2020年01月13日

2020 フェアリーS レース回顧

 冬晴れの中での開催となった今日のフェアリーSは、ディープインパクト産駒のスマイルカナが最内から楽に先手を取り切り、そのまま影も踏ませず逃げ切って、嬉しい初重賞制覇となりました。レースを振り返っていきましょう。


 今日の中山の馬場は良馬場で、含水率もこの三日間は10%台で安定していて、ほぼほぼ馬場差のない中でのレースになっていると思います。
 今日に関しては芝のレースが3歳戦しかないので読みにくいですけど、未勝利の2000mが59,7-62,0=2,01,7、新馬のマイルが48,1-48,3=1,36,4なので、昨日と同じか、気持ちだけ軽いかも?くらいのイメージにはなります。
 なので、この馬場で1,34,0は結構優秀だと思いますね。全体のバランスもいいですし、後続が千切られたのも納得の内容です。

 レース展開は、抜群のスタートを決めたスマイルカナが、もう最初の50mくらいで2~3馬身抜け出して楽々逃げの態勢に入り、それを内からソーユーフォリアとダイワクンナナ、外からマーフィーJらしくシャインガーネットが強気に追いかけていって2列目を形成します。
 その後ろにペコリーノロマーノ、カインドリーと続き、ポレンティアはちょっと出負けしたのですが、内からある程度リカバーして3列目の内目、それを見るように丁度中団にアヌラーダプラがいました。
 それをマークするように、スタートは決めて自分のリズムで下がっていったチェーンオブラブがおり、全体としては内の馬がしっかりポジショニングしてきた事で、外の馬は中々内に潜れず前にも行けない、中山マイルらしい内主導の競馬になっているとは思います。

 ラップは34,9(11,63)-24,1(12,05)-35,0(11,67)=1,34,0(11,75)という推移でした。
 三分割で見ても、多少中緩みはあるとはいえこの時期の3歳牝馬戦としてはかなり小さく、ハーフバランスも47,0-47,0と完璧な平均ペースになっています。
 ある程度テンは速いので、追走面も高いレベルで求めつつ、後半は12,0-11,8-11,2-12,0と、じわっとコーナーから引き上げていって直線入り口で一気に出し抜く加速力戦になっています。
 明らかにレース全体の総合力が問われましたし、全体としてタイトな流れなので、追走面の担保があるかないかと、縦横のポジショニングによる適性面をしっかり高いレベルで問われていて、ラップ的にはすごくいいレースになっていたと思いますね。
 前日の最終の2勝クラスが46,7-47,7=1,34,4だった事を踏まえても、レースレベルもこのレースとしてはかなり高い方だと感じています。

 勝ったスマイルカナは、期待はしていましたけど騎手に半信半疑だったので、ここで思い切った競馬をしてくれたのは賞賛したいですね。
 勿論馬自身が素晴らしいスタートを決めた、というのもありますし、そこからの二の足の速さ、ニュートラルなスピード性能が非常に高くて、それでいてレースに行けばある程度コントロールも効くのが長所だと思います。
 実のところこのメンバーの中では、この馬でも追走面では高い担保を持っている方だったので、前走のように変に緩め過ぎずに淡々と流したことで、後続の有力馬の脚を幾ばくかはきっちり削げていて、この馬自身もある程度は流れた方が期待通り強かったです。

 このラップを踏んでの後半の11,8-11,2-12,0の加速度と、ラスト1Fのまとめ方は優秀で、タイプ的にはコントラチェックに近い逃げ馬になりますね。
 個人的に逃げなくても、ある程度流れる競馬なら問題ないとは思うので、桜花賞戦線においてもレシステンシアがいる中で、流石に現時点ではあちらの方が上位互換なのは間違いないのですけれど、より追走面で上積みを見せられるのであれば楽しみは持てる一頭です。
 血統はともかく育成的にどうかな?となる面もありますし、小さい馬なのでもう少し全体的に成長は欲しいですけど、本番でも内枠が引ければいい競馬は出来ると思います。

 2着のチェーンオブラブは、結果的にある程度後ろで、けれど離れ過ぎない所からじっくり脚を溜める競馬が出来たのと、4コーナーの進路取りが綺麗に噛み合ったのが良かったのかなと思いますね。
 スタートは今回はほぼ完璧に決めていて、そこから無理には出していかずに馬のリズムで進める中で、斜め前にアヌラーダプラを見る絶好の形が作れましたし、3~4コーナー中間から力のない馬が少しずつ脱落していくところで、タイトに内目を通しつつも加速していくスペースをがっつり確保できたのは噛み合っているイメージです。
 この馬もそこまでエンジンの掛かりが良いタイプではないですが、位置取りの分他の有力馬より早めに吹かしていって、そこからノーブレーキで綺麗に外に出せましたし、11,2の加速地点に向けて勢いをつけていけただけ、無理のない後半の脚の引き出し方が出来たのかな、と感じますね。

