2020年10月03日

2020 スプリンターズS

 明日はいよいよ秋のGⅠ開幕戦、電撃6FのスプリンターズSですね。
 春の高松宮記念の上位馬に、トライアル上位組もきっちり揃って、多士済々のメンバーの中、真なるスプリントチャンピオンに君臨するのは果たしてどの馬になるでしょうか?


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  グランアレグリア

<人気薄特注馬>
  ビアンフェ・メイショウグロッケ

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  モズスーパーフレア

<人気薄特注馬>
  ミスターメロディ

★展開予想


・馬場想定……良馬場(標準レベル)
・ペース想定……ややハイペース~かなりのハイペース
・推定勝ち時計……1,07,5~8

 今日の中山の芝は良、クッション値は10,8でした。
 クッション値は過去一で堅めの数字ですが、実際の馬場はさほど変わっていませんね。まだタフさがしっかり残っています。

 午前の未勝利2000mが62,3-60,6=2,02,9で、勝浦特別は33,7-35,1=1,08,8でした。
 メインの秋風特別は、46,6-46,7=1,33,3と、平均ペースでまずまずの時計になっています。

 じわじわ時計が出るようになっている、とは思うものの、更にここから一気に軽くなるイメージは持ちにくいですね。
 このメンバーでも1,07,5までかな、というイメージの馬場ですし、これで明日高速馬場だったら造園課やり過ぎ問題になるでしょうね。。。

 馬場のバイアスも難しいところです。
 基本的に、流石に逃げ馬は大抵甘くなっていますが、好位や、先団内目の馬は普通に好走しています。

 といって外を回しての差しが決まらない、という事はなく、中盤しっかり流れたメインなどは完全に外差しでした。
 展開次第、馬次第の面はありそうですし、今のところフラットか、やや外差し傾向のバイアス、と判定しておきます。

 明日も曇りと微妙な予報ですが、降水確率は低いので、このままの馬場が維持される、と判断して予想していきましょう。


 展開としては、内枠を引いた以上、モズスーパーフレアは迷いなく逃げの一手、自分のペースを刻んでいくでしょう。
 周りの馬もさほどテンから速くなく、ラブとビアンフェはやや外目なので、余程酷い出負けでもしない限りはモズスーパーフレアの逃げ、で決め打っていいと思います。

 番手は当然ラブカンプーとビアンフェで、この2頭がどこまでモズスーパーフレアを追いかけていくかもポイントですね。
 その後ろに、内からダノンスマッシュは今年こそ位置を取りに来るでしょう。
 仮に少し出負けしても、同様に周りの馬がそこまで、ではあるので、オーシャンSくらいの位置取りは出来そうです。

 ミスターメロディ、ダイメイフジ、ダイアトニック辺りが続き、外からクリノガウディーも中団くらいは狙ってきそうです。
 メイショウグロッケとダイメイプリンセスはその後ろ、ライトオンキューも流石に先団まで入っていくのは難しそうです。

 グランアレグリアは、外から切ってくる馬もいる中で、前半の位置取りは流石に後方寄りになる可能性が高いです。
 レッドアンシェルやアウィルアウェイもこの枠なら後ろから、エイティーンガールは最後方付近からの競馬になるのではないでしょうか。

 後続の思惑はどうあれ、モズの逃げなので、遅くても33秒前半では入ってくるでしょう。
 前傾度としては1秒~2秒弱の、正統派前傾消耗戦になると思います。
 ある程度パワーも問われる馬場での追走力と、そこからもう一段ギアを上げられる器用さ、素材が総合的に問われる、フェアなレースになってくれるのではないか、と見ています。

◎モズスーパーフレア(13P)

 元々プレビューの時点で七割がた本命のつもりでした。
 その上で調教も良く、枠もこの馬としては絶好のところを引いたので、素直に初志貫徹します。

 正直あまり書く事もなく、あくまでもこの馬のハイペースを作ってくれれば、このコースなら結果はついてくるイメージです。
 プレビューでも書いたように、少し力のいる馬場で、相対的に時計を出すのが得意、とも思っているので、今の馬場も決して悪くないと思っています。

 少し内が荒れてきている感もなくはないですが、単騎逃げなら直線コースを選ぶ余地もあるでしょう。
 変に引き付けずに自分の競馬をして欲しいですね。期待しています。

○ダノンスマッシュ(12P)

