2020年05月18日

2020 オークス プレビュー

★はじめに

 今週は春の府中GⅠ五連戦のちょうど中間点となる、三歳牝馬クラシック第二段のオークスですね。
 思えば桜花賞の頃が一番コロナ危機が大きくて、無観客はおろか、開催そのものすら危ぶまれていたわけですが、関係者の皆様の不断の努力、そして勿論我々国民一人一人の努力でなんとか第一波の流行拡大は阻止できたと思えます。
 無論まだ油断は禁物ですけれど、なんとかこのまま春のGⅠ戦線を走り抜けて欲しいものです。

 その上で、皮肉にも無観客が馬にはいい影響を与えているのか、強い馬がしっかり強いレースをする、見所のあるレースは多いですよね。
 このオークスも、デアリングタクトの無敗の二冠達成なるか、それを阻止する馬が現れるか、非常に面白いメンバーになりましたし、しっかりと事前検討を進めていきましょう。


★レース傾向分析

 去年迄のプレビューはこちらです。


 大体競馬ニュースなど見ていても、データ、という観点での分析は概ね過去10年という括りでなされる事が多いです。
 それはあまりにも過去の競馬だと傾向そのものが変わってきてしまうから、というのがありますし、確かにそれは間違いではないのですが、といって過去10年のスパンでもその変化はなかったのか?という観点を持ち込む事は重要です。

 去年のオークスは、47,0-48,8-47,0=2,22,8という決着でした。
 これは去年も触れたように、アーモンドアイのJCショックで府中2400mの走り方の概念が根底から地殻変動を起こしたが故、と理解していて、勿論去年でもバランス的にはまだ中盤は緩んでいる方ですけれど、それでも平均12,2は、過去の傾向と比較して考えた時に、並列していいものかは悩ましい数字だと思います。
 昨日のヴィクトリアマイルを見ても、基本的に騎手全体が府中の高速化と、その中で不必要に中盤を緩くする愚を理解してきた感はあり、それはこのオークスという、大枠としてはスローからのヨーイドンになりがちなレースでも例外ではないのが去年証明されました。

 過去10年、という枠組みで見た時に、オークスというレースは外枠の方が強いレースではあります。
 それは過去のプレビューでも触れていますが、それはやはり単純に距離適性と能力差が大きい事に加え、中盤しっかり緩むので、外から押し上げる形でもラップ的なロスが少なかった、というのは確実にあるはずです。
 ただ高速化が顕著なここ2~3年だけ見れば、スローなら完全に前目内目、去年のように流れても基本的に後ろから一気に差すのは難しい感じで、立ち回り勝負の濃度が上がっているのは間違いないでしょう。

 ついでに言えば、今までのオークスは基本スローから3F勝負だったので、能力があれば距離適性は誤魔化せる傾向は強かったですけれど、去年の様なタイトな流れになった時は、やはり本質的なスタミナも強く求められます。
 アーモンドアイの年は、特に番手以降は顕著なスローだったので、そこまでスタミナ面が問われていないとは言え、それでも上位はアーモンドアイにラッキーライラック、去年の1~3着馬もマイルのスピード勝負、というよりは、2000m以上での底力勝負を好む馬になっています。
 オークスというレースはあまり荒れない事でも定評がありましたが、去年は12番人気のカレンブーケドールが激走したように、今までの3歳牝馬戦線では決して問われない適性が求められ、結果としてそれまで高いレベルでは燻っていた馬が台頭する余地も増えてきた、とは見做せるかもしれません。

 今年も今のところ天気予報は週中ずっと雨、週末も土曜雨、と微妙な感じですが、でも今の府中だと、当日晴れでさえあれば注高速馬場になってしまう可能性が非常に高いので、やはりその馬場適性と潜在的なスタミナ、血統的要素からののびしろをきっちりと吟味していくべきでしょうね。
 当然ですがディープ×ミスプロは特注になりますし、加えてこの距離で欧州血統、サドラーやヌレイエフなども兼備していれば万全、というイメージです。


