2018年12月31日

2018 JRAリーディング感想

★はじめに

 今年ラストの記事は、2018年の各種リーディングをざっくり俯瞰して、感想や来年に向けての期待などをつらつら書いていければと思います。


★騎手部門

・総合的所感

 基本的に個人で言えばはっきり今年はルメールJの年、となったわけですが、総合的に見た時の東西格差の広がりはかなり深刻だなぁと感じます。
 単純に勝利数だけで見ても、トップ10に入ってくる関東騎手が戸崎J田辺Jの二人だけ、というのは、例年以上の偏りと言えますし、戸崎Jも大分勝ち鞍を落としてきていますので、純粋にその分関西や外国人ジョッキーに流れた、とも判断出来ます。
 GⅠに限っても、結局関東所属で勝ったのはフェブラリーの内田Jと皐月賞の戸崎Jだけで、調教師に関しては今年は比較的東側も頑張っていた(アーモンドアイの恩恵は大きいでしょうが)のに対し、そのだらしなさが悪目立ちしてしまっています。

 率的に見ても、一応ざっくりトップジョッキーの目安として私は123着内のそれぞれの率が、123割を超えているかどうかを意識するのですが、全体的に戸崎Jが数字を落とした分が関東の騎手に回っておらず、むしろ関西の中堅クラスの成績上昇に繋がっている感覚はありますね。
 今年は北村友J、藤岡佑Jがはじめてそのラインを超えてきましたし、岩田Jも久々にそこをクリアして復調感覚、それに勝ち星自体は減少気味でもなんだかんだで浜中Jもそこはクリアしていて、常連の五人を含めて九人がこのラインを超えてきたのは、高いレベルでの争いになっていると考える事は出来ると思います。

 まぁ関東もここ2~3年そこをクリアしてくるのは戸崎J田辺Jだけ、という寂しい状況なのにはあまり変化がないと言えばないのですが、故障離脱があったので暫定的ではあれ、石橋Jがはじめてそこを超えてきたのは来年に向けての光明でしょうか。
 それでもやはり、レース質的にも関東と関西でははっきり見ていてわかるくらいに仕掛けやポジショニングの意識が違うなと思えてしまうのが現状なのですよね。関東の騎手は藤田菜Jの話題ばかり、というのもあまりな話ですし、JBCの横山Jではないですが、そろそろ関東の意地と覚悟を示さねばならない時期に差し掛かってきているとは感じます。


・ルメールJ

 遂に騎手大賞をもぎ取り、MVJと合わせて四冠、勝ち鞍と賞金、GⅠ勝利数でも新記録達成と非の打ちどころがありませんでしたね。
 強い馬に乗っているのは間違いないですが、その中で本当にミスが少なく、しっかり力を引き出す騎乗が出来ていて、更に胆力や柔軟性も磨きが掛かって、円熟の絶頂期、という感じになってきました。
 毎年意外と1~2月のスタートダッシュが悪いイメージがあるのですが、来年はもうそのあたりすら克服してきそうな感覚はあります。少なくともモレイラJが通年を取らない限りは、この記録を破れるのは自身だけ、という時代がしばらく続くでしょうし、心身を充実させて、怪我無く、一年間しっかり競馬を盛り上げて欲しいですね。
 強いて言えば、制裁点の面での改善があれば言う事なし、という感覚です。


・M・デムーロJ

 今年もやや調子の波が大きかったものの、好調期に入ればルメールJすら凌駕する勝負勘と人馬一体の威力は健在でしたね。
 本当に12月の勢いは凄かったですし、メンタル面がここまで騎乗の内容に影響するジョッキーも少ないので、その意味では予想を組み立てやすいのは助かると言えば言えます。
 ただ結局今年も、上半期は大人しかったものの夏前から制裁が積み重なって、結局制裁点はトップになってしまっていますし、強さと粗さが表裏一体なのは本当に勿体ないところです。


