2019年06月23日

2019 宝塚記念 レース回顧

 まさしく大器晩成の極致――――。

 60回の節目を迎えた夏のグランプリ・宝塚記念は、幸いにも雨に祟られず良馬場での開催になり、そして大外枠からレーンJを背に発進した紅一点のリスグラシューが、直線入り口で堂々先頭に立ち、並み居る強豪牡馬を全く寄せ付けないワンサイドゲームでGⅠ2勝目を飾りました。レースを振り返っていきましょう。


 まず今日の馬場ですが、含水率的には昨日と変わらないか、むしろ少し上がっているくらいなのですけれど、ただどんどん踏み固められていく中で、パワーは必要ながら時計は出る、という条件に少しずつ変貌していった、という感覚にはなりますね。
 まず外回りではありますが、午前中の未勝利マイル戦で48,0-47,1=1,35,1と、昨日よりは一段軽い時計が出ていて、更に1勝クラスの出石特別も、おそらく上位3頭の3歳馬がこのクラスの馬ではなかった、という面はあるにせよ、クードメイトルの圧勝で1,45,6と、昨日の垂水Sにそこまで見劣りしない時計を出してきました。

 内回りではやはり7Rの1勝クラス2200m戦が参考になりますが、このレースが60,3-12,7-59,8=2,12,8という時計で、平均ペースから少し中緩みはあるものの、後半5Fは11,8~12,2の間の波のない持久力勝負になって、ここも勝ったのはレーンJでしたね。
 このレースの時計を見た時点で、11秒半ばくらいは出るかな、と思っていたのですが、しかし流石にこれだけ砂埃の舞うパワーを求められそうな馬場で、2,10,8まで引き上げてくる、しかもスローバランスで、というのはえげつないな、と思います。
 極端な話、オルフェーヴルが勝った年も同じくらいパワーが要る馬場なのに同じく2,10,9と速い時計で驚いた記憶がありますが、今日のリスグラシューのパフォーマンスはそれに比肩するレベルにあるかもしれない、と感じるほどです。
 そしてルーラーシップとキセキは、親子2代で化け物の激走に屈した、という事になるのでしょうか。

 レース展開は、1コーナーまでに様々な人馬の思惑が交錯した結果として、かなり意外な隊列になったな、とは思います。
 まず逃げると目されたキセキは、いつも通り一歩目が遅く、そこから川田Jがしごいてしごいて勢いをつけてなんとかハナ、という感じでしたが、しかし正直やはりこのコースでこの枠はリスキーでしたね。はっきり言って、アルアインやスティッフェリオに蓋をして逃げる気概があれば可能だった、と思います。
 ただアルアイン北村友Jは最初からキセキの後ろ、と決めていたかのような進路取りでしたし、スティッフェリオ丸山Jも、やっぱり逃げちゃダメだ逃げちゃダメだの音無指令が発動していたのか、抜群のスタートだったにもかかわらず、周りを見て流れに合わせつつ好位の外目に入っていければ、という消極的な入りになっています。

 コース形態的に、先行争いが厳しくなれば2F目で10秒台に入ってくる可能性は高いレースなのですが、結果的に2F目11,4とキセキがある程度押していっても結果的に楽にハナを取れてしまう流れではあり、そしてその流れの中で、外枠の利を生かして一気に先団に進出していったのが、まさかのリスグラシュー&レーンJでした。
 正直ああいう競馬をするならクリンチャーくらいか、と思っていましたけど、こちらも二の足は遅く好位外目まで、スワーヴリチャードもそれなりにきちんとゲートを決めて前に行く意識はありましたが、やはり大外ですと、最初に少し馬群から離して、自分のリズムを守り折り合いを欠かずに前に入っていくという必殺技が綺麗に決めやすい、という利点を最大限にレーンJは生かしてきたと思います。

 結果的に1コーナーの入りでキセキ先頭、番手にリスグラシューで、ポケットにアルアイン、スティッフェリオは外からスワーヴリチャードにもプレッシャーを掛けられてジリジリポジションを悪くし、そしてレイデオロはアルアインの真後ろの3列目インと先ず先ずの位置を確保しました。
 丁度中団くらいにクリンチャー、ノーブルマーズが中団やや後ろ、前に行けなかったタツゴウゲキがいて、エタリオウはやはりスタート・二の足共に今一歩、今回は流れには乗っていったものの後方3番手の外目と苦しい位置で、ショウナンバッハが後方2番手、そしてなんとマカヒキが、序盤全く行き脚つかずに最後方ポツンの決め打ちでレースに入っていきます。

