2020年01月04日

2020 中山金杯・京都金杯

 今年もあっという間に三が日は過ぎて、一年の計は金杯にあり、と競馬ファンが気合を入れ直す日がやってきましたね。
 例年通り正月を跨ぐ中で、調教なども変則的な部分が多く、馬場も含めて色々見極めが大変で、ただでさえどちらも多頭数・大混戦メンバーなのに、難解さに拍車をかけてきていますけれど、なんとかしっかり予想して、せめてどちらかでも幸先のいいスタートを切りたいものですね。


★中山金杯 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  トリオンフ・ザダル

<人気薄特注馬>
  テリトーリアル・ノーブルマーズ

・スローペース(波乱度Bー)

<危険な人気馬>
  ギベオン・レッドローゼス

<人気薄特注馬>
  ブラックスピネル


★展開予想

・馬場想定……良馬場(水準クラス)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,59,4~8

 中山は年が明けて、今週から一気に6m仮柵が置かれてのCコース開催になりますね。
 基本的に毎年、師走をずっとAコースでやって、差し優位のタフな馬場になったところから、Cコース替わりで前目内目有利、時計的にも少し回復するのがセオリーになっています。
 今年も基本的にはそのイメージでいいと思いますが、元々がかなりタフ寄りだったので、高速馬場ラインまでは入らず、このクラスでも59秒台決着が濃厚ではないか、と考えます。

 レース展開は、ブラックスピネルが逃げ宣言をしていて内枠なので、これは強気に主張していくはずで、これをノーブルマーズ、トリオンフ、ウインイクシード、イレイション、タニノフランケルあたりが追いかけていくでしょうか。
 ブラックスピネルがもたもたするようなら、外から思い切って、という馬も出てくるかもですし、ある程度隊列もすんなり、とはいかないと思うので、前半の1コーナーまではそれなりにペースが上がる想定はしておきたいメンバーです。
 ギベオンやザダルは中団くらい、クレッシェンドラヴは内枠で、基本的には差し馬ですけど小回りを意識してそこそこ前目を意識してくるかな?という感じで、こちらも中団くらいが取れれば、という感じですね。
 レッドローゼスやマイネルサーパスあたりは相対的に後ろ寄り、カデナも後ろからにはなるでしょう。

 ペース的には、ある程度序盤で波がありつつ1~2コーナーで落ち付いて、向こう正面からまたじわっと、という中山っぽいパターンでいいのかなとは思います。
 ある程度強気に仕掛けていく人馬もいそうですし、後半はロンスパ寄りでそこまで速いラップは問われず、それなりに立ち回りも大切になってくる条件だろうと踏んでいます。
 時計的には59,8-59,8くらいの平均ペースを軸に、どちらかと言えばハイペース寄りに触れるかな、と考えて組み立てていきます。


◎クレッシェンドラヴ(8P)

この馬自身の適性としてここまで内枠がベストか?となると少し疑問符はありますが、ただレース的には内枠がいいですし、近走はそれなりにポジションが取れるようになってきています。
 コース適性と地力、血統的には申し分ないですし、継続して結果は出しているとはいえ、今の内田Jに全幅の信頼は起きにくいのはあるのですが、ある程度しっかり流れて、それなりにタイトに立ち回りつつ進出していけるなら、やはり軸としての信頼度はかなり高いのかな、と感じます。
 斤量的にも57kgで止まるなら、という所ですし、堅実な差し脚で食い込んできて欲しいですね。


○ギベオン(7P)

 前走はデットーリJの割にポジショニングが消極的で、レース全体の流れも向かなかったですが、それ以上にこの馬の力を発揮出来ない方に転がり落ちていた感はあります。
 今回も先行馬は多いので、そこまで前目にガッツリ入ってはいけないかもですが、流石に前走よりは流れるはずで、追走面を問われ、勝負所でしかりスペースを拾っていけるのであれば、やはり一変は期待したくなる条件です。
 フォーリーJは流石に秋冬の綺羅星短期メンバーからすれば少し落ちるとは思いますけど、外国人らしいポジショニングのタイトさと仕掛けの積極性は持っていますので、この馬にはまずまず合うと思いますし、早めに動いての雪崩れ込みを期待します。


▲レッドローゼス(8P)

 正直条件はめっちゃいいと思うのですけど、田辺Jが前走に続いて下げる競馬を示唆してるのはちょっと嫌な材料です。
 この枠なら出来れば中団のインでじっと我慢の競馬をして欲しいですし、この馬もハイペース耐性は高く、ある程度流れたところから鋭く脚を引き出せるので、立ち回りひとつで勝ち切るチャンスもあるとは思うのですけどね。
 流石にここで前走同様のポツンされたら、と思うと怖いので、連軸候補としてはお勧めできないのですが、地力・適性的には足りると思うので単穴とします。


△ノーブルマーズ

 この馬も、前走の様なスローからの速いラップを踏むロンスパでは流石に苦しかったですし、タフ寄りの中山に替わるのはいいと思います。
 乗り手を変えて前進気勢が戻ってきているのはいい傾向だとは思いますし、ミナリクJはちょっとスタートが雑なのでそこは微妙なんですけれど、ある程度押して前目内目に潜り込んでくれれば、地力的にはチャンスはあってもいいと感じています。


×テリトーリアル・ウインイクシード

 2頭ともにべストは1800mかな?という気はするのですけど、それぞれに枠がいいと思いますし、地力もつけてきていますので、ある程度の位置で流れに乗って、分散する形で食い込んでくる余地はあるかな、と思っています。


※消した人気馬

 トリオンフは、高いレベルだと高速馬場の方がいいかな、というのと、この斤量でテン乗り、前が流れる可能性まで含めて、ガラッと悪条件になるとは思うので、ここは期待値的に狙いたくないです。
 ザダルは流石に大外は厳しくて、元々立ち回りで勝負したいタイプでもありますし、セントライト記念の内容を見ても力のいる馬場がプラス、とも言えないと思うので、マーフィーJは恐いですが消します。


※疑似的な買い目(自信度B-)

ワイド
◎ー○
1500

馬連
◎ー○
500

◎○ー▲△
200×4

◎○ー×
100×4

計3200


★京都金杯 展開別想定

・ハイペース(波乱度B-)

<危険な人気馬>
  モズダディー

<人気薄特注馬>
  オールフォーラヴ・ドーヴァー

・スローペース(波乱度B+)

<危険な人気馬>
  ダイアトニック・カテドラル

<人気薄特注馬>
  メイショウショウブ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(タフ寄り)
・ペース想定……ややハイ~ハイペース
・推定勝ち時計……1,34,0~5

 京都の馬場は、11月開催から1月空けてのAコース使用ですが、とりあえず今日の時点でギリギリ良、という含水率になっていました。
 特に今年に入って雨も降っていないのにそのタフさは微妙に謎ですが、近年の傾向的にも、去年を思い出しても、この開催の淀が高速馬場にガラッと一変する確率は相当に低いだろうと感じています。
 流石に去年ほどとはいかなくとも、それなりに時計の掛かる馬場の中で、そこそこ前に行きたい馬も揃ったので、相対的なバランスとしてはハイ寄りになる可能性が強いんじゃないかな?と考えています。

 逃げるのはほぼマルターズアポジーと考えていいでしょう。
 近走は自分の競馬に持ち込めていませんが、流石にマイルまで距離を戻してこの枠なら、ゲートさえ失敗しなければ逃げるはずで、それをサウンドキアラ、オールフォーラヴは見ながらじわって入っていき、それを外からメイケイダイハード、ボンセルヴィーソ、外からモズダディーにメイショウショウブあたりが交わして前に取りついていくイメージになりますね。
 まあアポジーがすごく飛ばしていったら、後続がついていかずに実質スローバランス、みたいなパターンもなくはないかも、とは思うのですけど、ある程度この組み合わせならついていくとは思うのですよね。

 ダイアトニックは中団のイン、ソーグリッタリングもこの枠なので流れに合わせて中団外目の可能性は高く、それを見ながらブレステイキングやドーヴァー、ストロングタイタンにカテドラルは後ろからの競馬になる公算が高いと思います。
 馬場がまだ軽かった時期は、この時期の京都は内枠天国でしたが、ここ2年は微妙にそれが変わってきていて、データ的に見た場合と実際の流れとどちらを選ぶべきか、そういう難しさもあるレースですね。
 今年の場合はアポジーがそこそこ飛ばすでしょうし、それでも淀ですと登りで少し淀んで中盤の緩みは出てくる、という中で、相対的に外目からの馬が競馬しやすくなるパターンはありそうで、それでも極端に後ろからは簡単ではないと思うので、そのあたりのバランスを考えながら、ですね。
 時計的には34,8-24,0-35,5=1,34,3くらいを中心に考えています。理想は中盤までフラットに入りつつ、しっかり下りでエンジンをかけていく競馬になるかなと思っています。


◎ソーグリッタリング(9P)

 流石に大外枠が大歓迎、とは言えないでしょうが、ここ2年の傾向を踏襲するなら致命的なマイナスにはならないと思います。
 それ以外は条件として完全にフィットしている、とは思いますし、地力的にもこの相手なら十分戦えるはずで、外目から自分のリズムで動いていける事も含めて、力を出し切る競馬は川田Jですしやってくれると思います。
 単系で狙うのは戦績的にも怖いですけれど、三連系の軸としては信頼度は高いかなと思うので、素直に本命視します。


○サウンドキアラ(7P)

この馬も堅実に走りますし、淀のマイルは絶好条件で、枠もこの馬としてはいいところを引けたと思います。
 ある程度ペース対応力、ギアの上げ下げも上手いと思っていますし、出し切る持続力勝負だと少し甘い面があるので、それを内枠でうまくカバーできるなら、という感じですね。
 テン乗り松山Jでどうか、ではありますが、基本的に先行意識は強く持ってくれますし、こういう器用な馬は噛み合うはずで、この相手と斤量なら良い競馬はしてくれるのではないでしょうか。


▲オールフォーラヴ(8P)

 前走は中山外枠で出負け、道中なし崩しに足を使う形で競馬になりませんでしたし、得意の淀と内枠で巻き返しの余地はあると思います。
 今の牝馬路線はレベルが高いので、そこで善戦してきたこの馬なら、この相手には地力でも通用すると思っていますし、こちらも持続勝負よりはある程度全体で、なので、バランスのいいポジショニングからスッと抜け出す時の加速の良さを生かす形に持ち込めれば面白いと踏んでいます。


△ドーヴァー

 高速馬場でも一定はやれますが、タフな馬場で相対的に追走が問われる形がベストだとは思いますし、やや外目の枠で、緩みでじわっと取りつく恰好が取れれば面白いと思います。
 福永Jなのである程度ポジショニングも期待出来ますし、逆に前に入り過ぎてブレーキの競馬にならなければいいな、とも思うのですけど、遠征競馬でも噛み合ってくれれば楽しみな一頭ですね。


×ダイアトニック・モズダディー

 ダイアトニックは内枠を引けたのはいいと思いますし、ある程度流れてくれた方がいいので、前走よりは走れる条件だと思います。
 モズダディーは、正直枠やコース条件はあまり良くないと思うのですけど、今年の飛躍を期待している一頭で、地力はかなりのものを見せてきていると思うので、色々目をつぶって押さえておきたいです。


※消した人気馬

 カテドラルも嵌るチャンスはあると思うのですけど、この馬が差し届くとしたら、ブラックムーンの時のように顕著に中盤緩んで仕掛けも遅れて、って場合に限るとは思うのですよね。
 流石にある程度緩むとは思うのですけど、それでも後ろから楽に取り付ける程ではない、と見ていますし、ここは後半特化型の競馬ではギリギリ届かない条件、と見て、人気も踏まえ消して勝負しようと思います。


※疑似的な買い目(自信度B+)

馬連
◎ー○
1000

◎ー▲△
00×2

▲ー○△×
100×4

三連複
◎ー○▲△×
300×10

計5000




posted by clover at 18:20| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさんこんにちは♪
と明けましておめでとうございます♪

新年競馬がやって来ました!!
でもちょっと両金杯とも難解ですね
中山はクレッシェンドに期待してますが
有馬に出れてたら狙うつもりだっただけに
追い切りが少し下降線な気がして
それと内田Jが狙いにくくさせてます
だから中山は見気味です。
京都は自分もソーグリッタリングから
人気所を狙ってます。
まずは片目が開く様な買い方をしよう
と思います。

そして今年も良い予想を
よろしくお願いいたします。
Posted by カズ at 2020年01月05日 10:49
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。
 明けましておめでとうございます。

 ここまで東西ともがっつり頭数が揃って、そこそこ拮抗した混戦、というのも久しぶりな気はしますね。まぁ少頭数なら当たる、というわけでもないんですけれど(笑)。
 クレッシェンドラヴは確かに年越しを挟んだ分だけ、状態維持の調教、という感じではありましたよね。中山はそこそこ時計も出ている感じなので、内枠で動き出しの意識が低くなると……というあたりで、やっぱり内田Jですと一抹の不安は出てきますよねぇ。

 淀は去年ほどではなくてもかなりタフなので、外枠がそこまで不利にはならないイメージは持てますけれど、やっぱりここも展開次第ですね。
 ある程度流れて縦長になれば、外からでも上手くある程度のポジショニングは出来るはずで、後はこちらも正月挟んでかなり+体重なので、その辺りの機動性がしっかり引き出せるかどうかでしょうか。

 今年も結果としてどうかはともかく、きちんと自分の予想として説得力のあるものを出していければ、と思っていますので、よろしくお願いいたします。
 
Posted by clover at 2020年01月05日 15:18
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