2020年07月17日

2020 函館2歳S

 明日はいよいよ世代最初の重賞・函館2歳Sですね。
 当然ながら多くがキャリア1~2戦の馬で、海とも山ともつかない部分も多いので、前のめりに勝負するようなレースではありませんが、昨日も書いたように2歳戦ウオッチャーとしては是非に的中させたいレースではありますね。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  カイザーノヴァ・ルーチェドーロ

<人気薄特注馬>
  ホーキーボーキ―・リメス

・スローペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  モンファボリ

<人気薄特注馬>
  グレイトミッション・リンゴアメ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(標準~やや高速)
・ペース想定……ややハイペース~かなりのハイペース
・推定勝ち時計……1,09,3~7

 函館は今年の開催を通じて、不安定な天気の本州とは裏腹に、例年以上に好天に恵まれる日が多かったな、と思います。
 今日の時点でも芝は当然良、明日も降水確率0%ですので、久し振りに馬場読みに神経を使わず良馬場と断言して望めそうですね。
 時計的には、最終週なので流石に多少荒れてきている部分はあるのですけど、Bコース替わりでまた少し回復したかな?という感覚はありますし、先週日曜の時計を見ても、まだ9秒半ばくらいはこのレベルでも普通に出る条件だと考えます。
 バイアス的にも、差しも決まる事はありつつ、まだ前目内目でも充分頑張れる、フラットでフェアな状態に落ち着いているかな、と思いますね。

 レース展開ですが、当然まだキャリアの浅い馬同士で、かつ基本函館の新馬戦となると前に行ったもの勝ち、みたいな部分もあるので、前走逃げ、という馬がズラッと出てきて、その中でどれが、となると読み切るのは難しいですね。
 とりあえずキャリア2戦以上の組で、明らかにゲートが上手い、と言えるのはホーキーボーキーとニシノエルサで、この2頭は枠も内目ですし、まず間違いなく先団にはいるんじゃないかな、と思ってます。
 そのホーキーボーキーよりも新馬でゲート・出足が良かったモンファボリも、大外ではありますが、逆に最後入れでゲートは安定すると思うので、やはりこの馬もスピードに任せた競馬で前目には来るはずですし、ディープエコロジー、リンゴアメあたりもまずまずスタートがいいので先行できるでしょうか。

 逆にゲートが怪しいのがラヴケリーとカイザーノヴァ、グレイトミッション、フォルセティあたりですね。
 ルーチェドーロとレディステディゴーはゲートも出足もいいのですけど、いかんせんダートスタートでのものですし、いざ芝でどうかはやってみないとわかりません。ラジアントエンティも先行力はありますけど、芝は完全に未知なのでやはり保留案件です。
 フォドラもゲートはまずまずでしたが、初戦は51kgもあったので、中枠ですとやや微妙、リメスはゲート自体は悪くなかったので、速い流れに上手く乗っていければ、という感じでしょうか。
 リキサントライもここ2戦は、ゲートはゆったり出て、そこからの二の足でリカバー、というレースぶりなので、すぐ隣にホーキーボーキーがいるとなると前目までリカバーするのは簡単ではないと思います。

 ともあれ、大外にモンファボリが入った以上、この馬が逃げるにせよ番手あたりで我慢するにせよ、緩い流れになる可能性は相当に低くなったと見ていいと思っています。
 流石にここで外からスローペースに合わせて馬群の外々、なんて将来を見据えた競馬はしないと思いますし、勿論調教など見ても、内から強引に行く馬がいれば番手でもいい、くらいのイメージではいるでしょうが、どちらにせよ前半34秒を切るようなペースには入ってくるでしょう。
 34-35,5としてもかなりのハイペースで、追走は問われつつそこからの一脚が求められますので、そのバランスが取れて、同時に自在な競馬が出来るイメージが持ちやすい馬を狙うのが常道、となります。

 このレースはデータ的に言えば、前走ダート組、前走他コース組、前走1000m組はほとんど来ない、というのが定説です。
 逆に芝1200m組ならば、新馬の時計はある程度度外視で狙える部分もありますが、でもやはりある程度の裏打ちは欲しいですし、同時に逃げなくても平気、という担保があって、追走面も不安がなければベストです。
 実のところ、その条件をすべて満たしていたのがブルースピリットだけで、この馬が出てくればモンファボリ逆転も、と思っていたのですけど、残念ながら出てこないので正直難しくなりました。
 ただこの枠なら、モンファボリは小細工なしの競馬は出来るはずなので、初戦よりはタフな馬場で同じように飛ばしていって、どのくらいパフォーマンスを落とすのか、それを捕まえられる馬がいるのか?という観点で見ていくのが、結局一番無難なアプローチになるのかな、と見ています。


◎モンファボリ(11P)

正直デビュー2戦目で単勝1倍台の馬を本命にするのは怖いのは確かなのですけど、大外なら大敗はしないかな、というイメージにはなりますね。
 勿論逃げられなかったらいきなり折り合いを欠いて、とか普通にあり得るのですけど、調教はそれを意識して、前の馬を追い掛けつつ我慢させる内容で、最後だけシュっと、鞍上の意のままに動けていたと思いますし、あれがレースでも出来るなら番手でも極端にパフォーマンスを落とすことはないと見ています。

 前走は走破時計がかなり注目されますけど、実際のところ33,7-35,0と極端なハイバランスではなく、後半の上がりの脚も結構しっかりしています。
 勿論これ以上後半型のバランスになってどうかはわかりませんが、それでもある程度位置が取れて後半もそこそこ長く脚を使える、そして少し外に凭れるところもあったので、その点でもまず包まれない大外はプラスのはずです。
 総合的に見て、この馬を負かすにはかなりのジャンプアップが他の馬にも必要ですし、この馬が一気にパフォーマンスを落とす可能性もそこまで高くない、と思うので、連軸的な意味で素直に本命にしておきます。


○ホーキーボーキー(9P)

まずこの馬の場合、ゲートセンスが図抜けていいのが、多頭数の競馬の上ではいい要素ですね。
 新馬もモンファボリと互角の出足は見せていて、それでも基礎的なスピード差でついていくのがギリギリ、とはなりましたが、最後までしっかり踏ん張る競馬は出来ていて、時計的には優秀でした。
 対して前走は、良かったのはスタートだけで、あっさりハナを奪えた分ペースを落としたら、後半要素で上積みがなくて最後肉薄されるという形でしたけど、裏を返せばもう一度モンファボリが引っ張ってくれる流れなら、パフォーマンスを上げてくる可能性は高いです。

 前走は逃げましたけど、番手以降の競馬でも大丈夫なのは証明されていますし、少しタフ寄りの馬場でより追走型の競馬にシフトするならば、モンファボリにもう少し肉薄できてもいいと思うので狙ってみます。


▲リメス(8P)

 新馬の内容そのものは平凡なのですけど、この馬の場合ゲート自体はかなり良かったのと、新馬から斤量が変わらない事、そして調教がガラッと良くなったのが素人目にもわかるのですよね。
 この枠なので前に馬を置く競馬になるのは確かで、その点で大丈夫か、というリスクはあるのですけど、前走のスタートが出来るなら中団より前は取れるはずで、その点全体時計的には優秀なラヴケリーやフォドラより信頼が置けます。

 後はもう血統的に、ダイワメジャーの流れのカレンブラックヒル産駒に、父系もアメリカ色が強い、という所で、追走が問われてのレースになった方がいい、少なくとも新馬の内容的に後半要素はイマイチだと思うので、ペースが上がってのパフォーマンス上昇を見込んでみたいのはあります。
 現時点での予想人気は当てにならないレースですけど、それでも新馬の内容と鞍上の地味さからすればそこまで人気はしないはずで、高配当の使者の一番手としてはこの馬を推奨したいですね。


△ディープエコロジー(9P)

この馬の新馬はバランス的に優秀で、この週が一番時計もかかっていた中で、34,3-36,2=1,10,5は、開幕週なら1,09,5くらいの価値はあると思います。
 勿論この馬も逃げての結果なので、今回外からモンファボリに切れ込まれて、好位外目から、という形でどうかはわかりませんが、質的にもバランス的にも一定の追走力の担保を見せているのは好感を持っています。

 こちらも血統的に地味であまり人気しないでしょうが、初戦の相手が来れば来るだけ伸びる実戦向きのしぶとさも感じますし、スムーズに運べればこの相手でも結構やれるのではないかな、と見ています。


×ラヴケリー・リンゴアメ

 ラヴケリーは初戦が逃げつつも後半型の競馬で、ゲートもそこまで速くなかったので、このメンバーですと中団内目くらいが精々かな、というイメージにはなるのですよね。
 ただこちらも血統的に、追走が問われてダメ、という感じではないですし、馬群の中からでもしっかり前にスペースを置いて進められて、前走くらいの決め手をしっかり引き出せるならば圏内くらいのチャンスはあるかなと見ています。

 リンゴアメは1000m組なので狙い辛いですけど、回顧でも検証したように過去の1000m戦の中でもトップクラスの後半型の競馬で、非常に鋭い決め手を見せていたのは間違いありません。
 こちらも追走が問われてどうか、ですが、初戦は入りの部分で前をカットされて、苦しいレースになりつつ楽に、というレースセンスと根性も見せていますし、外目から上手く流れに乗りつつ、馬群を縫っての差し脚を引き出せたなら圏内ワンチャンスくらいはあってもいいと見ています。

 ルーチェドーロはある程度人気してしまうでしょうし、データ的にはまず来ないダート組なので、来てしまったら仕方ない、というスタンスでいいと思います。
 ちなみに新馬は確かに強かったですけど、実はペースはゆったり目でこの馬自身は加速度の高い競馬ですし、2着以降の馬が次走で勝ち上がれなかったのも含めてレベルは疑問符、そして芝で追走特化となると血統的には忙しいかも?とも思ってます。

 カイザーノヴァは、実際はそんなに人気しないかもですけど、やはり連闘でテンションが高い、というのも嫌ですし、前走ゲートはそこそこ、けど二の足が壊滅的で前半殆どついていけなかったので、前半要素を詰めてこられる感覚があまりないのですよね。
 後半要素はそこを見せていないとは言え、前走より多頭数でよりコースロスも大きくなる、となると、まともに走れたとして時計的に詰めてくるのは簡単ではないはずで、そうなると前の馬を捕まえるところまでは厳しいだろう、という見立てです。

 グレイトミッションは、去年のタイセイビジョンとは違い、レース質的にそこまで速い流れではないところでも追走に苦労していましたし、中盤の緩みにピタリと乗じての差し切りなので能力的にもさほど強くはないと踏んでいますので、データ的な面からも素直に消しました。
 フォドラもあのゲートで3kg増、中枠、経験の浅い亀田Jと揃うと、狙いたい条件ではないかなと見ています。


※疑似的な買い目(自信度B+)

馬連
◎ー○
500

◎ー▲△
300×2

ワイド
○▲△BOX
200×3

三連複
◎○▲△BOX
100×4

◎○ー▲△×
100×4

◎ー○▲△ー×
100×9

計3400


posted by clover at 17:47| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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