2019年11月10日

2019 エリザベス女王杯・福島記念 レース回顧(とおまけのマッキノンS)

 雷光一閃――――。

 古馬大将格こそ不在だったものの、大関関脇クラスの役者はズラッと揃った古馬勢に、3歳の2強が挑む構図になった今年のエリザベス女王杯は、1年半勝ち星から見放されて喘いでいた2歳女王のラッキーライラックが、かつて父の手綱も執っていたスミヨンJに導かれて最内強襲、三度目の正直を狙うクロコスミアをゴール前50mで捕えて、見事に阪神JF以来の嬉しいGⅠ2勝目を飾りました。レースを振り返っていきましょう。


★エリザベス女王杯

まず今日の淀の馬場ですが、雨も降らず含水率的にも低め、それなりにはタフなのは確かでしたけど、時計は出ないことはないコンディションだったかなと思います。
 ひとつ前の修学院Sが35,5-36,5-34,5=1,46,5と悪くない時計で、ちなみにこのレースも勝ったのはオルフェーヴル産駒のエスポワールなので、時計は出るけれど特有のパワーは問われる、という部分はあったかもしれません。
 そのあたりを差し引いても全体時計の2,14,1ははっきり遅く、ラップ的にもほぼ後半特化のレースになっていて、その中では切れ味の質と加速力適性が実は一番問われていたんじゃないかな?という感覚はあります。
 後で個別に触れますけど、正直言ってあの位置でレースに蓋をしてしまったミルコJのミス騎乗、と言われても仕方ない結果かなぁというのが率直な感想で、内容としてはやや凡戦、ではあると思います。

 レース展開は、こちらも大方の予想通りポンとスタートを決めたクロコスミアがハナを取りましたが、なんとここで抜群のスタートを決めたラヴズオンリーユーがスッと2番手につけていく積極策を敢行します。
 その後ろにフロンテアクイーン、サラキアが続き外主導気味の先団、そこにじわっとコーナーワークでセンテリュオも加わっていき、クロノジェネシスとスカーレットカラーも前目の競馬、ラッキーライラックは内目でしっかり折り合いをつけつつ、道中は中団よりやや前、くらいのポジションでした。
 中団付近にサトノガーネット、ボンデザール、アルメリアブルームと続き、出負け気味のウラヌスチャームやシャドウディーヴァは後方寄りで、ペースの割にはやたらと縦長になっていたな、というのも印象的であり、レースの形としては、ブエナビスタが負けた年に近いものがあったと思います。

 注目のラップは、37,6(12,53)-25,2(12,60)-36,7(12,23)-34,6(11,53)=2,14,1(12,19)という推移でした。
 ハーフバランスで見ても62,8-12,8-58,5ですから超スロー、と言い切っていいバランスですし、なのに3~4コーナーで2番手以降はあれだけ離れていた、というのは、正直ペース感覚が疑問視されるレベルではあります。
 後半のラップはクロコスミアが刻んだものが11,6-11,5-11,4-11,7で、クロコスミアとしては普通の自分のレースをしているのですが、2列目以降は残り600mあたりから一気に追いかけるよりヨーイドンの色合いが強い競馬になっていて、おそらく400-200m地点では後続は10秒台の脚を求められている筈です。
 なのでこの場合、如何に下りから勢いに乗せつつ、最速地点での加速性能と切れ味の質をこの馬場で引き出せたか、という、よりエリ女的な特化型のレースになっていると思いますし、その中で完璧に噛み合わせたラッキーライラックの爆発力が勝った、と見るべきでしょうね。

 勝ったラッキーライラックとしては、ポジショニングが思ったより後手になってあれ?って感じでしたけど、馬はしっかり折り合ってスムーズに走れていましたし、やっぱり右回りだと要所の加速性能が段違いなんですよね。
 昨日の武Jを見ていたかは知りませんけど、スミヨンJのコース取りも躊躇いのない完璧なイン突きで、前がずっとクリアだったのは恵まれたとはいえ、この馬は残り400mでクロコスミアに6馬身くらい、それを一気に2馬身まで詰めてきて、最後も惰性でそのまま持続に繋げてくる完璧な脚の使い方でした。
 どうしても府中でコーナー最速の競馬だと、持続不足でラストが甘くなるので、こういう下りからじわっと引き上げつつもう一段、という形がベストだったのは改めて感じましたし、それにしても鋭かったですね。
 大体この馬は10,9-10,6-11,3くらいは踏めている筈で、チューリップ賞でも見せていた瞬時の切れ味の質の差で勝ち切ったレースだと見ています。

 勿論しっかり要所まで脚を溜めて、最後の勝負所で一気に爆発させたスミヨンJの完璧なライディングもありましたし、距離はむしろこれくらいあった方が、馬の適性そのものには噛み合うのですよね。
 どうしても気性面のコントロールが難しい馬ですけど、2000m前後で仕掛けの遅い展開なら相当に強いと思いますし、今後は牡馬との対戦も視野に入れていいのかな、とは思います。楽しみな馬が復活してくれましたね。

 2着のクロコスミアは、藤岡佑Jとしてはここもしてやったり、の形でしたし、面白いレースの作り方でこれはこれで称賛されるべきでしょう。
 流石に62,8のペースであそこまで悠々単騎逃げは恵まれすぎたのはありますけれど、それに甘んじて引き付ける事なく、坂の上り地点から動く準備をしっかり整えていたのが印象的でした。
 下りで一気に動かすのではなく、上りからの惰性で下っていった分、スピードはついて後続とのポジション差は作りつつも本仕掛けは直線まで待つ、という、この馬としては願ってもない形に持っていけましたし、馬もそれに応える器用さは流石の一言で、それでも何かに負けてしまうのが本当に不憫な馬ではあります。
 この形でもあの脚を使われては、というところで、この馬の良いところはしっかり出し切れていたと判断しますし、流石京都外回りの藤岡佑Jは一味違う、というのを見せられたレースだったのではないでしょうか。

 3着ラヴズオンリーユーは対照的に、ミルコJの勝負勘はもうここまで狂ってしまっていたのか……と嘆息するしかないレースメイクだったと思います。
 少なくとも過去の戦績を見ても、脚を出し切る形で底を見せていない馬で、逆にヨーイドンは未知数なわけで、基本どの位置からでもロンスパ気味に仕掛けてくる、とは思って見ていました。
 それがレース序盤で望外にあの位置を獲れてしまって、それ自体は勿論悪い事はないのですが、このスローペースで前をあれだけ遊ばせてしまうのは流石に問題がありましたね。
 挙句クロコスミアが坂の上りから準備した周到なスパートを試みて、その分上り下りで思ったよりポジション差がついてしまい、けれどその下りからは後ろでマークされているのに軽々には動けない、という自縄自縛に陥ってしまい、結局常識的な3F勝負を選択したものの、馬自身が一気の加速に対して反応しきれなかったのが直線のよれ方でも感じ取る事が出来ました。

 ラスト1Fは、乗せ切ったラッキーライラックはともかく、それ以外の馬に対しては持続力でアドバンテージを持てていますし、馬としてはこの流れと指示の中で精一杯頑張った、と思います。
 ただ結果的に、ヨーイドンの勝負でアーモンドアイみたいに切れ味の質まで異次元に高められるわけではなく、持続型の競馬でこそ、というのを露呈した内容ではあったと思いますし、最後3着に粘れたのは当然ポジショニングの分ですが、それで安心してその後の勝負に出るのを怠った、とは感じてしまいましたね。
 いい頃のミルコJなら、この馬が後ろから差されることはない、と信じてもっと強気に前を捕まえに行けたと思いますし、そうすれば勝ち切るチャンスは当然大きかったはずで、正直不完全燃焼、勿体無い競馬になってしまったと私は感じました。

 4着センテリュオは、まぁ序盤の立ち回りは流石ルメールJ、という感じでしたけど、個人的にはそこまでやったなら3着まで持ってきてよ、と思ったりもしましたね(笑)。
 まあこの馬のポジションとしてはあれ以上は望めませんし、その中で前のラヴズオンリーユーが動かないのに、先に外からスパートする形は取れるわけもなく、結果的にミルコJの自爆に付き合って、この馬としても最大限の持続性能を引き出し切れてはいない、というイメージは持っています。
 これでクロコスミアを全体で追いかける形ならもっと面白かったと思うのですけど、そのあたりは勝負の綾ですし、騎乗全体としては当然流石、と言うべき部分の多い内容で、馬もじわじわと成長していて来年が楽しみですね。

 5着クロノジェネシスは、形としては悪くないですし、加速性能は持っている馬なのでもう少しやれるかな、と思ったのですけど、案外だったのはそろそろ血統的に重さが出てきているのか、いい加減アイビーSのイメージは捨てた方がいいのかもしれません。
 まあ現実的にタフ寄りの馬場で決め手勝負、というのも馬格のないこの馬に苦しかった面はありそうで、直線前をラヴズオンリーユーがフラフラしていたのも含め、もう少し噛み合えば3着なら、という感じでしたけど、距離も含めて来年、何がベストなのか改めて見極めていかないと、と感じる馬にはなりましたね。
 なんだかんだで去年のノームコアと同じような結果ですし、高速マイルで淡々と、の方が噛み合ったりもしそうなのが面白いところなんですが、どうあれ堅実さは間違いないところでこちらも来年が楽しみです。

 7着スカーレットカラーは、ポジションを取りに行ったのはペース含めて正解だったと思うのですけど、直線外からでも思ったより加速地点でガツンと来ませんでしたし、前走の内容からすると見劣りする、あれっ?って感じの競馬でした。
 まあ距離やタフ寄りの馬場が微妙だったかもですし、+14kgの影響もあったかもで、一概には言いづらいですが、絶対能力が相当の域まで来ているのは間違いないので、来年の春にまたどんな競馬をしてくるか期待ですね。

 10着フロンテアクイーンは、あの位置で加速地点でダメ、となると、距離なのか馬場なのか、関西圏はやっぱり合わないのですかねぇ。いい馬なんですけど難しいところです。
 11着ウラヌスチャームは、スタートで後手を踏んで後ろからになってしまいましたし、ここまでマーフィーJも散々早仕掛けで差される競馬が続いた分、本来は動いていかねばならないこの馬でそれが出来なかった感じで、こちらも消化不良、不完全燃焼の競馬になってしまいましたね。このあたりも含めてしっかり勉強してくれれば、と思います。


★福島記念

 こちらは近走堅実な走りを見せていたクレッシェンドラヴが、早めスパートから直線突き抜けて快勝、ステゴ産駒のワンツーとやはりこのコースはべらぼうに走りますね。

 馬場状態は良なのですが、使い込むうちに徐々にタフ寄りになっていった感じで、ローカルなのでレベルが読みにくいのはあるのですけど、昨日よりも一段時計が掛かっていた気はします。
 9Rの1勝クラス2000m戦が60,6-61,2=2,01,8ですし、1200mでも9秒台に入ってこなかったので、その中での1,59,5はそこそこ流れたのを差し引いても水準的なレベルではあったかな、と見ています。

 レース展開は、大方の予想通りにリリックドラマがハナ、それを外枠のアロハリリー、カンタービレ、ウインイクシードが積極的に追いかけていきます。
 その後ろの好位グループにフローレスマジック、トーセンガーネット、マイネルファンロンがいて、中団やや前にステイフーリッシュ、それをマークするようにクレッシェンドラヴが続いて、ルミナスウォリァー、デンコウアンジュ、メートルダールが後方寄り、ミッキースワローも後ろからの競馬になって、アドマイヤジャスタもこのあたり、そして最後方にポツンとレッドローゼスという隊列になりました。

 ラップは35,1(11,70)-48,5(12,12)-35,9(11,97)=1,59,5(11,95)という推移でした。
 思ったよりも外の馬が強気に主張していった事で、テンの3Fは先ず先ず速くなりましたし、そこからも淡々と12秒そこそこを踏み続ける形で、淀みのない底力勝負になっていると思います。
 馬場がタフ寄りになっていったことも含めて、全体のハーフバランスでも59,2-60,3と1秒そこそこのハイペースですし、追走力と要所からの機動力、そして持久力を均質的に問われた流れだったのではないか、と感じますし、そのどれかが欠けていては上位進出は難しかったレースと考えています。

 勝ったクレッシェンドラヴは、しかしここにきて更に一段強くなりましたねぇ。正直この斤量差のままならミッキースワロー逆転は難しい、と思っていたのですが、立ち回りなど含めて完璧なレースだったと思います。
 前走からスタートがかなり良くなって、そこから促していけばある程度、この馬なりにポジションが取れるようになったのは成長で、流石ステイゴールド産駒と言うべきか、5歳の秋になってようやく本格化、と言えるのかもしれません。
 レース的には前にスペースを置きつつステイフーリッシュをマークする絶好の形で、ステイフーリッシュと同時に上がっていったので1頭分外のロスはありつつも、直線最後の1Fで減速を留めてしっかり伸びてきたのは強い競馬だったなと感じます。

 この馬としては後半特化型ですと甘さが出やすい面は流石に残っていると思うので、そこそこ淡々と流れてくれたのも僥倖だったと思いますし、小回りでの機動力が素晴らしく、かつ持久力が高いので、こういう大味なレースがむしろマッチする面白いタイプですね。
 まだまだ今が全盛期、という感じですし、距離よりはペース、というタイプだと思うので、実は有馬記念あたりでも流れてくれればちょっと面白いかもですね。無論現実的には金杯かAJCCあたりから、実績をしっかり摘んで来年はGⅠに、という形を期待出来る馬だと思います。

 2着のステイフーリッシュも悪い競馬ではないんですが、やっぱり中谷Jはどうしても勝ち切れませんねぇ……。
 全体でそこそこ流れたので、前半のポジションとしてはあそこで良かったと思いますし、ある程度凝縮する前に3コーナーからスッと動いていく形も、長くいい脚を使うこの馬の特性を生かした形にはなっています。
 馬自身しっかり反応してコーナーで動けていますし、直線も一瞬抜けるか?という脚だったんですけれど、最後甘くなったのは斤量と休み明けでしょうか。
 高速馬場でもやれる馬なので、チャレンジCあたりに転戦してくれば当然主軸になってくるでしょうし、まだ4歳でステゴの仔としては若造ですから(笑)、ここからもう一段の成長力に期待しましょう。今日も馬体が減っていたのはあまり感心しませんでしたしねー。

 3着ミッキースワローは、形としては七夕賞に近い仕掛けを出来ているのですけど、今日は現実的なラインでのハイペースでしたし、またあの時と違い前にクレッシェンドラヴがいた、というのも、逆転を許した要因にはなるでしょう。
 もう少し馬場が軽い想定だったので、この流れとラップ推移ですと持ち味の切れ味の質はほとんど生かす場面がなかったはずで、それでも食い込んでくるあたり地力は確かですが、それでも捻じ伏せて欲しい条件ではありました。
 有馬記念に出て来るなら軽い馬場である事と、団子からのロンスパになる、くらいの噛み合いは欲しいですね。

 4着ウインイクシードは、自分からつつかずともある程度流れてくれたので競馬はしやすかったと思いますし、コーナーでも先に抜けて最後までしぶとく粘り込めており、タフな馬場とハイペースで存分に持ち味が生きた、と言えるでしょう。
 松岡Jも昨日に続いてウインの馬で悪くない騎乗でしたけど、突き詰めればウイン的な馬の血統って、大概こういうタフな展開向きなんだから、他力本願でなく自分でそういうレースを作っていく意識は持っていかないと、とは思うのですけどね。
 馬自身は距離が伸びてもいいと思いますし、マンカフェの仔ですから一度2200mで自分で平均ペースに持ち込む形でどこまでやれるか、というのは見てみたいですかね。

 5着レッドローゼスは、前走が外から掛かり気味に追いかけて失速だったせいなのか、序盤折り合い専念でまさかのポツン、でもその分馬は余力はしっかり残していて、最後は進路取りも外になりつつしっかり伸びてはきていました。
 元々追走力もあり、色んなパターンで競馬出来るけど、一瞬しかいい脚がないタイプなので、流石にあそこまで距離が離れてしまうと物理的に苦しいのはあったでしょうが、まあこれを切っ掛けに上昇してくれば、ローカルGⅢのひとつくらいならチャンスはあっていい馬なのかなと思います。

 まさかの最下位のマイネルファンロンですが、この流れでも少し前半が速かったか、後は中身がまだ伴っていなかったか、レースの形としては悪くないと見ていて、すぐ後ろにいたステイフーリッシュが上位争いをしている以上解せない部分もあります。
 ちょっと負け方としても悪すぎるので、しばらく様子見したいですかね。今はもう少し長い距離の方がフィットするかもしれません。




 今週は海外でひとつ枠を作れるほど注目レースがないので、ここで軽くふれておきましょう。
 勝ったのはメルボルンCから中3日で参戦のマジックワンドで、3番手からのスムーズな抜け出しでこれが地味に嬉しい初GⅠなんですよね。
 2着に飛び込んできたのは先週注目と触れたメロディベルで、こちらは展開に殺された感じです。

 ラップ的にはテンはそこそこ流れたものの、中盤で13秒台が続いての中緩み、そこからの3F戦という感じで、基本前に有利な形でしたし、コーナーで上手く押し上げていかないと後ろからは苦しいレースでした。
 マジックワンドは一番いい位置でレースが出来ましたし、メロディベルも底力を見せた、ハートネルも引退レースで頑張ったと思いますしいいレースでしたね。
 日本勢はどちらも持ち味を生かした競馬は出来ていますし、ここでは流石にちょっと足りなかった印象です。無事に帰国して、また元気な姿を見せて欲しいですね。


posted by clover at 17:18| Comment(10) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いやまぁ、スミヨン面目躍如でしたね。
いかにスローだったとは言えラッキーライラックで32秒台の上がりを出すのは驚かされましたわ。
ほんとルメさんには差して欲しかったですわ、スミヨンとの本線だっただけに。
あとはミルコのおちっぷりと言うか、神がかった時の面影すらなくて悲しい限りですね。後がない状況で気負いもあったでしょうがもう復活はないでしょうかね。
Posted by ブソン at 2019年11月10日 17:55
お疲れ様です。

お久しぶりです!最近は恥ずかしい予想ばかりでコメントも出来ませんでしたが、年末に向けてようやく感が戻って来たような気がします(苦笑)

エリ女は本命をサラキアにしていたので、川田Jにももう少し積極的に乗って欲しかったですね。あそこまでスローだったなら、ルメールJを簡単に前に入れない選択もあったと思いますし、最後の直線もクロノジェネシスと進路が被った不利は痛かったです。

福島記念も2~4着が本線ラインだったので、馬場読みが出来てれば普通に取れたと思うのですが、ローカルは上級条件が少なすぎて馬場読みが難しいですねw

「俺プロ」予想もトータルで100%切ってしまいましたが、重賞のみは何とか年間プラスは確定したと思いますので、重賞だけはトータルでもしっかり100%以上を残せるようにしたいと思います!
Posted by リュシュトゥ at 2019年11月10日 18:14
cloverさん初めまして!スポナビ時代からいつも楽しく拝見しております。

展開面からの予想、ペースやジョッキー、ポジショニング面のレース回顧等、鋭い考察が素敵です。

いつもはロム専ですが、予想を参考にエリ女を的中させることができ、感謝の旨を書き込みさせて頂きました!

今後もブログの更新を楽しみにしています、失礼致します。
Posted by cheez at 2019年11月10日 21:02
こんばんは★

いやあ、ホント戦前以上に気の抜けたレース内容になってしまいましたねえ。

ラヴズが番手に付けた時はミルコにやられた!って思ったんですけどね...

自分から勝ちに行ったのがクロコスミア陣営だけでしたね。

それにしても、ラッキーライラックの爆発力には驚きました。

ここまで切れるイメージはなかったので。

こやつも血筋的に、まだまだ強くなるかもしれませんねえ(笑)

それと、トップガン大往生でしたね。

寂しいですが、すぐに楽しみなマイルCSがやってくるので気を取り直して競馬楽しみます★
Posted by J.N at 2019年11月10日 23:39
淀にライラックの花が咲きましたね。
花言葉と同じように松永トレーナーとの思い出にも花が咲く結果となり。

また、ゴージャスランチがゴージャスに出遅れもあって藤岡兄一人旅なドスローになってしまいましたね。
更に、ちょっとオイシンによる淀コース攻略アジャストには注目したいですね。
前日デイリー杯と今回のエリ女と、コース攻略に時間が必要な気配なエスコートぶりだったので。
そんな展開の中で、渾身一擲のスミヨンによるエスコートと進路選択は天晴れ。
最初、ミルコや北村友より控えるポジション取りになってしまいヤバいなぁと思ってしまいましたが。(苦笑)

レース後インタビューでプランは番手策みたいだったけど、松永トレーナーはテンから前の馬を抜こうとする意識が高い馬なので我慢させるオーダーを出していたとの事で。
スミヨンも、ドスローの流れの中でロスを省く内に鎮座し道中も無駄に動かんで先の有力馬を見ながら脚を溜める競馬に徹したのは今後の選択肢が増えて良かったですね。
これで、とにかく内前目のポジション取りたくて早く動かし内回り合流地点の下り坂から早仕掛けで抜け出し再びお釣りのない脚となって踏ん張り切れずハイ終了では。
何度、同じ繰り返しをすれば気が済むんだとの話になってしまい本当にライラック終了となりましたので。
それと、多分?先頭の藤岡兄から北村友や川田などみんな右ステッキ使い内を嫌う進路選択してたので内馬場があまり良くないと判断の中で思いっきり脚を溜める競馬したスミヨンによるイン突き選択は勝負師ですね。
前日、武によるデイリー杯を焼き回したかのようなイン突きでした。
武も然りスミヨンも良い馬を回数多く乗って道中マークが厳しい中でライバルを競り落としリーディングに輝くトップジョッキーだけに馬の適正距離判断は抜群で、それで結果を出したのだから来シーズン中距離レースを選択した場合には、同期の馴染みでしっかり溜める競馬も出来る典を松永トレーナーからノーザンへと推して貰いところであり。

そして、今後クロノはマイル戦出走時に狙います。
ドスローの流れの中、道中ハミを噛んで北村友がのけ反る姿を見てしまうと、ペースに合わせた折り合いは難しく。
更に、ミルコをターゲットにガッツリと追えるスペースがあっても捉えること出来ず終いの結果だと前走と同じようにペースが速くて流れるレースが合っていると考えられるので。

それにしても、スカーレットによる折り合いの良さは目を奪われますね。
流石、岩田もドスローを察知して、外から早仕掛けに出た上で差しに行って負けたのはダーティーな影が無くなった正統派岩田で良かったと思います。(個人的には、一発スミヨンとの馬体併せのようなチャージ合戦とか見たいところですが。苦笑)
スカーレット、今後も牝馬重賞戦で面白い存在になってくれそうで。

いやはやオージーG1祭り、簡単に尻尾を巻かずにオブライエン渾身の連闘策で栄冠を掴むとは本当にお見事。
向こうのメジャー厩舎によるダメージを回復させる馬へのケアのノウハウが知りたくなってしまうくらいに、馬が渾身の走りを見せるからびっくりですね。
それに加えて、スミヨン然りライアン然り、勝機を見出すまでマジに無駄な追い出しはしないですよね。
今回、マッキノンSでのライアンによる追い出しも1ハロンから満を持しての追い出してからの競りに競り合う併せ馬には見応え十分であり。
こうした百戦錬磨のトップジョッキーが集う日本なので、この環境の中で中堅以下の若手ジョッキーは大いに吸収しないと勿体ないと思うところです。

それと競馬大国日本、多種多様なレーシング場があって良いと思うので。
そこで、淀の改修工事で路盤整備はあまり弄くらない方向にして貰えんかなぁ?(苦笑)
淀のG1レースに、マジックワンドみたいな馬が来て白熱したレースが見てみたいと思うところであり本当。

余談、フランキー。
これは来日が御流れだな?と思った気配から、照哉総裁による再三の口説きから再び来日が決定して良かったです。
俺も、日本でフランキーの騎乗ぶりは見たかったので。(笑)
そこで、来月CC向けてミルコには母国の大先輩フランキーなだけに泣いてもらいワイドファラオに継続で乗って貰い社台ファームのパヒュームもしくはノーザン期待の有力馬であるクリソベリルあたりをフランキー鞍上で良いだろうと。

Posted by ギャロップ at 2019年11月11日 02:19
>ブソン様

 いつもコメントありがとうございますー。

 スミヨンJは流石、の一言でしたね。
 道中折り合わせつつも窮屈にはさせず、そして動かす時は一気に、というメリハリのつけ方は見事でしたし、馬の適性とも噛み合ったと思うのですよね。
 ラッキーライラックは速い流れでも結構やれちゃうのですけど、オルフェーヴル産駒ですし、ベストがどうか、と言えばスローからの加速戦だったのだろうと考えています。
 ラップの踏み方としてはチューリップ賞に近いと思いますし、タフな馬場でもあれだけ切れ味の質を高められるのは大きな武器で、今後が楽しみになる勝ち方だったなと思います。

 ルメ様も相変らず上手いなぁと感嘆してしまうのですが、確かにあそこまで来たら差して欲しかったですねぇ。。。
 地味に4角外目の競馬であそこまで踏んばれているのは、馬の地力強化も見逃せませんし、適性が長めなので牝馬路線としては中々狙いどころが難しい(愛知杯が中京のままなら、だったんですけど)ですが、今後もルメールJが乗ってくれるようなら当然要注意度は上げないと、ですね。

 ミルコJは本当に現状がもどかしいと言うか、基本的に擁護派のつもりなんですけど昨日の騎乗だけは納得いかないですねぇ。
 クロコスミアを楽に行かせたらしぶといのは、過去2年モズカッチャンで接戦を繰り広げていたミルコJなら承知だったでしょうに、馬の出来云々もあったにせよ、前を残してしまう競馬を断然人気馬でしてしまったのは、らしくない、と一言に尽きますね。
 矢作先生ですし、まさかの怒りの中1週JCがあるのか?と言う所で、まだチャンスを貰えるのであれば、次こそは脚を余さないラヴズオンリーユーの競馬を見せて欲しいものです。
Posted by clover at 2019年11月11日 04:40
>リュシュトゥ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 サラキアは触れるタイミングがなくて、微妙に回顧でもスルーしちゃったんですけど、全体的に勿体ない競馬ではあるのですよね。
 仰るようにコーナーの立ち上がりでセンテリュオが押し上げてきた時に、もう少し強気にポジショニング出来ていれば、ですけれど、あそこで動いてきたルメールJほ褒めるべきかな、とも思います。
 川田Jらしいタイトな立ち回りで、スローからのヨーイドンもマッチしていただけに、直線一瞬の加速性能の差で進路がなくなってしまったのは惜しかったです。まともなら3着争いには加われていたかもしれませんね。
 しかしまぁ、いつもそういう勝負にはなる位置にいる、という事なのかもしれませんが、今年のGⅠで川田Jが不利を被るシーンは何度目でしょうね(笑)。

 福島記念も思いのほかタフな馬場で、やっぱり府中が異常なだけで普通は使い込んでいけばこのくらいになる、というのをつい失念してしまいますね。
 私もベースの馬場とペース読みがもう少しちゃんと出来ていれば、少なくともステイフーリッシュ本命には出来たかな、とは思うのでちょっと悔しいですけど、まあ全てが上手く噛み合ってくれるなんて滅多にないですし、正直今の内田Jを芝の重賞で強く狙うのも……ですからねぇ。

 年間通して重賞だけでも100%をクリアできるなら立派なものですねぇ。
 私は相変わらず低空飛行と言うか、勿論最後まで100%は目標に頑張りますけれど、中々大きいところで噛み合ってくれないのが厳しいところです。
 それこそエリ女でもルメ様3着だったりとか、あとこないだのメルボルン、ちょっと前なら府中牝馬Sあたりもなんとか出来たレースだと思いますし、私の方法論で取れるレースは逃さないように精度をもっと高めていかないと、と毎週反省の嵐です。
 とりあえずは残り2か月弱も、楽しみつついい予想が出来るように頑張っていきましょう。
Posted by clover at 2019年11月11日 04:51
>cheez様

 コメントありがとうございますー。

 今回はラッキーライラックの適性面において、しっかり説得的な予想が出来たのは個人的にも良かったと思いますし、嬉しかったですね。
 どうしてもエリ女はこういうトリッキーなレースになりやすいので、実力通りには決まらないレースですけど、だからこそ間隙を縫って活躍する馬が出て来るのを上手く網にかけられるか、来年以降もしっかり教訓として刻んでおきたいところです。

 普段はダメダメな予想ばかりで恐縮ですが、回顧からでも私なりの視点はそれなりに提供できるとは思いますし、今後ともご愛顧のほど宜しくお願い致します。
Posted by clover at 2019年11月11日 04:58
>J,N様

 いつもコメントありがとうございますー。

 私もラヴズオンリーユーがあの位置を取った時点では、流石ミルコJ、GⅠではやる気と嗅覚が違う、と思っていたのですけど、見せ場がそこしかなかったですね。
 逆にラヴズオンリーユーがあの位置にドンと構えていたせいで、誰しもが動くに動けないレースになってしまいましたし、対して坂の上りからじわっと動く意識を見せてきたクロコスミア藤岡佑Jとのコントラストが印象的な、でも内容としてはやっぱり凡戦ですよねぇ。
 クイーンスプマンテの時に後ろの組の先頭で蓋をしてたのはスミヨンJでしたが、今回似たような形の中でそのスミヨンJが勝ち切ったのも、示唆的ではありましたね。

 ラッキーライラックは皆さん古馬になってからの走りが印象に強いのか、あれほど切れるとは、って感じてらっしゃるみたいなんですよねぇ。
 勿論古馬になって適性が替わる馬はいるので一概には言えないですけど、全成績をトータルで見て、力を全く出せていない秋華賞と阪神牝馬Sを度外視すれば、右回りとヨーイドン向きだと私は思っていたので、それを証明してくれたのは素直に嬉しかったです。
 血統的にもまだまだ成長の余地はあるでしょうし、来年は右回りの中距離路線、大阪杯や宝塚記念で牡馬と戦えるレベルの馬になって欲しいですね。オルフェも今年はかなり種付け数が落ち込んでしまったらしいですが、少しでも復権の足掛かりになれば、と思います。

 トップガンは静かに余生を全うできた感じで、それがなにより、ですね。
 個人的にも亡くなる前に列伝書けたので良かったですし、しかし惜しむらくは血が繋がらなかった事、ブライアンズタイムの系統はどうしても二代目以降は重すぎたのかなぁ……と残念に思います。
 今週のマイルCSも大混戦メンバーで非常に難しいですし、またじっくり考察していかないと、ですね。でも今週は重賞ふたつだけで、交流戦も海外回顧もなく、やっと一息つけるな、という感覚です。
 まあ時間をかければ的中率が上がるわけでもないのが難しいところなんですけどね。。。
Posted by clover at 2019年11月11日 05:11
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ラッキーライラックはもうちょっとポジションを取る、と誰しもが思っていたとは思いますし、スミヨンJとしても誤算ではあったのでしょうけど、それを逆に奇貨としてしまうのですから、その辺の柔軟性は流石でした。
 個人的にもこの馬本来の加速と瞬発力が久々に見られるレースでよかったなと思いますし、今後の展望が大きく広がる勝利でしたよね。

 また、スノーフェアリーの頃から然り、欧州のジョッキーはタフな馬場でも馬を動かせる自信があればこそ、あの程度の荒れ方ならイン突きを全く躊躇わないのも改めて感じました。
 そりゃあ普段、めっちゃタフな馬場になれば馬群そのものが大外を走っているようなレースをしていれば、走れる馬場か否かの読みは的確でしょうしね。

マーフィーJはまだ流石に若い分、柔軟にいきなりトリッキーな淀に対応、とまではいかなかったですね。
 来週もマイルCSはペルシアンナイトというチャンスのある馬が待っていますし、しっかり今週の騎乗を振り返って修正してきてくれれば、と思います。

 スカーレットカラーって確かに折り合いはすごくいいんですよね。
 あれだけ出していっての競馬で、壁を作らずともスムーズでしたし、止まったのは色々要因はあるでしょうけど、ああいうオプションを持っているなら、今後追走勝負の速い流れのマイル戦でもやれるかも、と思わせてくれましたね。
 クロノジェネシスも母の血統が強く出てくるのか、ノームコアと同じ方向性にシフトしていきそうな雰囲気でしたよね。
 もっとギアチェンジのところでガツンとこれても、と思ったのにイマイチだったのも、微妙に長い距離で道中スロー過ぎたのもあるのかなと感じましたし、超高速馬場のVMは楽しみな馬が多いです。

 マジックワンドはメルボルンCを調教にしてマッキノンSを勝ってしまうのですから心底タフですよねぇ。
 矢作調教師も、オージーの競馬に対する思い入れが強い分なのか、今時にしては珍しく使えるレースは使う、というタイプで結果を出していますし、ちょっと日本のトップホースは過保護にされ過ぎている感はなくもないです。
 とりあえずラヴズオンリーユーを本当にJCに使ってくるのかは注目ですね。出てきたら少なくとも適性的には、今度は重い印を視野に入れたいところなんですけどね。

 デットーリJもすったもんだの末、2週間だけでも来日してくれるのはファンとしてはなんだかんだ有難い事ですね。
 とりあえずルックトゥワイスとキベオンは内定しているみたいで、チャンピオンズカップでも何かには乗ってくるでしょうし、数多の腕達者が来日する中でも、それでもやはりフランキーは更に一段レベルが違う、という所を見せてくれればいいな、と思います。
Posted by clover at 2019年11月11日 05:25
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