★有力馬所感

・デアリングタクト

 戦後の競馬において、史上初の3戦無敗での桜花賞制覇という金字塔を成し遂げたデアリングタクトが、続いて史上2頭目の無敗の牝馬二冠を賭けて、満を持してオークスの舞台に登場します。
 松山Jも落馬などで心配されましたが相変わらず絶好調の手綱捌きで、今一番勢いのあるコンビが、高速府中をも席巻するか、非常に楽しみな一戦です。

 少なくとも絶対能力的に、このメンバーで一枚抜けているのは確かだと思います。
 エルフィンSが暴力的な差し脚で圧巻の競馬、桜花賞もズブズブの重馬場で前残りの展開を一頭だけ凄い脚で差し切り、その2着のレシステンシアはNHKマイルでもしっかり2着ですから、今年の牝馬レベルは高い、という中でもやはり燦然たる存在感と言えるでしょう。

 この馬の懸念としては大きくみっつ、ポジショニングと輸送、前走の疲れですね。
 ポジショニングに関しては、3戦すべてでそこまでいいスタートは切れず、中団から後方寄りの位置でのレースになっていて、今の府中はどうしても前目内目を取らないと、という中ではやはり懸念材料になります。
 また、新馬では馬群の中で競馬出来たとはいえ、それでも間を割る形ではなく、外に出してからビュンと伸びたように、やはりエピファ産駒に共通する揉まれ弱さが全くない、とは言えないと思うのですよね。
 今の松山Jなら、常識的なポジショニングはしてくれると信頼は出来ますけれど、内枠で馬が上手く対処できるか、またどこかで外に出すとして、そこから差し切れるかどうかは難しいところです。

 新馬やエルフィンSで一気の加速やそれなりの切れは見せていて、流石にこの距離で昨日のように10秒半ばから後半を問われはしないでしょうからそこはそこまで不安視しなくても、なのですけれど、進路取りに手間取っての差し損ねは考えておくべき点です。
 勿論輸送含めての状態面もしっかり吟味しなければならず、それでもこちらは出してくる以上ある程度信頼するしかないですね。レシステンシアと違いノーザンではないのが気掛かりとは言えますが、牝馬の王道ローテでもあるわけで、強い馬なら克服してもらわないとなりません。

 血統的には、サンデー3×4でミスプロ、ダンチヒ、サドラーとバランス良く散りばめられた美しい配合で、距離延長そのものはこなせると思います。
 エピファ産駒全般としても中距離色の強い馬が多いですし、少なくとも去年のようなレースになったとして、そのくらいで一気にパフォーマンスを落とす心配はしなくていいでしょう。
 雨は残っても問題ないですし、後ははじめての左回り、坂加速にも対応できるかなど細かい点はありますが、総じて言えば序盤の位置取り、前の馬を捉え切れないパターンがあるかどうか、に帰結するでしょうね。少なくともこの馬を後ろから差すのは相当に極限の切れがないと難しいはずです。
 この馬の力を出し切る、という意味では、外過ぎない外、緑帽くらいが理想になるのかな、と思いますし、本命候補の一頭なのは間違いありません。


・クラヴァシュドール

 どんなレースでも堅実に走るのですけど、でも一歩足りないレースが続くこの馬は、左回りに戻っての爆発はあるでしょうか?

