2019年03月31日

2019 大阪杯 レース回顧

 禍福は糾える縄の如し――――。
 先週の高松宮記念では、外枠の不利に泣き人気のダノンスマッシュでの初戴冠を逃し、あまつさえ斜行で危うくこのレースに乗れなかったかもしれない状況から、今回は馬場・展開・枠の全てを味方につけて、無心のリズムのその先に、栄光へのトンネルの出口は待っていました。
 アルアインもまた、皐月賞以来の勝ち切れないモヤモヤを一気に払拭する会心の勝利となり、しかしGⅠ2勝が共に9番人気、かつそれぞれの鞍上がGⅠ初勝利とは、実に因果な運命を帯びた馬だなぁ、と思います。
 レースをしっかりと振り返っていきましょう。


 まず今日の阪神の馬場ですが、朝の時点での含水率は10%台の稍重と、そこまで極端に重いイメージではありませんでした。
 ただ実際にレースが始まってみると、特に内回りは渇きが悪かったイメージで、午後から良発表に回復したものの相当に力の要る馬場にはなっていたのだろう、と思います。
 余談ですが、阪神ってどうも外回りの方が渇きが速いイメージなんですよね。このメカニズムは排水のシステムとかに依存するのか、厳密な話内外両方の含水率も出して欲しいなぁ、なんて贅沢にも思ってしまいます。

 ともあれ、午後最初の芝の内回りが古馬500万下の1200m戦で、ここが34,4-35,2=1,09,6と、ややハイくらいのペースでもほとんど再加速の幅のない消耗戦でした。
 更に9Rの明石特別は、みんなが馬場に対する意識を下げたのか極端なスローになっていて、65,1-59,6=2,04,7という時計でエーティーラッセンが逃げ切っています。
 でもこのレース、後半4Fは11,8-11,5-11,2-11,7と結構速いラップは踏めていて、勿論これだけ極端なスローだから、とはいえ、力の要る馬場に適性が高い馬なら、という面は確実に合ったのだろうとは感じますね。

 逆に外回り戦はマイルの未勝利で1,35,6、2400mの御堂筋Sでも48,2-49,3-48,6=2,26,1と、そこまで極端に遅くなかったので、やはり内回りの方がよりタフだった、というイメージで見ておきたいところです。
 そういう馬場ですので2,01,0という勝ち時計の評価も難しいのですが、バランス的には61,3-59,7とややスローくらいのバランスで、脚を出し切りやすい持続力戦にはなっていますから、ちょっと物足りない面はあるかもしれません。
 少なくと明石特別の後半5Fは、この前半くらいのペースなら上回ってきて欲しかったなと思いますし、全体的に好メンバーでしたけど、こういうかなり力の要る馬場で、かつこの距離で力を発揮できる馬は案外少なかったのかもしれないな、という印象を受けています。

 レース展開は、好スタートを決めたエポカドーロ戸崎Jがかなりはっきりと押して先手を主張、すんなりとハナを奪っていきます。
 キセキは有馬記念に続き少しだけスタートの一歩目が良くなくて、ここも外の馬がかなり速い中でなんとか押していって番手外まで確保したものの、そこから更に前を交わして、という無謀はせずに、今回は番手である程度流れに合わせる競馬を選択します。
 エポカドーロが逃げてくれたので、労せずインのポケットにはアルアインが飛び込み、外からスティッフェリオ、更にステルヴィオが先行態勢で続いていく意外な形になって、その後ろにダンビュライトが続きます。

 ワグネリアンも無難にスタートを決め、アルアインの後ろ、3列目のインで丁度中団くらいを追走、その外にエアウィンザー、ムイトオブリガート、ペルシアンナイトと続き、ブラストワンピースは無難にスタートは決めたものの、外の馬の二の足が速かった分やはり前をふさがれる格好になって序盤は後方の外目で我慢する形を取らざるを得ませんでした。
 サングレーザーも同じように中枠で窮屈になって後方から、ステイフーリッシュもスタート決まらず後ろからで、マカヒキは注文をつける形で最後方のインベタ、岩田Jらしい決め打ちに出ていましたね。

