2020年01月25日

2020 東海S・AJCC

 さて明日は冬場としては豪華なGⅡふたつ、しかし東海Sなのに京都と、また少し違和感はありつつのレースになりますね。
 どちらも馬場読みがとっても難しいですけれど、いいメンバーが揃っていますし、なんとかしっかり予想で肉薄していきたいところです。


★東海S 展開別想定

・ハイペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  スマハマ・インティ

<人気薄特注馬>
  キングズガード・モズアトラクション

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ヴェンジェンス

<人気薄特注馬>
  ヒストリーメイカー


★展開予想

・馬場想定……稍重馬場(やや軽め)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,49,8~50,3

 今日の京都のダートは、週中の雨が残って重馬場での開催になりましたね。
 時計的にも先週よりは明らかに軽く、かつ前目内目有利の、ある意味では基本通りの京都ダートに戻ってきたのかな、というイメージです。先週までは不思議なくらいに外差しが決まってましたからね。
 蹴上特別が37,3-37,3-36,5=1,51,1と、スローバランスの後半ロンスパで中々の時計ですし、未勝利でも1,53,5、良よりは2秒弱軽かったイメージでいいでしょうか。
 明日の予報は今のところ曇り、まとまった雨はなさそうですけれど、気温は上がらないので一気に回復、というイメージは持ちにくく、良までは戻らずの稍重想定でいきたいですね。

 レース展開は、みやこS同様に内にスマハマ、外にインティが入って、序盤のハナ争いは大きな見所になるでしょう。
 流石にみやこSのような共倒れをもう一回は両馬とも避けたいはずですが、さりとてハナを譲ってしまうとリズムが狂って、という気難しさもある馬だけに、どこで折り合いをつけるかは悩ましいところです。
 それにエアアルマスやアイファーイチオー、ヒストリーメイカーあたりも今回は畑端Jに戻って先行策に戻すかな?という感覚で、インティがどういう立ち回りをしてくるか?それ次第でペースも変わってくるとは思います。
 どちらにせよスローになる可能性はかなり低いと思いますし、最低でも平均から、ハイペース含みで考えていきたいところです。
 アングライフェンにコマビショウ、ビルジキールにヴェンジェンスあたりが中団前後で、キングズガードやモズアトラクションはいつものように後方からにはなるはずで、京都ですし坂の下りからの4F勝負は想定して、ある程度立ち回りも問われるイメージで見ておきたいですね。


◎エアアルマス(7P)

 難しいメンバーですけど、この馬の素質とペース適性の幅を信頼していこうかな、と思います。
 どうしても揉まれるとダメな馬ですが、この並びなら外から交わしていくとしてインティくらいだと思いますし、ある程度スムーズに2列目の外を確保できるイメージは持てます。
 軽い馬場も、追走が問われても強く、どちらかと言えばスローになって切れ味勝負は良くないので、ある程度前がやり合ってくれればしめしめ、ですし、そうでないなら向こう正面から自分でつついていく選択肢も取れて、今回は他の有力馬に対し、優位な立ち回りが出来るのではないか、と感じました。

 完全にタフな馬場に戻ってしまうと1800mで?という面もあるのかもですが、ただ気性的には、この位の距離で安定して前目に入っていく方がいいはずで、もしも前の激流に巻き込まれたとしても一定の粘りは見せてくれると思うので、松山Jのそつのないエスコートに期待しましょう。


○ヴェンジェンス(7P)

 先週までの馬場ならこの馬で良かったんですけれど、基本的には京都1800mダートは外枠不利ですし、その辺りを加味して少し下げました。
 ただ今の勢いと実力は間違いなく本物で、馬自身としては確実に外枠の方が走りがよく、この距離と相手関係ならば中団外目くらいは取れそうなのも悪くないと思います。
 このコースは去年好走実績がありますし、コーナーで動いていける機動力と瞬間的な切れ味はかなりのレベルにあるので、ある程度前が落ち着いたとしても外からしっかり差し込んできてくれるのではないかな、と期待します。


▲ビルジキール(4P)

