2020年09月19日

2020 ローズS

 明日は秋華賞トライアルのローズSですね。
 今年は中京開催、という事で、本番との直結度や適性面でのズレがどう影響してくるか、とは思います。
 ただこのコースも、基本的には力のある馬が強い競馬をしやすい舞台ですし、デアリングタクトの三冠を脅かすような、強いレースをする馬が出て来ればいいな、と思います。
 天気予報も微妙で難儀なレースではありますが、予想も頑張っていきましょう。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  デゼル・リリーピュアハート

<人気薄特注馬>
  アブレイズ・ムジカ

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  リアアメリア

<人気薄特注馬>
  フィオリキアリ・セウラサーリ


★展開予想

・馬場想定……良~稍重(かなりの高速馬場)
・ペース想定……ややスロー~かなりのスロー
・推定勝ち時計……1,59,3~8

 今日の中京は良馬場、クッション値は10,6でした。
 先週より雨の影響を受けていないのと、1週レースを使って地盤が踏み固められた面もあってか、開幕週よりは少し時計が出ていた印象です。

 午前中の未勝利マイルが、45,3-47,8=1,33,1と強烈なハイペースとはいえ、2歳コースレコードでした。
 午後の1勝クラスの2000mは、61,8-58,9=2,00,7と、かなりのスローペースで前残りになっています。
 そしてメインのケフェウスSが、59,6-59,1=1,58,7で、ここは綺麗な外差し決着でした。

 この流れから、ペースが上がれば差しも届くんじゃない?と考えがちですが、個人的な所感としては、おそらくケフェウスSが特殊なだけです。
 というのもこのレース、ポポカテペトルが向こう正面で捲って、一気にペースが上がっているのですね。
 三分割だと35,9-46,5-36,3と、異質なレベルで中盤が速く、11,4-11,0-11,8なんて踏んでますから、それは前の馬は止まるでしょう、という話です。

 それ以外は、前述レコード決着の2歳戦も基本前の馬でしたし、概ね前目内目の立ち回り決着になっています。
 それを踏まえて、果たしてみんなが権利を虎視眈々と狙う、3歳牝馬のトライアルで、やたらトリッキーな流れになったり、激流になったりするか?と考えれば、自ずと比重は前目内目有利、に傾くのではないでしょうか。
 そもそも中京2000m自体が坂スタートで、前半ペースが上がりにくいロケーションでもあります。

 ただ完全な超高速馬場、内のグリーンベルト、というわけでもありません。
 なので、能力がある馬、特に持続力や瞬間的な切れがある馬はある程度外目からでも戦える、とは思います。
 特に中京なので、坂加速性能をしっかり保持している馬は崩れにくい、と見ていいのではないでしょうか。

 あと一応、明日の昼過ぎから少し雨予報なんですよね。
 現時点でのピンポイント予報でも、1時間に2~3mm程度なので、あまり大きな影響はないと思いますし、降らない可能性も高いと思います。
 それでも一応渋れば、その分はタフになると思いますし、パワーとスタミナ面が生きてくるパターンもフォローしておければなお良し、という感じではないでしょうか。

 逃げ馬は、比較的前に行きたそうな伏兵が多くて読みにくいですね。
 とりあえず1200m路線からのエレナアヴァンティは、その気になれば一気にハナを取り切る足があるのは確実です。
 ただ距離を意識して控える格好になると、ヤマニン、チャイカ、シャムロックなど、ちょっと力の足りなさそうな馬がハナを取って超スローに落として、なんて可能性もあります。
 同時に外目の馬が多いので、意外と前が競り合ってややハイペース、実質はスローでも仕掛けが速い展開、というのも有り得ますが、その辺りはもうあまり決めつけても仕方ないでしょう。

 有力馬の中では、クラヴァシュドールは基本ミルコJでもゲート安定しているので、それなりの位置を狙っていくと思います。
 内のフアナもルメールJなので下げ過ぎないと思いますし、おそらくリアアメリアよりは前に入っていく形になりそうです。
 リリーピュアハートも、福永Jなので二度スタートミスはしない、と思いたいですが、オークスが坂スタートでつんのめって、という形なのはちょっと嫌ですね。
 デゼルは成長があったとしても、流石にまだスッと前に行く器用さはないでしょうし、武Jも末脚に賭ける形をとってくると思います。

 あと前に行きそうなのはフィオリキアリ、アブレイズあたりでしょうか。
 全体像を決め打つのは、コース条件も踏まえて難しいですけど、相対的にあまり後ろになり過ぎない方がいい、というのは間違いないとは思います。

 ペース的には60,3-59,5くらいを中心にイメージしています。
 中京なのでどうしてもコーナーからペースアップ、となりにくく、向こう正面からか、坂加速か二極化しやすい傾向です。
 ロンスパで強い馬と加速戦で強い馬は中々同居しにくいので、そこも難しい判断になりますが、基本的にはある程度坂での切れと加速は求められる前提で考えていきたいですね。


◎フアナ(10P)

