2020年05月04日

2020 NHKマイルC プレビュー

★はじめに

 今週は3歳マイル王決定戦のNHKマイルCですね。
 府中は2週目にして早々と超高速馬場に突入、今年もその流れのままならスピード決着が濃厚ですが、一方で今のところ週末は雨予報にもなっています。
 皐月賞上位組こそいないものの、桜花賞2着のレシステンシアがこちらに回ってきて、それ以外にも主要な前哨戦の上位馬はズラッと揃ったので、力関係の把握と馬場適性の見極めがいつも以上に重要な一戦になりそうですね。


★レース傾向分析

 いつものように、過去のプレビューも是非ご覧ください。


 去年のこのレースは、前日に雹が降った影響が残っていて、良馬場でも超高速ではなく、また微妙に外差しバイアスが強く出ていた特殊例ではあるかな、とは思います。
 ラップ的には33,9-23,9-34,6=1,32,4なのでややハイペースくらい、少し中緩みがあっての後半持続特化、という形で、基本的にはこのレースの累計の枠内に入ってくる内容だったでしょう。

 メンバー的にも、アドマイヤマーズこそ香港マイルを勝ったものの、2~3着馬はその後古馬とのマイル重賞で全く結果を出せず、グランアレグリアやクリノガウディーは短距離路線に活路を見出しているものの、純粋にレベルの高い一戦ではなかったですね。だからこそこの時期の府中の馬場でも差しが決まりやすい面はあるのだろうと思います。
 シンプルに言えば、メジャーエンブレムやアエロリットみたいに強い先行馬がいれば大きく崩れる不安は少ないですし、レース質もやや前掛かりで仕掛けが早くなりやすい、逆に前に確たる馬がいないと中盤で淀んだりして紛れが起きやすい、というイメージになります。

 このレース自体は、昔から不思議なくらいデピュティミニスターの血を持つ馬が好走する傾向があるのと同時に、良馬場を前提で考えた時に、ディープを筆頭としたサンデー系×ミスプロの馬場適性は圧巻です。
 昨日の結果だけ見ても、陣馬特別を勝ったカーロバンビーナはディープ×ミスプロ、晩春Sのスイープセレリタスとミュージアムヒルはハーツ×ミスプロ、3着ビリーバーとてミスプロクロスに母系サンデーです。
 更にスイートピーSは、デゼルがディープ×ミスプロ、スマートリアンがキズナ×ミスプロ、アカノニジュウイチがブラックタイド×ミスプロで、前が詰まった面があるとはいえ、母系にミスプロがないキズナ産駒のクリスティが4着まで、というあたりからも、この時期の血統傾向の偏りははっきり見て取れます。

 勿論血統で絶対能力が決まるわけではないのですけど、ただ少なくとも言えるのは、基本的に高速府中という特殊馬場の経験がない馬も多い、という状況で、伸びしろ・上積みがあるとしたら?と考える時に、デピュティミニスター持ち、或いはサンデー系のミスプロ持ち、というファクターは高確率だろう、という事ですね。
 ただ今のところ雨予報なので、それ次第では馬場もガラッと変わってしまうでしょうし、そういう血統的なアプローチも踏まえつつ個々の馬を見ていきましょう。


★有力馬所感

・レシステンシア

 絶対的なスピードでレースを支配する、2歳女王のレシステンシアが、桜花賞の惜敗の屈辱を注ぐべく、得意のマイルの舞台に転戦してきました。
 今回は鞍上にルメールJを配し、ダイワメジャー産駒としてメジャーエンブレムのような逃げ切りを虎視眈々と狙います。

 この馬に関してはかなりキャラがはっきりしていて、とにかくハイペース・ワンペースに強いのと同時に、後半型の競馬では甘い、という、いかにもダイワメジャー産駒という、パワーで押していくタイプです。
 血統的にもミスプロが入ってなくて、どちらかと言えば力のいる馬場で相対的にペースを引き上げて他の馬の脚を削ぐ、という形の方がベターではあり、今の超高速府中ですと入り方に難しさはあると思います。

