2020年05月08日

2020 京都新聞杯

 明日はダービーの最終切符を賭けてのGⅡ・京都新聞杯ですね。
 正直アドマイヤビルゴ以外は小粒なメンバー構成になってしまった感はありますが、果たしてここからダービー本番でも2強に肉薄できる可能性を秘めた馬が羽ばたいていくのか、やはり大注目の一戦なのは間違いありませんね。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  アドマイヤビルゴ

<人気薄特注馬>
  サペラヴィ

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ファルコニア

<人気薄特注馬>
  ディープボンド・プレシオーソ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(かなりの高速馬場)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……2,11,8~12,2

 今日の時点での京都の芝は良馬場、含水率も低く、走りやすい高速馬場、と見ていいでしょう。
 先週は日曜の方がすこしタフだったイメージもありますけれど、それでもラップ的にはかなりの高速状態だったと思いますし、基本的にはその中で外差しが優勢だったイメージを踏襲すればいいのかな、と思います。

 ただ明日の京都付近は、午後から雨予報ではあるのですよね。
 12-18時の最新予報が50%なので微妙なラインではあり、元々は夜に降る予報だったのが早まってきているのですけど、その意味では午後の早い時間から降って、馬場に影響を与える、という可能性は低い印象を持っています。
 まあ降ってしまったらドンマイ、と割り切って、基本的には良馬場・高速馬場での一戦を想定しておきましょう。

 レース展開ですが、ダート上がりの馬が多くて読みにくいのは確かなんですけど、基本逃げそうなのはまずホウオウエクレール、それをシルヴェリオやキングオブドラゴンあたりは、鞍上的にも積極的に追いかけていきそうです。
 ディープボンドも近走は出足が良くなっているのでこれも前目、アドマイヤビルゴは内の馬を行かせて4~5番手のやや外目になりそうで、それをマークしながらファルコニア、マンオブスピリットあたりが追走、プレシオーソもある程度位置は取りに行くでしょうか。
 サペラヴィあたりは外枠で秋山Jだと下げそうで、ある程度ホウオウが序盤は飛ばしてやや縦長から、後半坂の下りで後続が詰めていっての4F持続&持久力勝負というイメージですね。

 基本的にこのレースは、比較的淡々と流れやすいのと、仕掛けも分散されて極端な切れ味特化にはなりにくく、メンバーレベルもあって上がり34秒そこそこでも差し込んでこられる面はあるので、ポジショニング性能よりはある程度後半長く脚を使えるか、そちらの方に比重を置いておきたいところです。
 かつ外差し傾向はあるので、その辺りも踏まえつつバランス良く組み立てていきたいですね。


◎アドマイヤビルゴ(11P)

 ハイペースになったり、雨が早めに降り出したりすると少し不安はあるのですが、基本的に自分のリズムで後傾バランスで行けるならば、この相手なら後半の絶対量は2枚上なのかな、と感じます。
 前走は自身極端なスローバランスですが、後半5Fは楽に57秒台前半くらい、タイトに立ち回って進路取りもスムーズだったとはいえ、ちょっと桁違いの持続性能は見せていたと思います。

 このレースも基本4F戦になりやすいですし、余程流れて、それを全体でついていく、という特殊な展開にならない限りは、この馬の機動性と持続性能が生きる舞台ですし、圧倒的人気でしょうが素直に信頼していいかなと見ています。
 強いて言えば瞬間的な切れはそこまで高くないので、きちんと外目から早めに動いていく意識だけはしっかり持って欲しいですね。代打騎乗ですけど、藤岡康Jはその点やや消極型の乗り手なので、取りこぼすとしたらそういうパターンかなと踏んでいます。


○マンオブスピリット(10P)

