2020年01月20日

2020 1月第3週海外GⅠ レース回顧

 ちょっと今日明日まで忙しいので、今日は今年最初の海外レース回顧、昨日の香港のGⅠ2レースを振り返るのみで済まさせていただきます。
 明日も多分TCK女王杯の予想だけになると思います。これはこれでまた難解そうなレースですしねぇ……。



 春のチャンピオンズマイルに繋がっていく、香港国内GⅠのスチュワーズCは、香港マイル2~3着のワイククとビューティージェネレーションの一騎打ちとなり、最後はワイククが外から差し切って、悲願の初GⅠ制覇を達成しました。
 GⅠタイトルこそ初とはいえ、これでビューティージェネレーションに対し4連勝と、明快に世代交代を決定づける一戦になったのかなとは思います。

 レースラップは47,14-45,90=1,33,04で、日本式に直せばややスロー寄りの平均ペース、というくらいですね。
 この日は他のレースを見てもそこまで極端に軽い馬場ではなかったので、その中でもう少しで32秒台、という時計なら悪くないと思います。
 最内枠だったビューティージェネレーションが逃げて、それをカーインスターがピッタリマーク、ワイククは大外枠だったので道中は最後方、コーナーでも大外を回す大味な競馬になりましたが、それでもラストの脚は際立っていましたね。

 ビューティージェネレーションとしては、過去3走全てスローにし過ぎて決め手比べで負けていた中、久々にある程度引き上げての総合力勝負が出来ていて、その分着差は小さくなりましたけど、それでも差されてしまったというのは痛恨だとは感じます。
 逆にワイククは、ポジションを犠牲にしたとは言え、ある程度の流れからでも決め手をしっかり発揮出来るようになってきていて、今はもうスロー専用とは言えない、かなり幅のある強い馬になっていますね。
 モレイラJも今シーズンは好調ですし、チャンピオンズマイルにも日本馬が遠征する可能性は高いでしょうが、この人馬が最大のライバルになるのは間違いないだろうと感じる一戦でした。



 こちらも春のチェアマンズスプリントプライズに向けての、スプリントの国内GⅠになりますが、ここを勝ったのもまたまたモレイラJの、香港スプリントの覇者のビートザクロックでしたね。

 今回はエセロがおらず、あまり積極的に出していく馬がいなくて、じつに香港らしい、テンだけかなり遅くてそこから高速持久力を強烈に問われる後半特化に近いレースになっています。
 中盤を半分で見たとして、35,34-33,23=1,08,57ですから、香港式でも1秒のスローバランス、それに条件戦でも平均ペースで1,08,56は出ているので、レース全体のレベルとしても?とはなります。
 勿論香港スプリントの1~2着馬が出ているのですけど、やはり一度仕上げ切ってからのここは、まだ一度緩めてから登っていく過程でもあったと思いますし、それでも勝ち切ったビートザクロックは褒められるべきなのかなと感じますね。

 ただその分もあるのか、このペースでも内目の枠からいつも以上に出足が悪く、後方から内に絞る苦しい競馬にはなっていて、それでも最後の最後で
しぶとく伸びてくるのがこの馬の真骨頂ですよね。
 この馬だけ後半の2F-2Fを共に21秒台でクリアしており、元々後半型の馬とは言え、あのポジショニングでこのペースを差し切ったのは強いと思います。
 まあホットキングなどはもう少し流れた方がいいタイプのはずですし、この路線はまだまだ力関係が混沌としているとは思いますが、その中でも安定感で一歩先んじているのは間違いないですね。

 やっぱりこういう馬を負かすには、テンから飛ばしての時計勝負がベストだとは思うのですよね。
 その点でエセロが次にどういう競馬をするか、そして本番に遠征する日本馬がいるのかなど、色々今年も楽しみな路線にはなってくれると思います。
 2着馬も初GⅠでしぶとく粘れてはいますけど、このペースなのであまり鵜呑みにはしない方がいいかもしれないですね。


posted by clover at 19:22| Comment(0) | レース回顧・海外競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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