 少なくともレース傾向通りに中緩みを作って、後続に取りつく隙を作ってしまったら厳しいでしょうし、また時計的にも良なら46-46=1,32,0くらいは出てしまうはずなので、平均ペースくらいでは後ろの馬の脚を削げずに切れ負けする公算が高いです。
 ルメールJはメジャーエンブレムの時は、46,0-46,8というややハイバランスで、中盤も23,4と緩めずタイトな流れを刻み切っていて、テン乗りでもこの馬の特色は見て掴んでいるでしょうから、不用意なペースダウン、スローの溜め逃げを打つ可能性はほぼ考えなくていいと思っています。

 ただメジャーエンブレムの時より馬場は高速だと思うので、そうなると前半45秒前半くらいで入らないとハイバランスにはならず、それでも差してくる馬は少なからず出てくるはずで、簡単なレースにはならないと感じます。
 その意味で、桜花賞はあの馬場でもこなせていたように、少なからず渋ってやや時計の掛かる馬場になった方が勝機は大きいかもしれません。
 後は当然ながら、あの超消耗戦の桜花賞の反動は考えないといけなくて、はじめての関東遠征にもなりますしそのあたりははっきり不安要素ですね。
 枠の並びと馬場状態次第の面はありますけど、今のところパンパンの良であれば重い印はあまり打ちたくないかな、と考えています。


・タイセイビジョン

 この馬の場合は逆に、高速馬場・良馬場であった方がプラスになるでしょう。
 アーリントンカップはハイペースでも強い競馬でしたが、この馬のベストは個人的には京王杯2歳Sだと思っていて、あの形から後半の持続力特化であそこまで伸び続けてきたのは驚きで、高速府中に必要な適性を既にしっかり見せている、というのは心強いです。

 そこまでポジショニングがいい馬ではないですけど、中団くらいにはそつなくつけていくくらいの脚はありますし、馬群の中からでも、外を回しても同じように末脚が引き出せる堅実性、要所の反応の良さも含めて、ここで大崩れしそうな気配はありません。
 血統的にも、意外とタートルボウルは高速決着に強いのと、母系にミスプロが入っているのがバランスのいいスピードと持続性能を支えているのかな、と思います。
 反面スタミナ面には一抹の不安があり、前走くらいの馬場ならともかく、桜花賞みたいなズブズブの重馬場になってしまうと、最後息切れ、という不安はありそうです。

 追走面には全く不安がないので、レシステンシアがガンガン飛ばしていっても末脚が鈍ることはないでしょうし、ある程度自由度とポジショニングを両立できる真ん中からやや外、くらいの枠を引ければ本命候補になる一頭です。
 少なくとも良馬場なら重い印は打つと思いますね。


・サトノインプレッサ

 着差は地味ながらきっちり勝ち切る強さで3連勝、今回は高速馬場と時計勝負が鍵になります。
 レース内容に派手さはないですが、要所の反応の良さと瞬間的な切れは、タフな馬場で相対的なもの、とはいえ中々ではあり、相手関係からもここで勝ち負け出来るくらいの素材であるのは確かだと思います。
 血統的に言えばディープ×ミスプロなので、今回一気に時計を短縮する必要はあるのですけど、それを克服してくる素地はある、とも言えますし、基本的に短縮ローテが噛み合いやすいレースでもあるので、その辺りを鑑みても取捨の難しい一頭です。

 ただ弱点としては、今のところ常にスタートが悪く、後ろからの競馬しか出来ない事と、血統的には可能性はあるとしても、実際に追走面と切れ味の質、持続性能を明確に見せているわけではないところになりますね。
 シンプルに速い上がりを持っていないのは悩ましいですし、前走にしてもレースレベル自体は微妙で、なんならボンオムトゥックの君子蘭賞の方がレベルが高いくらいなので、潜在能力の振れ幅をどれくらい見込むか、ギャンブル要素は強い一頭になります。

 また、このレースの短縮馬が強い傾向に関しては、

①短縮馬は自然とポジションが後ろ寄りにはなりやすい
②レース質としてテン速い⇒中盤緩むになりやすい
③序盤中盤をフラットに入れて、要所で外から捲っていける短縮の差し馬が噛み合いやすい