 一頭だけ上がり34,4と断然の脚でしたし、自身48秒そこそこの流れに乗っていっても削がれていなかったのは今後も強みになるはずで、ハーツクライ産駒らしくこの時期特有の力のいる馬場もマッチしていたのかなと思います。
 どうしてもこういう不器用な競馬になってしまう馬ですので、距離はもうちょっとあってもいいですね。桜花賞戦線ではまずスピード負けするので、オークス戦線に的を絞ってもいいのではないか、とは思いましたけど、クイーンCとか前哨戦レベルなら、噛み合えば能力でなんとか出来るかもですね。

 3着ポレンティアは、スタート出負けしてリカバーで結構脚を使ったのはあるのと、4コーナーも少し待たされて、外に持ち出すタイミングで前が加速して出し抜かれている感じで、少し噛み合い切ってないイメージではあります。
 仕掛けが遅れた分、ラストの1Fはそれなりにきていますが、先に勢いに乗せていた2着馬には楽に差されてしまいましたし、全体として総合力は見せたものの、逆にインパクトも薄い、これといって強いセールスポイントを感じない走りにはなっていた気はします。
 馬場も2着馬同様に噛み合ったのはあるでしょうし、これが2戦目、と考えれば悪くはないのですが、今後の路線含めて難しいところですね。この馬もどちらかと言えばオークス路線を目指した方がいいかもしれません。

 4着シャインガーネットは、まぁペースを考えてもあの位置なら勝負けするチャンスはあった、という意味で、そこは流石マーフィーJというところでした。
 ただ馬自身はやっぱりこの流れであそこまで追いかけていくと少し忙しかったのか、また後半もこの流れから一気に加速が問われていて、終始2頭分は外だったところも含めて、頑張ってはいるけれど理想はスローバランスなのかな、というイメージにはなります。
 削がれていないなら、加速地点はともかく、ラスト1Fはもう少し踏んばれて良いはずなので、こちらも高いレベルではマイルは短い感じですね。この馬場自体はオルフェーヴル産駒でマッチしていたはずですし、それを踏まえるとこの馬もオークス路線かな、と思います。

 5着ソーユーフォリアも、内枠からタイトに立ち回ってスムーズな競馬は出来ましたし、加速地点までは食い下がれていたように悪くないですが、ラスト一気に甘くなっていて、そこは純粋に距離、というか距離経験のなさが響いたイメージです。
 基本的にやっぱりこの時期、延長で一気に良さが出る馬ってのはそこまで多くはない感じで、どうしても長くなるだけ苦しくなるので、マイルならマイル経験馬が強い、というのは常道なんでしょう。
 ある程度距離慣れしてくればマイルでもやれると思いますが、今のところは1400mがベストなのかな、と思います。府中の1400mは強い競馬が出来ていますし、その辺りからコツコツ積み重ねていって欲しいですね。

 6着アヌラーダプラは、この枠なのでポジショニングとしては文句ないですし、コーナーでも無理に外ぶん回しとまではいかずに、ギリギリまで待ったから持ち出す形で丁寧に乗られていたと思います。
 その分一気の加速で弾けなかったのもありますが、ただラスト1Fで内外から差されているのはやっぱり不満が多く、こちらはペースが引き上がって前半要素で削がれていたのかな、というイメージは強く持ちました。
 騎乗そのものは最高、とまでは言わないにしても、強い馬なら問題なく差せる形は作っていたと思いますし、思っていたより底力・総合力が足りなかったと見做すべき負け方ですかね。やっぱり秋の超高速府中で強い競馬をしても、全く適性が違う舞台では信頼すべきではない、というのは、改めて大きな教訓としてこの二日間、出てきていたと思います。

 券種選択的には、全く論外の昨日とは違って当てるチャンスはあったレースなんですけどね。
 厳密に考えた時、○▲に追走面の裏付けがなかったので、馬本位で考えれば◎一頭軸で良くて、この人気なら単を押さえておく選択はあったな、とは思うのですけど、いかんせん騎手の信頼度が……まぁそこは仕方ないですね。
 チェーンも当落線上で悩んでいたので、上手く乗られてしまった、という感じで、ちょっと悔いが残るレースではあります。しかし未だに片目すら開かないとは恥ずかしや……。


posted by clover at 16:45| Comment(8) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは⭐︎

スマイルカナ本命さすがでした。

年始の競馬は難しいですねえ。

しばらくは見が続きそうです(笑)

ところで、このブログを始めてから渾身、会心の予想はありましたか?

