2020年01月11日

2020 シンザン記念

 さて明日は、近年頓に出世レースとして存在感を増している3歳重賞のシンザン記念ですね。
 今年も少頭数ではありますが、将来を嘱望される期待馬がそこそこ出走してきますし、タフな馬場ですけれどどんなレースになるか、非常に楽しみです。



★展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  サンクテュエール

<人気薄特注馬>
  プリンスリターン

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  オーマイダーリン

<人気薄特注馬>
  カバジェーロ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(かなりタフ)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……1,35,5~36,0

 今日の淀の芝はかなり重かったですね。
 週中にそこそこ雨が降ったのも影響していたでしょうが、メインの淀短距離Sが34,8-34,8=1,09,6と、流れなかったとはいえ後半もさほどではありません。
 逢坂山特別も36,1-38,0-35,1=1,49,2と、中緩み顕著で3F特化戦ですが、それでも最速11,4までですし、少なくとも瞬発力の絶対的な質が問われる馬場でないのは間違いない、と思います。

 ただし、馬場のバイアスとしては先週同様に、内がかなり有利に感じます。
 未勝利や新馬戦も含め、外目からしっかり食い込んできたのってメインのアイラブテーラーくらいで、後はほぼ前目内目か、後方からイン差し、という感じでした。
 どうも今年に関しては、去年までのCコース部分より外の回復が悪いのか、相対的に内の方がまだマシ、という条件になっている感じで、かなり力が抜けていて、かつ馬場適性も持っていないと、外からの競馬では難しいイメージは持てますね。

 ここは絶対に逃げる、という馬がいない組み合わせで、まあ内枠の馬のどれかが押し出されていく確率は高いと思いますけど、極端に前傾、とはならないと思います。
 それでもこの馬場ですと、48で入ればほぼ平均くらいになってしまうと思いますし、イメージとしては48-47,8くらいから、もう少し中緩みなどあって実質スロー寄りになるイメージです。
 といっても後半最速は11,5程度だと思いますし、基本的にはタフな馬場での機動力と加速性能、持久力面が問われそうですね。

 レース展開は、おそらく逃げるのはコルテジアだと思いますが、或いはヴァルナも被されるよりは、と、福永Jに戻って逃げを選択するかもしれません。
 外のヒシタイザンは流石に思い切って出していくところまでは選ばないかな、と思いますし、サンクテュエールは内ポケットでOK、カバジェーロにルーツドールも先団寄りの競馬を意識はしてくるでしょうか。
 プリンスリターンは中団くらいで、ディモールトもこの辺り、タガノビューティーとオーマイダーリンは相対的にやや後ろからで、それでもある程度馬群は団子で進んでいくイメージは持っています。
 この時期の3歳戦なので見極めは難しいですが、基本的には素材と、スムーズな競馬が出来るかどうか、加えてそれがバイアスに噛み合うかを踏まえつつ印を決めていきたいですね。


◎ルーツドール(8P)

とはいえ、ここはこの馬でいいんじゃないかな、とは思っています。
 新馬戦でかなり追走が問われる流れでも、楽に番手外からの競馬が出来ていましたし、そこから長く脚を使っての勝ちっぷりは時計含めて圧巻でした。
 まだ切れ味の質はどうかわからない面はあるのですけど、この馬場でそこは問われないでしょうし、血統的にもタフな馬場でスタミナが要求されるのはマイナスにはならないはずです。

 外枠なので、ずっと外々になって内から掬われる可能性もあるとは思いますが、能力は抜けていると思うので、正攻法なら圏内は外さないと期待して素直に本命視します。


○カバジェーロ(5P)

 この馬の場合も未知数な点は多いのですが、新馬戦の勝ちっぷりは距離延長でプラス、と感じられるレースでした。
 立ち回りも上手く、ある程度馬群の中からでも競馬が出来そうで、北村友Jらしいタイトな立ち回りがこの枠からでも出来れば、というのと、やはりこのレースに強いロードカナロア産駒、母父ダンスも含めて噛み合う舞台だと感じます。
 要所でスッと動けそうなのも強みで、上手く馬群の真ん中に入っていって、しぶとさを発揮出来れば結構面白いと思うのですけどね。


▲タガノビューティー(6P)

脚質と馬場バイアス的にはマイナスなのですが、ただこの馬の場合は流れても問題なく、またタフな馬場で相対的な切れ味の質はかなりいい物を持っていると感じています。
 新馬戦はレベルがどうかですけれど、ああいうタフな条件でもラストまで落とさずに、というのは、やはり一定のスタミナの担保にはなると思うので、前走ほど勝ちに行く形でなく、上手く一瞬の爆発力を直線半ばで引き出す騎乗が出来れば、この相手でもチャンスはあるでしょう。


△サンクテュエール

 正直そこまで強いとは思っていない馬ですけど、枠はいいですし、前走番手からの競馬でふわふわしていたように、ある程度馬を前に置いた方が集中できるかな?という期待は持てます。
 今の馬場はディープ産駒向きではない、とは思いますが、立ち回りの上手さである程度は克服できるとも思いますし、今日はやっぱり休みボケですけれど、明日にはルメールJもアジャストしてくるでしょうから、消したい気持ちはあるのですけど素直に拾っておきます。


