2019年11月04日

2019 メルボルンCなのに日本は祝日にはならないのね、と思いつつの展望と予想

 とりあえず今日は、JBCをリアルタイムでしっかり見つつ、合間にメルボルンCの予想を書いて……と予定を立てていたんですけど、のっけからえげつない落馬を見てしまって、心がちっとも落ち着きません。
 色々綾もあるにせよ、あのタイセイラナキラの締め方は酷いなぁ、と思う所で、本当に人馬ともに大事無ければいいのですが…………。
 まあ予想自体はある程度最初から目星はつけていたので、少し気もそぞろになってるかもですが、頑張ってメインまでに書き上げてしまいましょう。


★展開予想・ポイント

 まず現時点での馬場状態なんですが、soft6と日本で言えば重に近い稍重になっていますね。
 ざっくりとしたメルボルンの天気で検索する限り、今日はそれなりに降って、明日は晴れて回復傾向ではあるでしょうが、流石に良馬場での開催はちょっと難しいかもしれません。
 悪化具合でなんとも言い難いですけど、近年は良馬場で3,20~22秒くらいの決着が多いので、少し渋れば24~25秒くらいと見込んでいいのかな、と思います。

 レース展開は正直、24頭もいる上にほとんど対戦のないメンバー構成なのではっきりはわからないですね。
 ただ最内のデットーリJのマスターオブリアリティは逃げ先行馬で、あとこの馬含め、父息子合わせて7頭出しのアイルランドのオブライエン勢(地元にもオブライエンって調教師がいるのでその辺判別が難しいのですよ…………)が、概ね先行馬を揃えてきたので、ある程度歩調を合わせて前目でブロックを形成しつつ、ややスローくらいにコントロールしてくるのではないでしょうか。
 オブライエン勢としては、ムーアJを配してきた以上マジックワンドが総大将なんでしょうけど、大外枠の上に未知の3200mなのでその辺はどうかな?というところで、ある程度前でレースを支配して、コーナーからロンスパに持ち込み、どれかがしぶとく粘れれば、って公算かなと見ています。
 メールドグラースとしては2番枠は難しいところですが、1番の馬はまず前に行くのでインベタに持ち込むのは楽なはずで、出来ればスタートを決めて先団の後ろ、中団のインくらいに位置しつつ、道中のロスなく進めて、後はコーナーからのレーンJの捌きに期待、というところでしょうか。

 勿論外目からも地元勢などが虎視眈々といいポジションを狙ってくるはずで、ここまで頭数が多いと全くスムーズなレース、というのはほぼほぼ有り得ないレベルですし、基本的にはスムーズな立ち回りをした馬が有利なレースではあります。追い込み一手なども厳しいので、ある程度縦横のポジショニングは重要ですね。
 また去年の回顧でもチラッと書いて、改めて調べてみても思うのは、レース傾向として前半の位置取りが外と内、どちらが主導になるかで、結果的に上位に来る馬の枠番傾向も偏っている感じですね。
 年によって外枠しかきてなかったり、逆に内枠ばっかりで、内と外バランス良く、というのはあまり多くないので、その辺り意識して固め打ちする、というのも一つの選択かもしれません。
 今年の場合、オブライエン勢が首尾よく前目を固める、と考えるのであれば外主導になるっぽいのですけど、そこは正直蓋を開けてみないと分からない部分ですね。

 予想としても、近年は欧州参戦馬が安定して強い舞台ですが、流石にそれが知れ渡ってきて、実績の乏しい馬でもハンデがそこまで極端に軽くない、少なくともここ2年、51kg台の3歳馬が勝ったような有利さは少し削られていると思うので、1枠くらいは地元勢にチャンスがあってもいいのかな、と思います。


◎メールドグラース

 券種的にはBOXを選択するので、これはほぼ応援としての本命ですかね。
 距離も完全に初で、内枠もスムーズに立ち回れればいいのですが、そうならないパターンも当然出てくるわけで、勝負所からどういう駆け引きがあるか、勿論他の馬もある程度この馬はマークしてくるので、流石に前回ほど一筋縄ではいかないでしょう。メンバーレベルもコーフィールドCよりは多少高くなっていますしね。

 馬場がソフトになりそうなのも、日本ならまだしも海外の3200mと考えると苦しいところですが、ただ枠は噛み合えば最高に近い、とも言えますし、この距離になればある程度ポジショニングも期待出来ますので、出来れば3列目のインとか取り切って欲しいなと思います。
 年明けには条件戦を走っていた馬で、どこまで成長していくのか本当に底知れない魅力がありますし、日本馬の3連勝を期待してもいい、とは思うのですけどね。


○プリンスオブアラン

去年の3着馬で乱戦に強いですし、地元の適性もあって、今年は去年と違いゆったりしたローテーションでの参戦となります。
 血統的にモンズン持ちが最近は良く走るレースで、それなりにリピーター傾向もあるので、8番枠から上手く流れに乗っていければチャンスは充分にあるのではないか、と期待します。