 軽い馬場がベストかはなんともですけど、距離が伸びるのは血統的にも脚質的にも間違いなくプラスでしょう。
 ここ2走が、自身は常にほぼラスト最速で突っ込んできているように、エンジンの掛かりはやや遅いですが、掛かってしまえば相当長く維持できる
、いかにもルーラーシップ産駒らしい持久性能を保持しています。
 この頭数と距離、枠の並びなら、前走ほど後ろからではなく、ある程度アドマイヤビルゴを射程圏に入れつつの立ち回りは出来ると思いますし、ここ2走で破った相手もまずまずなので、分散されてみんなが出し切りやすい展開になれば最後に浮上してくるタイプだと考えて対抗に推します。


▲ディープボンド(10P)

 前走はタフな馬場でしたが、思ったより追走面、実質的なポジショニング性能で進境を見せていましたし、コーナーで前が壁にならなければもう少し踏んばれたレースだったと思います。
 ラストも手応え以上に頑張るタイプで、反面一瞬の切れは足りないので、ある程度強気に仕掛けていく意識は欲しい馬ですし、2走前にそれを実行している和田Jに手綱が戻るのは悪くないと見ています。

 レース傾向的に分散されて良さが出るタイプは警戒しておきたいですし、タフなキズナ産駒でここもある程度ポジションを取れれば、アドマイヤビルゴの内目から上手く立ち回っての一発は警戒しておきたいですね。


△プレシオーソ(7P)

 ダート上がりなのでなんともですけど、血統的にはマジェスティハーツの半弟で、それなりに芝を走れても、と思うのと、ダート戦で見せている加速性能と切れ味は明確に芝向きに思えるのですよね。
 勿論いきなりこの距離、この相手でどこまで、とは思いますけれど、外枠で自分のリズムで入っていけそうなのもプラスですし、無欲の先行策でアドマイヤビルゴの前くらいから上手く立ち回れれば、意外と最後の直線での華麗な出し抜きが見られるかも、と期待してみます。


×シルヴェリオ・キングオブドラゴン・サペラヴィ

 シルヴェリオは西村Jなのでまず先行はしてくれそうですし、こちらは未勝利戦でかなり長く脚を使っての圧勝劇がまずまずで、軽い馬場の方がパフォーマンスは上がりそうなので押さえてはおきたいです。
 キングオブドラゴンは馬体重が気がかりですが、ここ2走は不完全燃焼の競馬で、こちらも坂井Jで前々からスムーズに、かつ仕掛けを早めて後続に脚を使わせる展開を組み立てられれば、素材的にはそこまで引けを取らないとは思っています。
 サペラヴィはもう少し内枠で、かつ積極的な騎手なら、と思うのですが、逆に秋山Jだと道中内目に持っていって脚を溜めつつ、スムーズな進路取りはしてくれそうで、ある程度ペースが上がり後半ラップが11,5より遅くなるようなレースパターンならワンチャンスくらいは、と見ています。

 ファルコニアは、全兄がカーロバンビーナとトーセンカンビーナだけにかなり意外ではあるのですけど、過去全走を通じて、基本的に持続面で良さを感じた事が一度もないのですよね。
 特にチェスナットドレスに突き抜けられた未勝利戦の負け方が、京都外回りの4F戦を下りからの仕掛けで主導してラスト一気に甘くなっているのが気がかりで、いつもラスト1Fは踏ん張れない(勝ったあすなろ賞あたりでも、ラスト50mは危なかったですし)ところはこの舞台に合わない気はしています。
 その上で川田Jですから、多分正攻法でアドマイヤビルゴをマークしつつ外から動いていく形になりそうな気はしますし、それだと最後甘くなる可能性もより高いかな、と見て、今回は軽視してみることにしました。


★疑似的な買い目(自信度B)