×プリンスリターン・ヴァルナ

 プリンスは元々先行力もあるので、もう少し流れに乗って、一瞬の機動力を上手くいい位置から引き出せれば、それなりに走ってこられるとは思います。
 ヴァルナは、距離短縮ローテは今の馬場とセットでプラスなのと、この枠なら逃げる選択もありそうで、包まれずスムーズなら圏内粘り込みくらいは警戒しておきたいですね。


※疑似的な買い目(自信度A-)

馬連
◎ー○▲△
1000×3

○ー▲△
100×2

三連複
◎ー○▲△ー×
200×9

計5000



posted by clover at 16:42| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オリンピックイヤーでもある2020年。
東京五輪に合わせたかのように牡馬では人気ジョッキー武のお手馬を筆頭に、現時点で若駒G1覇者2頭を含めて3頭が3戦全勝無敗馬が揃った取れ高が豊穣で注目度も増すクラシック戦線となってので。
今シーズンの牝馬牡馬によるクラシックトライアルは、とにかく全レース注目したいところです。

それにしても、ルメールによるショートウインターブレイク明けから川田と有力馬同士で、昨シーズンの続きで因縁の重賞レース開戦は今の勢力図そのものであり。
今シーズンも、クラシックを含めG1レースで最有力馬に乗ったルメールに対して川田による徹底マンマークの直球勝負から制裁対象も生まれそうな気配があって。

その一発目、過去に社台馬でジュエラーとツヅミモンと牝馬を出馬させて共に2着入線を果たしている藤岡陣営がノーザンのクラブ馬で川田鞍上によってエントリーしたところで逆らわず軸にして攻めたいと思います。
今回、外周りコースで小頭数レースとなっての外枠も520キロを超える飛びが大きい巨漢馬のルーツドールには悪い条件でない上に、勝負根性あるトニービンとノーザンダンサーの血を引く若駒に何時も真っ向勝負な一本気気質の川田ともダノンプレミアムよろしくで手が合うと思うので。
何時も通り外から強気にポジションを取りに行き馬3頭分のところで終始ルメールに蓋をする形で外を回す横綱相撲をしても、距離延長でも問題ないスタミナと追走力と持ち前の4ハロンロングスパートのスピードから下り坂勝負でも勝ち負けまではなると考えられ。
ただ、新馬戦の相手が軒並み未勝利戦でも不味い成績から持ち時計が今回のメンバーで最上位だったとしても時計のかかる馬場オーライであるサドラーズウェルズの血も引きルメール鞍上込みの人気を抑え断然の1番人気とは想定外。(苦笑)
兎にも角にも、ノーザンがシンザン記念出走を決断して良かったですよね。
まだ新馬戦しかなく実績的に不安視はありますが、ガッツリとノーザン仕上げから大器の可能性を潜むルーツドールがエントリーしなかったら、質的には皐月賞桜花賞に向けて参加賞メンバーを選考するようなレースの気配が充満してしまい盛り下がるトライアルでは寂しいだけに。
そこで、このメンバーによってコロッと負けてしまったら本当にごめんなさいですが。(苦笑)

しかし今回、藤沢和陣営はモッテおりロスを省き好位を取れる最内枠ゲットは参りましたね。(苦笑)
ルーツドールと同じピンク帽枠ならば、前走に逃げたビッククインバイオの脚が鈍ったところで捉えた脚力ならば吹っ飛ぶ可能性は上がって面白いと思っただけに。

また、雲行きが微妙なので曇り空の場合には。
前走で淀のコースにアジャストしていないオイシンによる3角からの早仕掛けに遭遇して前潰れで惨敗した松山継続鞍上で調教時計も普通に速いコルテジアと、クラシックトライアルで伏兵らしく大胆に単騎を奪ってベテランの意地を見せんといつ見せ場があるか分からん後がない幸の矜持にも期待し再び1600mに戻しブリンカー装備で挑むパワーあるロベルトの血を引くヒシタイザンと、同じく再び1600mに戻し挑む京王杯2歳ステークスではスミヨンらしいエスコートによって狭いところでも苦にしない勝負根性を引き出したヴァルナの瓢箪から駒的な前残りを拾う形で。
今回、とにかく前に行って残りそうな伏兵馬とのワイド勝負もしくは単勝2倍台ならばルーツドール単勝一点勝負を考えたいと思います。
Posted by ギャロップ at 2020年01月12日 03:48
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 今日もかなりタフな馬場での開催になっていますし、そのあたりの適性がどう出るか、まだ水物の明け3歳馬だけに予断は許しませんが、ルーツドールは大丈夫だと思うのですけどね。
 おっしゃる通り今年も、短期組がいない中ではルメールJvs川田Jの構図は続きそうですし、出来ればフェアプレーの範疇での技術の粋を駆使する戦いが見たいですね。
 
 まあ今日はルメールJも少しずつエンジン掛かってきましたけど、ここはお休みして頂いて、明日頑張ってくれれば、なんて都合のいい事は考えていたり。。。
 重い馬場だけにペース次第のところもありますけど、なんだかんだで前の馬が1頭は残りそうですよね。楽しみです。
Posted by clover at 2020年01月12日 15:36
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