2020年10月17日

2020 秋華賞

 さぁ、明日はいよいよ史上初の、無敗での牝馬三冠なるか!?の秋華賞ですね。
 今日は雨模様だったものの、明日は天気も回復するようですし、観戦にはもってこい、という感じでしょうか。

 果たして三冠達成なるか、それともライバルが阻止するのか、非常に楽しみな一戦をしっかりと紐解いていきましょう。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  リアアメリア

<人気薄特注馬>
  ムジカ・パラスアテナ

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ウインマリリン

<人気薄特注馬>
  ソフトフルート・サンクテュエール

★展開予想

・馬場想定……良~稍重(ややタフ)
・ペース想定……平均~ややスロー(ロンスパ想定)
・推定勝ち時計……1,59,2~7


 今日の京都は結構雨が降っていて、重まで悪化しています。
 2勝クラスの1800mが1,49,2、紫菊賞が64,6-60,3=2,04,9と、やはり時計もそれなりには掛かっていますね。

 流石に超スローになれば、直線速いラップも踏んでいますが、それでも1Fというラインです。
 ある程度流れれば外差しもしっかり効く、という感じで、これは明日馬場が乾いてきてもそこまで変化はないでしょう。
 今日の傾向からしても、ある程度みんな外目を意識して進める、というのもありそうですしね。

 先週も日曜は雨が降らなかったのに、あまり回復は早くありませんでした。
 その辺りを踏襲して、明日は良に戻っても、パンパンの時計の出やすい馬場にはならない、と見ておきます。


 レース展開の前に敢えて触れておきたいのは、ラップ論者的な観点で見た場合、デアリングタクトが負けるとしたらスローロンスパしかないだろう、という点です。
 外枠を引けた時点で、足を出し切る競馬そのものは難しくなくなりましたが、同時に安全策で外を回す競馬になりそうなのも見て取れます。

 前の馬がそれに対抗するとすれば、やはりコーナーでペースアップし、4~5Fで分散させて、デアリングタクトにコーナーでのロスを食らわせる形しかないはずです。
 ちょうどアーモンドアイに対してミッキーチャームが打った逃げが理想ですね。
 勿論それでも暴力的な素材差で捻じ伏せてくるかもですし、少なくともその展開でも圏内には突っ込んでくるでしょう。

 ただ逆に平均からハイペースになって、コーナーでの押し上げで楽をさせてしまったら、まず前の馬に勝ち目はないと思います。
 その場合、後ろからデアリングタクトを差すのもまず無理ですから、デアリングタクトが勝つ可能性は相当に高くなるでしょう。

 要するに、流れて前がスィープされる形なら、その後ろから漁夫の利を拾う差し馬を狙えばいい、となります。
 逆にペースが落ち付いて、かつしっかり前の馬が仕掛けを適性に打ってくれば、前目内目の有力馬が順当に上位に来る、と判断すべきです。


 その辺りを踏まえた上で、このメンバーと並びで、何が逃げるでしょう?
 少なくとも、内枠を引いたリアアメリアとマルターズディオサは先行策は打つものの、自分で逃げる形はあまりやりたくないでしょう。

 大外から出していきそうなのが、ウインマリリンとアブレイズで、個人的にはこの2頭のどちらかが強気にハナ、というイメージはあります。
 外主導の展開ならハイペースになりやすい、とも言えるのですが、果たしてリアアメリアやマルターズディオサがそれに付き合うのか?という考えもあります。

 つまり、外の馬が強気に逃げて、みんながついていってハイペース。
 外の馬が飛ばしていくけど、番手以降はあまり付き合わずに実質スロー。
 外の馬もソロッと出していって、探り探りの序盤でスローの団子。

 こういう3パターンがざっくり展開として可能性が高いです。
 うち二つがスロー寄り、と考えた時に、今年は馬場も悪いですし、実質はスロー寄りにコントロールされる可能性が高そうに感じました。

