2020年04月27日

2020 天皇賞・春 プレビュー

★はじめに

 今週は国内平地最長距離GⅠの春の天皇賞ですね。
 去年の菊花賞上位馬や、グローリーヴェイズが不在なのは残念ですが、それでも2世代の菊花賞馬を筆頭とした、スタミナ自慢の個性馬メンバーが出揃い、面白い一戦になりそうです。
 二度の坂越えが名物の淀開催も、改装の関係から今年でしばらく見納めとなりますし、この舞台でどんなドラマが繰り広げられるか楽しみですね。


★レース傾向分析

 いつも通りの過去プレビューもご参照ください。


 正直レース傾向そのものとしては、今までのプレビューでもかなりしっかりやっていますので、極端に付け加えることはあまりなかったりします。
 ただ、この時期の京都は基本高速馬場で、前目内目の立ち回り優位になりやすい、というのは事実ですけれど、それでもレースメイク次第では、去年のように序盤はそこまで前にいなかった馬が上位を独占する、というパターンもあります。

 わかりやすい比較として、馬場レベルと勝ち時計がほぼ同じだった、2016年と2019年のラップを比べてみましょう。

・2016年……61,8-74,9-58,6=3,15,3
・2019年……59,8-76,7-58,5=3,15,0

 近年の春天が、後半5Fで59秒を切るような速いラップを求められるのは基本線なのですが、2016年はほぼ前目内目だけの決着、逆に去年が前に行った馬は壊滅だった理由はやはり、序盤と中盤のバランス構成にあります。
 更にわかりやすくするために、中盤6Fのラップを抜き出してみましょう。

・2016年……12,0-11,6-12,9-12,6-12,6-12,7
・2019年……12,2-12,5-13,8-13,3-12,4-12,5

 今更こんな前提的な話をする事もないのですが、改めて言及しておくと、基本的に出来る限り体力のロスなく長い距離を走る上で、意味なくペースのアップダウンが発生するのは好ましくなく、しかもそれが自分のリズムでなく、他者に誘発されて、なら尚更です。
 その意味で去年は、先行したジョッキーのレースメイクが良くなかった典型例であり、逆に2016年は武Jの最高傑作、と呼んでもいいレベルの周到なラップメイクでした。

 淀3200mの場合、スタートして1400m地点から1800m地点までが1~2コーナーで、ここは物理的にも意識的にもペースダウンがほぼ確実に起こる地点ではあります。
 とはいえ、流石に去年のように13秒後半まで落としてしまうと、後ろの騎手が明らかに淀んだ、と確信し、その緩みが続けば向こう正面に入った段階で早めにポジションを上げようと積極的に仕掛けてくる隙を作ってしまいます。
 逆に2016年のように、序盤はゆったり入り、けど1コーナーに入る前のスタンド前でペースを引き上げ、流れている、と錯覚させたうえで、1~2コーナーをギリギリ13秒台に入らないラインで走って息を入れた場合、後続が押し上げようとするならそれ以上のラップを自力で踏んでいかねばならないので、中々踏ん切りがつかない、という形になります。

 このように、後半は基本坂の下りから4F勝負、上りの地点も含めて5Fで59秒を切るロングスパート戦と決め打っても、前半のレースメイク意識で、前残りか、差しが決まるかは違ってきてしまうという事ですね。
 今年の場合、武Jがキセキに乗る、というのが、レース展開の読みを難しくしていて、もしもこの馬が以前のようにきちんとスタートを決めて、内枠からスムーズに逃げる形を作るのであれば、2016年の様な前々での支配型レースになる可能性は高まります。
 ただキセキがやっぱり出遅れて、ダンビュライト松若Jやスティッフェリオ北村有Jのレースメイクになった時にどうなるか?は読みにくく、枠の並びも含めて、キセキの動向がかなりレース質を左右する可能性は頭に入れておきたいですね。