 という見立てが出来ます。

 裏を返すと、中盤緩まず淡々と流れてしまうと取り付く地点がなく、直線の末脚だけで勝負するしかなくなり、それだと中々届かない、或いは追走で殺がれて厳しくなる、というイメージにもなります。
 時計の裏づけがない短縮馬が、淡々と流れても問答無用で後ろから差し切ったのは、それこそダノンシャンティくらいしか記憶になく、今年はレシステンシアがいて、そういうよどみのない流れになる公算が高い以上、まず後ろからになるこの馬を、良馬場で強く狙う根拠はやや乏しい、という結論にはなりますね。

 ただ当然ですがここまでの3走でタフな馬場の適性はしっかり見せていますので、渋ってしまえば話は違ってくるでしょう。
 今のところ良馬場なら切るつもり、重馬場なら最低でも連下くらいは、というイメージで考えています。


・ルフトシュトローム

 こちらもデビューから無傷の3連勝、ただしどれも中山マイルという偏った戦歴のこの馬はどうでしょうか?

 とりあえず堀厩舎×レーンJ、というだけでも軽視はし難いですし、馬の素材としても個人的には最上位ではないかな、というイメージは持っています。
 前走はかなりのハイペースで淡々と流れる中でも、要所からしっかり動いて最後まで鋭く突き抜けてきましたし、時計勝負になって更に良さが出たイメージはあります。

 相手関係は楽だったのでその点はなんともですけど、この馬もスピード寄りのサンデー系キンシャサノキセキに、母系はミスプロにダンジグと、この条件に相性のいいスピード血脈、そしてそれをスタミナ寄りのノーザンダンサーやリファールなどのクロスがどっしり支えています。
 キンシャサノキセキ産駒は基本1400mベストに出やすいのですけど、この馬は血統背景的にも純正マイラーだと感じますし、より時計勝負になっても問題なくやれるでしょう。

 前走で追走面はクリアしているので、無論はじめての左回りに府中の坂加速、より高速決着などの課題はありますが、ポジショニングもそこまで悪い馬ではないので、人気4頭の中では良馬場ならタイセイビジョンと並んで強く狙いたい馬、となります。
 逆に渋った時は未知数の色が強くなるので、相対的にレシステンシアやサトノインプレッサが浮上してくるのもあり、評価が難しくなりますね。


・サクセッション

 この馬の場合は、マイルの追走面では課題はないものの、後半の切れ味や持続性能は前走を見てももう一息なので、出来ればこの条件ですと内枠を引いて、ある程度前目でレシステンシアの流れに乗っていく、というイメージは欲しいですね。
 血統的にもクルーガーの下で、ミスプロが強いのはいいですけどサンデーが一滴も入っていないので、特に良馬場の超高速決着ですと後半切れ負けの懸念は強く、その点少し渋って上がりが掛かる馬場になってくれた方がいいかもしれません。

 横山Jに替わるので、どういう戦法を取るか読みにくい、という難しさもありますが、ガロアクリークが皐月賞で結構やれたあたりからも、あのレースのメンバーレベル自体は低くなかったわけで、このメンバーなら適性を活かし切れれば、充分に上位に食い込む力は持っていると思いますね。
 前走は距離延長の中で陣営のオーダーとして敢えて溜める競馬、という面もあったので、重ねて言いますが今回は先行意識は強く持って臨んで欲しいレースです。


・ギルデットミラー

 この馬の場合、前走も悪くはないですがハイペースではタイセイビジョンに完敗でしたし、逆にスローになっても、というのはあるので、総合的にタイセイビジョンより上に見るのは中々難しい点はあります。
 ただこの馬は2走前が強くて、ある程度淡々と流れるペースを自身平均くらいで追走しつつラストまで突き抜けていて、良馬場でレシステンシアが作るペースを、そこそこの位置で追いかけていければちょっと面白さは感じています。

 福永Jに戻るのでスタートはしっかり出してくれそうですし、出来れば内枠ですっと3列目くらいに潜り込んで、前のスペースを残しつつ上手く直線で外に持ち出す形が作れれば、ワンチャンスはあっていい馬だと思いますね。
 こぶし賞からある程度渋っても対処できるのも強みで、母系にミスプロ、ダンジグが入っているのも良く、枠の並びと馬場次第では単穴くらいまでは視野に入れたい一頭です。