今回の単穴はすごく悩んだのですが、ある程度淡々と流れる前提で、この馬の脚質転換が上手く嵌るイメージで考えてみましょう。
 前走は時計こそ地味ですが、タフな馬場でしっかり後半型にシフトしていい競馬でしたし、福島とはいえ重馬場の時に一貫ペースでレコード勝ちと、スピードの持続性能はかなりのものがあります。
 ただ追走を強く問われると甘くなりがちで、いわゆる本質的にテンで無理しない方がいい馬、だと思うので、前に行く馬が多く、今回も必然として中団くらいからの追走になりそうなここは、性能をピンズドで発揮できるチャンスはあるのではないか、と見ました。

 まだ素材的に足りないかもですが、適性は嵌ると思ったので敢えて狙ってみます。


△インティ(7P)

 今回は武Jとはいえ、帝王賞でも前を取られてやっぱり結構エキサイトしていましたし、逃げられなかった場合の難しさはどうしても出てきてしまいます。
 内枠ならばある程度強引にでも、というイメージは持てたのですけど、この枠からとなるとやはりスマハマなど、内で速い馬がいる中で、一歩目から速いわけではないこの馬がハナまでいけるか?というのは疑問符の方が大きいですね。

 勿論ハナを切ってしまえば多少ハイペースでも違ってくる可能性はありますし、前走見せた絶対能力はここではやはり別格なのも確かですけれど、重い印を打って信頼、と寄り掛かりたくはないレースではあるかなと思います。
 これでふわっと出して、道中4~5番手から捲って勝ったりしたら素直にごめんなさい、という感じですね。


×キングズガード・アングライフェン・ヒストリーメイカー・モズアトラクション

 ある程度乱ペースも想定して、紐はしっかり差し込める馬と、ある程度の位置から雪崩れ込める馬を狙いたいですね。


※疑似的な買い目(自信度B-)

単勝
1000

馬連
◎ー○△
500×2

▲ー◎○
200×2

三連複
◎ー○▲△
00×3

◎ー○▲△ー×
100×15

計4500


★AJCC 展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  スティッフェリオ・ラストドラフト

<人気薄特注馬>
  サトノクロニクル

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ニシノデイジー

<人気薄特注馬>
  ステイフーリッシュ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(ややタフ)
・ペース想定……ややスロー~かなりのスロー
・推定勝ち時計……2,13,5~14,0

 正月開催の中山も最終週で、Cコースも4週目なのでかなりタフになってきましたね。
 今日はまだ雨の影響も残っていたとは思いますが、表記的には良馬場で、含水率もやや高め、くらいの推移でした。
 その中で東雲賞が49,0-47,0=1,36,0とスローバランス、後半5Fロンスパ展開でこの時計ですし、やはりスローでもあまり速いラップは求められにくい、そしてバランス的にもロンスパになりやすい条件ではあると思います。
 このレースはそれでいて、勝ったのが道中最後方のスーパーブレイクで、先週のクリスタルブラックと全く同じところを通して吉田Jが勝ち切ったように、やはり力があれば外から差してこられる条件なのは確かです。
 でも2~3着馬は前目内目で、そっちが全くダメ、というわけでもないので、畢竟馬場適性とペース適性次第ではあるでしょうか。まあフラットよりは少し外差し優位、と考えておきましょう。

 レース展開は、流石にスティッフェリオが押し出されてハナ、という可能性は高いメンバーですね。
 それをラストドラフト、ステイフーリッシュあたりは積極的に追いかけていき、長い休み明けのサトノクロニクルやグローブシアターもやや前目、ブラストワンピースは外枠を引けて、自分のリズムで入っていって中団くらいのイメージで見ています。
 ミッキースワローは横山Jに戻ってどう出るかですが、ゲートは安定しないので基本後ろからとは見ておきたいですし、ウラヌスチャームも相対的には後ろ寄り、ニシノデイジーも田辺Jだと前に出していくイメージは持ちにくいですかね。
 1コーナーまではそこそこ距離があり、そこから外回りでコーナー地点が長い特殊なコースなのですけれど、流石に3コーナー手前辺りから後続は動いていくはずで、全体としてはほぼスローロンスパで決め打っていいと思います。
 後半は5F12秒そこそこを踏み続けるような推移になる確率は高いですし、コーナーでの機動力と持久力、この馬場に対するパワー適性なども鑑みて組み立てていきたいですね。


