2019年03月30日

2019 大阪杯

 この時期の2000m路線はドバイや香港に有力馬が分散されて、果たしてGⅠにしてもメンバーが揃うのか?と危惧されつつの大阪杯のGⅠ昇格でしたが、3年目にして過去最高と呼んで差し支えない豪華メンバーとなり、現代のこの路線の隆盛ぶりをつとに感じさせてくれますね。
 フルゲートは割ってしまいましたし、ダノンプレミアムはじめ出てきて欲しい馬もまだまだいる中でも、このメンバーで5頭以外は掲示板を外すのか、と思えるGⅠはやはりすごく楽しみで、予想もしっかり頑張っていきたいところです。


★展開予想・ポイント

 今日の阪神は、13時過ぎから雨がぱらつき始め、メインレースの頃は結構本格的な雨になっていました。
 アメダス予報を見ると、ある程度18~19時くらいまではまとまった雨量になっていて、そこから1~2時間で止む、という感じなので、この時点で重レベルまでは悪化するかも、というイメージです。
 そこから暖かくなってある程度回復はするでしょうが、明日は稍重スタートで午後に良、くらいのイメージで、少し力の要る条件が残るかな?程度に考えておきたいところです。

 今日の芝レースは、午後のアザレア賞が、この時期の3歳戦にしてはそこそこ流れて61,5-25,1-60,6=2,27,2、仲春特別がグランドロワの圧巻逃げ切りとはいえ、34,4-11,1-35,8=1,21,3と極端に遅いわけではないので、ベースとしては高速寄り、というイメージは崩さないでもいいでしょう。
 馬場の回復程度にもよるでしょうが、良まで戻ってキセキが作るレースなら59秒は切ってくるかな、と思いますし、ある程度力の要る馬場でも問題なく持続力を引き出せるタイプ、かつそれを前目内目から引き出せるならなおよし、というイメージで入りたいレースです。

 レース展開は、この並びですとキセキがハナに立つ公算が高いかな、と思います。
 アルアインやエポカドーロもその気になればハナを切れるくらいのスピードはありますが、アルアインは馬群の中で競馬したいなんて、縦の意識が薄そうな微妙なコメントが出ていますし、エポカドーロも陣営の戦略として、ある程度抵抗してから譲って番手、はあるかもですけれど、ハナを叩いて後ろからキセキが早仕掛けしてくるのに付き合う、という形は嫌なはずです。
 外の馬で逃げ・先行までイメージするとなるとスティッフェリオやダンビュライトですけれど、流石に外過ぎますし、枠の差で結果的にはキセキのペース、というパターンが濃厚かなと思っています。

 まぁプレビューでも書いたように、ダンビュライトがノーザンのラビット的に始終キセキをつついてペースを落とさせない、という露骨なチームプレーに徹してくる可能性もゼロではない、と思っていますが、基本的にはそこまで激流にはならず、59秒半ばの前半からのロンスパ、という見立てでいいでしょう。
 その好位勢の後ろが難しいところで、ワグネリアンはスタートは良くなっているので、福永Jならそつなく3列目のインくらいは取りそうで、後はブラストワンピースやサングレーザーあたりの内枠勢に対して、やや外のペルシアンナイト、ステルヴィオあたりがどこまでポジションょ主張できるか、になると思います。
 ブラストもサングもスタート自体は安定していないので、ここで失敗すると外から被せられてポジションを致命的に悪くする危険性はあり、その間のエアウィンザー、ステイフーリッシュもそこそこ先行力を持っていますから、キセキの外側の組の縦のポジション争いは、レースの結果を大きく左右するポイントになるだろうと踏んでいます。

 全馬まともに出ていくなら、相対的に外枠の馬が割を食って後ろから、になりそうですけど、明確に溜めて後方から、というタイプもそこまでいない組み合わせなので、このあたりは非常に難しいですね。
 ただキセキのレースの組み立てとなればコーナー地点でかなりラップが上がるのは確実なので、やはり理想としてはそこを内々でいなしつつ、しっかり直線まで切れ味を残していく形がいいわけですし、ただ逆にそれで詰まる危険性もあるので本当に難しいです。
 出し切れる形と乗り手の捌きなどを総合的に踏まえて組み立てていこうと思います。


◎キセキ

 休み明けでも毎日王冠はそこそこ走れていますし、いまの逃げの形を確立した状況なら崩れる不安は、それこそ玉砕覚悟でつついてくるラビットでもいない限りはあまりないとは思っています。
 パンパンの良馬場の方がなお良かった、とは思いますが、それでもある程度軽い馬場なら持ち味の後半のスピードの持続性能がフルに生かせますし、コーナーで引きつけない馬で、それは強い馬も脚を出し切りやすい展開の為に、噛み合った馬のどれかにやられるパターンは当然あるかもですが、それが3頭も4頭もいる、とはならないのが競馬です。
 その意味で勝ち切れるか、は微妙なラインとしても、前々で支配する形で圏内に粘り込む、というラインならまず大丈夫かな、と思いますし、キセキ川田Jコンビには今年も大いに大レースを盛り上げてほしいですね。


