2020年08月08日

2020 エルムS・レバードS

 明日は久しぶりの2重賞ですが、どちらもダート戦、というのも、番組編成上かなりレアケースのようですね。
 後々はこの2重賞で活躍した馬が、より大きな舞台で激突する、なんて絵面も想像しつつ、それぞれに癖のあるレースですがしっかり取り組んでいきましょう。


★エルムS 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  アルクトス

<人気薄特注馬>
  サトノティターン・ワンダーリーデル

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  タイムフライヤー

<人気薄特注馬>
  リアンヴェリテ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(標準レベル)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……1,43,2~6

 今週の北海道は、週中は雨予報でしたけど、直前で曇りに変化しました。
 なので今日も良馬場で、含水率も低め、パサパサ、とまでは言わないにせよ、普通に力の要るダートになっていると思います。

 時計的には1勝クラスのロンドンデリーエアが圧勝で1,44,9、2勝クラスの桑園特別がそれより遅く1,45,6でした。
 ただこの時期は、まだ1勝クラスに強い3歳馬が残っているので、どちらかと言うと今回は桑園特別のレースレベルが低かったのだろうと思います。
 ともあれ2勝クラスで45秒そこそこまでなら、そこから2秒詰めるのは難しいか?というラインで勝ち時計は想定しておきたいです。

 レース展開は、今回はこの距離としては珍しく、確実に逃げたい馬がリアンヴェリテしかいません。
 だからと言ってペースが遅くなる、と決めつけるのは危険ですけど、それでも1コーナーまで競り合ってハイペース、という光景を見る確率は低くなるのは確かでしょう。
 リアンヴェリテより内にはそこまで速い馬がいないので、おそらくリアンヴェリテが押して押して切れ込んでハナ、それを外の馬が追いかける形になります。
 アルクトス、ハイランドピークあたりは間違いなく前に行って、タイムフライヤーもの距離と枠でルメールJなら、あまり後ろからにはしないと思います。

 内からは、ヒラボクラターシュがある程度出していくものの、ポケットまで行けるかは微妙です。
 エアスピネルは初めてのダートスタート、内枠で立ち回りが難しいですね。砂を被ってもいい覚悟で出していくか、一度下げてスペースを作りながら進めていくかは注目です。
 ワイルドカード、ロードゴラッソ、アナザートゥルースあたりが先団の後ろ~中団くらいで、バスカヴィルもこのあたりでしょうか。
 アディラートはスタート次第ですが、内枠なので今度も下げそうで、サトノティターン、ワンダーリーデル、ウェスタールンドあたりは後ろからの競馬と見ています。

 上でも触れたように、リアンヴェリテを敢えてつついてまで、ハイペースに持ち込みたい先行勢がいるかな?とは感じます。
 勿論リアンヴェリテ自身が、スローの逃げタイプでもないので、極端に緩い流れはないとは思います。
 それでもこの馬なりに楽に入れる組み合わせではあるはずで、平均ペースくらいから、後半淡々とラップが落ちない展開を想定しています。
 札幌は向こう正面が短く、コーナーが長いので、後ろから一気に捲るのは難しいですし、基本的には前目で進められる馬を強く狙う形で行きたいと思います。


◎ハイランドピーク(10P)

 このレース3年続けての参戦で、過去1・2着ととても相性のいいレースでもあります。
 今年は長い休み明けを一回叩いて、という臨戦過程ですが、前走も見所ありましたし、ここは楽しみな舞台になるでしょう。
 外枠でスムーズに自分のリズムで好位から進められそうですし、鞍上も主戦の横山和Jに戻ります。
 今日のフクノグリュックなど見ていても、このコースはツボを心得て、自信を持って乗れていると思えますので、人馬の適性に期待しましょう。


○ウェスタールンド(10P)