 あと一応、今の時点では日曜日の後半に傘マークがついていて、馬場次第では台頭してくる馬も変わってくるでしょう。
 また今年に入ってのステイヤー重賞は、ダイヤモンドS・阪神大賞典と、不思議なほどに中盤全く緩まない純正マラソンレースになっていて、馬場や前半の流れ次第では今回も、超強気に動いていく馬がいて、例年通りの後半ラップを問われない場合も僅かながらあるかもしれません。
 長丁場で駆け引きのチャンスは多いだけに、予想する側としてもそれを全て網羅し、可能性を吟味していくとなると、あれもこれもと考えすぎてしまって悩ましいレースではありますね。
 因みに今年も登録は16頭、現時点でオセアグレイトとタイセイトレイルは回避予定らしいので、去年と同じく14頭立てになりそうで、外枠の不利を受ける馬が多少なり減る、という視座では、フェアに力を発揮しやすいレースにはなるかな、と思っていますし、極端に荒れるイメージは持っていないのですけどね。


★出走馬所感

・フィエールマン

 去年の春天の覇者であり、今年初戦ながらも鉄砲実績は豊富、去年死闘を繰り広げたグローリーヴェイズもおらず、ステイヤーチャンピオンとしてここは譲れない一戦になりそうです。

 基本的に、この馬が3着を外すようなパターンはほぼほぼないんじゃないかな、とは思いますし、勝ち切れないとしたらどういうパターンか、それが可能なのはどの馬か、というイメージで組み立てていけばいいレースだと思っています。
 去年後半は札幌記念ではじめて連対を外し、凱旋門賞は極悪馬場を積極果敢に攻めるも玉砕、バーンアウトが心配された中での有馬記念は一定の走りを見せたもののそれでも4着と、国内で初めて圏内も外し、勢い、という視座では流石に去年以上とは言えません。
 ただ戦歴はまだ浅いですし、ディープタイマーが発動するのはまだ大丈夫かな、とは思うのと、やはり実力が最右翼、菊花賞と去年の春天を見ても、大抵の展開なら長距離では崩れそうにないとは感じるのですよね。

 敢えて言うなら、典型的な淀の後半型レースがマッチしているタイプのステイヤーなので、前半・中盤がゴリゴリに流れ切るマラソンレース型になった時に、本質的なスタミナと、近走で崩された勝負根性の質でどこまで食らいつけるか、でしょうか。
 ただ、そういう競馬を意図的に作りたい人馬がいるか、となると、流石にGⅠでそんな玉砕ぎりぎりの戦法を選べるのか?というのはあって、出来るとしたらミライヘノツバサが思い切った逃げを打ってきたり、或いはメイショウテンゲンあたりが一周目のスタンド前から仕掛けていく、みたいな形しかないはずです。

 正直な話、キセキが逃げて2016年みたいにしっかりコントロールしてくるなら、ほぼフィエールマンとキセキの一点でいいレースだと思うんですが、キセキが逃げられなかった時は展開の振れ幅が大きそうなのですよね。
 まあその中でも、余程の乱ペース、スタミナ特化勝負でない限りはこの馬が軸でいいと思います。ただ雨が思ったより降るならば、それは素直にマイナスになるでしょう。


・ユーキャンスマイル

 阪神大賞典を制して、去年より一段と逞しさを増したこの馬も虎視眈々と逆転戴冠を狙いますが、しかし息の合っていた岩田Jが落馬負傷で乗り替わり濃厚、また去年は完敗を喫している舞台でもあり、評価が悩ましい馬ではありますね。

 とりあえず言えるのは、適性として真っ当なスローロンスパになると、後半の質的に圧倒的なものはないので、そこそこ食い込んでは来るけれど届かない、という、ポジショニング面での課題が出やすい、というのは事実だと思います。
 キンカメ産駒ではありますが、母父ダンスの血が強く出ているのか、潜在的なスタミナ性能は高く、そうでなければ前走のように中盤から全く緩まないスタミナ特化戦でメイショウテンゲンあたりを振り切れない、とは言えるので、こちらもどんなパターンでも極端な凡走の危険性は低いのですが、どちらかと言えば前に支配され、差し込み切れずの4~5着はありそう、というイメージにはなります。