 ラップは36,4(12,13)-49,1(12,53)-35,5(11,83)=2,01,0(12,10)という推移でした。
 ハーフで取ると61,3-59,7ですから1,6秒のスローバランスで、ただ馬場が重い分だけ絶対的に速い通過タイムではない分、後続もこの流れにしっかり乗っかって、という競馬にはなっています。
 その中で、3コーナー手前からキセキが押し上げて……と言いたいところですが、見た目のイメージ的にはむしろエポカドーロが自分でしっかりとペースを引き上げる選択をしているような感じで、勿論キセキはロングスパートどんとこいなのでそれを追走、結果的に後半が12,4-11,8-11,4-11,6-12,5と、コーナーで相対的にかなり速い脚を問われての持続力特化戦になりました。

 正直な話、レース結果と上位の顔ぶれを見た時点で、大体このくらいの後半ラップだろうな、とわかりやすく想定できる流れで、実質的には4F戦くらいの中で、如何に前目内目でコーナーの急流を凌ぐか、そこからもう一脚の持続性能を引き出すか、というレースだったと思います。
 実際に内枠の馬がほぼ上位独占で、1、3、4着とインベタ、キセキも番手からですから、この馬場条件の中でバランス良く前がレースを支配して、かつ持続面で良さを持っている馬が上位に台頭してきた感覚です。
 全体としてはあまりスピードが問われず、ステイヤー色の強い競馬だと思いますので、マイルでも走れる、というラインの馬は去年と違って純然たるスタミナ面で苦しくなってしまった感じですかね。

 しかし勝ったアルアインは、上手くいくときは全てが、という内容でしたね。
 馬群の中の競馬を示唆していたので、エポカドーロの出方次第では一列後ろになる懸念もあったのですが、まずこれがスッとハナに行ってくれたので無理なく2列目ポケットを取れて、そこからもこの馬得意の、ややスローからの持続力勝負になってくれました。
 どうしても瞬間的な切れや加速では足りない馬ですし、そこをインベタと前付けで補いつつ直線まで脚を残せたことで、減速地点の坂手前でしっかり反応を見せてインから一気に先頭に立ちます。
 これもキセキが、どちらかと言うと外の馬が敵と思っている、かのような進路取りをした分のエアポケットでしたし、ブレーキを踏む事なくしっかり自分の脚を引き出せたことで、坂地点での粘り腰も違っていましたね。

 最後は内外から詰め寄られましたが、こういう前々からのしぶとさがこの馬の真骨頂のひとつではあり、それは畢竟馬場が渋って後半ラップを限界的なラインまで問われなかったプラスがあるのは間違いないですが、スローバランスでもポジションがしっかりしていれば崩れないのがこの馬のいいところですよね。
 個人的には悩みつつこの馬を消してしまったのは、ずっと追いかけていただけに痛恨の極み、と言っていいですし、内枠にバイアス効きそうだったのは確かなので、正直情けない、ですね。
 まあそんな凡俗的な憂いを他所に、北村友Jは先週を反省しつつの、あくまでも馬本位、無我を貫いての戴冠に見えて、この勝利でもう一段上のステージに上がっていけるのは確かだろうな、と感じました。
 来週もクロノジェネシスという強い馬が控えていますし、今年の活躍は本当に楽しみですね。

 2着のキセキも、始動戦、という中であまり無理はせず、けれど最低限の自分の競馬はしっかりと、という形できちんとここまで来るのですから大したものですけれど、しかし予想とは違う形だったにせよ、何かに負けて勝ち切れないのはなんなのか、と思ってしまいますね。
 今日も後入れ偶数枠だったにもかかわらずあまりゲートが良くなかったのは今後の課題にはなりますが、極端でないスローロンスパでもしっかり結果を出せて、渋った馬場も一応克服してきたあたり(菊花賞はもはや別物だと解釈しています)、5歳になって更にパワーアップしてきているのは確かでしょうね。

 ただやっぱり高速馬場で、淡々と逃げる形の方がより強さは発揮できると思いますし、次のターゲットが何処になるかですけれど、春天に出て来るならかなり楽しみにはなります。
 春天自体ロードヴァンドールにメイショウテッコンという中々面白い逃げ・先行馬がいますので、その兼ね合いの中でこの馬がどういう競馬を見せるのか、となると、今日番手で我慢できたことは生きてくるかな、と思いますので、出来ればこの馬は王道路線をひた走って欲しいですね。

 3着ワグネリアンは、昨日に引き続き福永Jは素晴らしく上手に立ち回って、馬自身この長い休み明けでも内々からしっかり反応出来ていましたし、流石に強い馬だなと再認識しました。
 勿論今日は内枠で持続ラップの一番タフなところを省エネで回ってこられた恩恵は大きかったですし、外々から捻じ伏せたダービーや神戸新聞杯ほどの破壊力は見せられなかったのですけれど、2000mでもしっかりこれが出来るのは、存外好走スポットの幅が広いな、という感覚にはなりますし、こちらも今後が楽しみですね。
 ただこの馬の場合、次の使いところは難しいですよね。まぁ追走面やタフ寄りの馬場にあまり不安がないので、妥当なら宝塚でいいのですけれど、あれはあれで特殊なレースなのでどうなるか、ともあれダービー馬として恥じないレースは出来たと見ていいでしょう。

 4着マカヒキも、改めて俺もダービー馬だぞ!と誇示するような走りでしたが、しかし4歳時の4着と今回の4着に対する受け止め方がこんなに変わってしまうとは、時の流れは残酷でもあります。
 この馬も近走はタフな馬場でしか結果を残せていない事と、やはり岩田Jらしいインベタ決め打ちで脚を残し、直線も馬群を割っての競馬が完全に噛み合って、なので、それでここまで、というのが率直に今のこの馬の立ち位置を示しているとは感じますね。
 この馬も宝塚記念の流れそのものは合うはずで、タフ寄りの馬場でもう少しポジションが取れるならワンチャンスくらいあるかもですが、それでも深追いしない方がいい馬なのは確かでしょう。

 5着エアウィンザーは、悪くないですけどこの馬も相対的にタフな馬場の方がマイナスだったと思いますし、ポジショニング的にも外が速かった事で一列後ろになってしまったのは勿体ありませんでした。
 ロンスパでもタフな馬場でのそれと高速馬場ではやはりかなり違って、この馬の場合は高速馬場でロンスパしつつ、そこからもう一段10秒台の脚を、というのが最大の武器なので、そこを削がれた分最後はジリジリ、という感じでしたね。
 ただこのレベルで噛み合わない形でも掲示板に届く競馬は出来るようになっているのは確かですし、こちらも今後の更なる成長に期待したいところです。

 6着ブラストワンピースは、結果的に掲示板外ではありますけれど、総合的に見て素直に強い競馬はしていると思います。
 どうしてもこの距離ですとテンの速さで見劣るところがあって後ろから、はやむを得ないところはありますし、そこから馬の力を信じて外からノーブレーキで、も選択としてアリなのですが、ただ今日の流れはその仕掛け方が一番苦しくなるラップ配分でしたからね。
 最速地点のコーナー中間で大外をぶん回しつつポジションを上げていって、同じような競馬をしたペルシアンナイトやサングレーザーという、マイル寄りとは言え持続力自慢の2頭が全く伸びなかった中で、一頭だけ最後までしぶとく食い下がっていたのは底力、と言っていいでしょう。
 この馬も春のメインターゲットを定めにくい馬ではありますが、やはり2000mは少しだけ短いのかな、という感じで、でも春天向きではないので悩ましいですね。香港ゴールドCとかすごく強そうなんですけど。。。