・シャインガーネット

 この馬もオルフェーヴル産駒ですけど、前走で追走面に目途をつけてきたのと、府中コースに実績があるのは良いポイントですね。
 元々ポジショニング性能は高いので、スッと前目につけて流れに乗れれば、と思いますし、こちらも母系はがっつりスピード色の強いミスプロなので、スピード負けする懸念はあまりないかな、と思います。
 絶対能力的に、追走慣れしていなかったとはいえスマイルカナに完敗しているラインなのでそこはどうかな、と思うのと、基本延長ローテは壊滅的なレース傾向がネックですが、サトノインプレッサの項でも触れたように、淡々と流れる場合はスピード型の先行力がそのまま生きるパターンも出てくるでしょう。

 そのあたりを総合的に見ていくと、重い印まで打つにはどういう展開や馬場でも一押し足りないですけど、噛み合いそうであれば連下~紐くらいのラインでは狙えるのかな、というイメージですね。


・ラヴダシオン

 この馬も馬場不問で安定していますし、高速馬場ならマイルはこなすと思いますけど、それでもべストは走りを見ていても、血統的にも1400mでしょう。
 少なくとも前走シャインガーネットに完敗、クロッカスSのようにスローに持ち込めればいいですけど、レシステンシアがいてそれは望み薄、となると、どういう条件でもここで強く狙う価値はあまりないんじゃないかな、というイメージで見ています。


・ラインベック

 血統的にはディープ×ミスプロ+デピュティミニスターでこれ以上ない構成なんですけど、この馬の場合超高速馬場だった東スポ杯である程度馬脚を現してしまっているのがあるのですよね。
 勿論そこからの成長も考えるべきですけど、コントレイルはともかくアルジャンナにも完敗、オーロラフラッシュにも肉薄されている、というラインで考えると、純粋な能力の序列としてはサトノインプレッサやNZT上位組にも届かない、と考えられます。
 現実的に後半の切れる脚もないですし、といって追走が強く問われても良さが出るわけではない、ほどほどのレベルでこじんまりまとまっている総合力型、という感じなので、この条件と血統でそこそこ穴人気するようなら狙わない方がいい、と思っています。


・ウイングレイテスト

 前走は不利な中山マイル大外から頑張っていますし、この馬も徐々に追走面の課題を克服してきているのかな、とは思います。
 ただしそこまでポジションを取れる馬ではなく、スパッと切れる脚もないので、府中マイルですと中緩みで取りついていく、どちらかと言えば短縮型の馬に向く流れになってくれないと、総合的にスピード負けする懸念は強いです。
 血統的にも高速府中をこなす後ろ盾にはならない感じですし(サクラユタカオーがいくらかつての府中レコードホルダーと言っても、時代が違い過ぎますからねぇ…………)、馬場が渋って紛れが出た時にしぶとさを活かして、のパターンはあるかもですが、良馬場では狙いたくないですね。
 けど今は横山武Jがとても好調ですし、内枠からギャンブル的にポジションを取る競馬が出来たりしたら、の怖さはある、とは言っておきましょう。


・プリンスリターン

 この馬も比較的どんな展開でも走れますし、ポジショニング性能が高いので、レシステンシアの後ろから淡々と進めてどこまで踏んばれるか、でしょうか。
 ただ関東遠征ははじめて、かつ時計勝負の裏づけはあまりなく、血統的にもストロングリターン自身がミスプロ持ちでかつての府中マイルレコードホルダーとは言え、それだけでは狙いにくい面はありますね。

 要所の反応はいいので、出来ればかなり流れてくれて、けど仕掛けは遅れて坂地点最速のパターン、それをレシステンシアの真後ろからスッと外に出して、とう形まで作れて、なんとか圏内ワンチャンスくらいのイメージでは見ています。
 流石にここに入ると持続性能は足りないと思うのですよね。それに当然ながら原田Jというのも、頑張って欲しいとは思いますけど騎手レベルとして見ればリスクが大きいので、内枠引いて紐まで、でしょうか。