 奇しくも去年と同じ本命対抗になりました。

 今年も内枠ですし、トライアルから中2週で、絶対的な信頼が置きにくいのも確かです。
 ただ今年の方が、自分の周りの馬がそこまでテンが速くない感じで、内のモズスーパーフレアがポンと出て、その後ろを追いかけていく形で、3列目までは取れると思うのですよね。

 外からラブカンプーとビアンフェが切れ込んでくるので、それとの兼ね合いもありますけど、基本的にはハイペースに乗っかって強い馬です。
 去年は内々で包まれて、踏み遅れて差し込めなかったので、今年はしっかり進路取りで後手を踏まないようにして欲しいですね。

 オーシャンSのように器用な競馬も出来る馬ですし、この並びなら対抗を打ってもいい、と判断しました。

▲ビアンフェ(9P)

 贅沢を言えばもう少し内、ラブカンプーの内であれば完璧だったんですけどね。
 ただラブカンプーがある程度前についていく意識を持った時に、外から被せつつどこかで下げてポケットとか、ラブが控えるなら番手外まで出していくなど、前での自由度はそこそこあるかな、と見ています。

 馬体重が示す通りにパワーは充分で、けれど逆に後半要素での武器はあまりありません。
 ここは人気もないですし、モズの逃げにしっかりついていく意識は持って欲しいですね。

 このレベルで勝ち負けしたいと思うなら、前半要素を詰めるしかないと思いますし、それが可能な馬だと踏んでいます。
 直線ラストの坂も悪くないと思っているので、ここはプレビュー通りに思い切って単穴で狙ってみましょう。

△グランアレグリア(11P)

 むむぅ、迷うところですけど、地力を踏まえると消し切るのは怖かったな、となります。
 勿論ギャンブルとしては、この馬まで抑えていては儲からない、という判断もアリですし、難しい所ですけどね。

 この馬の武器は、とにかくパワー寄りの馬場で異次元の持続力を引き出せる点です。
 ただそれは、33秒台の追走を問われても引き出せるのか?またこのコースで引き出せるのか?という課題はあります。

 阪神Cが途方もなく強かったので、内枠の方がまだポジショニング面など信頼も出来たのですが、枠も微妙で、調教も微妙なんですよね。
 この馬の底力でどこまで、というレースになりそうで、後は今のルメールJがどこまでスムーズにエスコートできるか、総合的に見ると連下でお茶濁し、という所に落ち着きました。

×メイショウグロッケ・ライトオンキュー・ダイアトニック

 メイショウグロッケは引き続きいい枠を引きましたし、スタートがいい馬なので、中団くらいは取れそうです。
 前走ラストに見せた持続面は魅力で、上手く立ち回って決め手を引き出せるなら、もう一番、があってもいいと見ました。

 ライトオンキューは、時計的に7秒台に入ってどうか?という面は出てきます。
 ただこちらも枠が良く、流れの中でじっと我慢して上手くスペースがばらけてくれれば、決め手で肉薄してこられる可能性はある、と思います。

 ダイアトニックは、やや外目の枠になったのと、どうも調教が冴えなかったんですよね。
 前走のダメージも不安ではありますし、テン乗りでもあるので、能力は買いつつも、前傾戦でより強さを見せられるか?は半信半疑です。
 内枠なら重い印も視野に入れていたんですが、並びを見てこの位置に落とした格好です。

※疑似的な買い目(自信度A)

ワイド
◎ー○
3000

馬単
◎ー○▲△
500×3

三連複
◎ー○▲△
500×3

◎ー○▲△ー×
200×12

計8400


posted by clover at 17:00| Comment(8) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今回は半分以上の馬が乗り替わりですが、ダノンスマッシュが川田に乗り替わったのは何なんでしょうかね?。セントウルSの時には川田に他の乗り馬が
いなかったのにも関わらず三浦だった訳ですからね。そこから2、3日で川田に決まって、ほぼ同時に天皇賞のダノンプレミアムも決まっているのでセントウル
終了後に何かダノンと川田サイドで話し合いが持たれたのでしょうか?。真相はよく分からないですが、その後急に川田が重賞で結果を出し始めているので
気になっています。何か揉めているのを手打ちにできたので精神的なプレッシャーから解放されたとかあったりするんでしょうかね?。だとすると久々に
秋のGⅠ戦線で活躍もあるのかなと思ったりもしますが…
Posted by I.C.スタッド at 2020年10月03日 23:45
今週はルメールに悩まされてしまう週間になりました。
いくらフレッシュなディープ産駒は狙えるとの格言があるとしても。
稽古を付けた後のルメールによるコメントも、陣営側はマイルCSへの叩きレースとも捉えられるトーンであり。
安田記念と同様に、先ずは距離短縮ショックから春秋G1マイル連勝を狙っているのか?と思ってしまい。