 勿論やってみないとわからないですが、上でも触れたように、デアリングタクトを破るなら、前目で余力を残しつつロンスパしかない、と見ています。
 特にリアアメリアは、あまりハイペースが得意な馬でもないですし、その辺りを意識して入っていく気はしています。その思惑の中で、他の伏兵などもどう出るか?どうあれ展開そのものは読みにくいレースです。

 ウインマイティ―、ミヤマザクラ、フィオリキアリあたりも前々の競馬になるかな、と思います。
 ソフトフルート、クラヴァシュドール、サンクテュエール、ミスニューヨークあたりが中団で、デアリングタクトは無理に出していく形はとらず、後方寄りの外目になるかなと見ています。
 マジックキャッスルやパラスアテナ、ムジカ辺りも後ろ寄りからかな、と思います。

 馬場は難しいですが、極端な外差し、とまではならないと思います。
 ペース的には、逃げ馬がどうか?はともかく、実質的には60,5-59,0くらいのバランスになるのでは?と見ています。

 まあ正直かなり悩んだのですけど、予想としては前目内目の人気馬・実績馬をある程度信頼する形にしました。
 勿論軸としてはデアリングタクトを信頼しつつ、差し展開になった時に面白い馬を紐を拾っておく、という、正直面白みはない予想になってしまいましたね。

◎デアリングタクト(13P)

 外枠が引けたので、素直に本命でいいでしょう。
 まだこの馬が見せていない適性は、それこそタフ馬場でのスローロンスパでの持続性能くらいですが、まぁこれまでを見る限り、それでも問題なく、という気はします。

 馬場も少しタフで、外差し気味にはなると思うので、その点もプラスですし、機動力があるので小回りでも問題なくこの馬の脚は使えるでしょう。
 素直に勝って欲しい、と思うので、現状とんでもない人気になってはいますが、本命で応援します。

○マルターズディオサ(10P)

 関東馬でどうかな?とは思うのですが、総合力を踏まえるとやっぱり怖さはあるのですよね。

 前走はタフ馬場でスローロンスパをしっかり受け切って、前々で押し切る強い競馬でした。
 関西への輸送と、叩き2走目で上昇があるか?という点で疑念はありますが、まともに力を出せる状態なら、春とは違うと思いたいところです。

 ある程度流れても、追走面に極端な課題がないのはリアアメリアより強みになると思います。
 序盤のポジショニングの兼ね合いで、上手くリアアメリアの前にスッと入ってしまえば面白いな、と感じましたし、前を捕まえに行きつつ、じわっと外に持ち出す形で進めてくれれば楽しみです。

▲ウインマイティ―(10P)

 この馬も枠はいいので、スタートは決めて欲しいですね。
 ある程度先行力はある馬で、追走面の裏付けが薄いので、速い流れについていくとどうかですが、今回は実質スロー寄りに想定しました。

 そうなると、この馬らしい後半のしぶとさ、持続性能を引き出しやすいかな、と思いますし、噛み合えばチャンスはあると思います。
 やはりウイン系列ですと、叩いての上昇の方が期待値は高いと思いますし、立ち回りの上手さを生かしてくれば楽しみです。

△リアアメリア(11P)

 うーん、枠と全体の並びが噛み合いそうで、消し切れなかったですね。
 もっとも、両隣の馬がそこそこスタートがいいので、この馬自身が出負けして、スッと前に入られて中団くらい、というリスクはある条件です。
 まずスムーズに動ける位置が取れるかが最大のポイントになりますし、馬場が戻り切らないのもプラスではないでしょう。

 川田Jが一昨年の様なイメージで、早めに吹かしていく競馬をすれば、かなり怖いなとは思っています。
 でも圧倒的な2番人気で、デアリングタクトを本命にして、やはり重い印を打つまでは厳しいなと思うので、ある意味来たら仕方ないの連下ですね。

×サンクテュエール・ムジカ・マジックキャッスル・ソフトフルート・パラスアテナ

 紐もかなり迷いましたが、ある程度スタミナに自信がある馬と、長くいい脚を使える馬を狙っていこうか、という感覚ですね。
 今回は前目と後ろ目を混ぜての三連複はあまり妙味がない、と判断して、重い印同士は馬連のみで組み立てたので、その分広く拾ってみました。