・ストーンリッジ

 穴っぽい気もしますが罠っぽい気もする馬ですね。
 前走は岩田望Jがかなり下手に乗ってしまったのもあり、馬場も悪かったので、あれだけで追走面で厳しいか?は読めないのですけど、最初の2戦は顕著なスローからの後半特化で良さが出ていたのは確かです。
 コルテジアも皐月賞でそこそこはやれていますし、レースレベルはそこまで低くなかったはずで、また速い上がりに対応できる、という部分は武器になります。

 血統としてもディープ×フレンチデピュティは悪くないですが、ミスプロがない分持続スピードがどうかな?という所で、兄弟もベルキャニオンあたりはこの舞台で結構強い競馬をしていますけど、総合力勝負で、という感じなので、この馬が潜在的に同じような適性があるかどうかで変わってくるでしょう。
 それにこの舞台で松田Jというのは大きなマイナス要素で、突っ込んでこられても仕方ない、と思える面はある馬なんですけど、現実的にここまで印が回るか、となると、積極的に拾いたいほどではないラインになりますね。


・ボンオムトゥック

 後は抽選対象ですし、そこまで楽しみな馬も少ないので基本触れませんが、この馬だけ書いておきましょう。
 前走はやはりマイルのハイペースバランスでやや苦慮した感じはあり、基本は後半型、速い上がりを問われた方が良さが出る馬だと思っています。
 なので高速府中自体はそこまで悪くなく、外目の枠からそこそこの位置を取って、レシステンシアが極端にガンガン飛ばさず45,5-46,5くらい、それを自身平均からややスローくらいで追いかけられれば、ちょっと面白いタイプかなと見ています。

 血統的にも父クロフネはデピュティミニスター持ちでこのレースに滅法強く、母系もサンデーとミスプロが入っていますから磐石、鞍上が勝春J想定というのがうげぇ、ではありますけれど、圏内くらいならワンチャンスあっていい馬だと思いますね。


posted by clover at 06:12| Comment(4) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いよいよ、府中春のG1祭りが開幕となりますね。

その開幕戦、NHKマイル。
主人さんの視座、フレンチデピュティによる神がかりな舞台。
全く、仰る通りなんですよね。
親父さんフレンチデピュティ、ピンクカメオにクロフネ。
母系にフレンチデピュティだった、マイネルホウオウ。
更に、近年では同じく母系にフレンチデピュティだったレインボーラインとか。
伏兵で、全く人気のねぇのが突っ込んで来るのか!と。(笑)
まだまだ、事例を挙げると切りがないくらいに。(笑)
そして、なんでかんで不利を受け難い逃げ先行型のダイワメジャーによる仔も絡んで来る舞台なので。
近年では、アエロリットが勝った際にダイワメジャーの仔が3着逃げ残ったり。
若駒マイル王者決定戦、不利を受けそうな差し馬による有力馬を選ぶのは勇気が要り難儀ですよね。
ちょっと、ゴチャつき喰らいそうな真ん中から内目枠だった場合には悩もうと思います。
ただ、レシステンシアは再びピンク帽でも良いかと思っています。
アエロリットと同じような脚力で、斤量を活かした先行から押し上げて行く走りで良いか?と思ってしまう2歳王者なので。
前走は古馬の牡馬さえ堪える重馬場の中で、序盤中盤の5ハロンで11秒台連発しながら2着に残せるスピード継続のスタミナは凄じいの一言です。
ただ、牡馬相手にターゲットにされるのは初体験と初輸送からの馬体減によって迷うところではあります。

それと、キンカメ伝説を作り上げたミスプロの血にも神がかりな舞台ですよね。
近年では、リエノテソーロ。
ミスプロのクロス持ちで、前走の走破時計が1分34秒台の持ち時計ではアカンだろう!とバッサリ切ったら。
ズバッと外から突っ込んで来る対応によって、こっちが逆に斬られましたわで全く。(笑)
アエロリット単複勝負で、正解かよ!と。(笑)
なので、1200mからの参戦組は全く鳴かず飛ばずですが。
マニアが好きな江田照で出走予定のニシンストームも買う予定にします。
外枠だった場合ならば、ゴチャつきある馬群を横目にして突っ込んで来る?との妄想から。(笑)
ちょっと、昨年の川田とルメールみたいにゴチャつきタックル炸裂とタックル被弾とか人気の差し馬が馬群の中で不利を受け不発とか想定外の展開もあり得ると言うので。

