2020年07月18日

2020 函館記念・中京記念

 明日はサマー2000シリーズ、サマーマイルシリーズの第2戦となる2重賞ですね。
 どちらもハンデ戦で頭数も多く、天気予報もどちらも微妙と波乱要素満載で困ってしまいますが、頑張って予想していきましょう。


★函館記念 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  レイエンダ・ベストアプローチ

<人気薄特注馬>
  マイネルファンロン・レイホーロマンス

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ニシノデイジー

<人気薄特注馬>
  ランフォザローゼス


★展開予想

・馬場想定……良~稍重(標準ライン)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……1,59,8~2,00,3

 函館の芝は、今日の時点ではまだ良馬場で、Bコース変更後は天気が安定していたのもあり、内目もまだ綺麗な状態を保っていますね。
 時計的には、未勝利の1200mで33,9-35,2=1,09,1、函館2歳Sも1,09,8なので、まだ条件としてはそこまでタフではないと思います。
 また、ペース次第では差しも決まりますけれど、平均からスロー寄りになればやはり前目内目で上手く立ち回った馬が最後までしぶといイメージではありますね。

 ただし、明日は午前中にうっすらと雨予報が出ています。
 降水確率としてはそこまで高くないですし、多大な影響はないかな、とも思うのですが、そういう時に限って先週の福島みたいに土砂降りで酷い馬場になったりするので油断は出来ません。
 が、そちらのパターンまで幅を広げて想定するのは難しいので、基本線としては渋っても稍重程度、普通に時計が出る馬場のままで行こうと思います。

 レース展開ですが、逃げるのはほぼトーラスジェミニでいいでしょう。
 内からカウディーリョもある程度は抵抗して、おそらくこの馬は包まれたくはないのでそのまま真っ直ぐ走って番手外に切り替えが理想、その外からスズカロング、マイネルファンロンも大外ですが最後入れなので、スタートが決まれば思い切って先行してくると思います。
 内目からはバイオスパーク、ランフォザローゼスあたりが前の動きを見ながら先団に加わっていって、レイエンダはこの枠なのでゲートが決まればルメールJですし前目を意識しそう、ただ出負けすると苦しいな、という感じです。
 ベストアプローチやレイホーロマンスは鞍上も含めて中団くらいまでには入ってきそうで、プレシャスブルーやニシノデイジーは相対的に後ろからになる可能性が高いと思います。

 ラップ的には、トーラスジェミニが前走よりは、内の馬を交わしてハナ、というプロセスがあるのと、1コーナーまで長い分、テンの入りはソコソコ上がって、1~2コーナーで緩んで、また向こう正面からじわっと、というイメージになりますね。
 バランスとしては平均くらい、60-60を想定していますが、もう少しスローになるかも?というイメージで、トーラスジェミニは距離もあるので、ここでガンガン飛ばしていく選択は取らないと思うのですよね。
 なので本線はスローロンスパ寄りで、その分ある程度は前目にいないと苦しい、というレースを想定しています。
 今年は開催時期が違うので傾向がどこまで合致するかですけど、本質的には内枠絶対有利のレースなので、その辺りも意識しつつ組み立てていきたいですね。


◎バイオスパーク(10P)

 適性、枠、血統、鞍上を総合的に勘案すると、軸としてはこの馬が妥当かな、と感じます。
 ある程度追走力と先行力があり、距離も2000mまでは充分に守備範囲で、タフ馬場での持久力戦にも実績がありますし、近走は成績も安定していて、オルフェーヴル産駒らしい晩成ぶり、充実期にあると思います。
 和田Jで偶数内枠なので積極的な競馬はしてくれると思いますし、ある程度馬場が渋っても対応できるはずで、今日の時点では内馬場も悪くないですから、スムーズに前の動きを見つつ、コーナーでスペースを拾っていく形が作れれば圏内軸としてはかなり信頼出来るのではないでしょうか。


○カウディーリョ(9P)

 わかりやすいピンかパーかタイプですけど、今回は得意の滞在競馬で洋芝2000m、持ち前の持久力を活かせそうな舞台ですから、人気し過ぎだなぁとは思いますけど素直に狙っておきます。
 逃げた方がいい、というのはある中で、トーラスジェミニとの最序盤の立ち回りでどうするか、という面でのリスクはありますけど、函館巧者の藤岡佑Jですから上手く処置してくれるはずで、ある程度動ける位置につけられれば問題はないと思っています。
 後半長く持久力ラインでの脚を使うのは得意ですし、はっきりハイペースまで流れてしまうと疑問も出てきますが、平均ペースまでならしっかり踏ん張ってくれるのではないかなと見て狙います。