 元々左回りの方が走りがスムーズな馬ではあるので、右回りで下りながら加速が問われる淀はそこまで得意ではない、という感もありますし、今は騎手ブロックの影響で、腕達者の乗り手が当日の京都にそこまで残っているのか?という問題もあります。
 岩田Jのままなら、しっかりこの馬の特性を理解しつつ、上手く馬群を縫っていく競馬で肉薄してきたかもですが、素直に後ろから外を回してしまうと厳しい舞台でもあり、鞍上と枠次第の面もありますけど正直現時点では、人気なら嫌ってみたい一頭になりますね。
 勿論前走みたいに中盤タフなレースになれば台頭してくる余地も大きくなると思うので、その辺りの展開想定の中で上げ下げを考えていくべき馬だと思います。


・キセキ

 菊花賞以来長らく勝利からは遠ざかっているものの、その間もJC2着を筆頭に非常に強い競馬は見せているキセキが、この春天の舞台でマイスター武Jを背に、復活の勝利となるのでしょうか?

 この馬の場合、ギアの上げ下げがあまり上手ではないので、ある程度コース形態の中でニュートラルな上げ下げはしてくるものの、淡々と精密機械のように適性ラップを刻んでいく、武Jが得意とする逃げのパターンには合致する馬だと思っています。
 前走のようにはっきりマラソンレースになってしまって、しかもそれを自分が出負け⇒捲りで主導するような形では、流石に本質的なステイヤー適性が問われてしまって苦しいのですが、淀の3200mは立ち回りひとつである程度それを誤魔化せる舞台ではあり、個人的に距離不安は特に感じていません。
 普通に後半型のロングスパート戦に持ち込めれば、今の内有利・高速馬場なら相当に長く脚を使えるはずですし、大半の傾向に合致するまともな春天の流れであれば、フィエールマンを負かせる馬はこの馬くらいだろうとは見ています。

 ただそれは、まともにスタートすれば、の前提にはなってしまうのですよね。
 どうしても今はレースに行くとゲート難が深刻で、晩年の父ルーラーシップみたいに、いくら入念に事前練習をしても、本番になるとより深刻な出負けを繰り返すというのはやはり圧倒的な不安要素です。
 なので狙いとしてはほぼ、思い切ってリスクに目を瞑って重く狙うか、出負けすると決め打ってバッサリ切るか、どちらかはっきりさせてしまった方がいいのは間違いないですね。

 あとこの馬も高速馬場の方がいいので、雨は降らない方がいいですし、逃げることを前提とするならやはり内枠が望ましいでしょう。
 前走を見ていても、一度動き出してから番手でコントロール、というのも中々難しくなっているみたいに感じますし、馬の気性面に信頼を置ける状況ではないので、いかなこの馬の絶大なフリークである私としても、果たして情に流された予想をしていいものか、最後の最後まですごく悩む事になるだろうと思っています。


・ミッキースワロー

 前走は大外枠から強い競馬でしたが、このレースも展開はかなり紛れていて、前半そこそこ速いのに中盤からの仕掛けが異様に早い、差しが決まりやすい縦長のレースになってくれたことはあったと思います。
 イメージとしては丁度去年の春天みたいな、淀みで取りつきやすく、そこから前が一気に動いていって、結果フラットに入れた後ろの組が優位、というパターンなので、あまり過信は出来ないですが、ステイヤー型の競馬である程度安定しているのは間違いないとは言えます。

 ただポジショニングの面ではあまり信用できない馬で、まともに出ても中団より後ろ、酷い時は最後方とかになりかねないので、それは春天というレースにおいてははっきりマイナスです。
 あと厩舎自体が遠征競馬がてんでダメ、というのもあり、現時点の地力としても、果たしてGⅠで勝ち負け出来るラインにあるのか?というのは冷静に見定めるべきで、個人的にはあまり狙いたくはない人気馬、という扱いになりますかね。
 やはり枠は内がベターですし、こちらは馬場が多少悪くなっても問題ない、という部分で浮上の余地はあるでしょうか。


