2020年01月19日

2020 日経新春杯・京成杯 レース回顧

 今日は昨日よりは寒さも和らぎ、良い競馬日和でしたね。
 しかし東西ともに、この時期特有の馬場の影響が大きく出るレースにはなっていて、また冬ならではの調整の難しさなども色々見受けられる、反省点と示唆の多い一日になったと思います。きっちりと振り返っていきましょう。


★日経新春杯

 淀は3場の中では一番回復自体は早く、終日良馬場発表でしたね。
 とはいえ、当然ながらかなりタフな馬場でしたが、流石に昨日よりはマシで、白梅賞が49,1-47,1=1,36,2、北大路特別が63,6-59,5=2,03,1ですから、一応緩い流れから、後半そこそこのラップは踏めるようになっています。
 ただ勿論、流れないと元々の内有利のバイアスが強く出て、大半が前目内目の決着になっていますし、日経新春杯もその文脈できっちり語れる内容にはなっていますね。
 時計的には、かなりスローで2,26,9なら出た方だと思いますし、勝ち馬の適性の高さがとても光りましたね。

 レース展開は、逃げ争いが注目でしたが、序盤から競り合う事なく、スムーズにエーティーラッセンがハナ、ロードヴァンドールが2番手につけて、その後ろにサイモンラムセスと、すんなり隊列が決まります。
 その後ろ、2列目のインに入っていったのがレッドレオンで、その後ろにモズベッロ、結果論的にはこのインの1~3列目にいた馬がワンツースリー、というわかりやすいポジショニング競馬ではあります。

 外目からアフリカンゴールドも上がっていき、中団にスズカディープ、プリンスオブぺスカが向こう正面からポジションを上げていき、タイセイトレイルもじわっと中団まで進出、サトノガーネットが後方4番手でした。
 人気のレッドジェニアルは、ゲート内でガチャついて一歩目がかなり悪く、そこからの二の足もイマイチでなんと後方2番手、メロディーレーンも軽い斤量ながらポジションを主張する事なく、最後方からの競馬に賭ける形になっていましたが、岩田望Jは流れる方に博打を打ったのでしょうかねぇ。
 全体としても、スローペースの割に縦長で、後半プリンスオブぺスカが動いていった事で更にスペースが出来、タイトに立ち回った馬にとっては楽な競馬になっていたかなと感じます。

 ラップが35,7(11,90)-38,8(12,93)-37,1(12,37)-35,3(11,77)=2,26,9(12,24)という推移でした。
 テンはそこそこ流れたものの、1~2コーナーでガッツリ緩んで、残り1200m、坂の手前からプリンスオブぺスカの仕掛けでペースアップ、後半は12,2-11,8-11,7-11,8と、京都らしい下りからの4F勝負になっています。
 前のラップでこれなので、後ろから押し上げるとなると、この馬場ではかなり質の高い切れ味も求められたはずで、それを引き出せる適性や、道中その為の余力を残しておける縦横のポジショニングが出来ていたかなど、総合的な要素が問われた一戦になっていたかなと見ています。

 勝ったモズベッロは、しかし期待以上に鋭い脚で強い競馬でしたし、池添Jもほぼ完璧に乗ってきましたね。
 そこまでポジショニングがいい馬、というイメージではなかったので、下げ過ぎたら嫌だなと思っていたのですが、少しよれ気味のスタートながらもすぐに立て直して、二の足を効かせつつ躊躇いなくインに潜っていったのは好判断だった、と感じます。
 内の馬がこぞって出足が悪かったのにも助けられたとは思いますが、この馬としては3列目インは絶好位ですし、おまけに坂手前で外から動く馬がいて、特に自分から馬群を捌かずとも、しっかり進路確保のためのスペースが構成されたのも僥倖でした。