高齢馬で追い込み馬、というのは、基本線としてはこのレースで狙ってはいけないタイプなのは承知しています。
 それは捲る地点がなく、ずっとコーナー外々で長く無駄脚を使わされるパターンが多いから、というのが理由になります。
 しかしこの馬の場合、少し事情が違って、後ろからの馬なのですが、決して長く脚を使えるタイプではありません。
 むしろダラッと脚を使ってしまうと甘くなるのが早い馬で、あくまでも爆発力を2~3Fに集約してこそ、の馬です。

 そういう特性を一番良く把握している鞍上だけに、おそらく3~4コーナー中間まで無駄に動かないと見ています。
 それまでにある程度先に動く馬もいるので、スペースは確保しやすいと見ていますし、溜め切った時の爆発力が桁違いなのは、前走のコーナーを見ても明らかでしょう。
 馬場が軽くなって、淡々と前がスピードで押し切る形だと苦しいか、と思っていたのですが、雨が降らないようなので、この距離でも決め手を活かせるレースになるかなと見て、対抗まで引き上げました。


▲リアンヴェリテ(9P)

 このメンバー構成なら、強めに抑えておいて損はないかなと思っています。
 最近ややスタートが遅いですけど、今回は斤量も軽くなって、出足もある程度改善されるでしょう。
 他にすごく速い馬もいないので、自分のリズムでじわっとハナを取り切れるかな、と感じますし、マイペースで行ければとにかくしぶとい馬です。

 タフな馬場でもしっかり速いラップを踏んでいけるタイプですし、このメンバーでも力負けはしないと思うので、この人気なら狙ってみましょう。


△タイムフライヤー(11P)

この馬としては、外枠の方がレースはしやすいかな、と思います。
 ある程度ダートスタートは出足がいいですし、そこまで内の馬が速くないので、外主導の先団の中で、好位の外をルメールJならすんなり取ってくるでしょう。
 タイプ的には明らかにハイペース巧者で、今回はペース想定的に、好位外から後半勝負でどうか?とは思っています。
 それでも地力は確かですし、斤量面も楽になりますから、スムーズな競馬自体は出来そうなここで軽視は怖いですね。


×ヒラボクラターシュ・ワンダーリーデル・アルクトス

 ヒラボクは喉の手術明けで長期休養明けなので難しさはありますが、小回りに対応できる器用さは持っています。
 枠の並びはかなりいいと思うので、横山武Jの強気なタクトが上手く嵌れば、のパターンは抑えてみたいです。

 ワンダーリーデルも横山父で、内でタイトに決め打ちの競馬はしそうなのですよね。
 この距離なので流れてくれた方が、とは思いますが、地力はある馬なので叩き2戦目で状態も良さそうなここは紐に入れます。

 アルクトスは条件・適性としてはかなり微妙な気はしています。
 ただこのコースでスッと先行できる脚はありますし、並びを見ても2番手外からの競馬が可能っぽいので、雪崩れ込み警戒はしておくとします。

 エアスピネルは、タフ寄りダート1700mで、内枠でも好走出来たらそれはもう本物なんですけどね。
 タイプ的にも狙うなら初めての前回、だったとは思いますし、ここは人気するなら消して勝負したいです。


※疑似的な買い目(自信度B-)

馬連
◎○▲△BOX
200×6

三連複
◎○▲△BOX
100×4

◎ー○▲△ー×
100×12

計2800


★レバードS 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ラインベック

<人気薄特注馬>
  ケンシンコウ・バンクオブクラウズ

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  デュードヴァン・ミヤジコクオウ

<人気薄特注馬>
  フレイムウイングス・ブランクチェック


★展開予想

・馬場想定……重~不良(高速ダート)
・ペース想定……ややハイ~平均(中緩みパターン)
・推定勝ち時計……1,50,8~51,2

 新潟は天気予報通りにかなりまとまった雨が降っていますね。
 今日の時点でもダートは重馬場、時計も未勝利1800mで1,51,8、高田城特別が1,10,2ですので、高速ダートだと思います。
 更に明日も、朝から午後にかけて高い降水確率になっています。
 馬場がより悪化する可能性も高く、最低でも重馬場での開催、と踏んでおきます。