 レースラップは、35,5(11,83)-24,5(12,25)-35,5(11,83)-35,3(11,77)=2,10,8(11,89)という推移になりました。
 ハーフで見ると60,0-11,9-58,9とややスローバランスですが、テンは35,5ですし宝塚記念としては極端に遅い、という程ではなかったでしょう。
 常道通りに1~2コーナーで12,4-12,1と少しだけ息を入れたキセキ&川田Jは、もう向こう正面からじわっとペースを引き上げていって、残り1200mから11,9-12,0-11,6-11,5-11,4-12,4と、6Fロンスパでのコーナー勝負にきっちりと持ち込んできました。
 残り800m地点から11,6とかなり速いラップになっていて、3~4コーナー全体の平均が11,5くらいなので、当然ここでは横のポジショニングの比重がかなり強く出ていたと思います。

 馬場自体はやや高速、くらいまで回復していたのか、とも思いますが、それでも超高速馬場での11秒半ばとはやはり意味が違う推移だと思いますし、持続力と持久力の合わせ技での後半底力勝負であり、そこに至るまでのポジショニングは比重はかなり大きかった一戦と見ていいでしょう。
 ラストは12,4とかなり消耗していますから、この流れに適性がある馬ならばもう少し食いこめても、と思うのですが、結果的に上位がかなり後続を千切る形になっていますし、思った以上にこの舞台での能力差、適性の差は大きかったのかもしれませんね。

 それにしても勝ったリスグラシューも凄いですし、またレーンJも凄かったと思います。
 2歳時は先行した事もあるこの馬ですが、成長期はとにかくズブさばかりが目立ち、ポジションも取れない、要所での機動性も微妙で、それでも最後底力だけで食い込んでくる惜敗を繰り返していましたが、もはや今日のレースを見てしまうとその面影は全くなく、文字通り完成期に入った成熟の走り、圧巻のパフォーマンスだったと言えるでしょう。

 勿論あそこまで先行出来たのは、この1コーナーまでが長い宝塚記念で大外枠、という特殊条件だからこそとは言えますし、それこそゴールドシップでも先行出来るくらいの舞台ですから、それ自体は驚きではないですが、やはりテン乗りでそのポジショニングを選択するレーンJの嗅覚が凄いですね。
 並の外人ジョッキーですと、中々乗り慣れない競馬場での当日のベストのポジションやペースは掴めないものですが、レーンJはそれこそ初めての阪神もメールドグラースで完勝、箱館でもあっさり勝ちまくっていましたし、コースとペースに合わせての柔軟性と、それを無理なく馬にこなさせる技術がずば抜けていると思います。
 勿論現時点のリスグラシューの完成度あってのものですが、しかししっかり最初は馬群から離して、折り合いに最大限気を払いつつあそこまで押し上げたのは、レース展開やコースバイアスを含めて考えても最高、としか言いようのない選択でした。

 この舞台でのパフォーマンスぶりからして、例え中団外目からコーナーでロスを大きく作る展開でも勝ち負けに食い込んできた、とは感じるのですが、これだけ楽勝になったのはあの位置取りありきで、特に横のポジショニングが良かった事で、ロンスパの展開の中でこの馬の持続力を最大限に引き出せたのではないか、と感じています。
 キセキに対してならそれでも1枚外からの競馬ですし、キセキ自体にとってもベストコースではないにせよ、展開としてはこれ以上ない最高の形に持ち込めていたとは思うので、そこに3馬身の差は、アーモンドアイのJCと遜色ない絶対的なパフォーマンスの高さを誇示した、と思えますね。
 この馬は来年春までの現役生活なので、今年の秋と、来年春はドバイで締めかな、とも思いますが、今ならどの舞台であってもトップクラスで戦える力はある、と言えるでしょうか。
 ただ相対的に、超高速馬場よりは、少し力の要る馬場の方が合うのはありそうですし、秋天⇒香港か、エリ女⇒香港が一番ありそうですかね。ただ有馬記念でもかなりやれると思うので、本当に秋の路線選択が楽しみです。