 それを意識しつつ、コーナー中間でじわっと外に出しての直線は、一応の最速地点でズバッと鋭く切れて一気に先頭に立つと、そのまま全く後続を寄せ付けない完勝でしたね。
 大体この馬の上がりは11,5-11,2-11,8くらいかな、というイメージで、このタフな馬場で相対的に引き出せる切れが抜群でした。
 勿論52kgの恩恵も大きかったですし、道中全く無駄な力をロスする事なく立ち回らせた鞍上の、意志漲る騎乗も素晴らしかったですね。
 流石にこれで一気にこの路線の上位に浮上、とはいかないでしょうが、距離はもう少しあっても良さそうですし、特に力のいる馬場なら常に強いのでその辺りは楽しみです。
 しかしブリランテの仔でこんなタフな馬場でしぶとい、というのも、血統の不思議を感じさせるところです。

 2着のレッドレオンは、立ち回りとしてはこちらも好枠を活かしてそつなく、という感じでしたね。
 ただこの馬は、4コーナーでインを選んで一回前が詰まり、そこから外に持ち出してもう一度しぶとく伸びてきた、という経緯があり、その間にモズベッロに一気に出し抜かれていますので、もっとスムーズなら、勝ち負けまではともかく、より楽に2着だったろうことは間違いありません。
 ここも北村友Jらしいタイトな立ち回りからの競馬がある程度は噛み合っていて、ただ流れ切っていない分捌きで少し失敗したかな、というくらいで、馬はかなり強いですね。
 正直北村友Jは、騎乗停止もあって今年に入ってからは少しリズムが悪いかな?と見ていて、その分評価を迷いつつ下げたのですけど……うーん痛恨の失敗でしたねぇ。やはりこの馬場なら、前目内目を安定して取れそうな馬は強く狙うべきだったと大反省です。

 3着のエーティーラッセンは、外の2頭がつつかず、マイペースに持ち込めましたし、スローバランスに出来ればタフな馬場でのしぶとさは生きてきますよね。
 51kgもやっぱり楽でしたし、後ろの馬が切れる脚が使えないところ、上手くコーナーからペースを引き上げてリードを作っていった強気の意識も含めて上手く噛み合ったと思います。
 流石にこの内容で重賞に目途、とは言えませんが、いずれOPには上がってこられそうですし、タフな馬場も合うので面白い一頭ではありますね。

 4着のタイセイトレイルは、やっぱり少し調教の中身が伴ってないかな?というところで+14kg、最後一伸びを欠いたのはその分もありそうです。
 それにスタートからの出足も今一歩で、結果的に外外から押し上げる形にはなっていますし、上位3頭がみんな内を立ち回っている事を考えれば強い競馬ではあるといえます。
 少なくともこの馬らしい堅実さは見せられたと思いますし、次はもう少し上がってくるでしょう。重賞でもやれる目途がはっきりついたのは収穫と言えば収穫ですかね。

 5着のプリンスオブぺスカは、外枠で難しい競馬でしたが、早めに動いてこの馬のしぶとさをしっかり引きだしたのは悪くない選択だったかなと思います。
 流石にそれでも外目からになるとその分のロスは出てしまいますし、その中では頑張っている感じで、こちらも内枠だったらもっと際どかったかもと思わせる走りは出来ていたと思います。

 サトノガーネット、レッドジェニアル、メロディーレーンは流石に後ろ過ぎましたね。
 馬場傾向的にもあそこからでは、という感じですし、ペースも落ち着いてしまって、けれど自分から動いてどうにかなるタイプでもないのが難しいところです。
 特にレッドジェニアルは、久々にゲート難も見せてしまったりと、4歳シーズンの初戦としては収穫の乏しい内容になってしまった感はありますね。

 券種選択的には、いやこれもぅ普通に三連複は仕留められたじゃないか馬鹿ーーー!って感じにはなりますね。
 ポイントとしては、モズベッロのポジショニングを信頼しきれなかった事と、レッドジェニアルが流石に中団インにはいるだろう、という前提に疑いを持たなかった事でしょう。
 正直前目内目がやはりまだまだ有利、とは思っていて、勝つ馬はそこにいる、と想定するならば、レッドレオンも当然その候補には入ってくるはずで、なんとか連下まで引き上げて、2列目に入れられなかったか、とはなります。