 レース展開は、典型的な逃げ馬はいないものの、短距離路線からの馬も多く、序盤の攻防がポイントになりそうです。
 おそらく逃げを狙うのが内のタイガーインディで、ラインベックもまだ砂を被りたくはないと思うので、スタート決まれば出していくでしょう。
 ただ外のライトウォーリアやフレイムウイングスあたりもかなり出足はいいものを持っています。
 ラインベックがミルコJで出負けして、となると、リカバーして前目は難しいイメージですし、少なくとも前走のように楽なペースでハナ、という形にはならないでしょう。

 ブランクチェック、デュードヴァン、ミヤジコクオウなども、基本的には前に行きたいはずです。
 ただ枠の並びがそれぞれに微妙ですよね。
 それとブランクチェック、デュードヴァンは、ダートスタートで出足がしっかりつくか?もポイントで、それ次第では外から入られて思いのほか後ろから、もありそうな感覚です。
 ケンシンコウはこの枠でも中団のインまで、バンクオブクラウズあたりが中団外か?と想定しますけど、まだこの時期の3歳馬だけにわからない部分も多いですね。

 ペースとしては、コース形態と並びから、序盤はそこそこ上がると思っています。
 特にタイガーインディは1400mでスピードを見せている馬なので、こちらも地味にダートスタートでどこまで?ではありますが、普通なら35秒後半くらいで入っていける脚力はあるでしょう。
 渋った馬場なので、みんなそれなりに位置は取りたい、となり、テンは速くなって、2コーナー辺りで一旦緩んで、向こう正面でまた上がる、ジグザグなラップになるかなと見ています。

 その場合問われるのは、ギアの上げ下げの器用さと、スムーズにレースを進められる位置にいるかです。
 勿論潜在的な追走力も大切ですし、新潟なので4コーナーで減速⇒直線加速のパターンになる可能性も高いです。
 その辺りを総合的に対処出来て、時計勝負にも適応力が高そうな馬を狙っていくのが妥当なレースかな、と思います。


◎ライトウォーリア(10P)

この馬はやはり前走が圧巻でした。
 ハイペースの序盤を外目から追いかけて流れに乗り、けれど直線しっかりと加速を見せています。
 軽い馬場だったとはいえ、12,6-12,0-12,9と、テン35秒台に乗っていきつつ一脚を使えたのは、この舞台の適性を示していると思います。
 また相手としても、2勝クラスの最上位ランクに入るサルサレイアを楽に退けている事、1,50,0と高速決着に目途を立てているのも心強いです。

 岩田望Jは、まだ重賞の舞台だと少し経験値が、という面も見せているとは思います。
 けどこの馬の場合、砂を被ると駄目っぽいので、枠なりに出していって外目から、という単調な、馬の力に任せたレースになると思います。
 その点では純粋な騎乗技術だけで勝負出来そうなので、それならここは軸として期待してもいいかな、と評価しました。
 まあ想定より人気しちゃってますけど、雨予報ですから仕方ないと思いますし、外枠を引けた時点で初志貫徹ですね。


○ミヤジコクオウ(11P)

絶対的な潜在能力なら、このメンバーでもトップクラスだと思っています。
 ただそこまで器用なタイプではなく、枠の並びもあまり良くない中で、どこまで出し切る競馬が出来るか?という点での不安はありますね。
 タイプ的に明らかにハイペース追走型で、後半一気の加速と切れが問われて対応できるかは不安要素です。

 それでも和田Jで、ある程度積極的には入ってくれるでしょう。
 ラストの減速地点では確実に伸びてくるタフな馬ですし、この相手なら本音は勝ち切って欲しいのですけどね。


▲フレイムウィングス(7P)

 ローテーション的には狙いにくい馬なのは確かなのですけどね。
 ただ元々休み前に強い相手と接戦している事、前走の内容の良さを買いました。

 基本的に器用な馬で、砂を被ってもやれますし、前走のように馬群の中から一気の加速が問われてもスッと反応する操縦性の高さが一番の武器です。
 勿論追走力もあり、この舞台でしっかりいい時計で勝ち切っているのも材料としては面白いと思います。
 外枠なので、ライトウォーリアを追い掛けつつスムーズに進められそうで、その形から力を出し切れればチャンスはあっていい馬だと見ています。
 まあ中1週で再度の輸送、中間の調教も鬼のように軽いので、普通なら御法度の狙い目なんですけどね。
 ただ西村Jも今日の斜行で加重制裁ですし、ここは逆に開き直っての騎乗で一発を期待してみましょう。


△デュードヴァン(11P)

 正直良馬場でこの枠だと、消すところまで視野に入れても、と思ったのですけど、軽い馬場になったのである程度強めに拾います。
 ダートスタートやコース適性はやってみないとわかりませんが、軽い馬場で切れを引き出して強さを見せているのは確かです。
 馬群の中からの競馬も、機動性もそれなりに見せているので、スタートを決めて中団くらいで流れに乗れるのであれば、恥ずかしい競馬はしないかな、と見ています。

 それでもこの条件ですと、外目からスムーズに出し切った馬を捕まえられない感覚は強いので、この位置までが私としての評価の限界ですね。


×ケンシンコウ・ブランクチェック・バンクオブクラウズ

 ケンシンコウはここで白頭巾かー、と、その符号はやはりニヤッとしてしまいますね。
 馬としてはそこまでスパッと切れるわけではないので、この馬場で加速が強く問われると甘そうな気はしています。
 でも枠がいいので、ソコソコの位置は取れるかな、と思いますし、内目を上手く捌いて上がってこられれば楽しみですね。

 ブランクチェックも距離延長がネックな中、軽い馬場になるのはいいですね。
 この枠だと流石に包まれそうですが、一応3走前に砂を被る競馬もクリアはしていて、対応はしてくると思います。
 前走スムーズな形でサルサレイアを撃破しているので、そこから比較するとパフォーマンスを落とす舞台とは思いますが、地力を買って拾っておきます。
 バンクオブクラウズも、ある程度メリハリがつきやすい新潟ダートなら、外から長く脚を使っての差し込みはあるかな?というイメージです。

 ラインベックは、まず今回は逃げられないと思うのと、番手外を取れたとしても、速い流れからギアの上げ下げが問われていいタイプではない気はするのですよね。
 前走は好時計ですけど、明らかに後半型の、しかも一貫加速戦なので、この馬にとってはベストのレースメイクをしてもらえていました。
 今回はミルコJに替わって、出負けのリスクも出てきますし、色々総合して人気勢の中ではこの馬を嫌うのがいいかな、と考えます。


※疑似的な買い目(自信度B)

三連複
◎○ー▲△
200×2

◎○ー×
100×3

◎ー○▲△ー×
100×12

○ー◎▲△ー×
100×12

計3100


posted by clover at 16:39| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさんおはようございます♪

先週は大失敗だったので
cloverさんの印をちゃんと絡めて
エルムS買います。
でもアナザートゥールスから
チョロ買いです。
Posted by カズ at 2020年08月09日 07:54
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 今週は2場でくっきりと馬場コンディションが分かれましたね。
 結局札幌は一滴も雨が降らず、普通にかなり乾いたダートなので、この距離でもパワー型が優勢になるかもしれません。
 アナザートゥルースは休み明けと斤量、枠の並びから、位置が取れるか微妙で嫌ったんですよねぇ。
 でも調教は目立ってよかったですし、上手く流れに乗れたら怖いな、と思います。
Posted by clover at 2020年08月09日 14:59
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