2020年09月29日

2020 白山大賞典 レース回顧

 今日の白山大賞典は、ロードレガリスとマスターフェンサーの人気馬一騎打ちになりましたね。
 最後に頭一つ抜け出たマスターフェンサーが、交流重賞連勝を決めて、この先の大舞台に向けていい弾みをつけました。
 レースを振り返っていきましょう。


 今日の金沢は、週末の雨の影響が残っていたようで稍重開催でした。
 ただ時計的には、Bクラスの1400mで1,31,9ですし、少し軽い程度の、普通に良に近い馬場だったと感じています。

 勝ち時計2,13,6も馬場を踏まえれば妥当なラインですね。
 上位2頭は見た目通りに強かったと思いますし、今後上のレベルでも活躍が期待出来そうです。



 レース展開は、一頭を除いて横一線のスタートから、まずリンノレジェンドが飛び出します。
 それをホーリーブレイズとエルデュクラージュが追いかけて、リンノレジェンドは一頭分内を空ける形で進めていました。
 馬場を良く知る吉原Jの立ち回りですから、今日はインが深い状況だった可能性が高いですね。

 その後ろにマスターフェンサーとロードレガリスが続き、その後ろにヒストリーメイカー、ロードゴラッソが中央勢の中では一番後ろでした。
 一周目のスタンド前で、外に持ち出したロードレガリスが早めに捲り気味に仕掛けて番手まで上昇、結果的に前掛かりのレースになっています。

 レースラップは95,4-38,2=2,13,6です。
 レース平均が12,72で、上がり3Fが12,73ですから、字面は綺麗な平均ペースですね。

 ただレースの動きを見ても、スタンド前までやや緩く、ロードレガリスが動いて、そこからは淡々と引き締まった流れ、というイメージで良さそうです。
 ストレートに総合力勝負になっていますし、その中でいかに自分の競馬が出来たか、というのがポイントですかね。



 勝ったマスターフェンサーは、外枠でスムーズな競馬が出来ましたし、懸念していたコーナリングも悪くなかったです。
 流石にロードレガリスほどの自在性は感じませんでしたけど、川田Jらしいポジショニングと、追って追って動かす技術にフィットしている馬ですね。

 道中ロードレガリスが動いても無理しなかったのが、最後の叩き合いを制する事が出来た要因にもなると思います。
 その意味で、外枠の恩恵は大きかったと思いますし、枠が逆なら結果も、という気はしなくはありません。

 大体この2頭は力的に互角にありそうで、かつ上のレベル相手でもそこそこ頑張れるかな?くらいの力はつけてきたように思えます。
 今日のレースぶりを見ても、この馬自身かなり芯が入ってきたと思いますし、東京大賞典あたりに出られたら楽しみはありそうですね。

 2着のロードレガリスは、序盤内枠の分外に出せず、上手くスタンド前でポジションを上げてきましたけど、その分脚を余計に使ったかな、とは感じます。
 でもスタートも出足も良かったですし、要所の機動力は流石で、やはりこの馬は武Jが合っていますね。

 コーナーでは早めに先頭に立ってしまって、少し待つような感じもあったのですが、一気に吹かし切っても?とは思いました。
 ただどちらにせよ、ラストのマスターフェンサーのしぶとさは本物ですし、この馬としても力は出し切ったレースだと思います。

 適性的にステイヤー色が強いというのも見せてきましたし、この馬も来年以降、ステイヤー路線で楽しみです。
 流石にもう少し賞金を積まないと、今年大舞台で、は難しそうですが、器用なので川崎記念とか出して欲しいですね。

 3着ロードゴラッソは、この馬らしい後半に賭ける競馬で、しっかり最後足は使っています。
 最序盤のポジショニングと距離感は、もう少し頑張って欲しかった感はありますけど、力はしっかり発揮出来たように感じますね。

 単純にこの馬比較で、前の2頭がGⅢレベルからは少し上に行った、というのも見て取れますし、物差し馬としても機能してくれるのが有難いところです。
 この馬自身はやっぱりステイヤーなので、今後も1900m以上の距離に拘って使って欲しいかな、と思います。

 4着のヒストリーメイカーは、悪くはないけれど、やっぱり上位2頭の騎手に比べて、早め早めの準備が出来ていない分後手後手かなー、とは感じました。
 流石に前走を踏まえて、被されないように気を払っていたとは思いますが、その分動き出しのタイミングも甘く、コーナーでも勢いに乗せ切れていませんでしたね。

 その分ラストも本来の踏ん張りがきかなかった感じです。
 地方のタフ馬場自体は悪くないと思うのですが、やはりトリッキーなコースではこの鞍上はどうしても……とはなってしまいますかね。

 5着のリンノレジェンドも頑張りましたね。
 ロードレガリスに早め早めに来られて、展開的にきつい競馬でしたけど、それでも最後大きく崩れていませんし、地力も上げていると思います。

 勿論このコースとタフ馬場がフィットしているのもあるでしょう。
 この走りが出来るなら、もう少し弱い相手なら交流重賞でも、と思えますし、積極的に遠征を企図して欲しいですね。
 浦和記念とか、名古屋大賞典くらいのレベルなら勝負できる力は適性は持っていると思います。いい馬です。

 6着エルデュクラージュは、リンノの吉原Jにタフな最内に閉じ込められてしまいましたし、けど下げる馬ではないですからね。
 枠が結果的に悪かったと思いますし、コース・馬場適性も微妙で、むしろこの馬はシリウスSのほうが良かった気はするのですけど。



 予想・券種的にはうーんまぁ、悪くはないですけど、マスターフェンサーが思った以上にこの舞台で強かったです。
 少なくともロードゴラッソが軸として堅実に走るだろう、という部分は正着でしたが、ロード丼はセコくワイドにしておくべきだったかなーと。

 結果的に、印的には綺麗に的中でも、配当的にはビミョーなトリガミ……。まあ外れるよりいいとしましょう。
 明日もなんとか的中させて、週末のGⅠに繋げていきたいところですね。


posted by clover at 17:36| Comment(0) | レース回顧・地方競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください