2020年01月12日

2020 フェアリーS

 さて、今年最初の三日間開催となる明日月曜は、3歳牝馬限定のフェアリーSですね。
 どうしてもクラシック本番には繋がりにくいレース、という位置づけにはなり、今年も1勝馬の大量登録で直前まで全くメンバー構成が読めない難解なレースですが、ここから大舞台に飛躍する馬が出てくるかも含めて注目です。


★展開別想定

・ハイペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  シャインガーネット・アヌラーダプラ

<人気薄特注馬>
  カインドリー・ペコリーノロマーノ

・スローペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  ダイワクンナナ

<人気薄特注馬>
  ポレンティア・ソーユーフォリア


★展開予想

・馬場想定……良馬場(標準~少しタフ)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……1,35,0~4

 今日の中山は良馬場で、含水率もそこそこ落ち着いて水準レベルでしたね。
 時計的にも京都程タフではなく、午前中の未勝利が47,2-47,8=1,35,0、最終の2勝クラスが46,7-47,7=1,34,4ですので、間違っても高速馬場ではないですが、すごくタフ、というイメージでもなく、標準レベルと考えておくのが妥当なラインかなと思います。
 馬場バイアス的には、こちらも京都程ではないですがまだ内有利のイメージで、10Rの2200m戦はロンスパからある程度差しも決まっていたので一概には言えませんけど、やはり出来れば真ん中より前は取りたいレースになるかなと考えます。

 明日も天気は晴れ予報ですし、時計的には今日の未勝利をクリアできれば、このメンバーなら上々かなというイメージで(ピーエムは結構強いと思いますしね)、ある程度スロー寄りからの後半勝負を想定しています。大体47,8-47,4=1,35,2くらいで、直線入り口で11,4~5くらいの加速ラップを踏むイメージでしょうか。

 レース展開ですが、逃げそうなのは最内のスマイルカナ、ただ内枠の7番ペコリーノあたりまでは、それなりに取れれば前目を、という意識は持ってきそうですし、外からも14~16番辺りの馬は積極策は意識してくるでしょうか。
 なにか思い切って飛ばしていく馬が出てこないとも限らないのですけれど、ただ出足や能力的には、内からある程度ポンと出てしまえば隊列が落ち着く確率の方が高いかな、とは見ていて、内主導で中目の馬が少し窮屈になるイメージはちょっと持っています。
 シャインガーネットとアヌラーダプラは相対的にやや後ろからになる可能性もありそうで、そのあたりをどう名手が捌いてくるかも注目しつつ、やはり穴目は前目内目の馬、と決め打ってしまいたいですかね。そんな感じでみんな色気を出して、ハイペースになったらそこは諦める感じで。。。


◎スマイルカナ(7P)

 鞍上が大いに不安ですけれど、能力と適性、枠を考えるとこの馬でいいんじゃないか、とは思うのですよね。
 前走は逃げてまんまとスローに落とし、サクラトゥジュールを抑え込む競馬で、派手さはないですがまずまず強かったですし、サクラもジュニアカップ3着とそこそこ走れていますので、レベル的にも低くはなかったはずです。
 新馬戦は平均ペースで少し中緩みからもう一脚、という競馬が出来ているように、極端なハイペースまで行かなければ適応幅も広い方で、また逃げに拘る馬でもないので、外目から強引に行く馬がいればポケット、という形でも、自分の競馬は出来るはずです。

 まあ出負けがちょっと怖いですし、今日のサンクテュエールみたいにしっかりリカバー意識を持てる鞍上か?となるとそこの信頼度はどうしても落ちてしまいますが、まともに先行して流れに乗れれば、今の馬場レベルを味方に粘り込めると期待します。


○アヌラーダプラ(7P)

 純粋な絶対能力ではこの馬が抜けているとは思っています。
 前走も1400mでしたが、自身はマイルの競馬をして一頭次元の違う脚でしたし、新馬も中山マイルで素晴らしい機動力と決め手を見せています。
 敢えて言えばまだハイペース適性は見せていないので、そうなった時にどうか、と、そこまでスタートと二の足が素晴らしいタイプでもないので、内外から出していく馬がそこそこいて、窮屈に下げる形になった時に、直線だけで届かせられるか?という不安はあり、馬場バイアスを味方に出来そうなスマイルを上に取りました。
 ただここは勝ち切って欲しい条件ではありますし、三浦Jは無念でしょうが鞍上強化は間違いないので、ここでどれだけの競馬が出来るかは大注目ですね。


▲ポレンティア(5P)

新馬戦からの長い休み明けなのでそこは鍵ですが、新馬の内容は出色で、ハーツクライ産駒ながら素晴らしい機動性と切れ味を備えており、今の馬場レベルにもマッチした走りができそうです。
 内目も前に行きたい馬が多いので、そのあたりでごちゃついた時にキャリアの浅さが露呈する不安も大きいですが、スムーズに流れに乗れればかなり強い、とは思うので、一か八かの単穴枠としてはしっくり来る馬かなと思います。


△ペコリーノロマーノ(6P)

