2020年10月23日

2020 富士S

 明日は今年からGⅡに昇格した富士Sですね。
 の割に頭数も少なく、一線級の参戦も少ないので、やや物足りなさはあります。

 ただ、ラヴダシオンを筆頭に、3歳世代が大挙出走してくるのは面白い要素です。
 改めてマイル路線での、この世代のレベルを測るにはもってこい、というレースにはなりそうですね。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  レイエンダ・サトノアーサー

<人気薄特注馬>
  ケイアイノーテック

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  スマイルカナ

<人気薄特注馬>
  ヴァンドギャルド

★展開予想

・馬場想定……良馬場(やや高速~標準・外差し傾向)
・ペース想定……平均~ややハイペース(緩み少なめ)
・推定勝ち時計……1,32,6~33,0


 今日の時点での府中の芝は稍重となっています。
 発表時点からもしばらくしとしとと東京近辺は降っていましたし、それなりの降雨量にはなりました。

 ただ、府中の排水能力を考えると、明日の朝に残って稍重、レース時点では良に回復するのはほぼ間違いないと思います。
 流石にパンパンの良、とまではいかないでしょうが、時計的には毎日王冠もかなり出していましたし、ベースの馬場は京都よりは軽いはずなんですよね。

 しかし、コースの芝映像を見る限りでは、相当に内馬場は荒れてしまっている感じです。
 特に3~4コーナーはかなり酷く見えますし、基本的にやや外差し優勢の馬場、と見ておいていいかなとは感じますね。

 むしろ逃げ馬達も最初からインを避けて、という競馬になる可能性もあるでしょう。
 どちらにせよあまり前半無理をせず、後半型の競馬で馬場のいいところを選んで差してくる馬が優位性を取れそうなイメージで見ておきます。


 レース展開は、モズダディーとスマイルカナのどちらかが逃げる事になるでしょう。
 枠の並びや、米子Sの立ち回りを見ても、モズダディーを行かせて番手から、スマイルカナが早めにつついていく競馬が濃厚です。

 それを外からラヴダシオンが追いかけ、タイセイビジョンもこの枠なら先団の後ろくらいでしょうか。
 ヴァンドギャルドは出負けしなければで、シーズンズギフトとワーケアも中団くらいかなと思います。
 レイエンダは今回は少し下げる競馬をしそうで、ケイアイノーテックやサトノアーサーもあまり前には行かず、後半勝負に徹してくると踏んでいます。

 馬場もある程度回復していく中で、中盤の構成が肝になりそうです。
 近年の府中マイル~中距離路線は、淀みなく流れる傾向が強くなってきました。

 このレースも、そういう逃げ先行が得意なスマイルカナがいるので、ある程度淡々と流れる可能性は高めです。
 ただ一方、トライアルという性質上、レース傾向としては中盤が緩みがちなんですよね。

 正直緩みがあった方が、より外差し決着になりやすいだろう、とは見ています。
 今回は基本的に最後は差し馬、というイメージの中、前が淡々と刻んでも、長く持続力を引き出せるタイプを狙ってみたい条件ですね。

◎ケイアイノーテック(11P)

 休み明けで状態面がどうか、ですが、ここは条件はかなり揃ったな、と思っています。

 そもそも安田記念が普通に中々強かったんですよね。
 ラップ的にほぼ中盤淀みのない流れを、後方から半マイルで動いて一気に先頭列に並びかけていく、メリハリのある競馬で見せ場を作ってきました。
 流石にあの相手で最後は甘くなったにせよ、ヴァンドギャルドやペルシアンナイトは楽に封じています。

 今回も、あの時と同じ津村Jで、似たようなイメージで乗ってくれるでしょう。
 その上で馬場は外捲りが噛み合いそうです。

 ペースとしても、スマイルカナがあまり落とさずに作っても、安田だけ走れればロスを怖がらずに入れる計算は立ちます。
 当然中緩みがあればもっと取り付くのは楽ですし、完全に時計勝負になり切らない馬場でならかなり面白いはずです。

 長年馬券に絡みそうで絡まない馬でしたが、適性としてはここしかない、位の感覚はあるのですけどね。

○サトノアーサー(11P)

