2018年10月31日

2018 10月第4週新馬戦など レース回顧(日曜編)

 昨日に次いでの新馬回顧日曜編です。
 明日の北海道2歳優駿は、明日の朝予想書いて、夜に回顧書くつもりではいます。


★10/28(日) 東京4R 芝1400m戦

このレースはワークフォース産駒のシトラスノキセキが、中団インから馬群を割って差し込み、ケープブランコ産駒チビラーサンとの叩き合いを制して新馬勝ちしました。
 しかしこの名前で芝1400mに出てきたから、てっきりキンシャサノキセキ産駒だと思っていたのですけれどね。。。

 ともあれ芝は秋天当日で絶好の良馬場、時計はいくらでも出る状態の中で、36,4-12,2-34,5=1,23,1と、新馬らしく前半スローからの11,5-11,6-11,4という後半推移の3F戦で、上位勢は脚をまだ出し切ってはいない推移にはなるのかな、と思います。
 レースラップ的には持続面も質的にもさほど評価出来ませんが、1、2着馬はそれなりに強い競馬だったかなと見ています。

 勝ったシトラスノキセキはスタート一歩で中団よりは後ろかな?というポジションから、コーナーもタイトにインを通して直線、意外とスムーズに前が空いたこともあり序盤でスルスルと伸びてきて2着馬の1馬身後ろに取りつき、そこから2着馬がかなりしぶとかったですが、ラスト1Fで内に潜り込んで差し切ったのは中々のインパクトでした。
 この馬の推移は11,2-11,1-11,2くらいで、ほぼフラットに3F持続力を見せている感じで、コースロスがなかった分はあれ悪くはないですし、血統的には距離延長も問題なさそうなので、ポジショニングの課題がクリアされれば上でもそこそこやれるかなと思います。

 2着のチビラーサンも、ケープブランコの仔なんてほとんど走っていませんでしたが、ある程度好位からスッと馬群の中を抜けてきた脚、最後の持続力面も悪くはなかったです。
 血統的に欧州型が強く出ているわけで、追走がより問われるとどうか、と思いますし、それなりの後半要素を見せたからにはこちらも延長を視野に入れた方が安定するかな、とは思います。相手関係にもよりますが未勝利ならチャンスは十分あるでしょう。

 3着フォートエリーは、レース質としてはある程度出し切れていると思いますし少し素材感で足りなかったかなと。
 こちらはキンシャサですし、もう少し流れる1400mや、ポジションが取れるようになれば1200mで、というタイプでしょうかね。


★10/28(日) 東京5R 芝1800m戦

 ここは藤沢厩舎のディープインパクト産駒・ルヴォルグが、好位追走から悠々突き抜け圧勝しました。本当にこの土日の藤沢厩舎&ルメールJは手が付けられませんでしたね。

 ラップは37,5-38,3-33,7=1,49,5という、新馬らしい3F特化勝負で、ここが11,4-11,0-11,3と加速力・瞬発力の質・持続力全てにおいてかなり高いレベルを問われており、これをほぼ番手から引き出してきた勝ち馬に対しては中々肉薄は難しかったとは言えます。
 ただ上がり33秒前半を使えた馬もいなかったレースですので、後続の血統からしても質的に足りなかったイメージは強く、その点でこの展開の中では相手に恵まれたのもあるのかな、とは感じています。

 ただ勝ち馬としては外枠だったとはいえ序盤から楽に好位に取りつき折り合いもついて、4コーナーからじわっと動いていっての走りの素軽さと迫力はとても目立ちましたし、ほぼ馬なりでラストまで落としていないのも好感で、これは素直に強いディープだな、と思います。
 勿論上がりだけの競馬なのでまだ未知数な部分は大きいですが、東スポ杯あたりに出てきても素質負けはしないレベルだと思いますし、広いコースに限らず走れそうなので楽しみですね。

 2着のストームリッパ―はインを捌くのに、3着のセントレグナートは外に持ち出すのにやや苦労したところはあったと思いますが、それでも質的な面でも、絶対的な総合力でも勝ち馬には足りなかった感じで、タイプ的にもう少し距離があった方がいいかもですね。
 特に3着馬はモレイラJであの動きの鈍さですから、ヴァンキッシュランの下、と考えても大事に使って来春かな、という来はします。