是非聞きたいとこです★

ちなみに私はキタサンの秋天、リッキーの大賞典、この前の有馬ぐらいです(笑)
Posted by J.N at 2020年01月13日 17:34
目利きお見事!

それでも強打で馬券を打てんのは、たとえエア馬券でも勝負心理は大いに働き控え目の打ち手でお茶を濁すのは常套手段です。
リアルに身銭を投げて購入する身分の自分にとっても、ジョッキーファクターは気になって仕方ないですね。

今回、個人的に若手の瑠星鞍上ならばワンチャンスどころか勝ち負けを意識して単騎独行を仕掛けだろうと踏み強打で馬券検討もあり得ますが。(冗談抜きに、前向きに海外武者修行へと出て行く若手には一人でも多くG1でも信頼おけるジョッキーへとなって貰いと思うところです)
今回は何とも、レース後の大知によるコメントが買う側の心許ないと感じる心理を大いに揺さぶる要因となって参りますね本当に。(苦笑)
育成学校を卒業して、現場で何年も経験している中堅ジョッキーのコメントとしては心許な過ぎてしまい。
新馬戦から、継続鞍上を許せれたマイネル軍団のジョッキーが不安を大きくして重賞舞台を後ろ向きなメンタルで挑んでは馬に対しても失礼な話だろうと。(ただ、馬の能力に対して過信し過ぎるのも禁物ではあるけど)

カナみたいに米国スピード血統らしい前進気勢が高く二の足が武器になる馬は、尚且つそう簡単にガッツリ二の足が使える同型の有力馬もおらんレースだったら素直に馬のリズムを大事にして気持ち良く坂を降りながら単騎独行で良いと思いますね。
個人的にスズカが最上位に好きだったので、しっかり二の足が武器となって逃げが出来るならばそれを最大限に活かすのがジョッキーの仕事だと思いところです。
ガツンと米国スピード血統を引いているだけに、再び赤松賞みたいにガッツリ手綱を引き酷いヘッドアップをさせながら馬群の中に納めるポジション取りではカナのペースも損ね嫌がって駄目になると思うので。
それと今後、エーシンクールディとのカクテルの仔たちは要注目しようと思います。
木田牧場は、エーシンクールディを繁殖牝馬のエースとして強打でモーリスやエピファネイアと掛け合わせている現状なので。(重賞クラスで通用するかは謎ですが)

それにしても、レシステンシアによるエンジンは化け物地味たものに見えてきます。(苦笑)
サドラーズウェルズの血を引く馬が、テン3ハロンで10秒台を入れてくるスピードと道中12秒ジャストのラップ刻みながら一息入れてからの加速も良くて、まさかにテン良し中良し終い良しの有力馬が誕生するとは思いもよらずであり。(苦笑)
その化け物地味た相手に、本番でカナがどこまで追走出来るのか?今から興味深いものがあります。
とにかく、親の血筋から多少の馬場コンディションならば不問のレシステンシア相手なので、本番は米国スピード血統馬に追い風となる晴れた良馬場コンディションでのレースが観たいところですね。
スタートからジョッキーたちが押して押してのレースメイクを作れるレシステンシアだから、大知も不安視よりも馬の前進気勢に任せて能力も信じて日和らずカナを気持ち良くエスコートして貰いですね。

それとレース後、かなり悔しさを滲ませた池添鞍上のポレンティアは今後も注目したいと思います。
池添本人もプランニングとしては、カナの背後を取りたかったみたいなメントをしていただけに。
個人的にも、クンナナもしくはフォリアが取ったポジションを奪ってロスを省き無駄足も使わずにオイシンやルメールが仕掛けて来たところを強気に勝負してくるだろうと考えていたので。
ただ、ポレンティアはリカバーの押し上げでも無駄にスイッチは入らず馬群の中でもテンションは抑えられ操縦性も引き続き良さそうだから燃費も高いと思うので。
今後、社台が身体の成長を見ながら次走のローテーションが決まった際には出負けが修正されて番手競馬で頭角を出せるのか追ってみたいと思います。