 やっぱり前走は道中の不利があってもあそこまできていますし、桜花賞組ではデアリングタクトの次、と素直に評価すべき馬まではあるでしょう。
 前走はああいう競馬になりましたけど、チューリップ賞などを見てもそれなりの先行力はあって、直線は外に出した方が伸びるタイプでしょうが、それでも内枠から前目内目の競馬ができれば理想的、そうでなくともここでも大きく崩れるビジョンは持ちにくいですね。

 府中だとやはりサリオス相手のサウジアラビアRCがかなり強かったですし、坂地点でグンと伸びて10秒台の足、けれどラストは少し甘くなっていたように、ギアチェンジはそこそこ持っていて、でも持続はさほどでもないと判定できますから、やはりここは勝つならばロスの少ない、セコい競馬を狙って欲しいなとは思います。

 ただしこの馬も、春のスタートから馬体が減り続けているのは気掛かりですし、前走の反動も含めて状態面で力を出し切れないパターンはないとは言えないので、そこは中間・直前の気配をしっかり見ておきたいです。
 枠次第では本命を打ってもいい馬なのですけど、他の馬の並びで、より力を出せる馬がいる中だと相対的に序列が下がってしまうタイプなのは確かで、この時期のハーツは一気に成長する感も強くはないので悩みどころですね。


・デゼル

 デアリングタクトすら凌ぐ2戦2勝のキャリアでのオークス制覇を目指す超新星のデゼルは、当初この週に乗る予定がなかったレーンJを配して、という所でも本気度は窺え、果たしてどこまで行けるのか非常に楽しみな一頭です。

 当然このキャリアなので、見せていない部分、未知の部分は多く、スローのヨーイドンでしか結果を出していないのがここでどうなるかは正直やってみないとわかりません。
 ただ少なくとも、基本的には前有利の府中で、前走の上がり32,5での差し切りはかなりえげつなく、最速ラップが10秒半ばまで引き出せるのは大きな武器になるのは確かです。
 こういう切れと、そこからの惰性的な持続が使える馬は、ある程度ポジショニングを犠牲にしてもその一瞬の切れの差で覆せるチャンスはあると言えますし、今回もスローの団子になった時はやはり鞍上含めてかなり怖いですね。

 ただ逆に、去年みたいに淡々と流れて総合力が問われた時に、ポジショニングでは期待できない馬なので、そこから同じような脚を使えるか?となると、流石に色々なパターンで脚を引き出せているデアリングタクトより信頼度が落ちるのは確かです。
 また去年はスイートピーSからのローテでカレンブーケドールが激走したものの、普通はまず来ないローテですし、ましてこの馬は関西馬で、短期間での二度の輸送も大きなネックです。

 基本的にレーンJは先行できる馬の方がより持ち味が生きる乗り手で、特に今の馬場バイアスなら余計に、なので、現状はおそらく差し一手になるであろうこの馬でどこまでやれるか?とはなります。
 純粋にスイートピーSの2着がスマートリアンなら、チューリップ賞組と同等くらいのレベル、とも言えますし、そうなるとやはりデアリングタクトよりは下の評価になるでしょうか。
 血統的には薄くながらミスプロも入っていて、その点距離伸びて更に、という怖さも、鞍上がここ一番で前目を取ってしまう、なんて怖さもあるはありますけど、ここまでこのローテーションで過剰人気するならあまり狙いたくはないかな、というのが率直なところです。多分一昨年のサトノワルキューレくらいのものだと思うのですけどね。


・ミヤマザクラ

 ディープ×ミスプロで、兄弟がみんな持久型となれば、この舞台がベストと春前から逆算してのローテーションのこの馬はやはり怖いですね。
 新馬の頃はもっさりしていたのが、マーフィーJが乗ってから序盤キビキビと先行できるようにもなって、前走も少し要所で下げてしまうロスがありつつ最後までしぶとく食い込んでいたように、スムーズに進められれば面白い馬です。
 ただ一瞬の切れや速い上がりを出すタイプではないので、その点である程度自分からロンスパに持ち込みたい、というのもあり、理想は2列目のやや外から4コーナーで勝負に行く形になるでしょうか。

 ローテーション的にも一番不安が薄い馬なので、余程極端な枠でもない限り印は回したいところですが、ただこの春シーズンになってどうも武Jが不調な感じで、あんまりうまく乗れていないレースが目立つので、そこは気掛かりです。
 この馬としては、スマイルカナがしっかり飛ばしてくれて、それを3コーナーから追いかけていくくらいの展開になってくれた方がいいかもですね。