 2着のキセキは、この舞台での自分の競馬は文句なく出来ましたし、スワーヴリチャードとの着差的に見ればかなりのハイパフォーマンスのはずなのに、一頭化け物がいてくすんでしまうのは本当にかわいそうな馬ではあります。
 敢えて言うと序盤、ペース自体は遅かったものの、テンがゆったりでかなり促しての先頭、になったので、その分ロスは合ったかなと思いますし、やっぱりラストの1Fが坂のコースだと甘くなりやすいのも改めて見えてきた感じです。
 やっぱりべストは超高速馬場なのかな、とも思いますし、それでもラスト自身は12,8くらいまで落としていても後続は完封出来ている、それだけコーナーでの貯金が大きかったのも事実で、力を出し切っての負けなのは明白なので仕方ないですね。

 凱旋門賞は、馬場が軽くなるならそこそこマッチするかな、とは思います。
 近年のロンシャンは、フォルスからペースが上がって5Fロンスパ勝負になる事も多いですし、それを自分で先導して、かつ前半からこの馬なりにタイトに入っていけば、スローに慣れた欧州馬相手に慌てさせることは可能かもしれません。
 ロジャーバローズと同僚馬同士で前々で勝負するシーンが見られれば、それは凱旋門賞挑戦の歴史の中で面白い光景になると思いますし、正直国内専念してもアーモンドアイとリスグラシューに勝てるイメージがないのですよね……。
 まあ勿論、向こうで果敢に先行してエネイブルに勝てるか、となると、どっちもどっちで無理ゲー感は強いのですけれどね。。。

 3着のスワーヴリチャードは、結果的にこの馬も前々につけていったミルコJの気合が噛み合った面はあったでしょうが、それでもリスグラシューほど徹底できなかった分がこの着順なのだろうとは思います。
 あとこの馬の場合は、コーナー丸々ずっと2頭分外だったのも地味にロスが大きかったと思いますし、その中でしっかりアルアインを差し込んだのは評価していい走りで、少なくとも安田記念以降のプチスランプ状態からは脱却してきているかなと感じますね。
 昔よりもタフ寄りの馬場の方が適性が噛み合う印象も出てきましたし、その意味で以前の府中巧者だから、という感覚はあまり引きずらない方がいいかもしれません。秋古馬3戦で、一番チャンスがあるとしたら、内目を引けて前々に入っていっての有馬記念のように感じます。

 4着アルアインは、やっぱり良馬場で後半ハイラップの勝負になると甘いんだな、というのが如実に出てしまいましたね。
 大阪杯はスローバランスでも、馬場がタフでここまでロンスパにならず、コーナーでももう少しは緩いところがあって、上手く息を潜めながら立ち回って一脚を残せた、という感じでしたけど、今日はずっと向こう正面からキセキのスパートを追いかけていく内に、ジリジリ息切れしてもう一脚を引き出す余力がなかったように感じます。
 結局前半の入りで、最初からキセキの後ろ、と決めての消極的なレースプランがマイナスに出てしまった面はあると思いますし、力の要る馬場でも良だと善戦止まりになってしまうのですね。距離もちょっと長いにせよ、もう少し頑張れると思ったのですが残念です。

 5着のレイデオロも、この馬らしさがあまり感じられないレースになってしまいましたね。
 阪神自体は神戸新聞杯を勝っているように、遠征競馬自体は大丈夫かと思ったのですが、やはりドバイの内容が前年にも増して悪かったのも状態面に依拠するところがあったのかな、と思わせる迫力を欠いた走りではありました。
 テクニカルな部分では、内目の窮屈なところで、阪神のトリッキーなコーナーでのペースアップに上手く対応できなかった面も強いと思いますが、持続力勝負なら確実にラストしっかり食い込んできていた馬だけに、1列後ろからアルアインすら捕まえられなかった、というのは正直期待外れのパフォーマンスではありましたね。
 勿論ベストは府中2400mだと思うのですが、今年の場合はアーモンドアイとの使い分けをしてくるのか含めて注目ですね。