しかし、中山新馬戦によるスローペースからの機動力と打って変わって府中による1400m戦での追走力ならばメンバーの中では有力馬であり、更に虎石と同様に俺も返し馬を観て「これは良いかも?」と思っていたところでしたが。
ルメールが序盤に手綱を引きヘッドアップするところを見せて3角までには折り合うも、終い坂での脚の鈍りを目の当たりしまうと気性面のファクターを見抜くまでは難しく。
本当、虎石のレース後コメントと同様に馬の気性まで上手に見抜く目を養うことが出来ればとは思うところですが難儀。(苦笑)


余談です。
来週の中山京成杯、いよいよ日本競馬界の歴史絵巻みたいなカクテルの栗毛牝馬が満を侍して出陣なので。
そして、気性面でもトップクラスに難しい祖母を持つ血筋なだけにみんな警戒して単勝2倍もあり得るかなと。(笑)

それに加えて、木村陣営が3頭併せの追い切り調教から入魂の仕上げを施しているだけに。
個人的に、親の親たちまでの熱戦を思い浮かべながら大外枠でも買ったろうと。(笑)
今回、松山あたりが単騎を決めてテン3ハロン36秒台でスタートしハーフ60秒台でレースを引っ張りてくれたら?
新馬戦よりは手綱を引く神経も緩和され、そこでエアーグルーヴのように器用な競馬が出来れば良いかなと、とにかくスピードの出力値が高いのだからルメールには気持ち良くエスコートさせるプランニングと道中うまく手前変えが出来るよう教え込むだけの馴致レースで良いからと。
既に、もう頭の中がお花畑となってしまい感情移入馬券購入確定的です。(苦笑)
なんだかんだでエアーグルーヴやシーザリオの気性の荒さがガッツリと受け継がれ、観客によるワーワーワーワーの歓声にスイッチが入ってゲート入り待ちからテンションが上がってしまい激しい首の上下とドバドバ発汗で態勢完了スタートだった場合には諦めもつきます。
あんた!サトゥールナーリアか?と。(笑)
全く、こうした思考回路が駄目なところでもあり。(苦笑)


また週末、それをぶった斬るような多角的な角度からの予想を期待しています。

Posted by ギャロップ at 2020年01月14日 03:08
cloverさんおはようございます♪

いや~やられました~
結構自信あってチェーンオブラブから
人気2頭に付けて買っていたので
残せマーフィ~からの
池添君の一撃には参りました(笑)
両競馬の馬場が悪い割にはディープが
勝ちきって予想に狂い生じております。
そして去年後半からの不振が続いております(笑)


Posted by カズ at 2020年01月14日 08:52
>J,N様

 いつもコメントありがとうございますー。

 スマイルカナはここは本当に上手く乗ってくれたと思うのですけど、逆に上手く行き過ぎてはいるので、次も同じようにこの馬のリズムを守れるかどうか、やっぱり鞍上的に心許なさが続くのは否めませんね。
 この時期はどうしても馬体が増えすぎたり、調整に苦労したりで、調子の見極めが難しいですしね。あまりムキにならずにコツコツ頑張っていきます。

 会心、と言われると中々難しいですね。
 GⅠで、展開やポジション、立ち回りなども加味してほぼ完璧に読み切れた、という意味では、ソウルスターリングのオークスに、去年のラッキーライラックのエリ女あたりでしょうか。

 もう少し地味なレースでいいなら、2018年の愛知杯とか、去年の函館記念あたりですかね。
 というか、そうやって振り返ると、しっかり的中させた記憶より、まるっきり見当外れを掲載してしまった恥ばかりが思い出されるのですがね。。。
 まあ恥の上塗りを恐れていては自分らしい予想も出来ませんし、もう少しでも精度を上げられるよう努力いたします。
Posted by clover at 2020年01月14日 16:58
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 仰る通り、インタビュー第一声が、色々不安だったけど馬を信じてよかったでは、理路に基づいたレースプランは一切なかったんかい?くらいの気持ちにはなりますよね。
 若々しい、と言えばそうかもですけど、デビュー3年目くらいの若手の初重賞、ってわけでもないんですから、もう少しどっしりと、多彩なプランを用意してレースに臨みました、その中では最高に上手くいきましたね、位の落ち付きはほしいところです。