そこから、ラップタイム視座から仰る通り。
基本ライン、中盤ラップタイムが23秒台の息が入る走破時計だと。
やはり、フルゲート満員御礼のレースによって馬群凝縮から不利発生も必然的と考えても良いかと思うので。
そこで、質問です。
主人さんから観た、今年の少し揉まれ弱いかな‥‥と思う有力馬や伏兵馬は?どの馬となりますか?
サトノインプレッサはライルによるブロック攻めに遭っても怯まない根性があり、ロフトシュトロームも接触場面があっても怯まない根性があって。
それで、ちょっと有力馬の1頭でもあるタイセイビジョンなどは。
昨年の阪神FSでも、武は最初から外に出して行く後方の構えを取って追走。
そして、前走も揉まれるような競馬でもなかったので。
馬群は、どうかな?と思ってしまうところです。
この高速化による近年5年では、馬群凝縮から揉み揉みの展開によって。
どうしても、伏兵クラスのフレンチデピュティやミスプロの仔たちが不利被害の少ない外枠発走から突っ込んで来る傾向があるだけに。
また、前走のレシステンシアによる強烈な追走劇を全ジョッキーが目の当たりにしているから。
ピンクカメオやムラマサノヨートagainな雨足のレースとなったとしても、今回は積極的なハイペースから馬群凝縮は起こりに難いかもしれないですが。
それでも、ノーマークの伏兵たちによる内でゴチャつく馬群を横目に突っ込んで来るかもしれないと想定に入れて置きたいので。
昨年など、主人さんが指摘されたグランアレグレアなどは良い例だっただけに。

よろしくお願いします。


それと、ここ来て普段はマスコミ対応は番頭助手に任せる堀トレーナーが珍しく対応。
そこで、府中に変わって何かしらの戦略を練りたいとのコメントがヤケ引っかかってしまい。
更に、堀トレーナーが何故?右周りの中山を選択し続けたのも判明し。
今回、その右トモによる弱さが改善状態と明言したので。
前走、石橋がゆっくりと出し流れた競馬の中で前で垂れた馬を膨れてグレイテストにぶつかってしまったアクシデントも起こしながらも外から強襲で勝った走りとは違った。
本番では垂れないレシステンシア相手に内枠発走ならば先行策か?、これならば不利もあまり受けず追撃が出来て良いか?
大外枠となったら、昨年のアドマイヤマーズみたいなポジションからアドマイヤマーズとは違ってコーナーから無駄足を使わずして直線で勝負する追走劇がの方が不利も受け難いから良いかもしれない?などなど。
色々と、妄想推理が膨らむばかりです。(笑)

Posted by ギャロップ at 2020年05月06日 02:08
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 このレースはかなり血統診断が威力を発揮するレースなので、該当する馬は人気薄でも目を瞑って紐に、という戦略で大きな穴を狙えるのは魅力ですよね。

 個人的にタイセイビジョンは、函館2歳も結構窮屈な競馬からしっかり伸びていましたし、そこまで馬群は気にしていないですね。
 ちょっとその点で脆そうなのはサクセッションや、あと牝馬のギルテッドミラーにシャインガーネット、ボンオムトゥックあたりですけど、ある程度前にスペースを置く意識が強い乗り手なら平気かな、と感じます。

 福永Jが詰まりやすいのって、これまではそういう縦の加速スペースの意識が少し弱かった面はあると思うのですけど、最近はそれを意識した乗り方も目立ってきたので、あまり不安視しなくても平気かな、とは思います。
 抽選からで大穴としては、やはり少し渋った時のハーモニーマゼランかな、とは考えていて、多分時計勝負だと足りないのですけど、この馬は揉まれてもキックバック食らっても踏ん張れる根性と操縦性があるので、2~3列目ポケットからの競馬が出来れば、ですね。

 未知の馬も多いので、どこまで陣営の戦略性が実を結ぶかも読みにくいですけど、かなりいいメンバーが揃ったと思いますし、まずは今日の調教、そして金曜の枠順発表を楽しみに待ちましょう。
Posted by clover at 2020年05月06日 04:11
御意見、ありがとうございました。

