2020年01月17日

2020 愛知杯

 明日はオリンピックイヤーに伴う開催場所の調整によって、小倉での愛知杯、という、非常に不思議なイメージの一戦になりますね。
 正直中京と小倉の2000mって真逆に近い適性が問われる気はしますし、挙句に雨予報まであって難解極まりないですが、頑張って紐解いていきたいですね。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  サラキア・パッシングスルー

<人気薄特注馬>
  デンコウアンジュ・レッドランディーニ


・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  アロハリリー

<人気薄特注馬>
  リリックドラマ・ランドネ


★展開予想

・馬場想定……稍重~重馬場(+1~1,5秒くらい)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……2,00,5~01,0

 今年初となる小倉開催、芝状態は金曜の昼時点では良馬場になっています。
 今回はエアレーションとシャタリング処置がなされており、また冬場ですから夏程は芝の生育も抜群ではないはずで、土台としてやや高速位、ある程度は外差しも効く条件をイメージしていました。

 その上での雨の影響がどこまで出るか、ですね。
 今のところは今夜からある程度降って、明日の午前中には止むのかな?というイメージですけれど、流石に全く影響を受けないという事はないでしょう。
 小倉の場合基礎的な含水率がかなり低めで、少し渋ると表記としては変わってくる、けれど実際はそこまでタフではないというパターンも、特に開幕週なので有り得るとは思いますが、それでもある程度は時計の掛かる馬場でイメージしておきましょう。
 展開次第にもなるでしょうけど、ある程度中団より後ろくらいからでも、力のある馬なら差し届くイメージは持っていますし、小倉らしく向こう正面から分散する可能性も高いので、追走力と機動力、そしてロンスパ適性がある馬を狙っていくのが常道にはなるかな、と思います。

 レース展開ですが、比較的逃げ先行を目論む人馬が多いのかな、と感じます。
 内からサヴォワールエメ、モルフェオルフェ、中目からリリックドラマにランドネ、ウィンシャトレーヌと前を狙っていきそうで、サラキアも近走は前目の競馬が多いですが、大外枠でこれだけ行く馬が揃うと、あまり無理はせず中団前くらいになるかもしれません。
 パッシングスルー、アロハリリーあたりも中団までには入っていくはずで、センテリュオとアルメリアブルーム、フェアリーポルカあたりが中団やや後ろ、デンコウアンジュ、レイホーロマンス、レッドランディーニ、ポンテザール辺りは後方からになるのかな、と感じますね。

 それなりに、是非逃げたい、という馬も多いので、最初の1コーナーまでの入りはそこそこ速くなるはずで、バランスとしては1~2コーナーで緩んで平均くらいになるかもですけれど、その分後半も動き出しは早くなるでしょう。
 小倉ですし極端な瞬発力は、馬場も含めて問われないはずで、11秒後半を踏み続ける持続性能があればある程度後ろからでもなんとかなるのかな、とは思います。
 ですが勿論開幕週で、内外どこでも伸びるはずなので、タイトに立ち回れて損はない、という感覚でもあり、ハンデも含めて非常にファクターが難解ですけれど、ある程度は流れて、追走とそこからのしぶとさ、騎手の立ち回りの上手さなど総合的に判断したいですね。


◎アルメリアブルーム(6P)

正直今回、採点的には強い信頼を置ける馬が出てこなかったので、その中では比較的、というのと、ポジションや立ち回りのバランスを考えて、この馬を狙ってみようと思います。
 基本的にそこそこ追走力はあり、むしろヨーイドンですと前走のように切れ負けするので、小倉2000mという舞台はマッチしている筈です。
 高速馬場だったら少し嫌でしたが、馬場も弄ってあり、少し湿り気も出るなら、この馬のタフさが生きる条件になると思いますし、武Jですので小倉の立ち回りは信頼できるはずで、53kgも含めて狙い時かな、と感じました。


○センテリュオ(6P)

 この馬の場合、超高速馬場とはいえこのコースと距離の実績があるのはいいところですし、近走は少しずつポジショニングも改善されてきていますので、ルメールJなら勝負にならない位置まで下げる愚は冒さないでしょう。
 ある程度長い脚で勝負したい馬なので、舞台そのものはマッチするはずで、内枠でタイトに立ち回りつつ、3コーナー過ぎで外目を意識しながら入っていければ、今の地力ならば当然勝ち負けが視野に入ってくるはずです。
 55kgも相対的に見て恵まれていると思いますし、後はかなりタフな馬場になって極端な前傾、とかでもない限りは堅実に差してきてくれると踏んでいます。