 この馬にとってはおそらくこれくらいの平均ペースが一番マッチしている筈で、レシステンシアのハイペースについていくのがベターかはまだわからないので、あくまでポジションではなく、この馬のリズムを意識して欲しいのですけど、あの感じでは難しそうですよねぇ。
 勿論馬が頑張って、ハイペースを克服する可能性もあるとは思いますが、鞍上厩舎力セットで、大舞台で強く狙うのはやはりギャンブル過ぎるな、とは感じました。
 実際、そういうカオスなラインでも勝ててしまうくらい比重の低い重賞なのは確かですしね。ラップ的にはかなり強い、とは言えるのですけどね。

 ポレンティアは出負けがなければ、ですよねぇ。勿体なかったです。
 ただああいう前半の進め方が池添Jって少し強引というか、神経が行き届いていない場面が多く見受けられて、リカバーしても馬がエキサイトしなかったからいいですけど、決め打ちするだけに嵌る嵌らないの振れ幅が大きいのは今後も意識しておかないとですね。
 馬自身はやはり結構やれるなと思いますし、社台生産ですけど天栄仕上げなので、今後が楽しみな一頭ではありますね。

 アヌラーダプラはやっぱりテン乗りだと少し難しさはあったようですねぇ。
 距離自体は長いというより、ペースバランスにやられた感じはあるのと、あとスローで折り合いを欠くのと、流れている時に折り合いを欠くのでは、ガス欠の度合いがやはり違うな、というのは感じるところです。

 しかしルーツドールにアヌラーダプラと、2倍そこそこのオッズであっさり飛んだ牝馬が2頭続くと、スカイグルーヴも二度ある事は……になりそうで嫌ですねぇ。出来れば三度目の正直になって欲しいのですが。
 来週はスカイグルーヴにクラヴェルと、エピファ産駒の真打2頭が揃って出てくるので、個人的にはすごく楽しみにしていますけど、この2頭ですら順調に勝ち上がれないとなると、本当に鉄砲駆けしかしないなぁ、となってしまうのでそこは恐いですねぇ。
Posted by clover at 2020年01月14日 17:10
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 やっぱり時期的にも、年末からの流れとしても、タフな血統が走る馬場なのは間違いないんですけど、上手くタイトに立ち回れた時はディープインパクト産駒もバシバシきてしまうので、そのあたりは是々非々で見ていかないとですね。
 シャインガーネットは血統的にもマッチはしていたはずで、結果論としては積極的に流れに乗り過ぎたとも言えますけど、あの騎乗で責めるのもお門違いではありますからねぇ。

 私も年末から絶不調継続中ですし、そろそろなんとかしたいんですけどね。
 ただ今週の3重賞も中々にメンバーが混沌としていて……。小倉2000の愛知杯とかわかるかい!って感じです(笑)。
Posted by clover at 2020年01月14日 17:13
いやー、クラヴェル出走スケジュール助かりました。
そうか、白梅賞は日曜日に開催ですよね。
兎にも角にも藤岡弟、マドレの縁から良い娘に巡り逢いました。

新馬戦、前が突っ張る展開から単騎争いによってテンから流れる競馬となり藤岡弟も下手に手綱を引くレースにもならずクラヴェルもリズム良く坂を登れ追走出来たので。
あの追い出してからのスピードと更に加速する脚力での1着入線は、個人的にも泣いた先だってのシンザン記念より通過ラップも入線時計も良いものでした。
また小柄なので仕上げは大型馬より早い思うだけに、白梅賞では牝馬と血統面での気性面も嫌われ尚且つ母親を主戦にしていた藤岡弟が継続鞍上で当日人気を落とすようならば発汗量を観ながら応援馬券を買おうと思います。
もう、ゲート入りから発汗量の激しさがワラワラと怪しくなった場合には諦めもつきます。(笑)
今シーズン、クラヴェルも賞金上乗せから桜花賞出走はして貰いたい一頭であり。
それに加えて、やはり木村陣営も仕上げの最後では気性面に不安視を感じるコメントを出している現状のオチをつけてますが。(苦笑)
それでも、このSSクロスの牝馬二頭による走りには注目せずにはいられない衝動が走ります。

それと、武内啓安血統アドバイザーによる受け売りとなりますが。
現在とは違い競馬の発祥地でもスター種牡馬は限られた現状に加えて輸送物流手段も貧しいローカル環境の中で、3×3や2×3が当然な近親配合を繰り返し多大な犠牲もあった上でインブリードモンスター輩出の歴史を作ってきたので。

