普段とはやや違うスタイルでの予想掲載とさせていただいたエクリプスSですが、いつもよりはアドバンテージがある分なんとかしっかり結果も残したいところですね。
ちなみに回顧に関しては、流石に直後に、というのは難しい時間帯ですし、素直に明日の夕方、その他の海外GⅠ回顧とセットで、ただ他のレースよりは比重強めで出す予定でいます。
★展開別想定
・ハイペース(波乱度B-)
<危険な人気馬>
ガイヤース
<人気薄特注馬>
マジックワンド
・スローペース(波乱度B-)
<危険な人気馬>
ジャパン
<人気薄特注馬>
リーガルリアリティ
★展開予想
・馬場想定……良馬場
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……2,04,5~05,0
まだ開催スタートしていないからか、JRA公式で馬場状態を掲示してくれないのですけれど、昨日までの時点でGood、その後の天気予報を見ても、雨が降ったとしてもぱらつく程度、となっていますので、ほぼ良馬場で確定させていいでしょう。
レース展開は、まず内からバンコクとエネイブルが先行、それをガイヤースが外から、いつもの自分のリズムでじわっと、のパターンで交わして先頭に立つのかな、と思います。
ジャパンがエネイブルの後ろ、リーガルリアリティも最内キープで進めて、マジックワンドとディアドラが相対的に一番後ろからの競馬になりそうな枠の並びではありますね。
ペース的には、ガイヤースは決して前半から極端に飛ばしていく前傾型の逃げ馬ではない、というのは事前展望でも書きましたし、ここもそこまで速い流れではないでしょう。
またコーナーでどうしてもある程度ペースが落ちるのは形態上必然に思えますし、やはり勝負は長い長い直線、坂を上りながらの加速とロンスパ持続力勝負でどこまで食らいつけるか、になるのだろうと思います。
この頭数なので極端にポジション差が影響はしないと思いますけれど、それでも前にいるガイヤースとエネイブルを後ろから捕まえるのは中々簡単ではない、というレースにはなりそうですね。
◎エネイブル(14P)
ベストが2000mではないかもですし、新陳代謝の面でやや年を経て鈍さもある=太め残りかも?という示唆は出ていましたけれど、それでも馬が走りたいという気持ちを失っていない限りは、この相手で負けるイメージはそんなにないですね。
まあガイヤースが余程完璧なレースをした時に捕まえ切れない可能性はあるかもですが、並び的にもスムーズに好位の外から自分の形は作れそうですし、やはりこの馬が強いままでいてくれないと盛り上がりませんから、きっちりと結果を出して欲しいなと思います。
○ガイヤース(12P)
馬場が渋るなら少し狙いを下げようか、と思っていたのですけど、流石に良馬場で外枠となると嫌う要素がないんですよね。
少なくともここでバンコクが玉砕逃げしてペースを狂わす、なんて事もないでしょうし、敢えてエネイブルが早め早めに潰しに来るか、というのも、休み明けでもありそこまでの無理はしないでしょう。
コーナーで少し緩むので、そこからの再加速でこの馬らしさがどこまで引き出せるかですけれど、それでも今が充実期なのは間違いないので素直に行きます。
▲マジックワンド(11P)
まあ流石にこの勝ち味に遅い馬で、上位2頭の牙城を破れるか?という視座では厳しいかもですけれど、展開的に早仕掛けは間違いないので、この馬のしぶとさと坂適性が存分に生きるのではないか、とは見ています。
枠の並びはやや微妙なのですけど、その分開き直って溜める競馬も選択できそうですし、この頭数なので直線は早仕掛けから少し横に広がり、スペースを求めるのは難しくないと思うので、そこからのじわじわと食い込みに期待しています。
×ディアドラ・リーガルリアリティ
ディアドラはやっぱり大外ですとほぼ最後方からにはなりそうで、こういう持続特化の舞台は良いとは思うのですが、それでも前の強敵を差せるほどの爆発力を引き出せるか?となると流石に疑問符はつきます。
立ち回り自体はリーガルリアリティがかなり楽に進められそうで、このあたり含めて、後ろからでも噛み合えばの伏兵として一応拾っておきましょう。
ジャパンは予定通り消します。
基本的にベストが2000mではない、と思っていますし、坂加速とスローバランスがそこまで合わない、後半の絶対量で勝負するタイプではないと見ていますので、ここはエネイブルの後ろからムーアJらしく強気に早仕掛けして、最後に甘くなってもらいたいところです。
まあとはいえ、少頭数で人気ガチガチになりやすいレースでもあり、馬場もギリギリまだ予断は許しませんから、そこまでしゃかりきに参加する事なくサラッと組み立てておきましょう。
※疑似的な買い目(自信度A-)
馬連
◎ー○
2000
三連複
◎○▲
1000
◎○ー×
300×2
計3600