◎ブラストワンピース(8P)

外枠を引けたので信頼していいかな、と思います。
 無論凱旋門賞惨敗明けでどうか?という状態面も出てきますが、そこは天栄仕上げを信頼したいところですし、追い切りも直前はある程度素軽さを取り戻していたので、絶好調とは言えずとも走れる態勢にはあると踏みます。

 その上で、窮屈にならない外目からの競馬はやはり理想ですし、多少ロスがあっても早め早めに動いていく形を川田Jなら作っていくはずで、コーナーでの機動力があるこの馬にとってはこのコースは悪くないはずです。
 今のハービンジャー寄りの馬場もマッチすると思いますし、圏内軸としては大丈夫じゃないかな、と見ています。


○ステイフーリッシュ(6P)

馬体の変動が大きい馬なので難しさはありますが、敢えてルメールJを配してくる以上勝負掛かりだとは思いますし、距離も2200mの方がいいと思います。
 どうしても2000mですとポジショニングや前半のペースに左右されやすいので、非根幹のこの距離で自分のリズムで先行策が打てれば、ですし、能力的にはブラストワンピース以外とはさして引けは取らないと思っていますので、乗り替わりの妙味も含めてここは強く狙ってみていい条件だと考えています。


▲ラストドラフト(6P)

この馬も今は切れる脚より、長くいい脚タイプにシフトしてきていると思いますし、内枠でマーフィーJとなるとある程度のポジショニングは確実に取ってくれるので、噛み合えばワンチャンスはあるかなと思います。
 前走も狭くなるところがありつつ抜けてくる脚は鋭く、あれをある程度の位置から引き出せるのが理想なので、内枠から先行しつつ、4コーナーで少し外目に持ち出すイメージで競馬が出来れば、この相手でも楽しみですね。
 距離自体は伸びてマイナスにはならないと見ていますし、ノヴェリスト産駒の代表馬としてここは頑張って欲しいですね。


△ミッキースワロー(7P)

この中山の中でも特殊な2200mで4戦全連対というのは、やはり適性の高さは感じさせますし、こちらも本来の主戦である横山Jに戻して勝負気配なのは間違いありません。
 ある程度後ろからでも届く馬場なのでやはり怖さはあるのですけれど、ただこの馬の場合やっぱりべストは軽い馬場だと思っていて、一昨年のAJCCにしてもタフな馬場で分散する形でそこまでの迫力はありませんでした。
 今回は前目からタフな馬場で相対的に切れる脚を引き出せそうなタイプが結構いますし、重く狙いたい条件ではなかったかな、というイメージです。


×ウラヌスチャーム・サトノクロニクル・ニシノデイジー

 ウラヌスは、今日好調だったミナリクJでインからある程度ポジションが取れれば、という感じで、サトノクロニクルは流石に坂路オンリーですし次かな、とは思いますが、舞台は合うので地力に警戒、ニシノデイジーもロンスパになれば最後までしぶとく、のパターンは有るかなと考えます。
 敢えてスティッフェリオは消しました。調教が良く見えなかったのと、みんな流石に楽に行かせたら、とは考えて、仕掛け自体は早くなると思うので、その中で持久力勝負になるとあまり適性的にもマッチしないイメージです。


※疑似的な買い目(自信度A-)

馬連
◎ー○
1500

◎ー▲
1000

○ー▲
500

三連複
◎ー○▲ー△×
300×9

計5700


posted by clover at 16:45| Comment(6) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お疲れ様です

東海ステークスは相手大幅弱化で力は抜けてるのを信じてインティから行きます。
この枠からでしたら逃げ争いは鼻から諦めるんじゃないかとは思いますので同じ京都で2番手から圧勝した観月橋ステークスくらい走ってくれれば
まあかかると吹っ飛ぶでしょうがかしわ記念でも逃げなくても2着でしたし今回みたく近くに競る馬がいないのは逆に良い並びじゃないかと思いますし自分のペースでいけると信じて。
あと手前替えは左回りより右回りのほうが良い馬だと思いますし
相手は内の指し馬で1,2,3を厚めに12,14,15まで