 軸はこの馬でいい、と思うんですけどね。

 1勝クラスを勝ったばかりとはいえ、春にフローラS僅差3着があり、実績としてもクラシック戦線の馬に見劣るわけではありません。
 その上で、休み明けで+28kgだった前走が非常に強く、超高速馬場の平均ペースロンスパで、ずっと外々を回して捻じ伏せてきたのはかなりのインパクトでした。
 1,44,9という時計も素晴らしく、やはり潜在能力そのものは一級品、トップクラスなのを見せつけてくれたと思っています。

 内枠でルメールJなら、それなりの位置からの競馬はしてくれるはずですし、流れたとしても追走面に不安はありません。
 むしろ超スローで動けない、というパターンの方が嫌ですが、一応新馬で、アドマイヤビルゴ相手に、一気の加速地点で鋭く肉薄する競馬も出来ていて、最低限はこなしてくると思います。

 その意味で、どっちの展開に振れても大崩れしないと見ていますし、血統的にもこのコース・距離はフィットするでしょう。
 強いて言えば、前走タフなレースをした反動がないか、ですけど(3着以下の馬が次走軒並み駄目なのは気掛かりです)、ここは狙ったローテだと思いますし大丈夫だと期待しましょう。


○クラヴァシュドール(11P)

 オークスの負け過ぎは気になるのですけど、単純な距離ではなく、複合的な要因だとは思うのですよね。
 桜花賞の反動や馬体減、早仕掛けの展開などもありましたし、総合的に見てこの馬はそこまで明快に持続型ではない、というのもあったと思います。

 坂加速自体は、サウジ戦でサリオスを一瞬追い詰めたように得意ですし、このコースなら自身は前半ゆったり目で入って、段階加速的な流れの中で鋭さを活かす形も取れそうです。
 出遅れはやめてくれ、というところですが、有力馬の中では自由度の高い枠でもありますし、好位外目からスムーズな競馬が出来れば、チューリップ賞くらいは走れると見ておきたいですね。


▲フィオリキアリ(9P)

 枠がいいのと、ここに来ての成長で位置を取れるようになっているのがいいですね。
 新馬まで遡るとはいえ、ある程度坂加速はこなせる馬で、ただ追走面で苦労していた面があったのが、幾分でも解消されてきたのはプラスになると思います。
 行く馬を行かせて3~4番手からリズムよく進められれば、という感じで、あまり極端な上がり特化になると苦しいですが、綺麗に噛み合えばここでも勝ち負けしていい適性と能力はあると思うのですけどね。


△デゼル(9P)

 この馬の評価は置きに行くしかないなぁ、と。

 ポジションは間違いなく後ろからになると思うので、基本的には狙いたくないタイプの人気馬にはなります。
 ただこの馬の場合、瞬間的な加速と切れは破格で、スイートピーSでも坂地点の伸びが尋常ではありませんでした。
 器用な競馬が出来るタイプでもないので、外枠で最初から馬任せで下げて、というのは楽だと思いますし、武Jなので脚を出し切る意識は持ってくれるでしょう。
 勿論コーナー外々からで楽ではないと思いますが、素材的にはやはりトップクラスなので押さえておきたい一頭です。


×セウラサーリ・ウーマンズハート・リリーピュアハート

セウラサーリは前走の勝ちっぷりが良く、インからシュっと動ける脚があるので、上手く位置を取って噛み合えば、と思います。
 ウーマンズハートも春は色々半端な競馬・結果になっていますが、溜める競馬に徹すれば切れ味はあるので、ここは怖さはあるかなと見ています。
 リリーピュアハートは良馬場確定なら消してもいいかな、と思うのですが、少し渋ってよりスローに寄れば、というのがありますし、福永Jがきちんとスタート決めてくれば、前々にそれなりには踏ん張ってくるだろう、という判断です。

 リアアメリアは、最内は良くないと思うのですよね。
 基本的に坂加速が出来ない馬で、後半要素の武器は持続一本なので、半端に位置を取っても加速過程で、下げたら下げたでやはり最速地点で、やや置かれる形になりそうです。
 最後はしぶとく伸びてくる馬ですけど、前提として前目内目がある程度粘るレース、という想定なので、後ろからの馬は、やはり切れと持続軽微でないと狙いたくないため、今回は消しました。


※疑似的な買い目(自信度B+)

馬連
◎ー○
1000

◎ー▲△
500×2

○ー▲
200

三連複
◎○▲△BOX
400×4

◎ー○▲△ー×
100×12

計5000


posted by clover at 16:41| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさんおはようございます♪
 

まずは京成杯お見事です
自分はボンセルとシゲピンとのワイド一点で
ゲートで終わりでした…
でもローズS▲のフィオリキアリは
自分も注目しています!!
ちょっと渋って欲しい所ですが
絶好枠を活かして欲しいですね〜。
Posted by カズ at 2020年09月20日 08:01
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ピンクダイヤは本当にゲート難が改善しないのがネックですね。
 スタート自体は出ても、やはりその分力みがあって甘くなってしまいますし、基本的には少し出遅れて、溜める競馬の方がフィットするのでしょうね。難しい馬です。

 フィオリキアリは立ち回り勝負が出来るようになったので、元々末脚の持続力はありますし、この相手でも、と思うのですけどね。
 ただ結局雨は降らず、ほぼ高速馬場っぽいので、あまり極端な3F特化にならず、じわっと分散するような形になるといいのですけど。
Posted by clover at 2020年09月20日 14:10
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