 10着エポカドーロは、この逃げ方と仕掛けが陣営の戦略だったのかはなんともですけれど、私の所見で言うなら、逃げるならもっとペースを引き上げないとダメですし、自分から持続力勝負の土俵に持ち込んでどうにかなる馬ではない、とも思います。
 勿論スローで逃げた段階で、自分が動かなければキセキが早めに来てしまうのですから、活路は前半にしかなかったと言えますし、タフな馬場自体は向いていたはずだけにそこは勿体ない競馬でしたね。
 勿論自分から60-61くらいのイメージで組み立てて残れたか、はやってみないとなんですけれど、個人的に3コーナー手前での動き出しで、もうこの馬はないな、と確信できるくらいではあったので、もうちょっと色々噛み合う条件でないと現状厳しそうですね。

 14着ステルヴィオはうーん、少なくとも前半のポジショニング自体は文句なくて、実際にこの馬のあたりにいた馬が上位独占ですから、こちらも持続力勝負の中でチャンスはあったはずなのですが、ここまで下がるとなると、折り合いと状態面と距離の合わせ技かなぁと思います。
 距離適性としては、例えば去年の秋天みたいな馬場なら2000mでも、と思いますが、流石にかなりタフな馬場になっての2000mは苦しかった可能性は高く、加えて遠征での-12kgも、勝負仕上げというより短い間隔の中で調整が難しかったのかもしれません。
 少なくともこの馬のイメージとしては純粋なマイラーとはずっと思ってこなかったのですけど、今後はそこを少し補正して考えた方がいいかな、と感じさせる負け方でした。



posted by clover at 17:18| Comment(12) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
cloverさん
ここで北村友騎手でしたねー
自分は追い切りと枠が良いで
軸にしたんですが~
パドックの雰囲気が今一と
馬体がもうちょっと絞って欲しいと思って
たんで~ワグとのワイド微々たる勝ちです
キセキとのワイドでガッツリ買えば良かったです。
これで一皮向けた北村君が見れそうです
あと福永君の力の抜けた良い騎乗が
目を惹きますね♪

それに引き換え
デムーロ君と田辺君が…ですね
Posted by カズ at 2019年03月31日 18:03
お疲れ様です★ レースが始まった辺りは、エポカドーロにやられた!

と、思ったんですけど、条件も良くてこの着順は馬の状態もあるのかな?と考えてます。

好きな馬なんですが、深追いは危ないかもですねえ。

キセキはスタートがもう一息でしたねえ。

最後までジリジリと伸びてますし、相変わらず負けて強しです。

アルアインは勝ち切るイメージがなかったんですけど、キセキが作る展開との相性も良いですし、今回は枠と馬場が味方しましたね。

大崩れが少ない良い馬ですねえ。

ワグネリアンは馬も良かったですが、福永J、昨日のプリモシーンもですが好騎乗連発には、一流から超一流に永いこと年月かかりましたが化けてきたかもしれませんね。

今年のG1全て馬券に絡んでますし。

馬券の方は本線とは別にアルアインから馬連で流して少しプラスでした(笑)

ここから春天ターゲットにする陣営は多くはないでしょうが、また好メンバーが揃うG1楽しみたいですねえ。
Posted by J.N at 2019年03月31日 18:15
お疲れ様です。アルアイン久々の勝利と北村ちゃんの初GIと中々にいいGIでしたね。
今年はゴルドリのルメール以外日本人が気をはいていい感じですね。中堅どこのJkがいい味出してますし、福永Jkも今年は違うとばかりに大レースで存在感示してますしますますGIが盛り上がりそうです。逆にデムーロは深刻ですね。外人JkばかりがGI勝つのも一考ですが勝つときの神がかり的騎乗も見てて痺れるものがありますから何とか調子をあげてほしいですね。

