2020年01月16日

2020 1月第2週3歳戦 レース回顧(京都編)

 今日はすみません、色々用事が重なって帰宅がかなり遅くなってしまいましたので、前置き抜きにサクサクと回顧を進めていきます。


★1/11(土) 京都4R1勝クラス(ダート1200m)

ここを制したのは、ディープブリランテ産駒のタマモツワモノでしたね。新馬戦快勝からのなでしこ賞は完敗でしたが、距離短縮とタフな馬場で一気に良さが出てきた感じです。
 ラップが35,2-36,7=1,11,9とややハイペースくらい、ラップ的には一貫消耗戦には分類されますが、その中で勝ち馬だけが鋭く加速する余地を残していたレースだと思います。
 時計的にも、この日のダートは稍重とはいえそこそこ重かったですし、最終の2勝クラス1400mが勝ち馬ぶっちぎりで1,24,9と考えると、かなり強い競馬のはずです。

 勝ち馬はスタートも良く、ある程度の位置でしっかり流れに乗れて、勝負所から進出する脚も鋭かったですし、ここは言う事ない完璧な勝ち方だったと思います。
 距離もこの感じなら1200mで、決め手を活かす形の方が合いそうですし、しばらく適鞍がない、とはなりますが将来的に楽しみな馬ですね。


★1/11(土) 京都6R 芝1600m

 このレースは、ディープインパクト産駒でシャイニングレイの全妹になるレイパパレが、道中2番手からスッと抜け出しての快勝でした。

 ラップ的には49,0-48,5=1,37,5と、相当にタフな馬場で平均ペースまで下がっています。
 よりテクニカルに見ると、35,8-25,9-235,8なので、中盤の緩みが大きく、この馬場の中でそこから加速していく性能を問われていて、時計は地味ですが上位2頭の素質は確かかな、と思います。

 勝ったレイパパレは、スタートこそそこまで速くなかったですけど、二の足できっちり前を主張して、変に内に潜らずにスッと番手外を確保していたのは川田Jらしい積極性でした。
 そこからラップの波が大きい中でもスムーズに走れていましたし、後半は12,3-11,5-12,0と一気に出し抜く形の脚を使えていて、絶対能力とこの馬場への適性、両面的に高かったイメージは持てますね。

 一方2着のホワイトロッジも、外枠の分ずっと外々になって苦しい競馬でしたけど、それでも最後までジリジリと伸びてきているのは大したものです。
 この日はアイラブテーラーも外目から勝ち切っていて、三日間の中ではまだ内有利のバイアスが強すぎない一日だったのかも、とも思いますが、それでも内有利は間違いなく、そう考えるとあれだけ外目から、という中でのこの馬の健闘は光りますね。
 勿論じゃあ軽い馬場で強いか、と一概には言えませんけど、素材的にはかなりいいレベルにあると感じました。


★1/12(日) 京都4R ダート1200m

このレースは、エイシンアポロン産駒のエイシンシャンツェが、人気薄をあざ笑うかのように先団からしぶとく抜け出して勝利しました。

 ただラップは37,2-37,5=1,14,7と、ダート1200mとしてはかなりのスローペースから後半勝負で、とはいってもさほど加速しているわけでもない、まあ素直に全体レベルが低い一戦だったと思います。
 人気薄がこれだけ台頭できるのも納得ですし、2着のルメールJの馬も、この流れで外目とは言えポジションが全く取れていないのはやはりちょっと物足りなくて、この組は次以降評価できるか、となるとやっぱり苦しいかなと感じましたね。


★1/12(日) 京都6R 芝2000m

 このレースは、人気薄の方のハーツクライ産駒・アルテフィーチェがしぶとくしぶとく逃げ粘りました。

 ラップが64,1-61,2=2,05,3と、これだけゆったり入っても後半が61秒台と相当にタフな馬場で、後半はある程度分散されつつの4F戦、600-400m地点最速なので、立ち回りが要求された競馬になっていると思います。
 その中で勝ち馬は、上手くコーナーワークで先手を取って、ガッツリペースを落とす事に成功していますし、後半も自分からロンスパ気味に持ち込んで、最後差されそうで差されなかったのは中々根性がある、と思えました。

 まあまだふわふわしていて素材だけで走った感はあり、色々詰めてこないと上では、となりますが、ハーツクライ産駒らしい成長を見せてくれればいずれは楽しみですね。
 2着馬は完璧にインをタイトに立ち回った競馬で、内容的には最速地点から外目で押し上げていって、一旦は先頭に並びかけた、人気のハーツクライ産駒・ミッキーウィンの方だろうとは思います。
 ただこの馬とてそこまで強いか?となると疑問符で、明らかにロンスパで最後息切れしていたように、この馬場であの競馬は苦しかったのでしょう。


★1/13(月) 京都3R ダート1800m

この牝馬限定ダート1800mという中々にニッチな条件ですが、勝ち上がったのはエスポワールシチ―産駒のスペロデアでした。
 牝馬戦らししくかなりのスローになって、38,2-40,5-38,1=1,56,8は平凡と言えばそうですが、あまりに緩み過ぎて後半の仕掛けも遅れ、ラストは13,0-12,7-12,4と加速ラップでのフィニッシュになっています。
 この流れで勝ち馬だけはより鋭い瞬発力を繰り出し、底を見せずに勝ち切ったとは言えるので、そこに伸びしろがたんまりと埋まっていれば先々が楽しみ、というくらいでしょうか。


★1/13(月) 京都6R1勝クラス(ダート1400m)

 こちらも牝馬限定戦だったのですが、翻ってここは超々ハイペース、最後に足を残していたマジェスティックウォリアー産駒のソングオブザハートが、しぶとい末脚で人気馬を競り落としての2勝目となりました。

 ラップが35,3-12,5-39,3=1,27,1なので4秒の前傾戦、ただ正直そこまで落ちたのは、後半要素をこの追走で引き出せる人馬がいなかったから、というイメージですし、人気馬が脆かった部分も含めて凡戦、と思っていいと感じます。
 勝ち馬はインの内目でじっと我慢して、コーナーで有力馬が外から動いた時に少し置かれるところがありましたけど、それでも諦めずに馬群の中からジリっと伸びてきて、最後の1Fで2馬身くらい差し切っているという不思議な形になっています。
 上位2頭の上がりは一緒なように、脚の使いどころの差で上手く嵌り切った感はあり、多分総合的には2着のグランマリアージュの方が強いですね。
 こちらはこちらで、芝デビューから2戦目でダート、というのも、使いどころに悩んでいる感がアリアリですが、その中で低レベル戦とはいえ、砂を被りながら一定の結果を残せているのは評価してもいいのではないでしょうか。


posted by clover at 20:00| Comment(0) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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