 前走は出負けもあったとはいえ、上手くトロワゼトワルの作る淀みない流れで、後ろから長く脚を使えていました。
 あの感じなら前半頑張ってポジションを取らなくても、と思いますし、頭数的にも捌きやすいと感じます。

 半端に前目内目に入るよりは、下げて外からの方が噛み合う条件だとも思いますし、その辺りは戸崎Jがそつなくエスコートしてくれるでしょう。
 絶対能力的に最上位とは思わないので、本命を打つのは少し悩ましかったのですが、連軸向きとしては今回も期待できると思っています。

▲タイセイビジョン(10P)

 ベタですけど、3歳勢ならこの馬かな、と思っています。

 この馬のいいところは、好走スポットの広さと競馬の上手さですね。
 ハイペースでも強いですけど、意外と京王杯などは後半型の競馬でいい持続を見せていたりもします。

 勿論相手関係は弱いので、それを鵜呑みには出来ないとは言え、どうしても前半型の競馬に持ち込みにくい府中では、3歳勢の序列としてはやはり上がってくるのかなという印象です。
 内枠ですけどあまり前に入り過ぎず、中団くらいから直線外を意識する競馬をしてくれれば、この相手でもチャンスはあると見ています。

△ペルシアンナイト(11P)

 本質的に府中のマイルがフィットする馬ではないですけど、少し時計が掛かって、かつ外差しなら底力で、というシーンはありそうです。
 こちらも大野J継続なので、ある程度我慢しつつ最後にしっかり、という形にはなるはずで、スマイルカナタイプの先行馬がいるのはプラスでしょう。

 まだ能力落ちはそんなにないと思いますし、この相手で差しに回れる馬としては押さえておきたいですね。

×ヴァンドギャルド・レイエンダ・シーズンズギフト

 ヴァンドギャルドはスタートが決まれば、と思うんですけどね。
 福永Jに戻ってそこはプラスですけど、次の日コントレイルですから無理はしないでしょうし、少し出負けしたらそのまま後ろからになりそうです。
 差し脚は堅実なのでそれでも食い込むチャンスはあると思いますが、ケイアイノーテック比較でまだ少し足りないのかなと見ています。

 レイエンダは去年のイメージはいいんですよね。
 池添Jになって少し溜める競馬をしそうですし、後半型の競馬に噛み合えばそこそこいい脚を持っていますので、紐では引っかけたいところです。

 シーズンズギフトは正直、後半型の競馬の適性は未知に近いものがあるのですよね。
 まあそこまで大きく期待するのは酷かな、と思うのですけど、意外と機動力はありますし、横山Jらしいメリハリの付いた競馬でシュっと一脚使えれば、圏内くらいならあっても、というイメージです。


 ラヴダシオンは、スマイルカナ型の競馬だと少しスタミナ面で不安はあるのですよね。
 外枠で勝ちに行く競馬をしそうですし、それでも中緩みがあればそれなりには踏ん張りそうですが、斤量も酷ですしここは様子を見たいです。

 スマイルカナも府中だとどうしても後続を削ぎ切れない、という面は出てくると思うのですよね。
 決め手の質はやはりそこまででもなく、米子Sは中々強かったですけど、あれくらい強気に、かつバランス良くいけるか?とは思いますし、相手もあの時よりは強いと思うので、ここは嫌ってみる場面かな、と見ています。

※疑似的な買い目(自信度B+)


単勝
500

複勝
1500

馬連
◎ー○▲△
200×3

三連複
◎○▲△BOX
100×4

◎ー○▲△ー×
100×12

計4200


posted by clover at 17:48| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも拝見させて頂いております。
私も外差し有利と勘案していましたが、案外、直線は内も伸びますね。
Posted by けいた at 2020年10月24日 11:48
>けいた様

 コメントありがとうございますー。

 そうですね、思いの外内目も頑張っていて、今のところフラットバイアスかな、と感じます。
 3コーナー辺りも見た目は酷いですが、パトロール見ても特に避けて通る感じではなく、路盤はしっかりしているのかもですね。

 ただある程度流れれば外差しも普通に決まるので、メインもペース次第でしょうか。
 8Rみたいに、平均でも中盤緩まないと、内の馬の方が苦しくなるイメージですかね。
Posted by clover at 2020年10月24日 14:40
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