そこで、1分8秒前半走破時計ならば安定の成績を残してくれる下り坂スタートならば無類のスプリンターであるモズを軸にしたいですね。
モズが行って行ったでビアンフェアやダイメイフジやダノンスマッシュ達がポジションニング命で追走した場合、8分仕上げのグランは追走に苦労しポジションもレッドアンシェルよりも後ろになる可能性もあり。
尚且つ、昨年のタワーみたいに押し上げて一気の末脚も昨年よりも強烈なメンバーだけに伸るか反るかの不安感ある人気馬なので取捨選択が難儀です。
又、三浦は返し馬が上手いのか?ダノンスマッシュ自体が精神成長の証なのか?謎なんですが。
ダミアンから三浦に代わってもスタートダッシュは安定、川田の場合はオーシャンステークスと宮杯でスタートの危うさも見せていたので軸には出来ず。

尚且つ、垂れるラブカンプー達を避けて古川による安全運転からの外ブン回しでは典の真ん中を突き通す好騎乗が炸裂したらダイヤトニックにも太刀打ち出来ず。
そうなると、騎乗停止を喰らいましたが浜中とのコンビで好走するグロッケは狙いたくなりますね。
モズが飛ばす前傾ラップだと、どうしてもスタート安定ある好位差しが狙える馬を選びたくなります。

余談、スプリンター馬達の坂路時計を眺めますと。
思わず、コントレイルはスーパーホースと考え込んでしまいますね。
坂路、余力あっての走りで51秒台を出して終い12秒台半ばで突き抜けてしまうのでお手上げです。
陣営側も、三冠に向けて仕上げを強化と言ってますが。
いやいやコントレイルの疲れを取る位の程度でお願いしますと、思わず言いたくもなります。(笑)

Posted by ギャロップ at 2020年10月04日 01:16
>I.C.スタッド様

 いつもコメントありがとうございますー。

 流石に裏事情となると、一介の素人ファンでは邪推するしかないですからねぇ。
 
 今から考えると、三浦JのセントウルSの勝利インタビューも淡泊だった気はするんですよね。
 元々ダノンスマッシュについては、春の高松宮記念での鞍上問題もあったりで、不義理があった、という認識はありそうで。

 その禊の意味でも、ひとつきちんと勝てるレースに乗ってもらった、という可能性はありそうです。
 それにやはり、ダノンと言えど、GⅠで三浦Jでは勝てない、という認識はありそうですからねぇ……。

 プレミアムの場合、海外からの遠征明けで、安田記念に使えるかわからない、という事情もあったとは思います。
 ただ早い段階でアドマイヤマーズに決まっていたのもありますし、少しダノンとの蜜月がクールダウンしたイメージも間違いなかったんですよね。

 真相はどうあれ、競馬に臨むにあたって、夾雑物がなくなったというなら歓迎すべきではあるのでしょう。
 ただダノンスマッシュ自身の、間隔を詰めて使った時の微妙さと、出戻りとは言え乗り替わりの成績の悪さは気になりますし、本命視までは……という感じですね。
Posted by clover at 2020年10月04日 03:57
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ルメ様きっちりカフェファラオは持ってきましたからねぇ。
 いくら適性が微妙な舞台で、状態面が一息でも、地力と騎手の腕で何とかしてしまうシーンはありそうで怖いです。

 外差しバイアスが更に加速した時に、直線外目に持ち出すだけの余裕を持てるか?という点でのみ、モズはちょっと怖いですけど、軸としてはこれかなぁ、とは思ってしまいますね。
 
 今回内の馬は、多分4角で下がっていくラブカンプーを上手く処理できるかどうか?が地味に好走の鍵になりそうな気もしています。
 ダイアトニックは今のバイアスだと、程よい外目を、程よい前目で追走できそうなので、怖さは増すのですが、こっちも追い切りがなぁ……。