AJCCは多分見でやらないでしょうがニシノデイジーをもう一度かなぁ。
最初はミッキースワローかと思ったんですがこの枠だと一度下げていきそうな感があるので。なら並び的にスムーズな競馬が出来そうなデイジーに単なる早熟じゃないぞという所を見せてほしいです
ブラストワンピースは輸送もなしに体重落ちるんですかね?
Posted by BEAMS at 2020年01月25日 17:42
>BEAMS様

 いつもコメントありがとうございますー。

 インティは何処までも自分との戦いですよね。
 まともなら負ける相手じゃないですし、武Jがどんな風に1コーナーの入りまでに落ち着かせて進めていくか、にかかっているでしょう。
 去年こそ楽逃げが打てたとはいえ、フェブラリー本番も普通に考えればこの馬よりテンが速い馬はそれなりに出てきますし、ここで一度は番手以降からの競馬でも結果を出してくれないと、とは思います。
 今回はインティ次第とはいえ、前と前で決まるイメージではないので、やはりしっかりした差し脚を持っている馬は狙いたいところですね。

 私もミッキーは枠で下げたクチですけど、ニシノデイジーも実は出足の悪さと、決め打ちしたがる田辺Jであまり強く狙いたくなかったのはあります。
 ホープフルSあたりではそこそこの位置取れていましたし、このコースならある程度前についていく選択は取ってみてもいいとは思いますけど、そこも折り合い次第でしょうか。
 気性と身体面、両方での成長をしっかり見せて欲しいレースではありますね。

 ブラストは調教師も550kgを切るくらいかな?と言っていますし、数字的に見てデブラストの可能性は高いんですよね。
 ただ休み明けでガれているよりはいいかな、と思いますし、調教はそれなりにしっかり反応出来ていたので、今のタフ馬場と外枠なら八分の出来でも、と判断しました。絶対能力では流石に抜けていると思うんですよねぇ。
Posted by clover at 2020年01月26日 04:18
cloverさんこんにちは♪

お見事です!!
両レース的中~!!

自分は中山集中で
ルメールからの馬単でした~
追い切りにパドックと
自信有ったんですが~
さすがに三連単とかじゃ
ちょっと妙味無かったですよね~
まぁ若駒Sを和田君のお陰で取れて
今日は軽い負けですみました(笑)
Posted by カズ at 2020年01月26日 16:55
東西的中おめでとうございます!
完璧な予想でしたね。私もあやからせていただきました^_^
特に危険な人気馬(太め残しがち)になりがちなブラストをズバッと◎で的中はすごいです。今後とも楽しみに拝読いたします!
Posted by ミスターレッズ at 2020年01月26日 18:10
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 今日は本当に珍しく、両方ともきちんとイメージ通りに噛み合ってくれましたね。
 堅いところとは言え、きちんとこういうのをてくてく拾っていくのが私らしい形だと思うので、勝って兜の緒を締めよ、来週からも頑張っていきます。
 しかしルメ様めっちゃ上手かったんですねぇ。前半のポジショニングに4コーナーのコース取りも完璧で、あれで負けたなら悔いなし、とは言えると思います。

 そして珍しくほほ完璧に当たった時に限って、所用でリアルタイム観戦が出来なかったという……。遅くなりましたが今から頑張って回顧書きます。
Posted by clover at 2020年01月26日 18:25
>ミスターレッズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 今日は馬場読みと展開、有力馬の位置取りに関して、かなり高い精度で拾えていたので良かったなと思います。
 やっぱり今日のレースを見ていても、勝つ馬は然るべきポジションにいますし、そういう逆算からの予想の意識は今後も大切にしていきたいですね。
 少しずつ新しいメゾットも、状況に応じた幅を持たせつつ機能はしてきたかなと思うので、また来週からも丁寧な予想を心がけていきます。
Posted by clover at 2020年01月26日 18:29
コメントを書く
コチラをクリックしてください