・サンクテュエール

 この馬は前々から、絶対能力そのものは大して高くないと語ってきましたし、今の時点でもその評価そのものは覆す気はありません。
 ただこのレースに関しては、血統的にもディープ×ミスプロ×サドラーでドンピシャではあり、勢いに乗ってきたルメールJも当然怖く、立ち回りひとつで圏内くらいは何とかしちゃうのでは、という感覚は持たざるを得ないですね。

 正直超高速馬場下のレース、という視座で言うと、アルテミスSが非常に凡戦で、その点だけ取るとクラヴァシュドールには及ばない、とはつきりしてしまうのですが、こういう操縦性のいいタイプは、存外距離延長で良さが出てくる可能性も考えておきたいところです。
 素材としては足りないので、いくらルメールJでも外枠になってしまったら消したいですけれど、内枠でスムーズに2~3列目が取れそうなのであれば、というイメージです。


・ウインマリリン

 この馬はミスプロを一滴も持たない、欧州型の色合いが強い馬であり(追記:ウインマイティ―の母系と混同してしまいました、この馬はミスプロ持ちです。大変申し訳ありません)、実際にここまでは持久力勝負のラインで強い競馬を見せてきています。
 なので実のところ前走も軽視していましたし、ここで前走ほどハイバランス、上がりが35秒半ばも掛かるようなレースになるか?と言うと流石に疑問符ではあり、ポジショニングセンスと加速性能は信頼できますけど、速いラップを踏めるか、それを連続出来るか?という観点では未知数と言うしかありません。
 正直そういうレースを一度もしていないので、ここまでのイメージから無下にダメ、と決めつけられない難しさはありますが、ただやはり基本的にはオークスの本流で狙いたい馬ではないのですよね。

 横山武Jの騎乗停止で、去年のダービーとは反対の親子鷹となり、横山父も期するものはありそうで、そこでどういうレースをしてくるかは注目ですね。
 上手くスマイルカナの外から上がっていって、ガシガシつついて厳しいレースに出来るような並びだったらちょっと考えてしまうと思いますし、また当然ながら渋りが残ってくれれば好走確率は格段に上がると思います。


・リアアメリア

 中内田厩舎のディープ牝馬って、どうしてみんなこうも折り合いに不安がある馬ばかりなのか、と思ってしまいますし、本来前に行けるスピード殺しながらの競馬でどうにかできるメンバーと距離なのか?という疑問はやはり最初に出てきます。
 ただ血統的には母系にミスプロのクロスがあって、いかにも超高速馬場の鬼、という感じですし、アルテミスSもレースレベルは低いとはいえ、一頭違う脚を見せてくれたのは間違いありません。

 なので内枠からポンと出て、きんちと折り合いつつ中団前で競馬出来るならちょっと怖さはあるのですけど、正直素材感としても今となってはやや底打ちしている感はあり、あまり追い掛けない方がいいタイプとは思いますかね。
 勿論ローテーション的には一番楽ではあるでしょうから警戒は必要ですけれど、まだ川田Jも大きいレースでの信頼度は上がってこないままですし、同じ厩舎ならやっぱりクラヴァシュドールの方、とはなってしまいますね。


・スマイルカナ

 桜花賞は果敢にレシステンシアのハナを叩いての3着粘り込みで、潜在能力が高い事ははっきり見せられたと思います。
 ただあのレースもそうですが、フェアリーSにしてもある程度速い流れに持ち込んでからの一脚、という競馬で、タイプとしてはコントラチェック寄りの逃げ馬なので、こういう馬は基本速いラップを踏み続ける府中向きではない、という見立てはしています。
 また過去の事例からしても、桜花賞を前傾ラップで好走した馬は、オークスでは距離の壁にぶち当たる傾向が非常に強いですし、今回は楽に主導権は取れそうですけれど、溜めても飛ばしても難しい、かなり精密なバランスでコントロールしないと厳しいはずで、柴田大Jにそれを期待するのは……ですね。
 この馬も少し渋って、展開に紛れが起きやすいパターンの方がまだチャンスはあると思います。


