2019年11月01日

2019 京王杯2歳S・ファンタジーS

 さて、今週はGⅠの谷間ではありますが土日併せて4重賞と、忙しさではむしろこっちの方が、という感じではあります。
 まず土曜は、暮れのGⅠに向けての前哨戦ふたつになりますが、基本的にはあまり本番に直結しにくいレースではあり、それを踏まえてかメンバー的にも大混戦、中々に悩ましいところですけれど、火曜まで予想三昧が続く中で上手く勢いをつけていきたいところですねー。


★京王杯2歳S 展開別想定

・ハイペース(波乱度C)

<危険な人気馬>
  ヴァルナ

<人気薄特注馬>
  グレイトホーン

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ビアンフェ

<人気薄特注馬>
  カイトレッド


★展開予想

・馬場想定……良馬場(超高速)
・ペース想定……平均~ややスロー
・推定勝ち時計……1,21,3~6

 この秋開催は、週末のたびに台風だ大雨だと、やたら雨に祟られていて難しかったのですが、今週は久しぶりに馬場読みが楽ちんな秋晴れ続きになってくれそうですね。
 もっとも府中の場合、どれだけ雨が降っても全く問題にせずに、あっという間に高速馬場に戻ってしまう強靭な土壌が整っていて、先週も金曜にあれだけ降ったのにアーモンドアイが驚愕の1,56,2ですから、ほとんど降雨がなかった今週は当然超高速馬場想定でいいと思います。
 馬場バイアスとしても内目はまだまだ有利、という感じですが、ただしっかり高いレベルの後半要素を持つ馬なら外から差し込むのも難しい、という程ではなく、畢竟突き詰めると高速馬場適性があるかないか、がかなり重要なファクターになってしまうのでしょう。

 時計的には、ペースが上がればレースレコードの20秒台決着も有り得ると思うのですが、有力馬がみんな1200m路線からの延長だったり、少頭数でもあるので、露骨にハイペースになる確率はなんだかんだで低いのかな、とは思います。
 勿論ビアンフェあたりがその気になってガンガン飛ばしていくパターンもない、とは言いませんが、基本的には距離を踏まえて1200m重賞組は堅実な競馬を組み立てそうですし、ややスローからの上がり勝負を基本線で考えたいところです。
 なんですが、しかしこのメンバーで、わかりやすく速い上がりを駆使出来ている馬ってほとんどいないのが実情で、レース内容の精査や血統、馬の走りの雰囲気などからその辺りを上手く先読みしないと、綺麗な的中は難しいレースかもなぁ、と思っています。

 レース展開はこの時期の2歳馬だけに読みにくいですね。
 最内のアポロニケにその隣のマイネルグリットあたりは先行策で、それを真ん中からヴァルナやセイラブミ―が追いかけていって、前に行きたいタイプでは一番外目のビアンフェがそれをまとめて交わしていくのか、それともある程度番手以降の競馬を試みるのか、このあたりの噛み合わせで隊列や流れも少し変わってくるでしょうか。
 タイセイビジョンはいつもスタートはあんまりよくないですし、ここ一番でポンと出してくるルメールJだけにわからないところはありますけど、基本的には先団を見ながら中団内目まで、グレイトホーンもその近辺で、前走後ろからの競馬でも一定の結果を出しているカイトレッド、折り合い面に不安があるのに大外のグランチェイサーあたりは控える競馬になるのかな、と見ています。

 ペース的には35,0-12-34,5=1,21,5くらいを基本線に、この時期らしく一応中盤で一呼吸入って後半3F勝負、加速含めてバランスの良い後半要素が問われるはずで、こういう戦いで良さが出てきそうな馬を考えてみようかな、と思います。


◎ヴァルナ

 まあスミヨンJになってどうしても人気しちゃうでしょうけど、前走は全体時計は微妙ながら、中盤からの加速性能と切れ味の質自体は中々でした。
 新馬から短縮短縮の形ですが、元々この血統らしく前向きさが強いので、極端なハイペースまでいかなければ追走面はクリアしてくると思いますし、好位からでも競馬は出来るはずなので、上手くその加速性能と後半要素を引き出す事が出来れば、という期待は持っています。
 正直前走のラップだけでは、後半要素で万全とは言い難いのですけれど、基本前傾戦で良さを出してきた実績馬ばかりのこの条件なら足りるかな、という目算もありますし、ぶっちゃけエピファネイア産駒なので贔屓目があるのは否定しませんが馬自身は強いので、揉まれずスムーズな競馬を心がけてほしいですね。