▲コンスタンティノープル

 前走は勝負所でごちゃついて出し切れない競馬になりましたし、その分ハンデが軽いまま、というのはここではプラスに転じると思います。
 元々騎乗予定の騎手が騎乗停止で、代わりにモレイラJを呼び寄せた、というのも、他の国では平日開催のGⅠならではですし、モレイラJも今年は心機一転、しっかり定位置の香港リーディングで頑張っていますから、持ち前のタイトな騎乗とコース取りで上手くエスコートしてくれれば、地力は足りる馬だと踏んでいます。


△ヴァウアンドディクレア

 この馬も斤量の不安は少なく、距離自体も比較的こなせる馬で、前走はメールドグラースに完敗でしたけど、この条件で斤量差も1kg広がるならやはり侮れないでしょう。


△マスターオブリアリティ

 近走は安定して、常にクロスカウンターといい勝負をしている馬だけに、そこから2kg貰えるのは地味に大きいと思いますし、デットーリJ鞍上というのもやはり怖さを増す要因です。
 先行力があるので最内の条件を上手く活かせるようならチャンスはありそうで、重のゴールドCでストラディバリウスの1馬身差まで食い下がっているように、タフになればなるほど、という面もあるので、渋りが強く残るようならより警戒が必要ですね。


×フィンシュ・サザンフランス・イルパラディ―ソ・サプライズベイビー

 この辺りは距離実績と枠の並びを勘案しつつ、どちら有利に転んでもの保険的なラインナップですね。
 マジックワンドは流石に消していい、と思いますし、あとクロスカウンターはやっぱりトップハンデが響く可能性は高いと踏んで敢えて消します。


※疑似的な買い目(自信度B-)

馬連
◎ー○▲
1500×2

◎ー△×
500×6

マスタ・フィン・コンス・プリンBOX
300×6

サザン・イル・サプラ・ヴァウBOX
300×6

計9600


posted by clover at 15:26| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
待ってました。
何気に、昭和の薫りがプンプンする極限のフルゲートG1レース予想。
以前、日本ダービーも極限のフルゲートG1レースでしたね。(苦笑)
しかし、近年は欧州勢力による猛威はエグいですね。
あの紀元前に出来たのか?と思うナチュラルコースで、スピードよりスタミナを必要とされるレースをガッツリ斤量を背負って当たり前の様に入線を目指すのだから斤量に恵まれて走った場合には勝ち負けも当然となってしまうのですかね。

そこで今回ワイド勝負から、やはりドイツ馬血統のプリンスを軸にしたいと思います。
今回、ジョッキーの腕前は分からずですが継続鞍上な上に斤量も55kでなく54kと恵まれた利もあって。
また指摘通り、ガッツリ斤量を貰ったクロスカウンターは軸には買えず。(苦笑)
最有力馬の一頭な上にガッツリとマークされ、最後は斤量も堪えて失速も大いにあるだけに。
それと、世界的大厩舎であるオブライエンが自国ダービー後はステイヤーレースを主体に選択しているイルは斤量に恵まれチームオブライエン多頭出しの人気薄で相手に入れます。(苦笑)
更に、Mr.G1コレクタージョッキーであるフランキーは外せないところですね。
自称日本のフランキーこと典や武も然り、ベテラントップジョッキーによる先行逃げ馬に乗らせると道中無駄に動くことなくレースの支配者になった場合には手がつけられてなく。(苦笑)
この2点にします。
再び日本オッズで、ガッツリ人気馬になるであろうマジックワンドが来たらごめんなさいで。
冗談抜きで主人さんの見立て通り、チームオブライエンによるチームプレー炸裂を含め、色々と教えてしまうと馬連総流しでもガッツリ点数が膨れ軍資金も手が負えなくなるので。(苦笑)


余談、また今年はJRAによるG1中休み連休ウイークに国内外合わせたオータムG1祭りが連日開催は嬉しい限りですね。(笑)
今後、JRAは米国の全レーシング場と提携を結び日本生産馬や○外馬が出走時には必ず馬券販売する体制にしてほしいですね。
その売り上げ利益から、海外レースに挑戦するオーナーと厩舎には必ず奨励金の振る舞いがあっても良いと思うところであり。

Posted by ギャロップ at 2019年11月04日 18:45
>ギャロップ様

 いつもコメントありがとうございますー。

 馬券的にはめっちゃカオスなレースですし、絞って参加して見学料、というスタイルが一番健全かもですねぇ。
 特に今年は欧州組が例年以上に数を揃えて出てきていますし、ある意味場所貸しにもなりかねないところで、地元勢の奮起にも、当然我らがメールドグラースの包囲網すり抜けからの戴冠にも期待はしたいところです。

 プリンスは地味ですけどコース適性を証明しているのはやっぱり強みだと思いますし、上手くオブライエン組の後ろくらいで流れに乗れれば楽しみだと思うんですよね。
 オブライエン勢もどれかは絡んでくるかな?というイメージですし、オージーの地でのチーム戦略がどのような形で炸裂するかにも非常に興味がありますね。

 仰る通り、例えばBCレベルの主要なレースは、日本馬参戦なしでも、というスタイルはあってもいいですよね。
 その利益を、以前の様な奨励金に回すというのも、グローバルな時代においてはアリだと思いますし、個人馬主や一口系の馬が心置きなくベストの舞台を求めて雄飛する手助けになってくれればいいんですけどねぇ。
Posted by clover at 2019年11月05日 04:32
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