アルアインもまだまだ第一線で活躍が期待出来ますね。
キセキは…う~ん、勝ち運に見放されてる感じが辛いですねぇ。地力はまちがいないですから次走で払拭出来るか見ものですね。
あと今回の大阪杯終わってふと思ってしまったのがダノンプレミアム快勝もあったかなぁとつい妄想してしまいましたね。いやぁ、難しいですね。
来週からはいよいよクラシックが始まりますね。楽しみだ~!
Posted by ブソン at 2019年03月31日 21:32
cloverさん、こんばんは。
お疲れ様です。

北村友一JのG1初制覇、最近の流れからいずれは と思ってましたが、これだけの豪華メンバー集う中で勝ちきるとは正直思ってなかったです。

アルアイン買ってなかったので馬券やられました。

それはそれで仕方ないんですけど、自分的にはサングレーザーのやられっぷりが…

cloverさんの予想の中でもミナリクJについて
『少しでも甘さがあると前に入られ、下がって下がってになりかねない』って仰ってましたし、プレビューの時点で他の方も『ミナリクJじゃなければ』みたいなコメントありましたよね。

あー、こういう事か! って勉強になりました。騎手の影響力に対して高をくくってましたね。

この反省を次週に繋げたいと思います。
Posted by hetare at 2019年03月31日 23:00
cloverさんおひさしぶりです。
今回の大阪杯、私はコース替わりで内枠有利、多少渋ったタフな馬場、トリッキーなコース形態に対応できる器用さがポイントではないかと思っていました。そういう意味で外目に入ったマイル寄りの馬には不向きな条件だったのではないのかなと考えていてました。

ブラストワンピースは最終追いでも一杯で追っていましたから仕上がりきっていない感じでしたし、サングレーザーは時計そのものを殆ど出していないのでこの2頭は状態面が整っていなかったのでは・・・思います。

アルアイン、キセキ、ワグネリアン、ワグネリアンだけ世代が違いますが3頭で丁度3冠という結果でしたね。

私は6頭選んで4頭が1~4着に入線したものの、斜陽のマカヒキが軸で見事な日没でした。




Posted by MOMO at 2019年04月01日 00:14
>カズ様

 いつもコメントありがとうございますー。的中もおめでとうございます!

 予想以上にタフな馬場になった割にはインが荒れていなくて、そのあたりのバイアスも強い中で、結果的にアルアインの位置が一番競馬がしやすくなりましたよね。
 ディープの仔にしては使ってよくなるタイプでもありましたし、北村友Jも先週からの流れで、いい意味で無欲に、この馬の力を引き出す事だけ考えて、という自然体が良かったのだろうと思います。
 これは普通にクロノジェネシスでポンポン、と連勝も有り得るなと感じさせましたし、福永Jもビーチサンバでそれを阻止せんと、こちらもそつのない競馬を見せてくれるでしょう。
 川田Jも相変わらず堅実ですし、上位勢の乗り手の信頼度は今回は高そうですね。

 仰る通りミルコJと田辺Jはやや深刻ですけど、このレースに限れば田辺Jはやるべきことはやったかな、とは思います。
 ミルコJはこういう時にもっとスルッとインに潜る競馬を狙ってくるイメージだったのですけど、ちょっと今年は全体的に戦略性の面での閃きが悪いというか、雑という感じはしますね。
 まぁアクアミラビリスに乗る限り、ほぼ最後方から嵌れば、になるでしょうから、それはそれで怖さはあるのですけどね。
Posted by clover at 2019年04月01日 18:35
>J,N様

 いつもコメントありがとうございますー。的中おめでとうございます!

