2019年11月03日

2019 JBC3競争

 さて、明日はいよいよ史上初の浦和開催となる地方競馬の祭典、JBCですね。
 過去の地方開催の中では、園田や川崎と並んでトリッキーなコースでの開催になるのかなと思いますし、どうしてもより適性面での難しさが出てくる事、スプリントとレディスクラシックの距離が同じ1400mであるなど、課題も多い開催ですが(といってレディスクラシックを欠陥コースのマイルでやるわけにもいかなかったのでしょうしねぇ……)、その分予想的には取り組み甲斐がある、とも言えるでしょう。


★レディスクラシック 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  レッツゴードンキ

<人気薄特注馬>
  特になし

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ゴールドクイーン

<人気薄特注馬>
  サラーブ


★展開予想

・馬場想定……良~稍重
・ペース想定……ハイペース~超ハイペース
・推定勝ち時計……1,25,2~5

 昨日までの時点では浦和は良馬場開催でしたが、今夜ちょっと雨が降るかも?という予報なのですよね。
 ただ降っても朝方までで、まとまった雨量にはならないでしょうし、渋っても精々稍重まで、影響は限定的と考えておきます。
 最近の浦和は、良馬場でも南関4場の中では時計が出やすい状態が継続していると思いますし、ここもズラッと逃げたい馬が出揃ってハイペースは必至、それなりの時計勝負にはなってくると思います。

 レース展開は、ゲートのちょっとした躓きなどで変わってくる怖さもありますが、枠の並びとダッシュの良さから考えて、モンベルデュがハナを取り切る確率が一番高いでしょう。
 ただ隣のタイセイラナキラ、それにゴールドクイーン、外のミッキーオフィサーもかなり速いので予断は許しませんし、基本逃げた馬はかなり強いコースなので、どの馬もあわよくば、と神経を研ぎ澄ませて狙ってくるはずで、やはりテンは11秒台、3F35秒半ばくらいのハイラップは考えておくべきでしょう。

 これだけ先行馬が揃うと、相対的に外のファッショ二スタやヤマニンアンプリメ、レッツゴードンキあたりは中団寄りの競馬にはなってきそうで、浦和らしく向こう正面から動いていって3角最速というタフな展開の中、コーナーを器用にこなしつつ最後まで持続性能がある馬が当然狙い目にはなります。
 前もなにかは残るでしょうが、全体的に逃げないと結果が出ない馬ばかりズラッと揃ってもいるので、その辺本当に悩ましいですね。


◎ファッショニスタ

 枠が外過ぎるのは懸念材料ですけど、前が飛ばしてある程度縦長になるでしょうし、持続戦での信頼度は抜群、追走にも不安はないのでこの馬の差し切りに期待します。
 逆にこれだけ内に先行馬が揃えば、腹を括っての後半勝負には踏み切りやすいですし、勿論大跳びの馬なので浦和の急コーナーをこなせるか、相応に不安はあるのですけど、近走の充実度、元々の鞍上含めての安定度など踏まえれば、ですね。


○ヤマニンアンプリメ

 前走も牡馬相手に普通に強い競馬は出来ていますし、内枠なのである程度行く馬を行かせつつその後ろ、くらいですんなり入っていければと思います。
 1400mがちょっと長いのは確かでしょうが、器用さもある馬なので、前から垂れてきた馬をパスしつつ上手く3~4コーナーを立ち回ってこられれば、圏内までの差し込みは可能ではないかと見ています。


▲モンペルデュ

 距離はちょっと長いのは間違いないでしょうが、テンのスピードは抜群で、最内枠ですから、ゲートさえしくじらなければ逃げは打てそうなのが評価材料ですね。
 一応1400mでも3着の実績はありますし、ついてくる逃げたい馬が、逃げられない事で早めに潰れて、後続の差し勢を邪魔しつつ下がってくれれば、直線までスイスイ一人旅で粘り込み、というシーンはあるかもと見ています。


△レッツゴードンキ

 タイプ的に芝でもダートでも一瞬は凄い脚で来るけど甘くなるのが速いタイプなので、まず展開的に前には入っていけない、その上で600-400m地点が最速になる浦和のコース形態もあまりマッチしないとは考えています。
 まあ地力である程度食い込んでくるでしょうし、上位陣で崩れる馬もいるでしょうから、相対的に圏内はありそうなんですけど、勝ち切るにはかなり恵まれないと厳しいかなと考えてこの位置ですね。