・ホウオウピースフル

 まだ誰が乗るのかわからない、という点で難しいのですけど、フローラS組で言えば勝ち馬よりはこっち、という感覚はあります。
 前走追走型の競馬をクリアしたのは大きいですし、こちらも後半型の競馬自体はそれなりにこなせるタイプなので、好走スポットの幅はここで広く取れる感覚です。
 ただ素材的にはちょっと足りないので、やはりポジショニングと器用さでカバーしたいところで、積極性のある乗り手が、上手く前目を取ってくれそうならば印は回したい、他の馬次第では重い印も考えてもいいかな、とは見ています。


・マルターズディオサ

 府中が初めてなのがネックではありますが、前走は馬場と道中の折り合いが全てですし、本来の立ち回りの上手さが活かせるならば、このメンバーと距離でもそこまで一気に評価を落とす必要はないのでは?というイメージは持っています。
 ある程度後半型の競馬の方が安定するのは、対レシステンシアの内容でもはっきりしていますし、チューリップ賞であの形からクラヴァシュドールを捻じ伏せたのは強いはずなのですよね。

 血統的にもキズナにミスプロ持ちですから悪くはないですし、地元の競馬に戻って調整もしやすいはずなので、一発あってもいい馬、とは判断しています。
 ただ、今の田辺Jをあまり信頼できないのですよねぇ。ここもスムーズに3~4番手の内目から、直線後続の押し上げを待ってスッとインから抜ける競馬ができればいいのですけど……。


・アブレイズ

 この馬も忘れちゃいけない2戦2勝馬ですが、今のところ此方は完全に持久力型の競馬で良さを見せているのですよね。
 その上で、レッドルレーヴが同じく持久力型のフローラSで、風の影響もあったとはいえ完敗を喫しているあたりからも、やや力関係としては足りない感じで、勿論よりはやいあがりを問われる展開でどこまでやれるか、となると、ウインマリリン以上に未知数です。
 前走は強気に先行できて、今回も展開の鍵を握る面は出てきそうですが、府中ですとやはりよほどガラッと適性を上げてこないと厳しいイメージで、血統からはそれを裏付けにくい(トニービンだけでは今の府中は……ですからね)、となると、流石に手を出しにくいかなと見ています。


・ウーマンズハート

 マイルのスピード勝負ははっきり限界を見せていましたけど、左回りで距離が伸びて、ガラッと一変する可能性は微かに残している馬ではあります。
 今ならこの距離でそこそこポジションは取れると思いますけど、ただスローで溜めに溜める競馬の方が爆発力は活かせる馬なので、どちらかと言えば内枠で後方インでじっと我慢して、直線入り口でうまく外に持っていく、くらいの嵌り方があれば、高速府中はマッチするかもしれません。
 やはり新馬戦の上がり32.0は強烈でしたし、母系はミスプロ・ストキャ・ダンジグと、高速府中向きの血が満遍なく入っていますので、デゼルとセットでスロー団子からの後半特化勝負になる、と決め打つなら狙い目は立つ馬ではないでしょうか。


・マジックキャッスル

 この馬も能力そのものは結構な域にあるので、一概に桜花賞の惨敗だけで見限るのは危険かなとは思います。
 ただ距離的に延長がプラスになるタイプか?というと微妙なのは確かで、そこまで折り合いに不安はないのですが、ここしばらく溜める競馬ばかりですぴーどをいかす意識が薄いのは嫌ですね。
 内枠から出たなりに先団後ろくらいでジッとする競馬なら、後半の加速・切れ・持続全て程よく一流なので楽しみはありますし、浜中Jも去年のダービーを思い出して強気に乗ってくれれば、というところです。


