノンドリーマー、ワンダフルタウン辺りが続き、ラーゴム、マカオンドール、グロリアムンディあたりは相対的にやや後ろからになるかな、という見立てです。
正直中1週で、川田Jのビップランパンがどうするか、何処まで走れるかが悩みどころなんですけどね。
外からタガノカイが遮二無二行ったとしても、おそらく川田Jは深追いせずに単独の番手を選びそうなので、実質的にはスローからのややロンスパ気味、というイメージで見ています。
外差しも決まる馬場になっていますけど、それでもコーナー速いラップを踏む形で、この距離の2歳戦、となると、基本的には前々で踏ん張る馬を狙いたいです。
あと読みにくいですけど、明日は風が強そうで、直線向かい風っぽいのですよね。その辺りも踏まえて前有利の読みで組み立てました。
◎グラティトゥー(10P)
前走はあまりにスロー過ぎたのと、要所の反応速度の差で負けた感じですし、もう少し流れた方が競馬はしやすいでしょう。
今回は主戦の松山Jに戻りますし、いくらか前に行く馬がいるので、それを見つつ上手く要所で外に出せれば、と思いますし、極端なヨーイドンにならない限りは、ここは好勝負してくれると思うのですけどね。
○バスラットレオン(10P)
この馬は二極的なペースで結果を出しているのと、あと新馬戦のラスト1Fの持続が良かったので、ビップランパンを追いかけてのロンスパでもかなりやれると見ています。
距離が伸びる分ちょっと甘くなるかも、というのと、変に壁を作るレースをしてしまうのは嫌かな、と、そこで鞍上不安があるので、能力は信頼していますが総合して対抗に落としました。
▲ビップランパン(9P)
前走が淀みのないきついレースなので、正直中1週で平気?とは思うのですけど、内容が出色だったのは確かなのですよね。
全体でややスローから、淡々と自分でペースを作ってラスト寄せ付けていませんし、新馬でも内回りで機動力を見せていますから、その辺りコース不安は少ないと言えます。
軽い馬場の方がプラスなのは確かなので、まともに走れればラーゴムを逆転は出来ても、と思うのですが、疲れていてダメなパターンも仏数にあると思うので単穴にしておきます。
△ラーゴム(10P)
この馬も安定感はありますし、長くしぶとく伸びて来るのでここもそれなりには走ると思います。
ただ前走にしても、速いラップの地点で違いを見せられず、ラストでもう一度食らいついて、という競馬だったのですよね。
その辺りを鑑みても、川田Jがコーナーから強気に引き上げていった時に、外目から押し上げきれずにポジショニングで後手を踏む、という可能性はあるので、評価としてはここにしました。
×ワンダフルタウン・グロリアムンディ
ワンダフルタウンは強いとは思いますが、流れての一脚タイプなので、ここは条件的にどうかな?と見ています。
グロリアムンディは福永Jが絶賛していたのですけど、数字的には新馬は微妙、3着馬もタガノカイに突き放されているレベルなので、正直半信半疑のこの評価です。
キンカメなのでコース適性は高そうですけどね。
※疑似的な買い目(自信度B-)
馬連
◎ー○
400
ワイド
◎ー○
1000
三連複
◎○ー▲△×
100×4
◎ー○▲△
100×3
◎ー○▲△ー×
100×9
計3000