▲デンコウアンジュ(5P)

 この馬は7歳にして初小倉ですけれど、脚質としてはともかく、コース自体は結構合うと思うんですよね。
 ある程度いい脚を持っているけれど、最大の武器は一瞬の切れで、かつそれを相対的にタフなペースで引き出せるのがこの馬なので、この枠でタイトに立ち回りつつ、ワンテンポ遅らせて最内ズドンに徹してくれれば、ペースと仕掛け次第で噛み合うチャンスはあると思います。
 トップハンデは楽ではないですが、この馬自身56kgは背負い慣れていますし、近走も着順はともかく着差はそこまででもない、衰えはまだまだ感じないので、この距離で一発を狙ってみましょう。


△アロハリリー(6P)

この馬の場合は言うまでもなく小倉巧者なんですけれど、ただそれだけで55kgは見込まれたなぁ、とは感じます。
 博多Sは斤量差を考えればアルメリアブルームとはそこまで差を感じないですし、小倉日経OPも、OPとは名ばかりのメンバーとは言えるので、勿論この相手なら足りるとは思いますけど、全幅の信頼を置くのは恐いです。
 ポジショニングがいい馬で、北村友Jなので中団内目でスムーズに立ち回れれば、ですけれど、相対的には軽い馬場向きだとも思うので、ここは少しお茶を濁した評価にしておきましょう。


×レイホーロマンス・パッシングスルー・レッドランディーニ・サラキア

 レイホーはこのコース自体は悪くないと思いますし、こちらもインズバが決まればの着拾い要因ですね。
 パッシングスルーは高いレベルに来るとタフな馬場と流れは合ってないと思うので、地力は評価してこの位置、レッドランディーニもマーメイドSが悪くなかったので、タフな馬場でちょっと狙ってみたいです。
 サラキアは正直消してもいい、とは思うのですけど、この枠でむしろ下げて溜める競馬を選択出来れば、意外とロンスパの中で噛み合うチャンスもなくはないと思うので軽く拾っておきます。


※疑似的な買い目(自信度B-)

ワイド
◎ー○
1000

▲ー◎○
500×2

三連複
◎ー○▲△
100×3

◎ー○▲△ー×
100×15

計3800


posted by clover at 17:52| Comment(4) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
素晴らしい!
おめでとうございます!
Posted by BEAMS at 2020年01月18日 15:36
見でしたが、確かcloverさんの予想が...と思って見直したら...

さすがです!
Posted by J.N at 2020年01月18日 16:09
お見事!
とんでもない回収率炸裂ですね。(笑)

それにしても、我らの善臣による道中ロスを省く無駄な動きがないインべたエスコートから馬群を縫ってのインすくいには目が覚めました。(笑)
今年も、まだまだベテランの腕は錆びてないところを見せてローカル重賞を盛り上げてくれと。

こっちは、小倉巧者でキンカメとディンヒルの血が流れる和田のアロハを軸にレッド;リリック;アンジュで勝負するも相変わらずの平常運転の撃沈ぶりでごめんなさいな外れ馬券。(苦笑)
Posted by ギャロップ at 2020年01月18日 17:25
>BEAMS様、J,N様、ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 師走競馬から不調が続いていましたので、やっとまともな当たりが来てくれて本当に助かりました。
 今回は特に、馬場とペース、上位馬のポジショニングあたりまで、かなり高い水準で理詰めに読み解けたのが嬉しかったですね。
 予想とずれていても偶発的に当たってしまう、という場合もあるあるですけど、推理ゲームとして楽しんでいる私としては、配当云々より、きちんと当てた手応えがあるこういう形が何よりの薬です。

 善臣Jは本当にギリギリまで我慢する枯山水のような境地で、デンコウアンジュの一番いい脚を見事に最後に引き出してくれました。
 若手の台頭を望むのと同時に、ベテランの衰えない活躍もやはり見ていて活力になりますし、まだまだ頑張って欲しいところです。
 こんな上手くいくのは滅多にないと思いますし、ブレずに頑張っていきましょう。
Posted by clover at 2020年01月19日 04:15
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