無責任な立場の戯言にはなってしまいますが、インブリードは化け物誕生のファクターのひとつとしては間違いないので。
今後、社台やノーザンをはじめ日本の生産ファームはサンデーによるクロスを当たり前のように受け入れる状況へと入り。
アウトブリードによって100頭の中から10頭の健康な身体が丈夫でG1を勝てる一流馬輩出を継続しつつも、100頭の中から1頭の思考回路をも持ってインブリードモンスター輩出にも勝負を賭け続けて貰いたいと思ってしまいます。(ドゥラメンテやキタサンにリオンディーズなどによるSSクロスの仔たちも今後の楽しみのひとつでもあって)
輩出率の安定感は無いがガッツリ嵌れば化け物誕生の可能性のあるサンデーによるインブリード、日和らずに掛け合わせの試行錯誤をして貰いたいですね。
サンデーの血を引く種牡馬たちが、とにかくサンデーのように母親の長所を目一杯引き出す繁殖能力が100回に1回くらいの確率でガツンと嵌ればと。

また、やんちゃ大将なオルフェーブルなどは黄金配合と言われますが。
あの兄弟は両方の母系筋によるノーザンテイストの近親配合でもあって、そこで兄弟全てが化け物成績を残した訳でもないけれども。
更に加えて、社台と今無きメジロ牧場など日本を代表するホースマン達による結晶のようなタフな欧州血統も絡めた掛け合わせによって凱旋門賞でも勝ち負け出来た化け物1頭を誕生させた実績も作っただけに。

なので、今回ノーザンファームによる牝系からアタックを施したSSクロスの牝馬二頭の走りには個人的に注目していきます。
とりあえず日本のホースマンは、両方の父筋から引っ張り出すサンデー系×サンデー系となってしまう雑なクロスを試みことはないだろうと考えられ。
今回ノーザンが試みた牝系からアプローチしたSSクロスの仔が、今シーズンどんな成長を遂げて結果を残せるのか?楽しみです。
手探りとはなりますが、今後もめげずに両方の母系から攻める牝系SSクロスからでも日本ホースマンによる結晶となる近親配合の化け物を産み出していく挑戦は続けて欲しいと思うところです。

現状、サンデー3×4とか4x3とか。
モーベットは、父筋3のサンデー系と母親の母系によるサンデーとのSSクロスによって走らず苦戦中。
個人的にもお花畑感覚で注目しているスカイグルーヴとクラヴェルは、共に父親の母系と母親の母系による4x3の牝系SSクロスによって今後に期待中。
エピファネイアみたいに母系にガッツリ欧州血統とサンデーの血が流れる種牡馬へ父親欧州血統で母親にサンデーの血が流れる繁殖牝馬との牝系SSクロスによるファーストクロップ、1発目からクラシックディスタンスで実証出来るのか?
今シーズンは馬券とは別に血統マニアな観点からも楽しみなシーズンであり、こうした米国と欧州の血筋が良い塩梅にカクテルされたSSクロスの仔たちから凱旋門賞で勝てる化け物がファンの期待薄感や不安視される中で誕生することを願いたいところです。

あと今も、社台は年初めの月から薄める為にも積極的に繁殖牝馬をマメに米国にも出向き5800万弱の大金を出し購入して続け掛け合わせの層を厚くする姿勢には頭が下がります。
本当に、世界レベルへの押し上げ意欲が伝わり良いですね。
Posted by ギャロップ at 2020年01月16日 04:16
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 クラヴェルは白梅賞で出走確定しましたね。
 オーロラフラッシュがまわっていきましたけど、この位の相手なら勝ち切って欲しいです。ただ今の馬場は差しが効かないから、立ち回りである程度タイトに、となったときの気性面がやはり問題ですよね。
 日曜はエピファ産駒祭りになってくれることを大いに期待はしていますが、そう上手くはいかないのが競馬ですからねぇ。

 エネイブルなんか典型的なインブリードの化け物ですしね。
 2×3でもあれだけ頑丈に走るのであれば、3×3くらいで体質的にダメな馬が出てくる可能性が高い、などというのも、どこまでエビデンスがある話か?とはなりますし、全部とは言わずとも、どこかでそういう勝負はあっても良さそうですよね。
 今のところサンデークロス持ちで大成功、って馬はいなかったと思いますが、今後はそれがトレンドのひとつにはなるはずで、エピファネイアなどはロベルトの爆発力も保持しつつ、それを引き出す起爆剤になれれば嬉しいのですけどね。
Posted by clover at 2020年01月16日 19:29
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