○タイセイビジョン

 重賞実績馬3頭はどれも悩ましいところなんですが、より後半型にシフトしてまだ良さが出てきそうなのはこの馬なのかな?という観点と、やはり秋の府中のルメールJは外しにくい、というところですね。
 スタートが悪い馬なのがネックですが、今回は消灯数で内枠なのでリカバーもしやすいと思いますし、要所での反応はいい馬なので、坂手前で上手くエンジンをかけつつ、これまで見せていない瞬発力の質をこの舞台でしっかり高めてこられれば、やはり最後の持続性能など含めて強い競馬を見せてくれるのではないかな、と思っています。


▲グレイトホーン

 こっちも違う意味で騎手人気する部分はあるので難しいのですが、個人的には距離短縮と血統で狙ってみたいですかね。
 前走は中山のマイルで、ずっと11秒半ばから後半を踏み続けるレースラップの中、最後まで悠々突き抜けていて、斤量利があったとはいえ強い競馬でした。
 今回は斤量の恩恵がなくなりますけれど、血統的にミスプロが30%超えとかなり偏った構成になっており、しかし超高速府中でのスピード持続性能にかけては、サンデー以上にミスプロの血が噛み合う場面は多く見てきています。
 元々そこそこのポジショニングは出来る馬で、重馬場とはいえ府中経験もあり、もしも全体で平均寄り、淡々と流れてくれば、そのスピード持続性能が開花する場面があってもいい、と踏んでの抜擢ですね。


△マイネルグリット

 ここまでどんな条件でも崩れていないのは強みですが、血統的にはヨーイドンで切れる感じが全くないのが悩ましいところです。
 ただ直前の坂路など、かなりの加速度で動けていて機動力自体はありますし、前目から競馬出来るのも強みにはなりますから、最後より切れる馬にやられる可能性は高いものの、早め抜け出しから粘ってくるシーンも十分あり得るのでこの位置にします。


×ビアンフェ・カイトレッド

 ビアンフェは正直、適性的には一番不安があって、北海道の3戦で、前半のペースを引き上げる度合いに従って内容が良くなっていて、後半要素に変化がないのは、どうにも純正スプリンターの香りがします。
 ここでも淡々と速いペースに持ち込んだ方がチャンスはありそうですが、この時期の2歳馬にそういうスピード一辺倒の競馬を選択させるか、も含めて、ここは評価が難しい一戦かなと見ています。

 カイトレッドは逆に、よりスロー、というより中緩みが大きくなって、後ろから勢いに乗せつつ取りついていけた時に、後半の決め手は一定のものを持っているので嵌るチャンスもあるかも、という見立てですね。


※疑似的な買い目(自信度B-)

馬連
◎ー○
3000

▲ー◎○
500×2

三連複
◎ー○▲△ー×
300×9

計6700


★ファンタジーS 展開別想定

・ハイペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  マジックキャッスル

<人気薄特注馬>
  パドゥヴァルス・ヒルノマリブ

・スローペース(波乱度B)

<危険な人気馬>
  ケープコッド

<人気薄特注馬>
  ペコリーノロマーノ


★展開予想

・馬場想定……良馬場(やや高速)
・ペース想定……平均~ややハイペース
・推定勝ち時計……1,21,8~22,2

 京都もようやく雨ラッシュが終わって、今週はほぼほぼ良馬場での開催になりそうです。
 先週のスワンSが1,21,3と先ず先ずの時計でしたし、今週からBコースに替わってきますので、全体的に少し高速化する可能性はあるのですが、ただ土台が府中とは違いタフ寄りなので、一気に、とはいかないでしょう。
 内外のバイアスも、先週は完全に外有利でしたが、ある程度内が盛り返してくるのか、それとも、という所で、府中よりは蓋を開けてみないと分からない部分が多いです。
 ただこちらの方が多頭数ですし、短い所からの馬も多いので、全体としてはそこそこ流れる想定でいいのかな、と見ていて、イメージとしては34,5-12-35,5=1,22,0くらいを考えています。追走を問われつつ、如何に要所でスムーズな競馬をするか、ですね。