・戸崎J

 数字上は3位ですがかなり勝ち鞍も率も落としていますし、GⅠこそ勝ったものの全体的に精彩を欠いた年、とは言えるでしょうか。
 やっぱり見ていても競馬の流れの中での引き出しが少なく、特に大きなレースで、しっかり勝ちに行く騎乗をする関西のトップや外国人ジョッキーがいるシーンでは、踏み遅れやポジショニングの甘さが目立ってきてしまっていますね。
 例年通り制裁は少なくスマートに綺麗に乗れているのは評価したいところですが、やはり今の、平場でも重賞でも同じようなリズムで乗る、という意識は一度リセットしないと現状より上が望みにくい時代に入ってきていますから、その辺をどう評価するか、でしょうね。


・福永J

 今年は悲願のダービージョッキーになりましたが、相変わらずそういう大舞台での光彩が長続きしないのも福永Jらしい、というべきでしょうか。
 ダービーこそ背水の陣での乾坤一擲がうまく噛み合ったものの、それ以外ではJBCクラシックのケイティブレイブくらいしか目立った活躍はなかったな、とは思いますし、そつなく数と率は稼いでいるものの、まだまだ大舞台で信頼が置けるか、となると、ではあります。
 その点では計算できるとは言えますし、ダービーを取った事である意味ひとつ充足感もあるのか、と思えば、来年に向けてやはりあまり大きな期待をかけるのは厳しいかもしれませんね。


・川田J

 海外遠征などもあって勝ち鞍自体は落としていますが、ただ2~3着内率はキャリアハイ、唯一デムルメに肉薄できる率をマークしていますし、特に夏の遠征後は積極的なポジショニングと仕掛けの意識に磨きが掛かって、しかもそれを大舞台でも平常心で繰り出せるようになったのが印象的でした。
 やはり日本人ジョッキーとしてデムルメを追撃できるとしたら、現状は川田Jしかいないか、という感覚にはなりますし、今年はそれぞれの路線で概ねいい駒も揃っていますから、より大舞台での躍進を期待したいところですね。


・北村友J

 今年の前半はローカルでしっかり数を稼ぎ、その実績で後半は比較的大きな舞台でもいい馬に乗せてもらえる機会が増えてと、好循環の中で今年を締めくくれたな、と思います。
 クロノジェネシスは勿体なかったですが、一応ノーヴァレンダでGⅠ級もはじめて勝って、ここから大舞台の戦い方をしっかり磨いていけるかどうかが来年以降の活躍度に繋がっていくでしょう。
 少なくともアルアインやダンビュライトの騎乗を見ていると、まだまだ引き出しは少ないな、思い切りも足りないな、と感じる事は多かったので、戦略的思考と騎乗技術をしっかり高めて、上位の常連に定着して欲しいですね。


・田辺J

 うーん、なんだかんだで停滞しているなぁ、と感じてしまいますね。
 特に関東は全体のレベルもあまり高くはないので、その中でこのギリギリTOPラインに甘んじて欲しくはないのですが、やはりコースによってのムラはあるし、総合的な積極性で言うとやはり少し足りない感覚はあります。
 差し競馬での動かし方はとても上手いのですが、現代競馬はどんどん、大レースになればなるほどポジショニング優勢の時代が来ると思うので、そのあたりで意識を高めて、来年こそ100勝を狙って欲しいです。


・松山J

 こちらも順調に数字を伸ばしていい感じですね。
 若さを活かしてしっかり数も乗り、その中でしっかり関西の厳しい土壌で先行力に磨きをかけてきた印象ですし、最終日のシンギュラリティとか中々やるな、と思わせましたので、来年は更に上を狙っていけると思います。
 ただやはり大舞台での引き出しは勿論まだまだ足りないですし、そこに自信をつけていく為にも、アルアインのような出会い、もうひとつ来年の内にGⅠを取って欲しいですね。