・メイショウテンゲン

 ここ3走はステイヤーレースで堅実な成績を収めていますが、特にダイヤモンドS・阪神大賞典は、スタミナ特化型が差し込みやすい、非常に上がりの掛かる特殊な展開になったのもあります。
 ある程度時計の掛かる馬場でも、ラップバランス的には淀長距離らしかった菊花賞で完敗、というあたりからも、少なくとも後半59秒を切るいつものパターンになった時に差してこられる絵図は描きにくく、まともなレースなら一顧だにしない、という扱いは続けてしまうと思います。

 まあ過去2走、そういう常識的判断を覆されて走られているので怖さはあるのですが、適性面で言うならどうしたって切れ味の質は足りない馬で、高速馬場向きでもないので、上でも書いたように、ここで勝ち負けしたいなら、スタンド前で動いたり、或いは2コーナー出口から動く、ゴールドシップ的なレースをしないとまず無理だろうと踏んでいます。
 今絶好調で、落馬があってもギリギリで大怪我を回避した強運も味方に、松山Jがそういう老練かつ大胆不敵な戦法を取ってきたら大絶賛するしかないですし、その意味ではこの馬はいつでも動けるやや外目の枠の方がいいですね。どうせスタートは出ませんし、後ろからになるのは明白なので。


・モズベッロ

 4歳の上がり馬として中々面白い存在ではありますし、淀巧者なので楽しみはあります。
 前走も一気に斤量が増えた中、ややポジショニングで後手を踏んだのが痛かったですし、直線もミッキースワローの斜行の影響はあったはずで、監査圏に戻って、なら、ミッキーと互角にやれるくらいの力はつけてきていると感じます。

 ただこの時期の4歳の上がり馬は、更に斤量が一気に増えて、というレースになりますし、そこまで先行力に優れている馬でもなので、流石にこの相手で勝ち負け、というラインまで一気に見込むのは流石に過大評価になるかな、とは思っています。
 ある程度淡々と流れて、後半のロンスパ勝負でもう一脚、というレースは、日経新春杯の要所の鋭さを見てもマッチしているとは思うので、内枠を引いて中団までに入っていけそうなら印は回したい、ただ重い印まで行くかは他の馬の並びなども含めてで、優先度はそこまでは高くないかな、というイメージですね。


・トーセンカンビーナ

 この馬の場合は、前走みたいなマラソンレースであそこまで走れるのは意外でしたし、結構色んなパターンを見せてきていて、勢いのあるディープ、という視座でも結構侮れないとは思っています。
 ただやはりこの馬もポジショニングはネックで、後半速いラップを問われてのロンスパ自体は得意だと思いますが、そこで極端に後ろだったり、或いは外々を回す形になると流石に苦しいでしょう。

 圏内まで、と考えるとやはり内枠必須、そこから全体で仕掛けが早い形になるところをタイトに立ち回り、直線もイン差しに賭ける、くらいの腹を括った騎乗は必要かな、と見ています。
 ただ逆に、スタミナ型の馬の超早仕掛けがあった時にも台頭できる、という部分で幅は広く取れるので、紐として引っかけておくのはちょうどいい馬かな、というイメージでもありますね。


・エタリオウ

 雨が降らずに高速馬場が続く前提ですが、かなり人気を落としそうな今回は穴馬としてちょっと面白いと見ています。
 元々高速馬場の後半特化、持続力勝負が一番強い馬ではありますが、去年などは流石にポジショニングがアレ過ぎて、得意の馬場・展開でも厳しかったと見ることは出来ます。
 逆にあんな競馬でもユーキャンスマイルには先着出来ているわけで、その上で去年の秋からは、比較的ポジショニングに進境を見せているのがこのレースにおいては好材料です。

 今回はポジショニングに積極的な川田Jになりますし、折り合いの不安はほとんどない馬なので、もしも内枠を引ければある程度積極的に、2~3列目のインからの競馬を摸索する事が出来るでしょう。
 その上で例年通りの、後半58秒台の競馬になるなら台頭のチャンスはあるはずで、川田Jの絶不調は気掛かりですけど、逆にこのくらいの人気の方が割り切って思い切り乗ってくれそうでもあり、単穴候補の一頭として考えておきたいですね。


