2020年10月27日

2020 10月第4週海外GⅠ レース回顧

 今週の海外編はかなりトピックスに乏しいのですが、諸々忙しいので、申し訳ありませんが今日は楽させていただきます。。。
 来週はプレビューこそないものの、海外はBCで、国内は火曜にJBCなので、かなり頑張らないといけないですしね。



 まずは、去年リスグラシューが驚愕の末脚でぶっこ抜き、日本の競馬ファンを大熱狂させたのも記憶に新しい、オーストラリア春の中距離路線の大一番・コックスプレートです。
 にしても、改めて宝塚⇒コックスプレート⇒有馬の三連勝ってえぐいですよねぇ……。ある意味二度と出てこない馬かもしれません。

 残念ながら今年は日本からの遠征は不可能に近い状況でしたが、それでも欧州からは結構遠征しているのですよね。
 なのでてっきり、勝ったサードラゴネットもそうなのか、と思いきや、実はオージー移籍初戦だったらしいです。

 馬場はSoft7なので相当にタフで、勝ち時計も2,08,47とかなり掛かっています。
 折角なのでラップも貼っておきますが、まあ大体最初の40mが4,5秒、そこから61-63くらいのハイペース消耗戦ですね。


 人気していた地元期待のラシアンキャメロットは、この流れを3番手で追走、コーナーで早め先頭とかなり強気のレースでした。
 ただ、タフ馬場の消耗戦に慣れている勝ち馬と、2着の遠征馬アーモリーに最後内外から交わされ3着と、負けて強しですが勿体ない競馬でもありましたね。

 アーモリーは本当に堅実に力をつけているというか、だいぶ10F路線で強くなってきた気がします。
 サードラゴネットも欧州ではGⅠを取れなかった馬なので、ここで一発回答は弾みになるでしょうね。今後の活躍が楽しみな上位3頭です。



 ここは7歳馬のヘイドックが豪快に差し切り、このレースを三年ぶり二度目の制覇となっています。
 快速馬のビッビーは、ここもしっかりハナを切ったものの直線早々に失速でしたね。
 見た感じやや走りも硬く、本調子ではなかったのかも、という印象ですが、単純に1200mは少し長いのかもしれません。



 去年はまさかの2頭立てになってしまった事で注目を集めたこのレース。
 ちなみに去年の2着馬が、前述のアーモリーだったりもしますが、流石に今年はもう少し頭数が揃いました。
 が、今週もフランスはズブズブの不良馬場で、秋以降は綺麗な馬場でのレースを見た記憶がないですね。

 勝ったのはアメリカンファラオ産駒のヴァンゴーでした。
 道中やや後方寄りから、直線みんなが外ラチに殺到する中、シンザンが消えた!張りに大外一気で勝ち切りましたね。

 時計はともかく内容は圧勝でしたし、馬場がフィットしたのかもですが強い競馬でした。
 この馬は母系がサドラーなので、タフな芝にも適応力が高いのかな、というイメージです。

 アメリカンファラオ産駒もまだ掴み切れない所がありますが、比較的母系の色も引き出して、多才な産駒が出てきているなぁと感じます。
 去年の日本ではまずダートしか走らない、という感じでしたけど、今年はそうでもないですしね。明日回顧しますけど、リフレイム強かったですからねぇ。



 こちらは2歳の2000mのGⅠになりますね。
 やっぱり不良馬場で、勝ち時計が2,21,99と、2400m戦かい?って感じになっています。

 人気は無敗のマカロンと、マルセルブーサック賞を勝ったタイガータナカでしたが、ここはゴール前接戦から、伏兵のギアアップが抜け出しました。
 テオフィロ産駒でタフ馬場と距離適性が最後に効いたのか、という感じですね。しかしこの時期にこんなタフなレースやっちゃうと、来年の春までに立て直せるか、つて気はしてしまいますね。



 シーズン終盤の伝統の長距離戦・15Fのロワイヤルオーク賞です。

 勝ったのはイギリスからの遠征馬で、逃げたサブジェクティヴィストでしたね。
 道中も内を避けて馬場の真ん中を通り、最後は苦しくなって外に外に逃げながらもなんとか押し切りました。