・岩田J

 今年は久々にGⅠも勝ち、数字も率的にはしっかり戻してきて、それでいてかつてほどラフな騎乗も目立たず、やっとバランスが取れてきた印象です。
 特に下半期は代名詞のイン付きがかなり目立っていましたし、勝負勘鋭いらしさ溢れる騎乗でも、しっかりギリギリのフェアゾーンをキープできている分より鮮やかに、魅力的にうつりますし、来年は更に良くなってくるイメージはありますね。


・武J

 海外遠征も多く中々難しさもあったでしょうが、金字塔の4000勝は達成したものの内実としてはやはり満足度が足りないシーズンではありましたね。
 質もあるとはいえ、やはりここ数年キタサン以外で大舞台では勝てていないのは寂しい限りですし、今更腕を問うレベルではないとはいえ、やはり出来る事の幅も少しずつはなくなっていく中で、どうマネジメントし、大舞台で存在感をアピールできるか、来年はそこに期待をかけたいですね。
 やはり武Jがそこそこ強いお手馬に乗っていると、外国人ジョッキー含め高いレベルでの凌ぎ合いがより楽しくなると思うので、出来ればしっかり国内に腰を据える年があっても、とは思います。


・藤岡佑J

 今年初頭から活躍が目立ちましたし、後半も前半ほどのインパクトはなかったとはいえ、要所でGⅠでも穴をあけたり、存在感は示した年になったなと思います。
 特に淀の乗り方は安定して良かったと思いますし、その得意の舞台でしっかり数を稼ぎつつ、身についてきた積極性のより適切な活かし方を試行錯誤していく事で、今年以上の活躍をしてくれればいいな、と期待しています。


★調教師部門

 こちらは総論のみになりますが、最終的に藤原厩舎が勝ち鞍では逃げ切ったものの、春先の勢いからすると薄氷でしたね。
 勝率は木村厩舎、賞金は海外込みで友道厩舎と、高いレベルで東西の隔てなく拮抗してきた感じですし、また今年は調教師の初GⅠ獲得も結構目立っていました。
 そのあたりはやはりノーザンとの絡みで色々あるとも言えますが、少なくともローテーションなども含め、今までのセオリーにない所でしっかり結果を出していく、その流れの中で最適な仕事をする、というスタンスに適応してくる厩舎は強い、と言えますので、来年以降を考える上では重要なポイントになるかな、と思います。

 勿論名門厩舎自体の質が下がったわけではなく、より高いレベルでの勝負になってきたイメージで、当然馬の体調面なども含めてより安定的な信頼が置ける可能性は強まってきますから(その分使い分けや、出走レースの減少もセットになるので痛し痒しではありますけれどね)、そこは予想のファクターとしても大切にしたいところです。
 特に今年目立ったのはやはり木村厩舎と中内田厩舎で、出走数は控えめに、その分しっかり率を出してくるのは、藤原厩舎や堀厩舎のスタイルと近しいながらまた少し違う新味があって面白いですし、一方で矢作厩舎のような、昔ながらのレースで鍛える、というやり方でも数字を残せるのが今の時代の面白さだと思います。
 来年も数字的に上位の変動は少ないと思うので(まぁ中竹厩舎だけは流石に今年はチートですから微妙ですけれど)、特に大舞台では、新進で狙うならやはり一戦必勝タイプになってくるのかな、というイメージですね。


★種牡馬部門

 ここは2011年以降、ずっとディープキンカメの二強体制なのにはあまり変わりはないですが、やはり今年は何と言ってもロードカナロアの躍進に尽きるかなと思います。
 二世代で24億弱は、アーモンドアイが稼ぎまくったとはいえやはり破格の数字であり、ちなみにディープの2年目で24億ちょっと、キンカメで20億弱ですから、そこだけ取り上げても将来的にリーディングサイヤーになる可能性は相当に高い、来年は3世代で父キンカメの牙城を崩すかもしれないという期待感はありますね。
 流石に勝ち馬率などや、総合的な距離適性から見て、ディープの牙城を崩すのは簡単ではないでしょうが、それでも最上位クラスの強烈さは本当に素晴らしいので、もしも、を考えられるだけのポテンシャルは感じます。