※消した人気馬

 ゴールドクイーンは恐さはありますが、ほぼ逃げないとダメなタイプであるのと、左回りの実績がよろしくないので、内にモンぺルデュやタイセイラナキラがいるのに、マイペースの逃げに持ち込むのは流石に厳しいと判断しました。


※疑似的な買い目(自信度A-)

馬連
◎ー○▲
2000×2

ワイド
◎ー○
5000

計9000


★スプリント 展開別想定

・ハイペース(波乱度C)

<危険な人気馬>
  ミスターメロディ

<人気薄特注馬>
  ショコラブラン

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ノブワイルド

<人気薄特注馬>
  ブルドックボス


★展開予想

・馬場想定……良~稍重
・ペース想定……ハイペース~超ハイペース
・推定勝ち時計……1,25,0~3

 このあたりの想定は上のレースと同様なので、基本的にはそちらをご覧ください。
 ここも絶好の2番枠に快速馬ノブワイルドが入って、後ろがついていくか、いけるかはともかく、レース自体はかなりのハイペースになるのはほぼ間違いないでしょう。
 その流れの中でしっかり追走出来る事、そこから脚を使える器用さなどは問われますし、この舞台初見参の馬がやたら多いのでそこは難しさに拍車をかけていますね。

 レース展開は、余程酷い出負けでもしない限りはノブワイルドの逃げは確定的でしょう。このコースで安定してテン11秒台、3F35秒前半を踏めるスピードは、如何に中央勢と言えども簡単には覆せません。
 ミスターメロディが枠なりにポケットになりそうで、サクセスエナジーも最近一歩目が怪しいですが、周りがそこまで速くないのでなんとか番手まで、外のファンタジストも前目に入ってくるでしょうが、コパノキッキングの出方は難しいですね。
 前走もハナを取り切ったものの、内枠の二の足の良さで、であり、スタートから抜群に速いタイプではないので、今回は枠の並びを踏まえて先団後ろで溜める競馬になる確率は高く、それを取りに行って結果そうなるのか、それとも腹を据えて最初から決め打ちするのかで、後半の余裕も変わってくると思います。
 ノボバカラもこの枠では前には行きにくく、ショコラブラン、ブルドックボスあたりも2列目まで入っていけるかはちょっとあやしいところですね。


◎ノブワイルド

 中央馬が沽券にかけて潰しに行く、という可能性もなくはないんですけど、純粋に舞台適性と総合スピードがここでは抜けているので、人気でも素直に本命視したいです。
 オーバルスプリントも極めて強い競馬で、向こう正面で一息すら入れずに後ろを突き放して3コーナー時点でセーフティリードを作ってしまう持続型の逃げを平然と打てますし、人馬ともにそれが板についていますから、出負け以外で大きく崩れる公算はかなり低いです。
 コパノがどこまで人気を吸ってくれるかですが、それ次第では単の妙味は強くある馬だと思いますし、何かに負けても自分の形を貫ければ圏内は外さないと期待します。


○サクセスエナジー

 オーバルスプリントがだらしなかったのは気になるのですけど、ここがメイチなのは間違いないんですよね。
 きっちり叩き3走目で、中間の出来はべストに近いレベルに戻ってきたと思いますし、すんなりゲートを出てくれればノブワイルドを追いかけていく形も作れるはずで、ハイペース自体はこの距離ならそこまで苦にしない馬でもありますから、地方ドサ回りの経験をここで生かす乾坤一擲の競馬を期待しましょう。


▲コパノキッキング

 例の如く、人気だけどピンかパーか、勝たれたら仕方ないという印にするしかないですよねぇ。
 条件としてはやっぱり小回り2ターンの1400mがマッチするとは思えないですし、差し追い込みの時でも一番伸びてくるのは直線の後半なので
、そういう持続性能をこの舞台で引きだせるのか、正直かなり困難だと思います。
 勿論人馬ともに応援したい気持ちは強いですし、どういう競馬を見せてくれるか楽しみですけど、馬券的な部分では来たら諦める、でいいんじゃないかと踏んでいます。


△ショコラブラン

 いっつも狙って4着なのでいい加減うんざりではありますが(笑)、浦和自体がはじめてで、この枠でスムーズに前目内目から立ち回れるなら、ノブワイルドの作るハイペースはマッチするはずですし、ブルドックボスよりは狙いたいな、という感覚です。


※消した人気馬

 ミスターメロディは枠の並びが嫌なので敢えて消します。
 勿論この馬としては内でタイトに立ち回って、の方がいいですし、左回りも得意ですけど、ダートは久々で、エスペランサ賞は砂を被って苦労する競馬でもあり、すぐ外にノブワイルドがいる、という形は正直難しい入り方を問われると見ています。
 ただ下げても味が出る馬ではないですし、総合的に見て窮屈な競馬の中で馬が最後まで踏んばってくれるかどうか、ここは消して勝負したいですけどね。