・ダンビュライト

 いつの間にかセン馬にされてしまっていて、その初戦なので水物感は強いですが、淀というコースと、先行馬があまりいないロケーションは悪くないとは思います。
 この馬も総合力タイプなのですが、どちらかと言えばややスローくらいがいいタイプですし、後半も分散して極端に速いラップを踏まない形がいいので、その点噛み合うチャンスはそれなりにあるでしょう。

 ただ、キセキが逃げたとしてその驥尾に付す形ではキセキ以上は流石に厳しく、といって自分で逃げて松若Jが適性ラップを刻んでいけるか、という難しさもあって、状態面含め重く狙うまでは難しいかな、という感覚です。
 馬の後ろでもいい馬なのでやっぱり内枠であればそれに越したことはなく、この距離でも適性はあると思うので紐には入れたいですけど、それ以上となると余程他に減点材料がないと難しい、と見ています。


・ミライヘノツバサ

 前走があっと驚く大復活劇で、この距離に対する適性も見せてきましたけど、流石にここでもう一番、は中々厳しいとは感じます。
 元々先行力はある馬ですが、全盛期でも上がり勝負は大の苦手、ロンスパで上がり35秒前後の持久戦に持ち込んで、というのが得意パターンであり、高速馬場の淀ではまともに乗ってしまうと苦しいでしょう。
 敢えて言えばスタミナに活路を見出して、前走のように中盤も全く緩まない流れを自分で作っていくくらいかな、と思いますが、大舞台と京都の経験に乏しい木幡巧Jにそこまで期待をかけるのは酷でしょう。

 まあメイショウテンゲンあたりが大捲りを仕掛けて、お誂え向きに流れが噛み合って雪崩れ込みのパターンは考えてもいいですけど、基本的には消すと思います。


・シルヴァンシャー

 うーん、この馬も本格化してまだ底を見せていない、前走にしても前絶対優位の展開で外から差し込んできて悪くはないのですけど、それでも長い休み明け、初の58kgで狙えるか、となるとギャンブル要素が大きいですね。
 こちらもあまり前に行ける馬ではない、というのもありますし、ステイヤー適性もまだ未知数ですから、この馬を狙うならもっと素直にトーセンカンビーナの方、とはなってしまう気がします。
 未知の魅力で紐に引っかけるくらいはアリでしょうけど、絞りたいならやはり狙いにくい馬なのは確かですね。


・スティッフェリオ

 前走はまさかの差しに回っての好走でしたし、自分のリズムで進められると強い、というのは見えたとは思います。
 この馬の場合はオールカマーが結構強くて、高速馬場での4Fロンスパでミッキースワローを寄せ付けていませんし、キセキの出方次第では意外と誰も逃げたがらない、という中で、楽に先行できて淡々と刻めるなら、ダンビュライト共々ノーチャンスではない、というイメージは持てます。
 今回は北村友Jなのでそこがどう出るかですけど、ある程度大舞台で思い切ったレースが出来るようにはなってきていると思いますし、枠の並び次第で逃げる形が作れそう、と思えばちょっと思い切った狙いをするかもしれない、というラインですね。


・メロディーレーン

 果敢な挑戦ではありますけれど、やっぱり基本上がり勝負になると苦しいでしょうし、前走の展開でも上位勢には完敗、となると、流石にここで手を出すのは斤量含めて難しいですね。


・ハッピーグリン

 見た目より長距離型とは思いますが、流石にこの距離では、ですし、ポジショニングもいい馬ではないので、流石に家賃は高いと思います。



posted by clover at 16:55| Comment(4) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です!
仰る通り、ここは展開がまったく読めませんよねー。ただ、京都長距離のレースって、先人の教えなどの影響もあって東京や阪神のそれよりも騎手の乗り方が固定されていると思っているので、前哨戦程極端なペースにはならないんじゃないかなー、と。

まぁでも、キセキは出遅れるものとして予想するつもりです。普段出遅れない馬が偶然出遅れる事はままあっても、普段出遅れる馬は当然のように出遅れるものですし(笑)
キセキの場合は、出遅れた場合、仮に超スローでもポジションを押し上げ難いっていうのも問題ですよね。たぶん途中でいい感じのポジションに収まるなんて芸当は、テン乗りという要素も相まって不可能に近いでしょうし(豊Jもあまり得意じゃない)。そうなればまた、自ら厳しい展開に持ち込む形になってしまいますよね。