 6着ノーブルマーズは、あれだけ外目のロスがありながら最後までしぶとく食い込んでいて、この舞台に対する適性の高さだけは存分に感じさせますね。
 ただやっぱり圏内までとなると縦横のポジショニング両方ともに甘すぎる、という事にはなりますし、能力はあるだけに勿体なさは感じますけどね。

 7着スティッフェリオはまぁ、やっぱりまだまだ丸山Jでは甘いか、というのが複層的に露呈した感はありますね。
 勿論陣営の指示を墨守する、という面はあったでしょうが、それでもあのスタートなら思い切って逃げて、テンから厳しいレースにしていく選択肢は捨てて欲しくなかったですし、最初から番手外くらいでいいや、という甘さがあるからこそ、リスグラシューの外からの急襲に対応できず、1~2コーナーから常に後手後手の立ち回りを強いられた面は確実にあると思います。
 結果的にこの馬がこの前々決着の引き立て役になっていますし、馬自身はこれでも結構粘れているように、舞台適性はあったと思うだけにこちらも勿体無かったですね。

 9着エタリオウは、いくら横山Jと言えどこの馬の出足とこの展開では何も出来ないのは致し方ないですし、馬自身もロスが大きかったとはいえ、ノーブルマーズあたりに伸び負けているようでは……という感じです。
 11着マカヒキは、距離も長かったと思いますけど、行き脚が悪すぎてちょっともう厳しそうですね……。

 色々と明暗がくっきり、というレースではありましたけど、質的には相当にレベル高く、春の最後を締めくくる一戦として個人的な満足度は高いレースでした。


posted by clover at 17:12| Comment(10) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさんこんにちは♪

cloverさんの▲のお陰で
自信を深めて
三連単と三連複をget出来ました!!

ダービーからの1ヶ月めっちゃ絶好調でした!!
夏競馬に行って欲しくないです(笑)
Posted by カズ at 2019年06月23日 17:42
 お疲れ様です。

 リスグラシューのおかげで、なんとか上半期総決算を的中で締める事ができました(スワーヴの好走で三連系は全ハズレですが)。
 レース内容も文句なし! ですしね。

 それにしてもリスグラシューは強かったですね。
 ただ宝塚記念でこうも強い勝ち方としてしまうと、必然的に根幹&高速馬場の秋の天皇賞やJCでは危険な人気馬になってしまう宿命なのですが、どうなるでしょうかねー。
 個人的には勝算は十分ありと見て欧州遠征してもらいたい所ですが、クラブ馬で牝馬となると厳しいでしょうね……。
 国内ならエリ女から有馬がベストでしょうか。

 キセキは力を出し切ってくれたので、ここの所運のない鞍上含め致し方なし、ですね。凱旋門賞挑戦もありですが、ちょっと厳しいかなというのが素直な感想ですね。国内でも秋天からJCはアーモンドアイが出てきそうで……。年末の香港なら今のキセキにピッタリだとは思うのですが。
 
 スワーヴリチャードは真っ先に消したエタリオウの次に消した馬なので、3着でも完敗です(笑)

 レイデオロは秋の天皇賞に人気落ちして出てきたら是非買いたいですね。ノーカウントでいいかな?と今の所は思っています。でも通ったコースを考えたら有馬の内容には程遠いというのはcloverさんに同意です。まぁ、その辺は臨戦過程と厩舎で相殺って感じですかね。

 対抗に押したスティッフェリオはスタートしてすぐにダメだと確信しました(笑)
Posted by ハル at 2019年06月23日 18:51
お疲れ様です★

レース後のインタビューで矢作氏がポジション取りにいった騎乗を見て驚いたらしいですが、「悲しいかな日本人にはああいう乗り方は出来ない」と言ってたんですよね。

アルアインもTheアルアインという負け方でしたしスティッフェリオは言わずもがな。

キセキ川田Jも力は出し切ってますし文句なしなんですが本当に結果がついてきませんね...