揉まれも対応出来るとなると、追い込みの石橋を陣営が継続依頼したのも納得であり。
ちょっと、ルメールもチューリップ賞の映像は確認していると思うけど。
メジャーエンブレムと同じダイワメジャーの仔なので、馬なりから馬のリズムを大切に行って行ってから中盤戦で11.9から12秒前後の連発する走破ラップは刻まないとは思いますが。
もし?ガツンと息を入れる11.9秒から12秒前後の連発ラップを中盤戦で入れてしまったら、そこで切れのある有力差し馬は怖い存在であって。
何気に、昨年と同様に内がバックりから石橋の追い込み強襲と武のが怖いので相手に入れ置きます。(笑)

それとコントレイルと競い合えるのは、この馬だとトレーナー自らが渾身に語り。
どうなんだろうか?と、思ってましたが。
最終追い切り後には、毎日杯後は在厩させ2週間ソエの回復に努めたと言ってくれた上に。
更に、負荷をかけた坂路では元々あまり動かない馬と答えてくれて。
矢作トレーナー、それを信じて大丈夫のか?と不安も過ぎってしまい。
あとは、主戦の武も言っていた通り。
マイル戦での前傾となるラップスピード対応が未知数、ラップスピード11秒後半台による追走の担保がないサトノインプレッサは対応が出来るのか?
また、サトノインプレッサも初輸送で新馬戦よりも馬体が減るかもしれないので。
その辺りも、当日のパドックで。

そうした牡馬の差し最有力馬が揃う中で、レシステンシア。
国内大手競馬サイトで掲載された記事を読んで、この馬は改めて心肺機能が強靭と思ってしまい。
桜花賞前に、ノーザン信楽から帰って来た際に。
「あまりいい状態で帰ってこなかったところに、乗り出し1発目があの時計でしょ。さらに当週であれだけの負荷をかけたら下がるかな、と思ったけど、ケロッとしていてまったくダメージがなかったくらい。桜花賞がタフな競馬になったので疲れを心配したが、それもすぐに回復したくらいだから」
この担当厩務スタッフのコメントには、思わず仰天してしまいました。
ノーザン信楽による調整も芳しくない上で、いきなり帰厩の一発目で51秒台で終い11秒台で締める走破時計って。
それで、最終追い切りで49秒台の時計を出してケロリって。
どんだけ、化け物なんだと。(笑)
また、レース前は断食になってしまう繊細さがあって。
今回、甘味ある燕麦を与えた事によって食が細らいとの事なので。
そして、今回の追い切りでは前走でガッツリ仕上がっているだけに前に同僚馬を置きスピードセーブの追い切りで良いと思うので。
そこで、みんなが追い切り時計が悪いソフト仕上げ過ぎると判断しオッズが美味しくなれば有り難いですが。
ただし、ちょっと当日が超高速化馬場状態で発走となると牡馬相手に切れ負けのリスクは十分にありますが。
やはり、スピード持続型のレシステンシアは魅力に感じてしまい。
今回の初輸送でゲッソリとなってない馬体ならば、レシステンシアの強靭な心肺機能と操縦性の良さに賭けて本命にしようかと思います。
また、気象庁の予報もなんだか刻々と予報が変わって高速化現状維持が出来そうで。
レシステンシアは、牡馬による切れに負けそうな気配あり難儀ですが。(笑)
ここ来て、同じエージェントだからサトノはルメールでレシステンシアは武に替わって欲しいところであり。(笑)
サプレザは、ルメールも主戦で乗っていたから。(笑)
武鞍上ならば、突っつき気配となるジョッキーは典くらいしかいなく。
武だったら、先頭を切ったらG1らしい息の入らん消耗戦をメーキングしてくると思うので。
ルメールには、是非とも腹を括って欲しいところです。
デアリングタクトによる末脚と今回の有力メンバーを比較しても、メジャーエンブレムみたいに残って勝ち負け出来る心肺機能と思うだけに。