 エポカドーロは鼻出血らしいですね。
 レース中に発症していたのか、流石に止まり方が悪すぎたので逆に原因があって一安心ですけれど、これも癖になると中々悩ましい疾病ですから、今後の狙い時は相当に吟味しないと、ですね。
 まだオルフェーヴル産駒もサンプルが少ないですし、早熟ではないのは確かだけに見限りたくはないのですけど。

 キセキはここ2戦のスタートは今後を考えると、ちょっと不安材料にはなりますね。
 基本的にテンのダッシュが速い馬がいるとハナを取り切るのは難しい、という中で、今回番手競馬でも結果を出せたのは大きな収穫ですけれど、やはり勝利を考えると逃げの方が可能性はありそうなので、その辺りの組み合わせをしっかり見極めたいですね。

 アルアインは秋天も4着でしたし、前に行く馬としては持続力を結構持っていますから、キセキとセットで、は本来狙いやすい馬ではあったんですよね。
 今回馬群の中で、という選択で、もう少し下げてしまう懸念があったのですけど、そことのバランスを取りつつのあの位置なら完璧でした。
 オールカマーも含めて、基本的に道中逃げずに、けれど出来る限り前にいられた方が戦績に繋がるシンプルな馬ではありますが、今後も馬込み競馬には拘りそうですからそこをどう考えるか、でしょうね。

 福永Jはダービーも勝ったので、ある意味では我武者羅に成し遂げなくてはならない事はもうない、という無欲の境地で乗れている感はありますよね。
 それ以前よりもスペースの使い方に安定感が出てきたと思いますし、桜花賞も無理のない範囲で一発狙ってきそうで楽しみです。

 ここまで戦前から好メンバー!というのは中々ないですけれど、春天もそれなりには揃ってくるかな、というイメージですし、それぞれの趣を楽しんでいきましょう。
Posted by clover at 2019年04月01日 18:43
>ブソン様

 いつもコメントありがとうございますー。

 まぁ騎手の顔ぶれ、となるとノーザンのチョイス、という面も大きいですけれど、ただ遅まきながらようやく、中堅どころはぼちぼち目が覚めて、新たに今の時代にマッチした競馬のスタイルの模索はしてきている感じはしますよね。
 特に関東は、いい加減そうでないと困る、というところまできての今ですが、まだ関西圏の騎手の方が意識改革自体も一日の長があるかな、という感じで、大レースの信頼度となるとそのあたりはしっかり考えていきたいです。

 ミルコJは最近、ミルコJにしか出来ない、と唸らせる創造性の高い騎乗が影を潜めていますよねぇ。
 年初のインタビューでも、今年は今まで以上にラフプレーはしないように戒めている、という話はありましたし、そのあたりで噛み合っていないのかな、という気もします。岩田Jなども、今のスタイルに行き着くまで時間がかかりましたしね。

 今年もあっという間にクラシックですね。今年も難しいレースが続きますけど頑張っていきたいところです。
Posted by clover at 2019年04月01日 18:49
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。

 ブラストワンピースもそうですけど、あまりスタートが速くない馬での真ん中の枠って難しいんですよね。
 特に今回の様に外枠の馬がある程度ポジションが取れる馬ですと、一度前に入られて、そこからペースが落ち付いて隊列が縦に伸びる時に、コースロスを避けたければ下げるしかない、という形になってしまうのが厳しいのかな、と思います。
 ミナリクJレベルですとどうしてもそこまでポジショニング自体積極的に、とはならないのと、コース形態の対する理解度もそこまでではない現状なので、ああいう形になって前が落ち着いてしまえばどうしようもなかったですね。

 桜花賞も若い牝馬のレースで、半端に揉まれたりポジションを難しくするとそれだけで厳しくなる側面はありますから、枠と並びの中でのポジショニングの吟味はやはり大切になってくると思います。
 まあここは外回りで、基本的に速い上がりを使える強い馬なら後ろからでも届く特殊な舞台なのですけどね。
Posted by clover at 2019年04月01日 18:54
>MOMO様