・チェーンオブラブ

 この馬も距離延長に活路は見出せるタイプで、自身ゆったり目でもそこそこ現実的なポジションが取れて、後半持ち前の持続性能を遺憾なく発揮できる形が作れれば結構面白いはずです。
 勿論能力ランクとしては高くはないのですが、血統的にもこの条件で上昇する余地は大きく、完全に踏み遅れたハイレベル戦の赤松賞からしてもこのコースでどこまでやれるか、超大穴候補としては一考の余地はあるかもしれません。


・その他

 今年は900万の抽選が2/9とかなり狭き門になりましたし、そのあたり細かく触れていくのは難しいですが、もしも抽選通って良い枠が引ければ面白いかも、と考えているのは、ショウナンハレルヤとソフトフルートですね。


posted by clover at 16:52| Comment(6) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日のアーモンドアイは格の違いを見せつけられましたね(馬券はビーチサンバから購入したので、スタートぐずついて数秒で終わってしまいました…)。
今週のオークスでも後に続く馬が出てくるのか注目です。

中間まともに晴れない予報なのは気になりますが最低でも高速馬場は維持できるでしょう。
その上で人気になりそうな2頭だと、デアリングタクトは高速馬場と速い時計への対応、デゼルはポジション取りと脚の持続が未知の部分かなと考えています。
2頭は得意分野真逆な気がしますけど、今の時期なら能力で押し切れるのかなあ…等1週間悩みながら検討していきたいと思います。

ショウナンハレルヤは抽選突破が条件ですが自分も気になりますね。
フラワーCは出負けからのポジション譲って直線ごちゃついて論外、フローラSはずっと外回らされての直線フアナとの接触プレイで4着。
セントポーリア賞みたいなスムーズな競馬が条件ですが、人気も無いはずなので出てくれば注目してみたいです。
Posted by が茶 at 2020年05月18日 22:42
お疲れ様ですー。
当日に雨が降らなければ、余裕で超高速馬場でしょうね。個人的には、ある程度纏まった量の雨が降って、ようやくちょうどいい感じの馬場のような気がします(笑)
雨で多少時計がかかるといっても、年明け頃の京都の良馬場より遥かに軽いですからねー。

スマイルカナが逃げるのは確実として、番手にアブレイズ、その後ろにウインの二頭やマルターズディオサといった感じでしょうか。スマイルカナとウイン二頭が競り合う事はないと思うので、隊列はスンナリ決まりそう。あとはそれなりのラップを刻むであろうスマイルカナに後続がどれくらいついていくか……といった所でしょうか。正直、番手付近には横山jなど油断ならない騎手がいそうで、正直読みにくいですねー。

純粋な能力的な一番手は、仰る通り文句なしにデアリングタクトですね。ただ前々走、前走と儲けさせてもらい、買い時は既に終了しているため、オークスでは本命にはしないつもりです。

まぁデアリングタクト以外は団子ですし、それはそれで難しいのですが、枠、距離、高速適性でかなり絞れそう。田辺jでなければマルターズディオサの単複買いたいんですけれど……うーん、田辺j……。距離延長もあるので、無理矢理控える姿も想像してしまいます(笑)

現時点の本命候補は、ウインのマリリンではなくマイティの方、クラヴァシュドール、ホウオウピースフル、マルターズディオサのどれか、かなーと。

ちなにもデゼルは、サトノワルキューレよりは強いと思っています。強いというよりも、オークス向きでしょうか。軽さはこちらの方が確実にある印象で、それなりに走ってくるという、高配当を狙いたい層には厄介な馬になる気がしています。
Posted by ハル at 2020年05月19日 00:18
いつも楽しく拝読しております。
敬愛する主さまに指摘するのは甚だ僭越ですが、ウインマリリンは母父フサイチペガサスなのでミスプロ持っています。
ウインマイティーと取り違えてるのかと気になり、書きこませていただきました。
些末なことで失礼しました。
またROM戦に戻ります。
Posted by さい at 2020年05月19日 01:25
>が茶様