 それにレッドジェニアルがまだ出来八分、というのはコメントにも出ていて、タイセイトレイルも追い切りが足りてないのは見えていたのに、そのあたりをシビアに考えきれなかったのが弱さですねー。
 正直エーティーラッセンを拾えていなければ、まあ仕方ないで済むのですけど……流石に二日続けてそう上手くいくわけもない、という事でしょうか。
 どちらにせよ、2頭軸で点数広げる事も視野に入れるなら、より素直に一頭軸から印の馬で、28点でも取れていた馬券ですしねぇ。週中からモズベッロだと思っていたのだから、その直観をもっと信頼すべきでもありましたね。


★京成杯

関東圏は昨日、思いの外夜遅くまで雨が残り、結果として中山も終日芝は稍重と、タフな状況が残る競馬になりましたね。
 ただ少しずつ乾いていく中で、昨日と同じくらいの重さではないか、という所で、未勝利マイルが47,5-48,8=1,36,3、初富士Sが37,5-37,1-34,8=1,49,4ですから、スローでも切れる脚は1F、というのは見えるところです。
 その馬場で2,02,1はそんなに悪くないと思いますし、これを正攻法で押し切りそうになったスカイグルーヴは普通に強かったのですけど、しかし一頭更に凄いのが飛んできた、という感じではありましたね。
 それにしても、やっぱりエピファネイアはキズナに差される運命の元にあるのでしょうか?

 レース展開は、内からロールオブサンダーがじわっと出していって、それをヒュッゲが番手で追走、スカイグルーヴも抑え気味に入っていきつつも、天性のスピードを隠し切れずに3番手の外まで上がっていって、そこでなんとか折り合いをつけます。
 その後ろにキングオブドラゴン、ディアスティマ、キムケンドリームと続き、中団にゼノヴァース、それを蓋するように外にビターエンダーとヴィアメントがいて、クリスタルブラックが後方2番手、最後方からリメンバーメモリーという、そこそこ凝縮した隊列になりました。

 ラップは37,0(12,33)-48,9(12,23)-36,2(12,07)=2,02,1(12,21)という推移でした。
 ハーフで見ると61,5-60,6なのでややスローくらいですが、遅いのはテンだけで、中盤は絶対的にも48秒台と、この時期の3歳戦としてはしっかり流れています。
 ホープフルSの時にも触れたように、レースレベルが上がると中盤がタフになる、というのはあり、ホープフルも中盤48秒台で60,9-60,5=2,01,4でした。
 馬場としては、あの日よりもややタフなイメージは持てますし、似通った流れの中で0,7秒の差なら質的には互角かやや足りないかくらい、少なくとも上位2頭は、コントレイルの後ろの2着争いに食い込んでいける、くらいのパフォーマンスではあったのではないかと感じています。

 後半も12,2-11,8-11,8-12,6と、コーナー中間から引き上がって長く脚を求められていますし、総合力勝負の中でもやや持久力の比重が高いレースだったかなと思います。
 馬場バイアス的にはやっぱり外目が良かったとは思いますし、その辺りも加味しつつ、色々考えておきたいですね。

 勝ったクリスタルブラックは、大味ですがポテンシャルは間違いなく本物ですね。
 スタートはまだ集中しきれていない感じで、ふわっと出て二の足も悪く、新馬同様後方からを余儀なくされますし、コーナーでもぎこちなさは残していて、本質的に中山向きなのか?という部分も感じ取れます。
 ただ勝負所から、外目に出していっての反応の良さは目立っていましたし、コーナーあれだけ外を通しても直線入り口から目立つ脚色、ラストは4馬身くらいの差をあっさり捕まえる、中々に派手な競馬を披露してくれたと思います。