○ステルヴィオ

 正直この先は迷いに迷ったのですけど、最終的に差をつけられないなら好きな馬、にしました。
 この馬のいいところは、馬場不問でしっかり持続力を引き出せるところと、ペースが上がってもやれるところです。
 ただしあまり器用さはないので、外枠で外々のロスを甘んじても出し切る形を作れそうなのは、内が窮屈になった時は逆に面白いかな、というイメージで、関西圏の丸山Jも悩ましいところですが、この馬の力を出し切る形を作ることに徹して、前半からしっかりポジションを意識してくれれば、馬の力はここでも足りると思っています。

 実際毎日王冠も外々からキセキを差せているわけですし、人馬ともにもう一段上への飛躍を期待しましょう。


▲ワグネリアン

 サングレーザーと迷ったのですけど、今日を見ていてもミナリクJはやっぱりポジショニングで信頼感が置けないなぁ、となってしまいますし、詰まる不安はありつつも完璧に立ち回れば嵌り切る可能性も高いのはこっちかな、と見ました。

 この馬はとにかく持続力が最大の武器で、出し切ってこそなので、キセキが作る展開自体は絶対に向くはずです。
 追走面でも2000mならほぼ不安なく、この枠で中団より前が取れれば最高で、キセキが引き上げる中でうまくスペースを拾って立ち回れればチャンスは充分あるでしょう。
 前走にしても、完璧な形のテッコンとエタリオウを凌いで勝ち切っているあたりから、やはりこの世代でトップクラスの力量なのは間違いなく、休み明けのココこそ狙ってみるべきかな、と思いました。


△サングレーザー

 この馬の方が瞬間的な切れ味は上ですし、総合的な持続面で56秒台の後半を担保出来るので、そういう意味での信頼度は高いのですが、ミナリクJで上手く出し切ってくれるか、スタートからいいポジションを狙ってくれるかは不安です。
 上でも書いたように、この馬の外目の馬がみんなある程度ポジションを狙ってくると思うので、少しでも甘さがあると前に入られ、下がって下がってになりかねないですし、馬はこの条件でも、と思うのですが少し下げる事にしました。


△ブラストワンピース

 こちらは渋りが明確に残れば、という感じで、2000mの総合スピード勝負の中で、この枠からどこまでポジションが取れるかが最大の課題です。
 馬自身のスケール感は確かだと思いますが、ただそこまで器用でもなく、瞬間的な切れも少し足りないので、ポジションが中団より後ろになってしまうと届かないのではないかな、と踏んでいて、その点真ん中でも奇数枠はちょっと嫌ですね。
 勝ち切るチャンスのある一頭だとは思っていますが、嵌り切るパターンが上位の馬より少ない、と感じたので、ここはこの評価に留める事にしました。


△ペルシアンナイト

 この馬も強いと思いますし、叩いて確実に上昇するタイプ、かつ持続力に秀でていてこの条件が合うのは確実だと思います。
 ただ去年もインベタで完全に噛み合わせての結果なので、今年はやや外から勝ち切るところまでいけるか、となるとやはり強敵も多く、イマイチリズムに乗り切れていないミルコJも、かえって強気の競馬で苦しいコース取りになってしまいそうなので、ここは総合的に見て着まで、と判断しました。


※その他有力馬見解

 エアウィンザーは正直かなり怖いのですが、今の浜中Jでしっかりポジションを取れるのか、というのと、やはり相手もかなり強いので、馬群の中でプレッシャーを受ける形から自分の競馬が出来るか、となるとまだちょっと足りないと判断しました。
 エポカドーロにアルアインも枠に余裕があれば拾いたい馬にはなるのですけど、この2頭が雪崩れ込むなら、最低でもキセキのすぐ後ろにいないと、とは思うのですよね。
 鞍上や陣営の意識的にそこまで積極的な競馬をしてくれるか、となると正直不安要素の方が大きく、どちらもいい馬だと思っているので断腸にはなりますが消して勝負します。


※疑似的な買い目(自信度B+)

馬連
◎ー○
000

▲ー◎○
1000

三連複
◎ー○▲△
500×10

計10000




posted by clover at 17:27| Comment(2) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
お疲れ様です。

自分のような素人が、これだけの豪華メンバー集うレースで馬券を予想すると、よくあるのが
『あの馬も来そう』
『この馬も来るかも』
って感じで気付けば何点も何十点も購入してしまう、もはや予想じゃなくて保険だろパターン。

なので今回は絞りに絞って
◎キセキ
◯サングレーザー
▲ワグネリアン
△ブラストワンピース

3連複ボックス4点と3連単2点の合計6点買いで勝負します。


ステルヴィオは最後まで悩んだけど、外枠、丸山Jで溜めすぎて届かずかなぁ。 それ言ったらサングレーザーも同じだけど、札幌記念や天皇賞(秋)の走りからミナリクJでもなんとかっていう期待値のみ。

キセキの作るペースは後半から11秒後半が連続するようなラップになるはずだから後ろ過ぎる馬は厳しいとの予想です。
Posted by hetare at 2019年03月31日 14:39
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。

 今日は馬場も展開も難しいレースにはなりましたね。レース質としては60%くらいキセキのレース、って感じではあって、比較的普通な展開の中で普通に立ち回りが成否を分けた感じではあります。
 これだけ豪華ですとどうしても目移りしますし、絞った買い方で、というのはスタンスとして健全だとは思います。結果的には色々痛恨なのですけれど、それを続けていく中で自分のリズムと胆力を磨いていくのも大切ですよね。
Posted by clover at 2019年03月31日 16:26
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