 ハービンジャーとルーラーシップも堅調ですし、来年はステゴが確実に順位を下げるので、2010年代のトレンドだったサンデーの子供+キンカメ時代から、飽和したサンデー系牝馬の受け皿としてのキンカメの子供+ハービンジャー時代へと緩やかにシフトしていく転換期になるのではないかな、と感じています。
 ディープもそろそろ非の打ちどころのない後継種牡馬を出したいところですし、ただディープ産駒の場合どうしても血統的につける馬が限られてしまう面はあるので、意外とサクソンウォリアーから欧州での爆発があるかも、なんて思ったりしています。

 ステゴ後継としても期待の高いオルフェではありますが、やはり気性面は中々にネックにはなりそうですね。
 春こそラッキーとエポカの活躍である程度面目を保ったものの、秋シーズンその2頭が失速してしまうとやはり微妙な数字に終始してしまいますし、ステゴ以上に確率が低い感じなのが改善していくかどうかでしょうか。
 エポカドーロはちゃんと走れる状況ならまだGⅠを勝てる馬とは思いますし、なんだかんだしぶとくサイアーラインを繋いでくれる気はするのですけれど、やはりあれだけの馬ですから、もう少しコンスタントに強い馬が出てきて欲しいものですよね。
 あと来年はスクリーンヒーロー産駒の質量が一気によくなるはずなので、それでまたモーリス級の化け物が出てくるかどうか、注目はしておきたいところです。
 ジャスタウェイも2歳クロップではまずまず好調でしたし、持ち前の成長力でどこまでくるか、期待したいですね。


posted by clover at 19:41| Comment(8) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
今年一年お疲れ様でしたm(_ _)m
ブログというものを一年通じて追いかけたのは初めてで、もちろん競馬ブログでスポナビ時代から見てたのもありますが、スポナビが閉鎖された後も見続けてるのはここだけなので一年大変お世話になりました。
1つ1つの様々なレースの予想から振り返り、1頭1頭の分析などまぁ自分には真似できないわと言う部分を含めて読み応えのありました。個人的にはスポナビ時代より更に読みやすかったと思いますし、来年も無理せずに続けていただけらと思います。
来年から名馬列伝復活と言う事で今からとても楽しみにしてます。
リクエストしたい名馬は山ほどいるんですがスペシャルウィークとトレヴを書いて頂けたらと思います。トレヴに関しては海外ですし、見れるレースにしても限られていて調べるにしてもとても時間がかかるでしょうから頭の片隅にでもおいていただけたらと思います。ただオルフェーヴルを5馬身ちぎったあの凄まじさが未だに鮮烈で日本馬はまだまだ勝てないなと痛感させられた馬だったのでリクエストさせてもらいました。
本当に今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
それでは、よいお年を。
Posted by ブソン at 2018年12月31日 21:16
こんばんは。

お疲れ様でーす。

なにぶん自分は競馬の知識に関しては ほぼ素人で、ここで皆さんと共にコメントしているのも烏滸がましいレベルなので、こういった内容はとても参考になります。

JRAのリーディングくらいググればわかるだろ! と思うかもしれませんが、そこには細かく噛み砕いた解説はなく数字しかないのでピンとこないんですよね…


厩舎部門では、恥ずかしながら予想をする際厩舎というものを考慮したことがなかったもので…

確かに日々馬をお世話する人達の存在が不可欠な以上、その要素も重要なデータだと思いました。


種牡馬部門のロードカナロアですが、現状の実績は文句なしですが成長力というか早熟系な可能性もありますよね? もちろん今現在は誰にもわからない話ですが。
ただ個人的には今のディープ一人勝ち状態よりも、様々な種牡馬が活躍していくことを期待してます。その方が楽しそうでしょ!