※疑似的な買い目(自信度A-)

馬連
◎ー○
2000

◎ー▲△
1500×2

◎ー×
300×5

三連複
◎ー×
100×10

計7500


posted by clover at 17:00| Comment(8) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさんこんにちは♪

東京の馬場の乾きはエグいですね〜 
淀は流れ次第ですが
馬場の中程が伸びてますよね
秋華賞は流れてくれると期待して
タクトの相手はマジックキャッスルで
お願いしたいです。
まぁ淀での大野騎手が心配ですが…
Posted by カズ at 2020年10月18日 14:07
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 府中よりは遅いとはいえ、京都も大分乾いてきましたね。
 7~10Rを見ても、時計はそこそこ出ていますし、2分は切ってくるかな、と思います。

 馬場も外目有利ですけど、内も全くダメではないですし、有力馬達の立ち回り・コース取りは注目ですね。
 流れれば後ろの馬が最後にスッと差してくるパターンはありそうです。
 その点で言えば、むしろ自分から動かない大野Jが功を奏する可能性も、なんて考えてはいるのですけどね。

 しかしレイパパレが強かったですね。
 本番であの走りが出来ていたらどうだったかは、やはりかなり気になるところです。
 外回りの方が渇きは早いにしても、自分で逃げて1,46,3はかなり優秀ですからねぇ。
Posted by clover at 2020年10月18日 15:07
cloverさん、こんにちは。
お疲れ様です。

もうデアリングタクトに対する期しかありません。

対抗は、さっきの勝ちっぷりが良かったレイパパレに騎乗したかったであろうルメールです。

とにかくいいレースをしてもらって、その上で無敗三冠馬誕生の瞬間を見れたらいいですね。
Posted by hetare at 2020年10月18日 15:13
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。

 内回り外回りで差があるかもですが、ほぼ良馬場には戻りましたね。
 時計の掛かり方も標準クラスで、馬場のバイアス含めて、力のある馬が強いレースを出来る条件だと思います。

 デアリングタクトは、馬体重と仕上がりは問題なさそうですけど、少しパドックで落ち着きがないのは気になりましたね。
 上手く返し馬でガス抜きが出来れば、と思いますし、偉業達成を大いに期待しましょう。
 出来れば、レイパパレが出ていたら、なんて言われないくらいの強いレースが見たいですねー。
Posted by clover at 2020年10月18日 15:26
お疲れ様ですー! 
レース直前に失礼します(笑)

デアリングタクトとソフトフルートの一点で勝負しますよー!
ソフトフルートの複勝も買いますが。
Posted by ハル at 2020年10月18日 15:41
cloverさんこんにちは♪

とりあえずご報告がてら
あざ〜すでした。
cloverさんの最後のアドバイスが
効いてました。(笑)
Posted by カズ at 2020年10月18日 16:06
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。
 的中おめでとうございます!というか映像で見ていると、3着パラスアテナに見えたんですけどね。。。

 しかしやっぱりなんだかんだで秋華賞は流れてしまうんですね。
 綺麗な差し追い込み決着でしたし、ソフトフルートも大外ぶん回しでよく頑張ったなと思います。

 もう少しテンション落ち着いてからじっくり回顧書きます!
Posted by clover at 2020年10月18日 16:09
>カズ様

 的中おめでとうございます!
 完璧に大野Jらしい競馬が嵌りましたよね。

 枠がデアリングタクトの隣で、結果上手くデアリングタクトの真後ろにつけられましたし、そうなると進路取りに悪癖する必要が皆無ですからね。
 どう考えてもデアリングタクトは抜けていくから、ワンテンポ仕掛けを遅らせてその後ろを突いていけばいい、という、正にごっちゃん2着だったと思います。

 騎手も待つタイプと動くタイプがいますけど、タフ馬場で流れた時は、待つ騎手の持ち味が生きるんですよねぇ。
 そういう面でも面白い競馬でした。
Posted by clover at 2020年10月18日 16:12
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