▲ベストアプローチ(10P)

 この馬の場合、2000mでもまだちょっと短い可能性はありますし、過去一度たりとも追走面を強く問われた事がないので、その点でどうか?というのは出てきます。
 ただ前走は超々休養明けでもしっかり競馬には参加出来ていましたし、ロンスパの形でしぶとく、というのは見せてきたので、少しでも距離が伸びて、というのはプラスになるのは間違いありません。
 血統的には少しタフな馬場になってもいいですし、横山武Jならば積極果敢な仕掛けを見せてくれると思うので、この馬本来の力強さとしぶとさが発揮されるのであれば、勝ち切っても不思議はないかな、と見てこの位置にしました。


△マイネルファンロン(9P)

 大外ははっきり不利なんですけど、ただ最後入れなのでゲートは上手く出られる可能性が高いです。
 その上で、スズカロングより外の馬はほぼ前に行かないので、ポンと出て内に切れ込みつつ強気に先行すれば、2列目までは楽に取れる並びかな、と思いますし、1コーナーまでに形さえ作ってしまえば、去年のように好位からしぶとい競馬を展開できる可能性はあるかなと踏んでいます。
 この舞台がマッチしているのは間違いないですし、丹内Jも基本的に消極的ですけど、この馬とのコンビでは打って変わって強気な仕掛けを見せてくれることが多いので、コンビでの噛み合わせに期待して強めに拾っておきましょう。


×ランフォザローゼス・レイホーロマンス・レイエンダ

 ランフォザローゼスは本来こういう小回りで機動力を活かしつつの競馬が向くと思っていますし、前走1400mを使って行き脚がつけば、好位内目で立ち回っての復活の食い込みはあってもいいと思います。
 レイホーロマンスは引退レースらしいですが、51kgはやはり魅力ですし、前走のように外々になる枠ではないので、団野Jがクレバーに中団くらいから捌く競馬を披露してくれれば圏内くらいはあってもいいのではと見ています。この馬としてはハイペースの方がいいですね。

 レイエンダは正直消していいかなぁ、と思わなくもないんですけど、紐の残り1枠でトーラスジェミニとどっち?と考えた時に、タフになり過ぎない馬場なら拾っておくべきか、と考えました。
 やっぱりルメールJなのでポジションを取りつつもスペースを上手く使って、という競馬に持ち込めば怖いですし、適性面ではあまりマッチしないイメージですけど、後半型の競馬になれば浮上してくるかなと見ています。

 トーラスジェミニは迷いどころなんですけど、この馬はハイペースにせよスローロンスパにせよ、あまり道中でガチャガチャせず、メリハリのある逃げでこそ、というイメージなんですよね。
 流石に2000mでハイペースは厳しいと思うのと、けれど今回は1コーナーまではソコソコ脚を使って、ペースを落とすならそこで一度ギアチェンジを使わないといけないので、個人的にはそういうバランス型の競馬はあまりフィットしないと踏んでいます。
 カウディーリョがいなければ、前走みたいに自分のリズムでゆったりハナ、も有り得たのですけど、その点で最後甘くなるかなと見て消しました。

 ニシノデイジーは外枠で溜める競馬を示唆していますし、余程ハイペースにならない限りはいらないと思うのですけどね。


※疑似的な買い目(自信度B-)

馬連
◎ー○
500

◎ー▲△
300×2

○ー▲
200

三連複
◎ー○▲△
200×3

◎ー○▲△ー×
100×12

計3100


★中京記念 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  トロワゼトワル

<人気薄特注馬>
  ラセット・リバティハイツ

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ケイアイノーテック

<人気薄特注馬>
  ディメンシオン


★展開予想

・馬場想定……良~稍重(タフ馬場)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,34,3~7

 今日の阪神は珍しく良馬場開催ですけど、馬場は変わらずにめっちゃタフですね。
 9Rの戎橋特別が34,8-11,6-36,2=1,22,6と一貫ハイペース消耗戦でもこの時計、能瀬特別も58,7-62,9=2,01,6と超ハイペースでラストはズブズブの消耗戦なので、やはりもう地盤からかなり緩く、時計の出ない馬場になってしまっているイメージは強いです。
 そしてまた明日は微妙に雨が降るかも?という天気予報で、今は少しでも降ったら一気にタフになるでしょう。出来ればこの辺りはギリギリまで見極めたい要素にはなります。

 馬場バイアス的には、ようやく少しずつ外からの差しも決まるようになってきたかな?という感じですが、それでもまだまだインが粘れる、とにかく切れる脚は引き出しにくい馬場なので、その点は改めて頭に入れておきたいですね。