距離延長は鍵ですが、立ち回りがとてもいい馬で、要所の機動性も優れているので、ここでも好勝負は出来ると思います。
 どちらかと言えばあるていど流れて、仕掛けが遅れる展開がいいと思いますし、好位馬群の中でじっと我慢して、一瞬の切れをタイトな立ち回りから引き出せれば、ここでもワンチャンスはあると思うのですけどね。


×シャインガーネット・ソーユーフォリア・セイウンヴィーナス

 シャインはマーフィーJなので、どこまでポジショニング出来るかですけど、素材的にはアヌラーダプラほどではないと思っていますし、速い馬が増える中で立ち回りに苦慮すると厳しいレースになるかも?という所で、今年に入ってオルフェーヴル産駒がやたら走っているのは怖いですが、あまり強くは狙いたくなかったですね。
 ソーユーフォリアは前走は内の窮屈なところで踏み遅れの競馬でしたし、距離が伸びるのは課題ですけど、この枠からスムーズに先行出来れば、後半要素はいずれも高いものを持っているのでそこに期待です。
 セイウンは前走スタートを改善してきて、今回も内枠である程度中団の内目くらいでじっと我慢できそうで、一発狙いの野中Jの立ち回りが嵌るチャンスはあるかも、という所で狙ってみます。


※疑似的な買い目(自信度B-)

馬連
◎ー○
1000

◎ー▲△
300×2

○ー▲△
200×2

三連複
◎○ー▲△×
200×5

計3000


posted by clover at 17:04| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下り坂をガッツリ利用したい紛れが起こりやすいレーシング場で拮抗するメンバーたちによるトライアルだと、とにかくジョッキーファクターが気になってしまいますね。
更に、プランニングは単騎の逃げですという馬も揃っておらずなので難解さ満点のトライアルです。(苦笑)

そこで大知には、継続鞍上から馬の性格を的確に見抜き単騎を奪って米国スピード血統らしい己のリズムと気分を損ねないエスコートをして貰わんとクラシックで大穴開けることは出来んだろうと考え。
馬主でもあるマイネル軍団の岡田総裁によるオーダーからかもしれないですが、下手にスタートから控えるプランニングよりもカナの最大限の武器である二の足を活かしオーダーを無視してでも強気に行ったれと思うところです。

それから今回、調教は津村が代打から本番で本当のテン乗りとなるルメールって。
中山1600m、ルメールは上手くこなすジョッキーだったとしても。
これも、心許ない材料であり。
頼むから抽選に漏れたルメール空きでも、バカンス中によって調教も乗らずでそこまでしてルメール至上主義はやめてほしいくらいに難儀なレースになりましたね。
そして、お隣枠にはオイシンが鎮座となると余計に難儀さが増してしまい。(苦笑)
こうなると、内の先行勢による前残りを狙って行きたくなります。(苦笑)
更に、こんな時は下り坂を利用するコースに強いハービンジャーの子供は今年のシンザン記念と同様におらんし参りました。(苦笑)

そこで、サトノダイヤモンドでOrpenの娘によるカクテルはイケているのでは?と目の当たりにさせ、その上でハービンジャーと同じノーザンダンサーからダンチの血を持つ尚且つOrpenの娘が母であるポレンティアを当日のパドック気配でトモに縦筋があって艶のある馬体ならば軸にして大知のカナと仰る通りに中山の新馬戦で自ら機敏に動ける機動力は紛れものでない上に皇成からも馬の特徴とアドバイスを貰っているだろうアヌラーとのワイド勝負にしようかなと考えてます
本当に夏の新馬戦のみで実績もなく何ともですが、スタート出も良くて番手競馬で素直に追走し終い3ハロンでは12秒ジャストから一気に11秒前半ラップを連続して刻んだ上で余裕の1着入線だったので。
それに加えて年が明けても継続鞍上となって、やる気の池添への期待込みで検討の価値はあるかなと思っています。
これで、サトノダイヤモンドとは違い牝馬特有の気性面での難しさと激しさが露呈してしまい他馬との併走によってテンションがメキメキと高くなり終い登り坂の途中で余力もなく失速ならばごめんなさいで済ませます。(苦笑)


Posted by ギャロップ at 2020年01月13日 04:56
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 スマイルカナはこの枠なら素直に逃げて欲しいですよね。別にポケットでもいいですけど、ドスローなのにポジションありき、の競馬をしてしまうと難しいかなと思いますし、総合力勝負の意識を持って欲しいですね。

 ポレンティアは新馬の機動力が素晴らしかったですし、包まれる競馬でもムキにならずにスムーズなレースをして欲しいですね。能力的には足りると思います。
 アヌラーダプラは普通に強いですが、確かに乗り難しさもあるので、調教も乗っていないのは一抹の不安はありますね。ただ今日の、バカンスボケが抜けたルメールJならやっぱり……というシーンはありそうです。
 まあムキになって参戦するレースでもないと思いますし、しっかりフェアなレースで、春の飛躍が期待出来る馬が勝ちあがってくれるといいですね。
Posted by clover at 2020年01月13日 15:25
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