今回は力負けでしたが、どこかでスカッと勝って最強のペースメーカーの名を返上して欲しいものです。

策がバレバレなので勝ち切るにはもう一工夫必要だと思いますが。

それにしても、リスグラシューの強さには参りましたね。

ホント、グラスやらオルフェやら歴史に残る化け物並みでした。

弱点もドンドン克服して遠征もヘッチャラ。

JCか有馬でドリームレース見たくなっちゃいますね(笑)
Posted by J.N at 2019年06月23日 19:29
お疲れ様です。
春を馬連ワイドに三連単とビシッと締めることが出来ました。
ハーツクライには鬼門の宝塚という事で朝のうちは迷ってたんですが、今日一日を通して好調だったのもあり、自分を信じて正解でした。
レーン騎手のアジャスト能力相変わらず半端じゃないですね。リスグラがあの位置につけた時は驚きしかなかったですが、さすがだなぁと唸る騎乗ぶりとリスグラの能力でした。
キセキは物差し馬的な位置付けのまま終わってしまうんですかねぇ。文句なしに強いのに何かに差しきられるのがデフォルトになってるのが歯痒いですね。
春競馬が終わって一気に気が抜けちゃいそうですが、すぐに夏競馬ですね。
楽しみです。
Posted by ブソン at 2019年06月23日 19:44
こんばんは。
お疲れ様です。

負け続きだった春のG1戦線ですが、なんとか最後を飾ることが出来ました。

リスグラシューは人馬共に強かったですし自分も本命にしましたが、やっぱりキセキの勝利が見たかったな。

キセキと川田Jが逃げた場合、つくり出すペースはまず間違いないのですが、それが逆に他の騎手からすれば格好の目標になりうる訳で…

同じ時代にどんなライバルが現れるかというのはスポーツにはよくある話ですが、これを不運という一言で済ますのはやっぱり残念ですね。

特に競馬の場合は、銀メダルや銅メダルは無いので尚更そう感じます。

スワーヴリチャードなんかも自分の中では善戦マンのイメージついちゃってるので良い意味でイメージを覆してほしい。

あとマカヒキは全くでしたね。年齢的にもここからの復活はかなり厳しいのかな。

Posted by hetare at 2019年06月23日 23:26
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。
 的中おめでとうございます!

 実際のところ、リスグラシューは週中ずっと本命のつもりで、最後の最後に馬場を見て下げたので痛恨の▲ではあるのですけどね。。。
 少なくともあの馬場とペースで普段通りのポジションなら、勝ち負けはしたとしてももう少し苦戦はしたはずなので、ああいう大胆な戦略が打てる枠と騎手、という視座でも単穴は悪くはなかったんですけど、最後くらい本命がビシッと勝ち切る予想したかったですね……やはり色々とまだまだ甘いです。

 夏競馬はいきなりカオスになりますからねー。
 当てに行くのではなく、しっかり適性面から常に面白い馬を引き出せるように、攻める予想で頑張っていこうと思います。
Posted by clover at 2019年06月24日 04:13
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。
 的中おめでとうございます!

 リスグラシューは非根幹の鬼っぽさも見せていますよね。香港でギリギリ勝ち切れなかったのもそこもあるのかなぁとか思います。
 ただ矢作調教師のコメントからすれば、秋はBCかコックスプレート、多分そこから香港になりそうで、日本の根幹距離超高速馬場よりはむしろ高い期待が持てるかもしれません。
 本当に心身共に充実している今なら、と思いますし、個人的には優先出走権と招待をゲットしたコックスプレートで、レーンJに乗ってもらってウィンクスの衣鉢を継いでほしいですね。

 キセキは強い馬なんですけど、戦法が正攻法過ぎるだけに、どうしても強い馬にマークされてしまうと厳しいんですよねぇ。
 全盛期の武Jが、どうしても逃げではGⅠを勝てなかった、というのを思い出すところで、地力で勝る馬にキセキさえ負かせば、というレースをさせてしまうという意味では、川田Jも遂にその領域まで来たか、という事なのでしょうけれど。
 今は国内外に化け物牝馬が沢山いるので難しいですが、この馬もアエロリット同様、なんとかもうひとつタイトルを獲って欲しいものです。

 スワーヴは枠が良かったので最後に拾おうか悩んだんですけど、点数少なくしたかったのでスティッフェリオとの選択で切ってしまったのが無念でした。
 馬自体は復調傾向ですけど、今のこの馬では強い馬に強いレースをされたら敵わない、というのも明確に見えてしまった一戦でしたね。