 いつもコメントありがとうございますー。
 強く狙っていた馬が出遅れると辛いですよねー。私のヴィクトリアマイルもスタートして100mで終わっていました。。。

 馬場は当日晴れるのであれば高速は間違いないと思いますけど、多少渋りが残った方がデアリングタクトにとってはむしろいいかもしれませんね。
 超高速馬場でもポジションさえ最低限ならなんとか能力で捻じ伏せてくれる、とは思いますし、アーモンドアイに挑戦状を叩きつけるような競馬を期待したいところです。
 デゼルは正直、レーンJでなければ消していいとは思うのですけどね。もっともレーンJでなければこんなに人気もしないでしょうが。。。
 ただ純粋に能力の物差しで見れば、やっぱりデゼルは過剰人気で、超スローからの切れ味特化にならない限りは……と思うのですけどね。

 ショウナンナデシコはそういう物差しの上で見ると、セントポーリア賞の相手が結構骨っぽく、フローラSもあれだけ不利な枠とスムーズさを欠く競馬で、と考えれば、フローラS1~2着と同等ラインでは評価できるはずなんですよね。
 本来は先行力がある馬ですし、最近とみに積極性が乏しい田辺Jから、今の三浦Jに替わるのは、テン乗りでもないですしプラスになると思います。
 かなり抽選枠が厳しいのですけど、出走出来て内枠なら印は打ちたい馬ですね。
Posted by clover at 2020年05月19日 06:05
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。

 それなりに前に行きたい馬も多いので、最序盤の隊列と後方との距離がどうなるかは読みにくいですよね。
 実質ウインマリリンの横山Jあたりがペースメイク、となった時は、幻惑戦法が得意でもあるだけに紛れもありそうで難解です。出来れば最内か大外か、極端な枠でレースメイクに寄与しにくい形になってくれた方が予想はしやすくて有難いです(笑)。

 やはりここもデアリングタクトには一目置きつつ、それを負かすとしたら、適性面で一気に上げてくるとしたら、という見立てにはなってきますよね。
 仰るようにスッと先行した時のマルターズディオサは怖いですし、この馬に乗るときは比較的田辺Jも積極的ではあるのですけど、強く狙って控える競馬をされたらうがーっ!ってなりそうですね。。。

 ウインマイティーは力尽きてスルーしちゃったんですけど(すみません……)、前走はそこまで後半悪いラップではなく、最速地点で内からとは言えスッと動けているのが好印象ではありますよね。
 流石に超高速馬場だと狙いたくはないんですが、少し渋って24秒台くらいの決着で済むなら、スタミナに物を言わせてのシーンはあるかもですね。

 デゼルの場合、確かに後ろからでも一瞬でスパっと切れて差を詰める脚があるので、持続特化型に近かったサトノよりはまだ、とは言えるかもしれません。
 でもやっぱりこの時期に、関東圏に二回輸送するローテーションは厳しいかなとは思うのですよねぇ。ギリギリまで取捨には悩むと思います。
Posted by clover at 2020年05月19日 06:13
>さい様

 コメント&ご指摘大変ありがとうございますー。修正させていただきました。

 仰る通り、ウインマイティ―の母系と混同してしまったのだと思います。
 基本的にプレビュー書く時は、netkeibaの9走馬柱を横目に見ながら、ある程度想定人気順を踏まえて書いているのですけど、この時点だとあいうえお順で並んでいるのですよね。
 なので個別に血統見る時に、間違えて一段上をクリックして、そのまま血統の母系だけサッと確認して出してしまったのだと思います。
 最近どうにも凡ミスが多くて申し訳ないです。もう少し集中してやらないと良くありませんね……。

 
Posted by clover at 2020年05月19日 06:18
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