 長距離はともかく、短距離戦って大半坂路調教ですし、坂路ってコース追いより調子の良し悪しって反映されやすいイメージはあるのですよね。
 仰る通りコントレイルの坂路の内容は一流スプリンターにも引けを取らず、それでいて長い距離であの強さですから異次元なのは間違いないですね。
Posted by clover at 2020年10月04日 04:02
いよいよ秋のG1が始まりますね。
競馬場も指定席の一部が開放されますし、観戦に行ける人は羨ましい限りです。
しかしネット予約するにも倍率が高すぎるでしょうし、ほとんどの人はサイトにアクセスすら出来ないと思います…。

秋初戦は私も◎モズと共にスタートします。
不安は差しが決まる馬場になってきているところくらいでしょうか。
グランアレグリア向き?そのグランアレグリアは金曜に2本、土曜にも1本調教してるんですよね。しかもそこそこタイム出して。
G1の前にそこまでやるのか?って、やはり何か不安要素があるのではと思ってしまいます。
全然仕上がってないのか、馬体重の問題etc。
よく分からないので賭けになりますが、軽視しようかなぁ。

ダノンスマッシュはやはり前哨戦で仕上げちゃうからか、上積みがなさそうでこちらも少し不安あります。
中2週のローテもちょっと。3歳以降、間隔が短い時は惨敗していますし。
とはいえ切ることはできないですが。

ダイアトニックもcloverさんが仰る通り、状態面が… 1週前、今週の追い切りもビッシリやってないですからね。
グランアレグリアとダイアトニックはG1でこの調教、何かあってビッシリ出来ないんだと勘繰ってしまいます。

ビアンフェは人気薄ですが、すごい魅力的ですね。ここは一発期待したいです。
あとはメイショウグロッケやエイティーンガールの差しが嵌らないかなぁと、こちらも淡い期待をしております。
Posted by サイクロ at 2020年10月04日 05:59
cloverさんこんにちは♪

川田君とダノン陣営ちょっと揉めた
みたいですね〜
前走自分がいるのに何故三浦君を乗せたのか意見したみたいです。
だからダノン陣営はすぐに乗り代わり示唆
割を食ったのが三浦君
多分スプリンターまでセットの約束だったはずで、勝って次も頑張ります的なコメントしてましたから…
そしてcloverさんの言うとうりで
ダノンスマッシュは典型的な
トライアルホースですし
川田君はかなり前がかりなレースメイクするでしょうから、モズを潰すのか潰されるのか
ちょっと見物です。
自分的にはどちらでも良しで、モズが粘り切っても良しグランが差し切っても良しで
大外からアウィルアウェイが3に来てくれる事を願ってみます!!
デイリーのコラムでも
調子は良しで必死に追いますと
力強いコメントに掛けてみます。
Posted by カズ at 2020年10月04日 12:26
>サイクロ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 特に京都はプラチナチケット、なんてものじゃないでしょうね。
 来年情勢がどうなっているかはわかりませんが、歴史的三冠の瞬間に立ち会える人は幸せでしょう。
 まあ競馬なのでやってみないと、ではありますが、ともあれこれが第一歩、少しずつ観戦派のファンが心置きなく楽しめる状況が戻ってきてくれるといいですね。

 グランが急仕上げ気味なのは間違いないんですよね。
 まだ追い切りの時点で息の戻りが悪い、というニュアンスのコメントでしたし、そこからどこまで帳尻を合わせてこられるのか?
 これであっさり勝たれてしまったら脱帽するしかないですが、私もどちらかと言えば飛んでいいよ、位のスタンスでいます。

 今日の馬場は、新馬戦こそ逃げ切りでしたけど、やっぱりやや外差し優位ではありますね。
 本来このレースは外枠の馬は辛いのですけど、今年は逆に無欲の追い込みが噛み合うパターンもあるかもなぁ、と思えてきました。
 でも馬場がどうあれ、モズは自分の競馬に徹して、気持ちいいレースを見せてくれるのを期待します。
Posted by clover at 2020年10月04日 14:13
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 しかしその話が確かだとしたら、そこまで馬主に強く意見できるって逆に凄いんですが。。。
 それだけやった以上背水の陣、乾坤一擲の騎乗を見せてくれると思える面もありますが、走るのは馬ですからねぇ。
 トライアルホースの汚名を返上できるのか、ダノンの呪いを払拭できるのか、その走りには注目です。

 松山Jは昨日不利ばっかりでしたし、禍福は糾える縄の如しで、噛み合う可能性あるかもですね。
 外差し傾向なのは間違いないですし、もう少し時計が掛かればべストでしたが、どういう競馬をしてくるか楽しみです。
Posted by clover at 2020年10月04日 14:16
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