 レース展開は、おそらく内枠を引いたトロワゼトワルが逃げると思います。
 それを内からベステンダンク、レッドレグナントあたりが追いかけ、中目からはディメンシオンとプリンスリターン、ソーグリッタリングとリバティハイツ、ストーミーシーあたりも外目からある程度の位置は取ってくるかなと思います。
 ギルデッドミラーは折り合いが難しい馬なので、テン乗りで外枠だと中団からやや後ろになるかな、という感じで、ケイアイノーテックもいつも通り序盤は後ろからの競馬になるでしょう。

 馬場も含めてペースは読みにくいのですけど、ある程度前にいないと勝負にならない馬場、というのは騎手の意識にも周知されているとは思うので、トロワゼトワルが余程飛ばしていかない限りは、みんながそれを追い掛けていって平均からハイバランスくらいにはなってくるかなと思います。
 その分仕掛けの意識は強くならずに、タフ馬場で直線の一脚、という競馬になるかなと思っていて、勿論後半の持続性能はあるに越したことはないですけど、少し阪神外回りのセオリーとは違う展開になるんじゃないかな、と踏んでいます。
 イメージとしては47-47,5くらいで、後半11,8-11,4-12,3くらいの流れ、それなりに前々から追走で殺がれず一脚を引き出せる馬と、タフ馬場での持続性能が高い馬を狙っていきたいですね。


◎ベステンダンク(11P)

タフ馬場はバッチリフィットしますし、淡々と流れて一脚、という競馬も一番噛み合うと思うので、この馬の好位抜け出しに期待します。
 マイルでも追走でそこまで苦労しないですし、枠の並びもいいので、余程雨が降って一気に外差し馬場にシフトしない限りは、しっかりと脚を使えるかなと思います。
 外回りなので仕掛どころは鍵ですが、全体的に団子から極端に仕掛けの早い展開にはならないと思うので、この馬の器用さとしぶとさが生きるはずで、松山Jも今の阪神の伸び所はきっちり読めていると思うので、人馬の適性セットで期待しましょう。


○ソーグリッタリング(11P)

この馬もペース・馬場不問で頑張れる馬ですし、川田Jなのである程度の位置は取ってくれるはずです。
 馬群を割る競馬も出来るので、道中馬群の中目から上手く割ってくるような競馬が出来れば、と思いますし、持続特化になり切るよりは総合力が生きる展開の方がいい、とも思うので、その辺り総合的に勘案して上位には食い込んでくれると踏みました。


▲プリンスリターン(9P)

この馬もタフ馬場はマッチしますが、シンザン記念みたいにある程度平均から一足、という形の方がより強いはずで、ハイペース展開になっても踏ん張れる幅も含めて重く狙っていいかなと思います。
 枠の並びもそれなりの位置は取れる感じですし、元々除外対象だったのが滑り込めた運の良さも含めて、原田Jには後がない気持ちでしっかり乗って欲しいですね。


△リバティハイツ(8P)

 夏の方がいい馬で、阪神マイルはいつもそこそこいい競馬が出来ていますし、西村Jで位置を強気に取ってくれそうなのも面白い要素です。
 追走を求められてもしっかり自分の脚は使える馬ですし、外目からスムーズに前に取りつく形が作れれば、それなりに踏ん張ってこられるのではないか、と見ています。


×ギルデッドミラー・ディメンシオン・レッドレグナント

 ギルデッドミラーは地力は確かですけど、今回は少しポジショニングで苦労しそうですし、折り合いの難しい馬でテン乗り、というのも気掛かりな材料にはなります。
 それでもこの斤量で恥ずかしい競馬はしないと思いますが、ペース次第で外々から、だと苦労するかもですし、圏内食い込みまでの費用化にしておきます。

 ディメンシオンは流石に1200mの超ハイペースは忙しかったものの、それでも位置が取れたのは収穫ですし、ここもスッと好位につけて流れに乗れれば、阪神牝馬Sを見てもそれなりにはやれるのではないでしょうか。
 レッドレグナントもタフ馬場で一足、という形はフィットしそうで、こちらも斤量と若手騎手のポジショニング意識が上手く噛み合ってくれれば、ですね。

 ケイアイノーテックは脚の使いどころが難しい馬ですし、この馬場で後ろからも難しいので、ここは嫌ってみたいですね。
 トロワゼトワルも顕著に高速馬場巧者の感が強いので、前残り馬場とはいえあまり狙いたくないです。


※疑似的な買い目(自信度C+)

馬連
◎-○
500

▲ー◎○
200×2

三連複
◎ー○▲△
100×3

◎ー○▲△ー×
100×12

計2400



posted by clover at 17:00| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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