 いつもコメントありがとうございますー。

 私の場合今回は馬場の重さを盛大に読み違えましたね。雨上がりでも乾けばもう少し軽いと思ったのですけど、仰る通りあそこまでタフになると、外枠のマイラーには厳しかったと思います。
 ブラストは元々こういうローテの馬ですし、サングレーザーも直前は時計を出さないスタイルなので平気かな、と思ったのですけど、やっぱり全体の積み上げがちょっと足りなかったのもありそうですね。
 特にサングレーザーは香港帰りなので、そのあたりの調整の難しさもあったかなと思います。

 仰るように上位で三冠、でしたけど、ただダービー馬が3~4着、というあたりも、近年の、三冠レースの中では一番ダービー馬が出世しない状況を踏襲しているようでした。
 ワグネリアンはそれを払拭する活躍をして欲しいですし、マカヒキも完璧に嵌ったところはあれ、まだまだ落日には早い、という所を見せて欲しいですね。
Posted by clover at 2019年04月01日 19:00
 お疲れ様です。

 現地は去年より人は少なかったようですが、レース、レース後含めて盛り上がりなどは去年以上だったと思います。特にパドックは明らかに去年よりも早い時間から大勢の人が集まっていましたね。
 
 アルアインは前走凡走からのG1という流れなので、もちろん紐としては買えたのですが、さすがに頭まで来るとは思いませんでした。勝負服を見て、ステルヴィオが勝ったと一瞬思ったぐらいで、アルアインには申し訳ないです(笑)

 馬券としてはキセキの単勝を買っていただけに、残念でした。去年の有馬記念の結果だけを見てブラストワンピースがキセキよりも人気していたのが疑問というか、妙味を感じましたしね。

 ワグネリアンはなんだか安田記念に向かうとの噂ですが、本当でしょうかねぇ。もし本当に出てくるなら、サトノアラジンみたいな競馬になりそうですが。まぁ安田記念は頭数が揃えばまずスローにはならないですし、噛み合えば普通に走れそうではありますが。
 
 ブラストワンピースは消していましたが、日本のレースで同馬に向く流れになる事ってあまりないんですよね。宝塚記念が一番向いているとは思いますが、それでも能力が抜けている訳ではないので、外を回すしかない辺りは大きな弱点ですよね。
 天皇賞やジャパンカップも悪くはないと思いますが、東京で良なら10秒台の脚が要求される訳で、勝負所で置かれる懸念が……と考えると悩ましいですね。
 仰るように、海外に目を向けた方がいいかもですね。ただ海外のレースでも選んで使わないと、下手に小頭数のレースに出ると出し切れずに終わる懸念がありますよねー。
Posted by ハル at 2019年04月01日 21:40
>ハル様

 いつもコメントありがとうございますー。

 やっぱり現地はだいぶ盛り上がっていたみたいですね。当日は雨でなくてまだしも、でした。
 この競馬でアルアインが勝ち切るのは、流石によほど恵まれないと、と思っていただけにびっくりでしたね。まぁ元々堅実な馬ではありますけれど、キセキもあの競馬で勝てないかー、と嘆息してしまいました。

 ワグネリアンは流石にマイルは短い気はしますけどねぇ。少なくともダノンプレミアムに勝てる気は全くしないなぁ。
 一応東スポ杯でハイ寄りの流れを克服しているとはいえ、あのレースは今から考えるとレベルが相当に低かったですしね。
 ただ自身スローバランスで入れるなら、持続面にものを言わせて最後の最後で突っ込んでくるイメージは出来ますけれど、それでも時計勝負で足りるか、となると難しそうです。

 ブラストワンピースは仰るように国内だと使いどころがイマイチないですよね。
 JCでタフな流れになるのがベストかなとは思いますけど、去年みたいな超高速馬場ですとポジショニングが致命傷になりますし、宝塚は追走面が不安ですからね。
 海外でも確実にタフな展開になりやすいイギリス競馬の方が合うかもですね。キングジョージとか使ってみるのは、今年の古馬路線の手薄さを考えれば(エネイブルが出てくる可能性はありますけれど)そこそこ面白いかもなんですけどね。
Posted by clover at 2019年04月02日 18:35
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