 ファンタジストも基本ハイペース型ではないですし、こちらは完全初ダートなので、コパノキッキング以上に来たら仕方ない、の一言になりますね。


※疑似的な買い目(自信度A+)

ワイド
◎ー○
5000

馬単
◎ー○▲
2000×2

◎ー△
1000

計10000


★クラシック 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ロードゴラッソ

<人気薄特注馬>
  特になし

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  オメガパフューム

<人気薄特注馬>
  シュテルングランツ


★展開予想

・馬場想定……良~稍重
・ペース想定……平均~ややスローペース
・推定勝ち時計……2,05,5~8

 こちらは2000m戦なので、基本的には前半からガンガンハイペースにはなりにくいイメージです。
 過去の浦和記念を見ていても、たまに超消耗戦になる時もありますが、ある程度落ち着いての4F勝負もそれなりに多く、今年は中央勢に逃げたい馬がいないのもあるので、そこそこペースは落ち付いての後半勝負の比重が強くなるかな、と見ています。
 当然浦和なので向こう正面、残り800mあたりから速くなって600-400m地点最速は基本線ですし、そこからコーナーの淀みをクリアしつつ最後まで長く脚を維持できるか、ステイヤー色が強い競馬になると考えます。

 逃げるのは最内を引いた大井の帝王が駆るシュテルングランツか、外からワークアンドラブか、どちらかになると思います。
 それらを見つつチュウワウィザード、ロードゴラッソあたりが先行、アンデスクイーンとセンチュリオンあたりはそれを見る位置で、オメガパフュームは序盤の出足は遅いので、後ろから入って最初のスタンド前で少し取りついてきて中団後ろくらい、と見ておきたいですね。
 前の兼ね合いもありますけど、流石に競り合って地方馬同士で潰し合う形はないと思いますし、中盤は13秒台も織り交ぜつつ、になる可能性はあるので、そこらでのギアの上げ下げなど器用さも問われつつで、その辺りを総合的に勘案していきたいですね。


◎チュウワウィザード

 まあ勝ち切れるかは、今の川田Jの負のリズムを見ているとなんともですけど、それでも圏内軸としてはやっぱりこの馬一択にはなっちゃいますよね。
 浦和自体ははじめてですけど、これまで様々な競馬場で走り、どこでもきちんと器用さを見せて一定の結果を出し続けている馬ですし、左回りも苦にしないので、やはりここでだけ崩れるイメージは持ちにくいです。
 ダイオライト記念など、後半型の競馬の方がより強い、というのもあり、ある程度ペースを実質的にコントロールしつつロングスパートを打てば、この相手なら普通に捻じ伏せてくれる、と思うのですけどね。


○アンデスクイーン

 まあ正直オメガパフュームはあまり狙いたくないので、ロードとどっちを取るかで、地方馬場の経験値とステイヤー資質でこっちを上にしました。
 特に近走はタフなレースで最後の1Fのしぶとさが目立っており、最速地点が速い段階で来る浦和特有の展開はマッチするのではないか、と思います。
 この馬もそこまでポジショニングが上手いわけではないですが、砂を被っても問題ないですし、このメンバーと並びならチュウワウィザードの後ろには入っていけそうなので、戸崎Jの経験値とセットで狙いたいですね。


△ロードゴラッソ

 地方経験は盛岡があるとはいえ、あの大箱盛岡と浦和では全く問われる適性が違いますし、正直やってみないと分からないのが本音です。
 並び的にもチュウワウィザードの外で前を見ながらになりそうではあり、正攻法で捻じ伏せるだけの力はまだつけていないと思うので、勝ち切る形まではないという評価にしました。


×オメガパフューム

本当に地力でどこまで、ですね。
 基本右回りの方がいい馬でもありますし、距離自体は2000mなので悪くないですけれど、浦和のコーナーを器用にこなせるかも不安は大きく、内枠で鞍上も不調のミルコJ、流石にこの舞台条件ではチュウワウィザードを差すのは容易ではないと踏みます。
 最大目標が大賞典連覇になるのも間違いないですし、休み明けのここでどこまでやれるか、それでも強い馬なのでノーマークは恐いかな、というところです。


※疑似的な買い目(自信度A)

馬連
◎ー○
5000

ワイド
◎ー○
5000

計10000


posted by clover at 20:00| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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