★10/28(日) 新潟5R ダート1200m戦

 渋馬場になった新潟の新馬戦は、序盤から先行争いを演じたサーストンバーラムとクールティアラの一騎打ちになり、ハナを取り切ったサーストンバーラムがそのまま好時計で押し切りました。
 もっとも未勝利で1,11,2、500万下で1,09,9が出るダートですので、34,5-36,9=1,11,4は破格とは言えませんが、後続が大きく離れたのも含めて上位2頭が抜けていて、その上で最序盤のハナ争いが全てだったかな、と思います。
 出足自体はクールの方が速かったので、枠が逆ならとも言えますが、3/4馬身差あたりから押して押して食らいついて、クールにハナを奪わせなかったサーストン菊沢Jの執念勝ちというイメージです。

 勿論クールの藤田Jとしても無難には乗れていますが、後半要素でとくに良さも出なかったですし、スタートセンスは絶好でしたから次はしっかり逃げて勝ちに繋げて欲しいところですね。これだけ走れれば、中央開催でもやれるかなとは思います。


★10/28(日) 京都4R ダート1800m戦

 ここはロードカナロア産駒のダノンスプレンダーが、好位からそのまま押し切る強い競馬を見せました。しかし去年はロードカナロア産駒でダート、というイメージがまるでなかったですが、今年はそこそここちらの適性を見せる馬も出てきていますね。

 時計的には同日1600万下がスローで1,51,8ですから、1,54,1という全体時計自体はすごくいい、とまではいいませんが、ただレースラップが後半12,7-12,5-12,3と加速して終わっているので上位2頭はまだ出しきっていない感覚にはなりますし、その点は好感が持てますね。
 特に勝ち馬はテンからしっかりポジションが取れていますし、ペースが上がってもやれそうですので、上のクラスでもチャンスはある馬だと感じます。

 2着馬もダンカーク産駒はダート向き、と言われていた割に全然走らなかった中で、新馬でははじめてくらいにダートで結果出してきた馬ですし、こちらもこのゆったりした距離で良さが出ている感じですから、引き続き同条件なら勝ち負けはしてくるでしょうね。


★10/28(日) 京都5R 芝1600m戦

 このレースは持ち込みのダイワメジャー産駒メトロポールが外から突き抜けて圧勝しました。
 京都の芝は日曜も引き続きタフな馬場で、渇きかけもあったかダイワメジャーとキンカメの庭、というイメージでしたし、そこに噛み合ったのはあると思いますが、それでも48,1-47,8=1,35,9という平均での全体時計の質の高さ、それでいてラスト12,1-11,9-11,6という加速ラップを、それ以上の加速で悠々突き抜けていったところはかなりインパクトがありました。

 無論高速馬場でどうか、というのはあるのですが、追走面で一定の担保を見せつつ底を見せていませんので普通にかなり強いとは思いますし、マイルの500万クラスなら普通に勝ち負けしてくるでしょう。

 2着のロードグラディオもポケット追走からスムーズに直線抜けてきたものの、勝ち馬の勢いには完敗、という形でした。
 ただこの馬自身の走破でも結構なレベルだとは思いますし、3着馬は離していますから評価できる内容で、こちらも高速ラップを踏んだ時にどうか、という部分がクリアできれば未勝利はすんなり勝ち上がれる素材だと思います。


★10/28(日) 京都6R 500万下1200m戦

 遂に平場の2歳500万下もはじまりましたが、しかしこのレースは他の新馬に比べても実に地味なレースになっていますね。
 ラップ的にも36,0-34,6=1,10,6は、馬場を差し引いても平凡ですし、後半も11,7-11,4-11,5と、かなりのスローの割に目立ったラップを踏んでいなくて、基本前目の馬が雪崩れ込んだだけというレースにはなっています。
 勝ったメイショウケイメイは、新馬に続いてレースセンスの高さを見せた格好ではありますが、やはり相手とレース展開に恵まれた感は強く、OPで太刀打ちするには今まで見せていない前半要素でかなり良さを引き出せないと厳しいかな、というイメージの一戦でした。

 ジャカランダシティは新馬のイメージからしても、逃げてスピードを活かした方がいい感じはしますけどね。


posted by clover at 19:34| Comment(0) | レース回顧・中央競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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