馬券的には、フィエールマン→ユーキャンスマイルの馬券は買っても、ユーキャンスマイル→フィエールマンのパターンはないものとして現状では考えています。ユーキャンスマイルが頭で来るような競馬になれば、フィエールマンは連もなし!って感じです。

正直、稍重以上に重くなって、キセキが出遅れると仮定した場合、何が勝っても不思議じゃないですよね。
その場合は、ステイフーリッシュとシルヴァンシャーの単複と、ユーキャンスマイルへの馬連・ワイドを軽く買って遊ぼうかな、と。

ちなみに、シルヴァンシャーは全然ありだと自分は思ってます。特穴候補筆頭です。
Posted by ハル at 2020年04月28日 00:02
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。

 確かに仰る通り、淀の方が仕掛けのポイントが固着化しやすい傾向はありますね。
 ただ本当に、中山・東京・阪神と、去年の暮れからのステイヤーレースが今までの既成概念を覆すような超早仕掛け合戦になっているので、ここでも……と考えざるを得なくなっているのが悩ましいところです。

 キセキは結局オッズ次第の面もありますよねぇ。
 多分鞍上と実績で普通に3番人気になっちゃうんでしょうけど、それだと明らかに今の状況ではハイリスクローリターンですし、せめて逃げなくてもいい、内枠で中団内目くらいでスムーズに入れるなら勝機はあるのですが……望み薄かなぁ、とは。
 この馬の出方も含めて展開の振れ幅が大きいので、今回は地味に難解ですよね。ただ当てるだけなら、フィエールマンをとりあえず軸にしておいて展開想定ごとに散らしていけば、ですけど、それだとまず儲からないですしね。

 シルヴァンシャーはディープの傾向としては、むしろ完全にフレッシュな状態と条件で、生真面目さがプラスに転じて激走、というイメージは持てますよね。
 地力的に足りるか、とも思いますけど、こちらも配当次第では思い切って、というのもアリかもしれませんね。
Posted by clover at 2020年04月28日 04:03
こんにちは。お疲れ様です。

ディープタイマー・・・ソニータイマーみたいですね(笑)

今回はモズベッロに期待です。
本当はキセキに期待したいんですが、現状スタートダッシュをきちんと決めること自体がすでに奇跡(言い過ぎかな?)に近いですよね。。。

フィエールマンを軸馬にしとけば堅実なんだろうけど、それじゃ面白みに欠けるなーなんて思っちゃいます。

だから毎回勝てないのか・・・(泣)
Posted by hetare at 2020年04月30日 18:33
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。
 実際問題、クラシックシーズンから活躍してきたディープ牡馬って、戦歴が10戦を超えたあたりから、馬が固くなってイマイチになる感覚はあるのですよね。
 フィエールマンの場合、春クラシックは使っていないのと、ちょうどこのレースで10戦目なのでまだ平気かな、とも思うのですが、凱旋門賞を使った事も含めて、全幅の信頼を置き切らない方がいいのかな?とは感じます。
 おまけに大外枠になっちゃいましたしねぇ。去年の自在性がそのまま敷衍出来るなら、特にマイナスではないと思うのですけど…………悩ましいところです。

 モズベッロは逆に最高の枠を引いて、これで負けたら素直に力が足りない、という話になりそうですね。
 ただ基本的に、重い斤量や厳しいレース経験の少ない4歳の上がり馬って通用しないレースではあるので、そこをどう考えるか、でしょうか。

 キセキもきっと出遅れるだろうなぁ、とは思いつつ、自分より外の馬でさほど前に行くタイプがいないので、有馬くらいで済めば意外とサッとリカバーして行けるかも?なんて希望的観測が浮かんできちゃうのも難儀です。
 天気予報も微妙ですし、ギリギリまで悩みたいですね。
Posted by clover at 2020年05月01日 15:47
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