 勿論レースラップがラストはかなり落ちていますから、この馬自身は11,7-11,6-12,1くらい、流石に減速ラップではあるでしょうけど、それでも5Fかなり長く脚を使って、さいごまで維持してくる底力はかなり見所があったと思います。
 まだ軽い馬場での適性、それに質的に前半が問われてこの足を使えるか?など、課題は沢山ありますが、ここで正攻法のスカイグルーヴを問答無用で差し切ったのはかなり強いと思いますし、クラシック戦線の台風の目になれるかもしれませんね。

 2着のスカイグルーヴは、2戦目でもテンション上がり過ぎずしっかり仕上がっていましたし、レースとしても変に下げずに正攻法での競馬でした。
 番手外目とは言え、逃げずに折り合いがついたのは収穫ですが、やっぱりブレーキを軽く外すだけでじわっと行ってしまう感じはいかにもエピファ産駒らしくて、ルメールJとしても、まだ前に馬を置きたいけれどこれ以上待てない、という苦渋のバランスは感じられました。
 ただラップ的にも、外を回したとはいえラストはしっかり追って12,6と落としていますし、やはり純粋にこういう馬場が得意ではない、というのは見て取れます。

 逆に言うと、得意でない舞台でもこれだけのパフォーマンスが出来たのは収穫ですし、重賞2着の賞金があれば、一応例年ならばオークスの出走枠には問題なく入れるはずで、大目標から逆算したローテーションが組めそうなのはいいですね。
 正直あそこまで行ったら負けて欲しくなかったですが、ただ3着以下は引き離していますし、この馬自身のベストの舞台での巻き返しを期待したいところです。

 3着のディアスティマは、全体的に淡々と流れて底力勝負になる中で、正攻法でしっかり3着ですので、まあ総合力はありますね。
 ただどんな展開でももう一歩決め手が足りないイメージではあり、意外と自己条件でも勝ち切れないタイプになるかも、という感覚はあります。
 シュタルケJもここは上手く乗ってくれたと思いますけど、上位2頭との差は大きく、イメージ的にヴァンドギャルドみたいな枠になりそうです。

 4着のビターエンダーは、スタートがやや悪くて後方からを余儀なくされましたし、外にずっとピッタリヴィアメントが張り付いていて窮屈な競馬になっていました。
 それでも直線向いてすぐに前はクリアになったのですけど、2度ほど内に寄れて立て直すうちに、一気に外からクリスタルブラックが突き抜けていった感じで、初の右回りも少し影響があったかもしれません。
 こちらは太め感はなかったですけど、結果的にいきなりタフな馬場で面喰ってしまった部分もありそうで、巻き返しには期待したいですね。

 5着のキングオブドラゴンは、昨日一時的にとはいえめっちゃ単勝だけ売れててなんで?とおもってましたけど、それなりに好位からしぶとく粘り込んできましたね。
 とはいえ流石にここに入ると決め手の質が違うな、とは思いますし、自己条件でもう少し楽に立ち回る事が出来れば、でしょうか。

 ゼノヴァースにヒュッゲは、この時期にマイナス体重だとやっぱりレースの質以前の問題になってくるのですかねぇ。
 特にヒュッゲは調教もかなり良かったですし、初輸送がネックとは言え、それ以外の部分ではかなり信頼出来ると思っていたのですが、正直パドック見てヤバい、と思いました。タイセイトレイルもそうですが、直前で予想差し替えちゃおうか地味に悩んだんですけどね。。。

 券種選択としては、一応×○×で決まって、上位に印を打てたのは最低限、なのですが、ただ本命が遥か彼方に飛んでいってしまっていますし、あまり的中のヴィジョンが見えなかったレースでもあります。
 というより、むしろ盲目的にスカイグルーヴ本命にしといた方がまだ可能性はあった、というのがなんとも競馬の難しさです。
 後は敢えて言うなら、外差し傾向をより重視して、最内でもそういう競馬をするだろうクリスタルブラックに思い切った期待を、くらいですけれど、吉田Jですし難しい話ではあります。
 キャリアの浅い馬同士のレースは、根拠よりも直観を少し重めに見ておく、というのもアリなのかもしれません。まあ先週ルーツドールとアヌラーダプラで痛い目に遭っているので、ケースバイケースとしか言えないのが悩ましいところですけどね。


posted by clover at 17:32| Comment(4) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
やっぱり競馬は難しいですね。
予想は当たってたり、買い目には全部入れてるのにって競馬あるあるやと思うんですけど、ピタッと嵌まらないと。特にスカイグルーヴなんて普通に考えたらまず連圏内だろって思いますけど、先週の流れからいくと飛ぶっていう疑念がよぎりますし。
そこが面白いとこでもありますが。
しかしブラックは現状だけですがかなりの器かもしれませんね。今年のクラシックが楽しみです。
あとはキズナ、エピファ共に種牡馬能力も高そうですよね。キズナはディープ最良後継になっていきそうな気がします。ディープ産でダービー馬の凱旋門賞4着は伊達じゃないですね。エピファも幅は狭くても爆発力で大物を出してきそうですし、種牡馬新時代は群雄割拠で楽しめそうです。
Posted by ブソン at 2020年01月19日 18:03
モズベッロお見事!

こっちは、前日の小倉による牝馬ハンデ戦でコテンパンだったので見でした。(笑)
レオン、馬場コンディションファクターからジョッキー心理がガツンと働き。
そう簡単にはペースを上げない落ち着きある展開から、早目に押し上げた藤井勘に外からのブロックに遭遇しドン詰まりながらも2着確保は勝負根性もあって次走は注目してたいですね。
ポジション取りも良く先行でガツンと一息入るペースならば、一生懸命にロングスパーをしてくれるから再び重賞戦にエントリーしたら軽視せずにします。


そして、今回の京成杯。
兎にも角にも、大将格が満を持しての出走イイね!と花満開の御花畑な頭に斜め上からバケツ水をかけられた気分となった滅茶苦茶な若駒が台頭して来ましたね。(苦笑)
破天荒な殿一気族!、これにて誕生か???と。
思わず、パトロール動画を三度目してしまいました。(苦笑)

前幸軍団による傑作品でもあるキズナが父親で、母方にヘイローとロベルトの親であるヘイルトゥリーズンのクロスを持つクリスタルブラック。
このカクテルによる破壊力、本当に参りました。(笑)
主人さん、こういうのをもっと強打で推してくれんと。(笑)
ただ新馬戦1勝の走破ラップだけでは、こうした破天荒なスタミナまでは分からんですよね本当。(笑)
そんな己は、中山での新馬戦もゲートの出は不味いわ、更に必要以上に膨らんで大外ブン回して訳分からん勝ち方だと。
あまりにも競馬センスが不味い若駒と見下し、今回は1番枠だったので完全にノーマークでした(恥)。
その父親であるキズナは今後、種牡馬能力として大器の気配漂う仔を一発目から出しましたね。(笑)


しかし今回も、テンで内埒を頼るわ更に壁も嫌がりヘッドアップアップだわで、序盤からガッツリ無駄な体力を使いまくって大外ぶん回しで勝ってしまうって?
こんな低燃費に見える制御不能な走りで、しかも大味な外ブン回し競馬をして常識破りな勝ち方って滅多にないですよね。。。。?
常識からすると普通、こんな狂気な掛かりっぷりだと呼吸は荒れ放題となって最後の登り坂も上がれないと思うくらいに脚力もスタミナも鈍り切れて重賞なんて勝つのは無理と思うところですが。(苦笑)

それでも、勝ちレースだったスカイグルーヴを捕獲して半馬身差で1着入線してしまうのは。
ヘイルトゥリーズンのクロスによって、ロベルト特有のスタミナとパワーにヘイローの切れ味をキズナが充分に引き出しているとも考えられ。
本当に、キズナを個人的に舐めてしまいキズナよ御免なさいの京成杯でした。(苦笑)

あの狂気沙汰な掛かりっぷりから破壊力ある末脚を発揮し、中山2000m戦の登り坂を突き抜けての1着なのだからスタミナには問題ないと考えられるので。
あとは仰る通り、走破ラップの対応幅が気になるところですね。
皐月賞本番、テン3ハロン35秒台が当たり前なスタートからの追走で殿一気ポジションだとキツいものがあり。
加えて、府中1800mで道中11秒台の走破ラップに対応しながら追走し更に終い3ハロンで10秒台も繰り出して突き抜けたコントレイルが相手となると。
皐月賞とダービーの大一番で、ヘイルトゥリーズンのクロスを持つキズナの仔がキズナの父親であるディープの仔にどこまで食い下がるか?楽しみですね。
やはり、あの落ち着きの欠片もない気性面が勿体ないところですね。
多分?追い切りも他馬と併せる調教も出来ず、みんなが終わる頃の静けさの中で単走追いしか出来なく競馬下手のままダービーまで行くと思うだけに。


そして、そんな破天荒クリスタルをノー眼中の中で。
終い直線入り口でロール垂れるな!もう少しルメールが泳がせるよう、更にエピファネイアの仔らしく松山による目一杯のしごきにしごいたガッツリ追い出しに反応しラスト2ハロンまで保ってくれとの思いをコテンパンにされる形で。。。
スカイグルーヴの持ったまま余裕を持って楽に交わすあたりは、展開から追い出すタイミングは速くなってしまいましたが。(苦笑)
これ、、、1着入線が拝めるか!おいっ!おいっ!とテンションマックスで勝つか?勝つか?勝つか?行くか?と思ったんですが。(苦笑)
ルメールも川田バリに、終始外を回す横綱相撲の真っ向勝負から手ごたえある形で同じエピファネイアの仔を悠々と捕獲し千切っただけに文句も言えず。。。

ただ、仰る通りラップによる見解から。
終い1ハロンところで1秒に迫るラップの落とし方だったので、早目の追い出しから首が沈むことなく高くして空見を使った入線と重馬場コンディションでの登り坂はマッチしてない形と考えられるところです。
このレースで、早目の追い出しによってグッと首を下げずに空見をする課題も見え。
次走、ルメールがどんなポジション取りを選択してガッツリとスカイグルーヴを手の内に入れて競馬を教え込みながらエスコートするのか?注目します。
それと、大一番に出走によってメイチで仕上げた場合?
レースに向けて、テンションマックスに達しせずにオンオフが出来る賢い馬であって欲しいところです。
こればかりは、分からんものですが。(苦笑)
また今回の賞金上乗せでオークス照準だと賞金心許ないから、とりあえず、間隔詰めでも天栄との連携プレーで筋肉痛のケアと気性面に気をつけながらの判断から。
デニムアンドルビーよろしくで、オークスを取るぞ!とのモチベーションからフローラルステークス出走とかとなりますかね?


それと、馬券メゾットとして。
あまりある血統筋とポテンシャルから御花畑にさせてくれる若駒牝馬牡馬が台頭しても、期待の一戦だからと全力集中勝負でも兎にも角にも戦績が浅いルーキーのレースとの考えからリスクヘッジ策は必ず省みて怠らず厚目の単勝勝負は今後共々控えようと猛省です。(苦笑)
Posted by ギャロップ at 2020年01月20日 03:53
>ブソン様

 いつもコメントありがとうございますー。

 やっぱり向こうもこっちも生き物が介在する限り、不確定性に常に振り回されつつにはなりますし、一回ごとの結果に一喜一憂し過ぎず、トータルの確率で考えていくしかないんですけどね。
 でもそんな風に心をフラットには中々出来ませんし、反省を繰り返しつつ牛歩でも成長していければ、とは思います。