 レイデオロもやっぱり関東圏だけ買っとけばいいのかな、という感じで、もしも秋王道を貫くなら誰が乗るのか(どうせ短期の外人でしょうけれど)、そこも含めて復活はして欲しいですけどね。
 スティッフェリオは抜群のスタートを切った後に、やべぇこれじゃ逃げちゃう、抑えなきゃ……!って心の声が聞こえるようでしたしね(笑)。
 
Posted by clover at 2019年06月24日 04:21
>J,N様

 いつもコメントありがとうございますー。

 キセキのレースメイクに対して、無理なく乗っていく為には前半で勝負するしかない、というのはわかり切っているのにああですからねぇ。
 レース質としてはハイレベルの凄いものでしたけど、見た目に淡泊、という方向性で不満を覚える人が一定数出て来るのもそれはそれで納得できる序盤の攻防にすらならないポジショニング争いだったのは確かですね。

 少なくともそのコメントから、先行策が指示ではなかったのは間違いないですし、やはり調教師は基本、騎手の感性に任せた方が噛み合う事は多いのかも、とは感じてしまいます。
 せめて事前にいくつかプランを組んでおく柔軟性も含めて、アルアインやスティッフェリオ陣営には考えて欲しいものです。勿論それを実行できる技術が日本人騎手にない、という悲しい現実もあるのかもですが……。

 キセキはあれしかないですし、実際に時計面からしても充分強い競馬なんですけど、リスグラシューのパフォーマンスはそれこそ宝塚史上でも指折り、ってレベルでしたからね、本当に運がないです。
 リスグラシューは秋は海外がメインターゲットのようですけど、もしもし帰国して有馬に出てくれるなら、それは本当に楽しみになるのですけどね。
Posted by clover at 2019年06月24日 04:27
>ブソン様

 いつもコメントありがとうございますー。
 的中おめでとうございます!

 基本的にどんなコース・馬でも、先行出来るならそれに越したことはない、というのは絶対的な真理だと思いますけど、それをいともたやすく実行できる判断力と柔軟性は絶対に日本人騎手は見習うべきポイントですよね。
 あの位置にいても馬が一切無理をしていませんでしたし、4コーナーの唸るような手応えでもう勝つな、と確信できるくらいでしたからねぇ。
 馬も充実期ですし、コックスプレートでレーンJ継続で挑んでくれれば、相当にいいレースが出来そうです。

 キセキは相手が弱くなれば普通にバンバン勝てるタイプだと思うのですけど、結果的に大阪杯を番手競馬で取りこぼしたのが痛かったですねぇ。
 秋天JCにどちらもアーモンドアイが出て来るなら、当然それは簡単ではないですし、レイデオロも3歳世代も手強いですから、この馬も秋のレース選択は難しくなりますね。
 個人的には、凱旋門賞から英チャンピオンSとか使ってみて欲しかったりするのですけどね。どうせ海外に挑戦するなら、一戦だけでは勿体無いですし、有馬も適性の高い舞台ではないですからねぇ。

 帝王賞は炭酸の抜けたコーラみたいなレースになってしまいましたし、気分的にはもはや夏競馬、という所で、ぼちぼちと頑張っていきましょう。
Posted by clover at 2019年06月24日 04:32
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。
 的中おめでとうございます!

 結局今の時代はポジショニングの重要性がより強くなっていますから、特にキセキがいれば、キセキを交わせば勝てる!というイメージで一番強い馬が狙ってきますからねぇ。
 なんだかんだでスワーヴリチャードと共に、既に5歳も半ばを過ぎて、若い世代の台頭に苦しむ時期にもなってきますし、それでもどこかでもう一花、を、この馬の大ファンとしては願っています。

 マカヒキはもう厳しいでしょうねぇ。
 元々差し馬ではありますけど、ダービーの時なんかは珍しくそこそこのポジションにいたりと、勝つべき時は全て上手く行く、というのがあるわけで、そこからすると全く前進気勢を感じない今は……となってしまいます。
 結果的に在厩で馬が飽き飽きしていたのかもですし、むしろこういう馬こそ、ガラッと環境を変えてみるのもアリかもですね。コックスプレートとか面白いかもしれません。
Posted by clover at 2019年06月24日 04:38
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