馬連
◎ー○
1000

◎ー▲
800

三連複
◎ー○▲△
200×3

◎○ー▲△×
200×5

◎ー○▲△ー×
100×12

計4600


posted by clover at 15:39| Comment(6) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。
京都新聞杯、私もディープボンドとプレシオーソには注目しております。
外も伸びる馬場がどう出るか、ですがこのメンバーレベルなので前目に付けた馬を優先しました。
アドマイヤビルゴも賞金を加算しなければダービーは微妙なところですし、楽しみですね。

http://huroyosou.blog.jp/
Posted by 風呂予想家K at 2020年05月08日 17:17
cloverさんこんばんは〜

淀は近藤オーナー最後の執念ビルゴ
府中は金子オーナーのポタジェ
友道調教師の両レース勝負掛けが見物ですね
豊さんどっちに騎乗するのか
でもマイラプソディや
鞍上が空いたサトノフラッグも居るし
興味津々ですね
あと友道調教師繋がりなら
デゼルは豊さんオークスで観たいんですけどね〜このお馬さんは調教の時からかなりの大物だと思ってましたから

日曜もクリスティとの裏表流しだったのに〜
またもや祐一君の前が開かず
口あんぐりでした(笑)
Posted by カズ at 2020年05月08日 18:25
やはりアドマイヤビルゴに注目するレースになりそうですですね!

若葉SのTS持続力は秀逸と言って良いでしょうし、何より仕掛けられてからのストライドの広さと、ゴール板を過ぎてからも衰えない脚色には大物感を感じます♪東京2400適性なら2強よりも上な感じもしますし、豪華な2020ダービーを更に面白くするようなパフォーマンスを期待したいです♪
Posted by Claire at 2020年05月08日 20:48
>風呂予想家K様

 いつもコメントありがとうございますー。

 仰るようにビルゴも最低2着は必要な立場ですし、それを踏まえてどこまで勝ちに行く競馬をするか、でしょうね。
 持続面で抜けている以上、早仕掛けで前を潰してしまった方がこの馬としては楽だと思います。
 そうなれば最後外差しが、というイメージもあるのですけど、藤岡康Jがそこまで腹を括ってこられるか?という点で少し疑問があったので、私も前の馬はいくらか残るのでは、と考えました。

 どうしてもブロック制限の分、立ち回りを騎手ファクターから予想しにくくなってしまうのですけど、全馬がしっかり力を引き出せる展開になってくれれば、と思います。
Posted by clover at 2020年05月09日 05:55
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 友道厩舎はここで2頭権利が取れたら、ダービー4頭出しも有り得るのですよね。本当に層が厚いですね。
 仰る通り本番の鞍上含めてどうなるかも注目ですし、ルメールJがワーケアを選択したというのも伏線にはなりそうです。

 デゼルもかなりいい馬なのですけど、オークスはもうミヤマザクラで決まってるのではなかったでしょうかね。
 ミヤマザクラも充分チャンスのある馬だけに楽しみです。

 クリスティは正直私、レース前にああなるのではと思ってました。。。
 最近はそこそこ前のスペースを潰さない意識も出てきていると思うのですけど、やっぱり牝馬限定のトライアルだとああいう一気の加速戦になりやすいですからね。
 その意味では、昔から福永Jは流れる本番向きの騎手ではあるのですよね。
 マイルまでで強いのも淀まないからで、長距離ですと本番でも緩急はつくので…………というあたりを、そろそろ今年は克服してくるのではないか、と、コントレイルを見ていて感じています。
Posted by clover at 2020年05月09日 06:03
>Claire様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ここはビルゴに楽に勝って欲しい条件ですよね。
 基本的に皐月の2強は、どちらもポジショニング性能もそれなりに高くて、そこから強烈な持続力を引き出せる万能タイプですから、レースに注文のつくタイプではまず太刀打ち出来ないとは思うのですよね。
 その点ビルゴはポジショニングもいいですし、そこからの持続でまだ底を見せていない分、現状ではほぼ唯一2強に割り込めそうな可能性を秘めていますから、ここは軽く仕掛けるくらいで2~3馬身離して欲しいな、と期待しています。
Posted by clover at 2020年05月09日 06:06
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