 クリスタルブラックは強かったですよねぇ。あれだけ折り合いを欠いてあの脚はちょっと凄いです。
 実際馬場差を考えれば、この舞台に限って言えばコントレイルともそこまで大きな差はない、とも言えますし、乱戦になった時に無欲の一発が嵌るタイプかもしれません。
 勿論高速馬場が未知なので、ローテーション含めて注目していきたい素材です。

 キズナは本当に潜在能力自体は高かったんだな、というのがはっきりしてきましたね。
 これだけ色んなパターンで走る産駒が出てきて、気性も基本的には良く、きっちり敗戦を糧に成長するとなると理想的に思えますし、間違いなくこれまでに出てきたディープ後継の中では最良だと思います。

 アベレージのキズナに対し、やはりエピファネイアとしては破壊力で勝負してほしいですけど、むしろ今はこっちの方がアベレージヒッターになってるのが気がかりですね。
 でもスカイグルーヴの本領は府中2400mでしょうし、今年の牝馬は桜花賞戦線とオークス戦線でガラッと主役が変わりそうな気配はありますね。
Posted by clover at 2020年01月20日 18:44
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 正直もう少し人気しないかと思っていたんですけど、蓋を開けたらモズベッロ大人気でしたね。しかも最後の最後で更にガツンと単勝下がってましたし、それだけ見る人は見てるんだなぁとは感じます。
 それでも素直に単買っとけ、という苦渋の結果でしたけど。。。

 レッドは仰るように操縦性と先行力が高いので、テンが速くなりにくいコースと馬場なら常に怖いですね。
 まあディープ産駒なので使い込むと、という面はありそうですし、やっぱり勝ち上がり初戦のフレッシュな昨日が狙い時だったか……と、こちらもちょっと引きずってしまいますね。。。

 そして正直、クリスタルブラックは私が強く推せる根拠をほぼほぼ持たないタイプなので勘弁してください(笑)。
 スケール感がある、とは思ったにせよ、あのドスローからの2F戦だけで強さを測るのは流石に無茶ですし、それでも×打っただけ個人的にはいい判断は出来ていた方だとこっちは思ってます。
 ただやっぱり若駒戦は、どこかで割り切ってえいっと思い切る必要はありますしね。素直にスカイグルーヴに本命を打てていれば、とは思うのですけど、ヒュッゲは正直結構自信があったので……。

 ともあれ、クリスタルブラックの豪脚には目を瞠りましたが、仰る通りラップ的にキレキレだったわけではないんですよね。
 新馬の方が、後半は11,2-11,2くらいで来ていて、まだ速いラップ踏めていますけど、高速馬場になってどうなるか?

 丁度この前、ロードレガリスの稿で、ハーツクライ産駒でダート走るのはヘイローやヘイルトゥリーズンのクロス持ちばかり、という話をしまして、その文脈で行くと、この馬もタフな馬場巧者の可能性は……とは感じるのですけどね。
 でも、そういう人間の思惑を軽々と超えていくレベルの素材であるかもしれず、そうであればクラシック戦線で本当に楽しみです。

 スカイグルーヴも、負けて強しなのは確かなんですよね。
 ルメールJのコメントが、1頭になってさみしかったみたい、ですし、まだまだ若さを露呈した内容でアレですから、しっかり競馬を覚えてくれば楽しみです。
 この馬もコントレイル同様、府中でも中山でもかなり強いのを見せられたのは、適性の幅という意味では心強いですし、どういうローテーションを踏むか楽しみですね。

 血統的に、あまり詰めて使うのがいいとは思えず、フローラSだとそこは勝てても本番のテンションが不安視はされます。
 去年のコントラチェックローテーションもアリかな、とは思いますし、先々を見据えて忘れな草賞に遠征、というのもアリかもしれませんね。
Posted by clover at 2020年01月20日 18:57
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