 レース展開も当然読みにくいですが、内からラヴォアドゥ―ス、エレナアヴァンティ、レシステンシア、ケープコッド、モズアーントモー、レジェ―ロと、比較的前に行きたい馬は揃ったのかなと思います。
 ここまでいれば流石に全体として内主導にはなりそうですが、ある程度競り合いになってペースアップも考えられますし、その中での立ち回りが難しそうな気配はあります。
 マジックキャッスル辺りは、先行出来る馬ですけど外からじわっと中団くらいでも良さそうですし、シャレード、ヤマカツマーメイドあたりも無理に前々に入っていかないイメージにはなりますね。
 外の馬もある程度ポジショニングは意識しつつですが、少しポジションは後ろになると思いますし、相対的に外差しが残っていれば、というところです。

 去年こそダノンファンタジーがマイル仕様の競馬で圧勝して、本番も制したものの、今年は流石にそこまでのスケール感のある馬は出てきていませんし、適性的にもわからない部分は大きいので、府中以上に難解な一戦かな、と思います。こういう時は素直に潜在能力を買っている馬で、スムーズに走れそうなところから狙ってみようかなと考えています。


◎レジェ―ロ

 早期デビュー組の成長力を買いたいところですし、新馬も味のある競馬でしたが未勝利が非常にバランスの良い競馬で、いかにもキズナ産駒の走る馬らしい頑張りと操縦性が目立っていました。
 ある程度流れても長く後半脚を使えるのは面白いところで、小さな馬ですが休み明けで少しは馬体増も期待出来ますし、2走ともにそこそこタフな馬場で結果を出しているのもいいと思います。
 前半の入り方が難しそうですが、真ん中の枠で内外の出足を見ながらすすめられそうですし、要所からスムーズに加速する競馬が出来ればこの相手ならチャンスはある一頭だと見ています。


○マジックキャッスル

 極端にハイペースにならなければ、総合力でなんとかしてくるかな、というイメージなんですけど、関西圏の関東馬で戸崎Jという部分もあり、人気で本命にするのはちょっと怖さもあるのでこの位置にしました。
 前走はマイルで前目につけましたけど、ある程度自在性があり、きっちり自分のリズムで行ければ優秀な決め手を発揮出来るタイプと見ていますので、この相手でも外枠からスムーズな競馬さえできれば圏内にはしっかり入ってきてくれるのではないでしょうか。


▲パドゥヴァルス

 距離延長組は分が悪い舞台ですけれど、この馬の新馬はかなり後半型に近い競馬が出来ていた事、タフな馬場にも適性がありそうで、揉まれ弱いエピファ産駒で大外枠も僥倖だろうと思います。
 レース全体としては内主導になると思うので、中団からやや後ろで待機しつつ、しっかり坂の下りから長く脚を使うイメージで入ってくれれば面白いとみていますし、売り出し中の西村Jの思い切りのいい騎乗を期待したいところです。
 1週前の調教でもマイネルグリットを楽に煽っていて調子も良さそうですし、一発があってもいいかな、と見ています。


△シャレード

 ちょっと枠が悪くて、前走も他の馬を気にする、コメントがあったところで、みんな前に行きたい馬が揃った中での内枠はリスクはあるのかなと思います。
 ただ馬の素材はやはりこのメンバーに入れば、と思いますし、ある程度下げてから上手くスムーズな進路取りを意識して入ってくれれば、新馬戦で見せた脚力はすばらしかったですし、前走ほど上がり特化にもならないはずなのでチャンスは出てくると思います。
 勝ち切るチャンスもある馬とは思いますが、崩れるリスクも大きいのでバランスを踏まえてこの位置にしました。


△クリアサウンド

 右回りがどうか、はありますが、実績としては最上位としてもいいですし、こちらもキズナ産駒で堅実には走ってきますので、この条件でもスムーズな競馬ができそうなら侮れないかなとは思います。
 ただタイプ的に長く脚を使うタイプではなさそうなので、外から勝ちに行く形だと少し甘くなる懸念を持っていて、そのあたりでこの評価に落ち着きました。


×ヒルノマリブ・ヤマカツマーメイド

 ヒルノは全体的な後半の絶対量を高めてこられるかが鍵ですけど、素材的にかなりいいものは持っていて、ただ鞍上が不安ですし総合的にここまでかな、という感じです。
 ヤマカツマーメイドは競馬が上手ですけど、今回は内がごった返すイメージですし、使い詰めもあって上積みはあまり感じないので、ここはあっても3着食い込みまでと見ます。実際毎年、すずらん賞組はそこそこ人気になっても勝ち切れないイメージですしね。


※疑似的な買い目(自信度B-)

ワイド
◎ー○
3000

三連複
◎○▲△BOX
300×10

◎ー○▲△ー×
100×14

計7400



posted by clover at 17:09| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください