2020年07月25日

2020 アイビスサマーダッシュ

 明日は夏の新潟の名物重賞となった、直線競馬のアイビスサマーダッシュですね。
 今年も多彩な路線からスピード自慢が集結してきましたし、多頭数で一筋縄ではいかないでしょうが、しっかりと馬場など踏まえつつ分析していきたいと思います。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  アユツリオヤジ

<人気薄特注馬>
  ミキノドラマー

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ゴールドクイーン

<人気薄特注馬>
  ナランフレグ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(かなりの高速馬場)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……53,8~54,0

 新潟の芝は、ややぐすづいた天気の影響で稍重スタートでしたが、午後には良に戻りましたし、時計も開幕週らしくそこそこ出ています。
 2歳戦は色んな意味で尺度としては難しいのですけど、未勝利1800mで1,46,5のレコード、マイル新馬も凄いレースでしたが、地味に時計的にも1,34,8と優秀でした。
 また古馬戦も、未勝利の1800mが1,45,9、1勝クラスの2400mが2,24,6、豊栄特別が34,1-11,6-34,8=1,20,5ですので、やはり時計はそこそこ出る馬場と見做していいでしょう。

 ただ、この新潟開催はエアレーションとシャタリングがダブルで処置されている事もあってか、多くのレースで1~2頭は差しタイプの馬がしっかり絡んできているイメージではあります。
 流石に極端に後ろから、となると簡単ではないですけど、それでも脚質的に多少ポジショニング面で不備があっても、後半の適性がしっかりあればチャンスはある、と考えられますね。
 血統的にも、時計の割には比較的スタミナ型、パワー型の台頭が目立ちますし、瞬発力、というよりは、スピードの持続性能が強く問われる馬場コンディションではないでしょうか。

 その上で明日も微妙な天気予報ではありますが、現時点でのスポット予報ですとずっと曇り、ほぼ雨は降らないようですし、それを信じて良馬場時計勝負と考えておきます。
 風もそんなに強くない予報なので極端に影響はないと思いますし、例年通り外枠主導でのスピード勝負の流れの中での駆け引きが楽しめそうです。
 今日から札幌新潟で、少しは堅いレース結果になるかと思いきや、どっちも特別辺りはやたら荒れていて、明日もその流れを引き継がないか嫌な感じもなくはないですが、基本的にはここは上位人気勢がそれなりに信頼出来るレースになるのではないかなと思っています。

 レース展開ですが、基本的に外枠勢の方が前を取りやすいレースではあり、その点で枠の並びはかなり重要でしたが、この感じですと基本的には7枠の3頭と、後はジョーカナチャン辺りの先行争いになるかなと思います。
 これまでのレースを見ても、テンの1Fで抜けて速いのはこの4頭だと思いますし、ラブカンプーはこの斤量で内からでは厳しい、カッパツハッチも同様で、イベリスやアユツリオヤジは速い馬の間に入って、前走くらいの出足ではここは逆に前が取れず、挟まれて苦しい競馬になるのではないか、と感じています。
8枠勢は、7枠3頭が外に寄せてくる形の後ろを確保していくイメージで、ダイメイプリンセスは真ん中から少しずつ外に寄せつつ進路を探っていく感じ、ナランフレグはやや内過ぎる中で、序盤のポジショニング面でついていけるか、質的に軽い馬場だと多少不安がありますね。

 まあスタートひとつでガラッとポジショニングが変わってしまう勝負なので、あまり決めつけていくのは良くないですけれど、全体像としては外主導で問題ないでしょう。
 その中であまり芝スタートの経験も薄いモンベルデュあたりがどこまでついていけるか、粘れるかで、進路取りなどのポイントも変わってくるはずですし、ライオンボスが大きく崩れるイメージは流石にないので、その後ろくらいから虎視眈々と進める馬がどれになるか、その辺りも色々想定しつつ組み立てていきたいと思います。


◎ライオンボス(13P)

 馬場が渋ったら評価を落とすつもりだったのですけど、時計の出る良馬場勝負想定なので、軸はこの馬でいいと思います。
 前走は外のジョーカナチャンにポンと先行されて、常に外から被されつつの苦しい立ち回りになりつつも、最後までしぶとく伸びての差し切りでしたし、ここも外の2頭、特にゴールドクイーンの出足は厄介だと思いますが、ついていく形でもしっかり結果を残せたのは価値があると思っています。
 この並びならジョーカナチャンに前に入られるところまでは行かないと思いますし、それさえクリアできれば外目で先頭列、というこの馬の競馬は出来るはずで、そして時計勝負になればある程度ペースバランスがどうあれ、最後までしぶとい、強い競馬が出来ています。

 今回は未知数の馬もいるのでその辺りでの力関係がどうか、ですけれど、既存勢力に対してはやはり斤量含めてアドバンテージがあると思いますし、鮫島Jもこの馬に対しては常に自信を持ってエスコートしてくれています。
 いつも以上に調教が軽めに見えるのはありますけれど、こういう調整で結果を出せている馬ですし、ここを大目標に作ってきている筈ですから、このコンビでの一年越しのリベンジ、連覇に期待します。


○ダイメイプリンセス(11P)

 少し内目ではありますけど、そんなに遠くない所にライオンボスがいますし、自分の外の馬の多くが前に行くタイプでもあるので、序盤外目に誘導しつつ、進路を意識しながらの縦横のポジショニングは前走より楽なのではないかと思います。
 このタイプはむしろ外枠の時の方が、みんなが外に殺到してきて一列下げる形になりやすいですし、前走はもろにその形で、かち最後も中々進路が開かずの中での追撃でしたから、やはりこの舞台の適性はかなり高いと言えます。

 去年はかなりの内枠とタフな向かい風展開で、持ち味の一瞬の切れが削がれた格好でしたし、今年はしっかり道中ためを作りつつ進められて、切れも生かせる時計の出る馬場だと思うので、一昨年のような鮮やかな差し切りまで視野に入れていいと思っています。


▲ゴールドクイーン(10P)

近走出負けが続いているのが嫌ではありますが、まともにゲートを出れば本当に速い馬なのは誰もが知っているでしょう。
 実際に芝スタートのダート1200m戦で、平然とテン11,6とか出してきますし、これに匹敵する速度を持っているのはジョーカナチャンとライオンボスくらい、強いて言えばモンベルデュもそれくらい出せる可能性は感じる、という所で、この並びならスタートさえ決まればまずハナ争いは出来る、と踏んでいます。

 元々葵とを勝っているように芝実績もあり、ある程度なら後半型の競馬でも対応できるので、軽い芝の時計勝負でも見劣りしないとは思いますし、血統的にも一発あるならやはりこの馬になるのではないか、という印象は持っていますね。


△ジョーカナチャン(11P)

 前走より斤量差が詰まって、枠の内外も逆、となると、ライオンボスに先着するのは厳しいかな、というイメージにはなります。
 ただ夏は牝馬、でもあり、この馬も極端に悪い枠ではないので、いいスタートから外に寄せていって、ライオンボスと並走するような形をスムーズに作れれば、今の充実ぶりからしても大きく崩れる不安は少ないのかなと見ています。
 この馬もとにかくスタートの安定感とダッシュの良さは目を引きますし、多少タフ馬場になってもやれる幅も持っていると思いますので、特に嫌う要素はないかな、という意味でのこの評価ですね。


×モンベルデュ・ビリーバー・ミキノドラマー

 紐もベタに外枠勢で面白い馬を拾っておきましょう。
 モンベルデュも色々頓挫明けで、ここでいきなり芝でどうか?とはなりますけど、湿ったダート適性の高い馬はこのレースにマッチするのは歴史が証明しており、とにかくスピードは絶品なので、上手く噛み合えばの怖さはあり、拾ってはおきたいです。
ビリーバーも加速性能が高い馬で、一定の追走力も保持していますので、枠なりにある程度の位置を取れて、それこそ上手くライオンボスの後ろくらいからスルッと抜けてこられれば楽しみはあると踏んでいます。

 ミキノドラマーはこのコースの重鎮ですが、基本的に外枠でスムーズに壁を作れた時の方が確実に好走率が高いので、今回は大外、かんつ7枠3頭が速くてすぐに前に壁を作ってくれそうなのは絶好条件だと思います。
 まあ流石に53秒台の時計勝負で勝ち負けまでは苦しいかもですが、上手く流れに乗れれば圏内チャンスはあると思いますし、この人気なら是非紐には入れておくべきでしょう。

 人気勢では、ナランフレグは決め脚は本当に魅力がありますけど、時計勝負だと総合スピード的に足りないと思うのですよね。
 常に31秒台の後半の切れを引き出せるとはいえ、全体時計では54秒半ばまで、という感じですし、おそらく前半無理すればそこは削がれる要因になるでしょう。
 それに差しの丸田Jですから、前半から無理するイメージはまずないですし、馬場が少し渋ればチャンスはあるでしょうが、54秒前後の決着なら前走同様良くて掲示板、と見ています。枠も微妙ですしね。

 アユツリオヤジは確かに前走強かったですけど、やはりかなり時計の掛かる馬場で相対的なスピード、ではあったのは確かです。
 ダート時代を細かく見ていっても、そもそもあまり芝スタートの経験は多くなく、出足も極めて速い、と思わせる部分はないので、このメンバーに入ると流石にハナ争いに加わるのは簡単ではないなと感じています。
 特にジョーカナチャンとライオンボスに挟まれているのはかなり厳しい感じで、前に馬を置く形で走れてしまったらもうそれはシャッポを脱ぐしかないですけど、基本的には被されて崩れるだろう、と見て消しました。


※疑似的な買い目(自信度A-)

ワイド
◎ー○
2000

三連複
◎ー○▲△
400×3

◎ー○▲△ー×
100×12 

計4400


posted by clover at 16:22| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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