 ラップ的にも最初の2000mが2,30,97で、そこからの1000mも67,71なので、完全にマラソンレースですね。
 いくら欧州とはいえ、ここまで10月以降ずっと馬場が悪いのも可哀想な感じですが、上位2頭は来年の長距離路線で頑張ってくれそうでしょうか。


posted by clover at 17:02| Comment(2) | レース回顧・海外競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フィアースインパクトも出るという事で、コックスプレートはすぐにリプレイを見ましたが、キャメロット産駒の1,3でしたね。応援しているモンジュー系統が勝ってくれて嬉しいのですが、出来れば欧州でもうちょっと結果を出してくれと思ったり(笑)
適性的にはシーザスターズと若干被ってて、向こうが上位互換気味なのが欧州では辛い所ですねー。

それにしても、ムーニーヴァレーは相変わらずコーナーから全馬追い通しのアメリカ的な競馬で、日本の競馬に慣れていると、まるで福島や小倉のレースを見ている気分になります。あれはあれで凄く面白いのですが、自分は中央4場に飼い馴らされているのか違和感があるんですよね(笑)

アメリカンファラオ産駒は、確か去年の段階ではアメリカでは芝優勢で、日本だとダートだったんですよね。アメリカダートでは新種牡馬が大活躍する話題を度々耳にするので、やはり米ダートでは現時点でもそこまで、なのでしょうか。
リフレイムは強かったですね。ドスローでしたが、それでも極端に速いラップを踏める馬場ではなかったはずですし。

話題は変わりますが、無敗の三冠馬が2頭も誕生した記念すべき年だというのに、その内容がどうこうばかりが語られるのはちょっと残念ですよね。(netkeibaなんかの掲示板を覗きに行く自分が悪いのですが)
特に着差どうこうは別にして、タイムが遅すぎると語られているのはちょっと納得いかなくて、自分もまだまだ子供だなと思います。
タイム、抜群とまでは言わないまでも、普通に優秀だと思うんですけどねー。
その中でエピファネイアの不良馬場の話題が出てて、軽く確認してきたのですが、エピファネイアの強さはもちろん、当時の京都の馬場の下地の高速ぶりに意識が持っていかれてしまいました(笑)
当時の京都は京都で面白かったなーと。
Posted by ハル at 2020年10月28日 03:30
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。

 モンジュー系統は全般的に、欧州でもスピードが足りない、って馬が多いですものね。
 富士Sのヴァンドギャルドなども、全体で流れて、かつややタフ寄りの馬場で勝ち切れたイメージですし、メロディーレーンなども見るからに鈍重で。

 今後馬場傾向が今の流れを踏襲するなら、母系の欧州血統の濃さは鍵になってくると思うのですけど、その中でのランク分けも大切だなー、なんて改めて思います。
 正直オージーで勝っても種牡馬需要はないでしょうしねー。難しいものです。


 確かに仰る通り、コックスプレートのコースは、チャンピオンが勝つコース、って感じではないんですよね。。。
 でもソーユーシンクの連覇やウィンクスの四連覇など、強い馬はきっちり勝ち切っているというのは、単純に能力と適性が違い過ぎたから、で片づけていいのか?とは思うのですけれど。

 あれはあれでコーナー中間がフォルス的で、その分きちんと足は出し切れる、って面はあるのかもですね。
 去年のリスグラシューを見ていても、能力が違う馬なら問題なくこなすわけですしねぇ。


 アメリカンファラオ産駒は、今年の2歳は北米でもダートGⅠを勝った馬がいたような、いないような?
 どちらにせよ、初年度はネームヴァリューに見合う活躍はなかったのは確かで、フランケルみたいな出足ですね。

 当然いずれ巻き返してくるでしょうし、マルチな才能の表れも、図抜けた基礎性能あってこそですから楽しみにはしています。
 リフレイムは今日回顧しますけど、相手が激弱とはいえ、あの上がりは今の馬場で簡単には出せないですからね。初戦に続いて中々の衝撃でした。


 基本的に、馬場比較なしでのタイム比較は意味がないですよねぇ。
 字面の良と不良に騙されがちですけど、桂川S比較で考えれば、普通に今年の方がタフ馬場なくらいですし。
 
 まあそれはそれで異常と言うべきか、仰るようにあの頃の京都の異次元高速馬場はなんだったのか?って感じですね。
 当時枠のバイアスが効き過ぎていたのも合って、過去10年とかのデータ派は、今そのズレに苦しめられているのでは、なんて思ってしまいます。

Posted by clover at 2020年10月28日 03:59
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