騎手部門では藤岡佑Jかなぁ。

今年(2018年)1番活躍した日本人ジョッキーは川田Jで間違いないと思いますし、ジョッキー全体で見ればデムルメを始めとする外国人ジョッキーでしょうけど、藤岡佑Jのこの1年での成長力はなかなかのものがあると感じていて、来年どのような活躍を見せてくれるのか期待している一人ですね。
Posted by hetare at 2018年12月31日 23:10
>ブソン様

 いつもコメントありがとうございますー。

 はじめて年間通して追いかけてくださった、というくだりはブロガーとして冥利に尽きますね。
 基本文字だけの淡泊なブログしか書けないので、その中で最低限読みやすいように、という工夫は意識してきました。スポナビ時代はフォーマットも一括でしたから、それよりごちゃごちゃしておらず読みやすい、と思って頂けたならそちらも嬉しい事です。
 今年も一年追いかけて頂けるように頑張ります。

 トレヴいいですねぇ、海外の馬ですとやっぱり需要の面でどうかな、という意識がスポナビ時代はありましたけど、今ならそこまで気を使わなくていいと思いますし、それこそ新馬戦レベルならともかく、トレヴクラスなら主要なレース映像はすぐ引っ張ってこられるので、候補に入れておきます。
 スペシャルウィークに関してはスポナビ時代にも書こうか考えたことはあって、ただどうしても90年代後半の馬ばかりになるのも良くないかな、というバランスの中でタイミングを失っていたのですよね。
 この馬とオペラオーは、まだ健在の内に書いてあげたかったですが、今からでも遅くはないとチャレンジしてみたい馬には入っていますので、ある程度気長にお待ちいただけるとありがたいです。
 
Posted by clover at 2019年01月01日 05:50
>hetare様

 いつもコメントありがとうございますー。

 競馬を心から楽しむ気持ちにキャリアや知識量は無関係ですし、むしろここから沢山面白い事を学ぶ余地があるのは素敵な事だと思いますよ。
 私の記事でもある程度前提知識が必要なものを無意識に投下してしまっている場合はあると思いますし、よりお気軽に質問して頂ければ、私がわかる範囲でならお答えしますので、どうか今年一年で、更に競馬を奥深く楽しむための礎を築いていってください。

 調教師も、騎手ほど数字が顕著に違うわけではないですけれど、やはりトップ厩舎と中堅厩舎では信頼度に大きく差は出てきますからね。
 記事でも取り上げた藤原厩舎や中内田厩舎は、去年の3着内率が5割弱、つまり出走させれば2回に1回は馬券になる計算ですし、50位前後の中堅ですとこれが4回に1回、くらいにはなるので、単純に厩舎で買う、というファクターも充分成り立つんですよね。

 スポナビ時代、同時期に安生エイジさんという方が、この厩舎力&外厩を予想の軸として強くフォーカスした、とても面白いブログを書いていらして、私もそれを参考に色々取り入れた部分もあったりします。
 突き詰めれば厩舎での仕上がりがイマイチなら、いくらルメールJクラスでも持ってこれない、という話にはなりますし、とりわけ大きいレースでは渾身度の差が色濃く出ますからね。
 私自身は馬個体の適性が一番大切なファクターとして予想を組み立ててはいますが、騎手と厩舎の組み合わせ、更に血統や調教のファクターでプラスマイナスする面も大きいですから、意識しておいて損は絶対にないと思いますよ。

 ロードカナロアに関しては仰るように来年が真の勝負、という面はあるでしょうが、それでも3歳秋での成長度は見せてくれていたから大丈夫かな、と楽観視しています。
 ぶっちゃけディープにしたってそんなに成長度が高い種牡馬ではなく、むしろ早仕上がりと完成度の高さ・平均点の高さが一番の武器ですし、若い時期に無理しなければ古馬になって開花する馬も出てくるはずですからね。
 キンカメは成長力があって、特に5歳シーズンくらいで一気に強くなる馬が多いイメージですから、ロードカナロアがそこまで受け継いでいてくれれば磐石なんですけどね。