それで、堀厩舎とダミアンによるゴールデンコンビ。
上原助手も「いい動きだった。折り合い、手前変換、口向きあたりに課題がある馬でしたが、ここまででクリアしてきた」と手ごたえあるコメントな上に。
「東京のマイルはいい選択だと思う。いろいろな競馬をしてきているので、(乗り方は)決めずに乗りたい。どのG1でも勝つのは難しいが、頑張りたいね」
「3連勝中はいろいろな競馬を経験している。道中折り合ってしまいを伸ばせれば。テレビの前のファンにいい競馬をお送りしたい」
ダミアンから最終追い切り後に、こんなコメントが出てしまっては。
個人的に、どんな枠順になっても要警戒として相手に入れて置きます。
あとは、江田照によるノー眼中の伏兵馬から『大外強襲、これが来たら100万円』で夢馬券として紐で入れて置きます。
全く、夢で終わる可能性大ですが。(笑)
とりあえず、レシステンシアがルメールがワンペースをメイキングする事を前提に推測し。
とにかく、ワンペース戦に対応出来そうな馬は片っ端から相手に入れておきます。

それと、名馬がジョッキーとトレーナーを育ててくれると業界内で言われてますが。
「楽しいね。すごく馬を感じられている。コントレイルでいろいろと得るものがあった。馬の声を聞くのがいかに大事かを皐月賞で思い知らされたよ」
「技術と感覚の塩梅(あんばい)がようやく分かるようになってきた。またジョッキーの面白さを見つけられたね」と。
福永は、NHKマイルに向けてインタビューで答えてましたが。
この『楽しいね』との境地、武と同じ領域に入って来たかもしれないと思い。
4000勝ジョッキーの武は、キタサンブラックみたいな名馬に対して『先生だから』と決して上から目線によって支配下に置く事もせず馬の能力と声=感覚を信じて騎乗する事で。
それよって、今後も名馬に出逢い先生として教えて貰いながらビックレースを勝ち行けると確信しているから。
50歳になっても、まだまだ競馬が楽しいと言えると考えられ。
ルメールも、馬の能力と声を聞け信じられるからレイデオロやアーモンドでレースの流れによって大胆なポジションを取って行き優駿を勝ち取ったと思うので。
これから控えているダービーと安田記念で福永が連続勝ちしたら。
ルメールみたいな大胆さなどは求める事は野暮な話としても、今後の福永への信頼度は上げようと思います。

Posted by ギャロップ at 2020年05月08日 15:20
>ギャロップ様

 石橋Jは確かに鮮やかな追い込みのイメージも強いですけど、データ的には基本先行意識の強い乗り手ではあるのですよね。
 今回レシステンシアの内の2番枠は難しさもありますけど、スッとゲートを決めて3列目のインくらいを取れてしまえば、かなり有力候補になるのではないでしょうか。

 サトノインプレッサは逆に外枠なので、出負けのリカバーはしやすいにしても、シンプルに淡々とした流れについていけるか、でしょうねぇ。
 ルメールJが中盤ヘタれて12秒そこそこまで落とすパターンを想定するならば、短縮型の追い込みが嵌る可能性も出てくるのですけど、個人的にはここはルメールJのレースメイクは信じたい条件です、かね。

 レシステンシアは少なくとも上積みはないでしょうけど、完全に桜花賞レベルの状態は維持しよう、という意思は感じる超ソフト調整ですよね。
 輸送前で+20kg近いので、それがレース本番でどう出るか、メジャーエンブレムと違い府中コース未経験だけに、全幅の信頼を置きにくいのは事実ですけど、純粋に阪神JFと朝日杯のラップを検証すれば、タイセイビジョンに負ける馬ではないのも確かなのですよね。
 超高速馬場はほぼ間違いないと思うので、そこで最低でも45秒前半で突っ込んでいけるか、勝ち切るにはそこが最大ポイントだろうとは思います。

 福永Jは本当に晩成タイプと言うか、他の乗り手が感性や高い技術、競馬観で保持している武器を、じっくり観察して、理路に落とし込んで、ひとつずつ着実に身につけていく騎手ですよね。
 最近は縦のスペースの作り方の意識がかなり丁寧になった、と感じていますし、それも強い馬に乗って、多少強引でも脚を引き出し切る方がトータルではロスにならないのを体感したからかもしれません。
 ギルデッドミラーも相当良い枠を引いてかなり面白いですし、この春は福永旋風が吹き荒れる可能性も充分にありそうで楽しみですね。
Posted by clover at 2020年05月08日 15:52
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