 藤岡佑Jは少なくともレースに臨む上での意識が去年はガラッと変わり、それをしっかり一年かけて根付かせた、と感じるので、去年の好成績が一過性では終わらないだろう、という点は信頼が置けると思います。
 ただ後半戦は前半ほどは勢いがなくなっていましたし、キャリアハイにもあと1勝届きませんでしたから、上手くバランスを取りつつ、今年はもう一段上を狙って欲しいですね。
 
Posted by clover at 2019年01月01日 06:13
これまでの実績から言うとおかしな話にはなりますが、ルメールがこれだけ
GⅠでやれるとは思いませんでした。ただ、多分にデムーロの不振に助けられた部分も
あったので、今年どうなるかしっかり流れを見極めないととは思います。
個人的にルメールは、上位互換ではありますが福永タイプだと今でも思っているので。

タイプ的に田辺が横山典の後を継ぐべき存在だと思っていますが、どうも去年は
冴えなかったですね。ここまで外人が勝つようになったことを考えれば、十分
やっているとも言えますが、川田とともに日本人騎手をリードするところまでは
行ってほしいです。

藤岡佑は本当に思い切りが良くなったし、それでいてよく考えて乗っている部分も
伺えますから、今の良い流れが続いていけばこれは今年もしかすると一気に100勝
レベルまで行くのではないかとも、真のブレイクは去年ではなく今年ということに
ならないかと期待しています。
Posted by I.C.スタッド at 2019年01月02日 11:15
今年は松山騎手に期待です。
去年は成長の跡が見れとれて先行力付けて来てますよね。
アルアインで悔しい思いをしてから腐らずの姿勢でやっていると
思いますし飛躍の年にして欲しいです。
結構、風貌はおっとりした感じでも気の強さを覗かせる所ありますし
デムルメにも挑んでって欲しいですね。
年始の金杯はまずカツジと松山騎手に期待を込めます。
Posted by BOBO at 2019年01月02日 16:54
>I.C.スタッド様

 いつもコメントありがとうございますー。

 確かに秋の頭辺りはミルコJダメダメだったのは間違いないですし、そこで勢いづいた、という面はあるかもですね。
 それでもやはり一昨年くらいに比べれば、強い馬に乗った時の積極性は段違いになっているとは思いますし、仕掛けの意識も強気にシフトしていますから、私はもう懐疑的には見ない方向で考えています。
 ただ毎年この正月休みで色々リセットされるのか、1~2月は不調なんですよねぇ。そのあたりまで改善してくるのかは注視したいところですね。

 関東はいい加減戸崎Jの1強状態では困りますよねぇ。
 田辺Jは逆に毎年スタートダッシュだけは良いのですが、大抵クラシックシーズンになると失速するので、今年はなんとか年間通じて高いパフォーマンスを発揮し、最低でも100勝を目指して欲しいです。
 あと関東では石橋Jが上がってくると思いますよ。関東の騎手の中では積極性の意識改革がだいぶ出来ている感じはします。

 藤岡佑Jも意外と乗鞍自体は多くなくて、しっかりひとつひとつの騎乗で最善を模索するスタイルですよね。
 そこで単純に、去年の活躍で騎乗依頼そのものが増えた時にプラスになるか否かが試金石でしょうけど、更に躍進の可能性は秘めていると私も思います。
 年明けから得意の京都が続きますし、クリノガウディーは回避になってしまいましたけど楽しみですね。
Posted by clover at 2019年01月02日 18:12
>BOBO様

 いつもコメントありがとうございますー。

 松山Jもかなり積極果敢になりましたよね。
 というより、関西の上位勢は触発し合ってそれぞれにポジショニング意識を高め合っている感じがしますし、レベルの高い凌ぎ合いが今年も楽しめそうでいい感じです。
 カツジの場合、近走はゆったり入って良さが出てきていますので、開幕週Aコースで例年通りイン有利の淀ですと、どこまでポジションを取ってくるかのバランスが鍵になりそうですね。
 この相手なら当然いい勝負はして欲しい馬ですし、やはり年の初めは若い騎手にロケットスタートを決めて目立って欲しいな、という感覚はありますね。
Posted by clover at 2019年01月02日 18:16
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