2018年05月29日

2018 さきたま杯

 明日は交流重賞のさきたま杯ですね。
 メンバー的にはかなり小粒で、意外と荒れるかも?と思わせる要素も揃った難しいレースですが、頑張って読み解いていきたいところです。


 とりあえず今日の浦和の馬場は平年並みだろうと思います。
 メインレースのB1B2戦が37,5-12,8-38,9とややハイで1,29,2でしたから、極端に重いという程ではなく、明日は下り坂の予報にはなりますけれど、近年の南関は雨が降っても時計的には遜色がないので、例年通り1,26,0前後の攻防と考えていいのではないでしょうか。

 レース展開ですが、これがかなり読み辛いところがありますね。
 まずサクセスエナジーが有力馬の中で一番内を引いてしまって、個人的にこの馬は砂を被ると良くないとは思っており、松山Jもそのあたりを意識した競馬はしたいはずで、となると結構頑張ってスタートから出していく、場合によっては自分で逃げる形も視野に入ってきます。
 ただしすぐ外にいる先行力の裏付けがあるアンサンブルライフやネロ、地方移籍で先行策に開眼したナガラオリオン、更にノブワイルドは同じ舞台の重馬場で35,4で逃げた実績があり、当然外からグレイスフルリープも早めの競馬をしてくると予想される中で、サクセスエナジーのポジションがどこになるかを見極めるのがこのレースの序盤最大のポイントになるのではないか、と思います。

 すんなり逃げる形になればまずそのままじゃないかな、とは思いますが、もしも包まれる形ですと少し苦しい気はしますし、どうあれノブワイルドはここ2走逃げて別次元の競馬が出来るようになった以上、ここでも逃げには拘ってくるはずです。
 最低でもサクセスエナジーとしては、序盤抵抗してスペースを作って外に持ち出すくらいはしたいはずですし、結構前半は流れるイメージでいいんじゃないかな、とは考えています。
 ネロは左回りですとやや出足が悪いイメージですがここでどうか、グレイスフルリープもゲートが速い馬ですがこれだけ外からどこまで出してこられるか、ベストウォーリアも含めて中央勢は、それぞれに自分がベストと望むポジションを取るのに少し苦労する可能性は感じる並びだと思いますね。
 そんな中でキタサンミカヅキだけは自分の競馬に徹して、インベタで中団追走、差し脚に賭ける競馬になるでしょうか。

 レース全体としては36,0-12,5-37,5=1,26,0くらいのイメージで、そしてこのレースは基本的には600-400mの3角入り口が最速になるレースです。
 前半がスローですとそこでの加速馬場が大きくなり、去年なんかは後半11,3-12,4-13,1なんてラップでホワイトフーガが出し抜いていたように、前半の追走で削がれなかった馬が、機動力と瞬間的な切れ味の質を生かして粘り込むのがお決まりのレースとは言えます。
 ただし今年の場合、ノブワイルドが一貫消耗戦に持ち込む可能性はあって、実際にそういう流れで1,26,4という地方馬としては破格の持ち時計がありますので、そうなるとより消耗型の馬が優位になるシーンもありそうです。
 まあそれでも、流石に中央馬がこの馬のペースでみんな削がれる可能性は低いと思いますし、波は例年より小さめでも基本仕掛けの早い競馬をイメージはしておきたいですね。


◎グレイスフルリープ

 二番が効かないタイプっぽいのが気になりますが、外枠で自分のリズムで前半入っていけそうなのはいいとは思います。
 もっともここ2走、同じ要因で評価した黒船賞が暴走で惨敗、逆に1200mの内枠で軽視した東京スプリントが逃げて圧勝ですのでなんとも、なんですけれど、1400mならある程度前に馬を置いた競馬の方がコントロールしやすいはずで、3~4番手の外目から向こう正面、機動力を生かしてコーナーに入っていければ、そこでの立ち回りは百戦錬磨の武Jと共に信用できるものがあります。

 色々展開が読み辛いところはある中で、どういう流れになってもある程度対応できそう、という視座もあり、素材としてはサクセスエナジーの方を評価したいところはあるのですが、ここはこちらの人馬の経験を取りたいですね。


〇サクセスエナジー

 前走で地方小回りでの機動力は証明し、中京でも普通に走れていますので左回りもそこまで不安なし、強いて言えば関東圏の輸送が初なのでそのあたりがどうかですが、能力と勢い的にはこの相手なら勝ち切って欲しいのは山々です。
 ただし上で書いたように、ちょっと出負けしたりで包まれる競馬になると苦しいところはありそうで、無論交流戦ですので2コーナー地点である程度ばらける中で外を意識は出来るでしょうけど、勝ち切るという意味では思い切って逃げるつもりで出していって欲しいですかね。

 ペースが上がっても対応は出来る馬ですし、すんなり動ける位置に収まれれば逃げでも番手でも問題なく自分の脚は出し切ってくれるかなと思いますが、リスクの面を差し引きしてグレイスフルリープを上に取った格好です。


▲ネロ

 この馬の場合1400mは明らかに長いだろう、というのはあるのですが、今年の場合ノブワイルドが一貫消耗戦に持ち込む可能性があって、その流れの中ではかなり適性的に嵌るかな、とは感じています。
逆に去年みたいにスロー気味から一気の加速、とかになるとズブさが出てしまいそうですし、出来れば前の流れに強気に乗ってペースを引き上げて欲しいところです。南関なら戸崎Jもそういう競馬はお手の物ですし、ここでも楽しみはあると思います。


△キタサンミカヅキ

 斤量と距離は微妙ですが、インベタで嵌り待ちできそうなのと、ペース自体も向いて消耗戦になってくれればチャンスはあるかな、というイメージです。
 流石に小回りですと早め早めに動いていって味があるわけでもないですし、ラストかなりラップが落ちないと厳しいですが、有力馬も早めには動くはずでスペース確保は容易く、ラストのバテた所での差し込みは間違いのないものがありますので期待したいですね。


△ベストウォーリア

 うーんまぁ、現時点ですけれどノブワイルドより人気ないなら、ですかね。
 この馬の場合そもそもいい頃でもこのレースは勝ち切れていないように、要所の一気の反応で置かれている要因が大きいのですが、ノブワイルドが消耗戦に持ち込んでくれるとその弱点が出にくく、1400mのハイペースで持ち前のしぶとさを発揮できる可能性は残されていると思います。

 もっとも前走のかしわ記念もこの馬としては悪くない流れだったのに早々失速と、衰えが顕著なのは疑いないですし、このレースも順調に着順を下げて4着かなぁ、というイメージはあるのですが、有力馬がどれもポカをやらかす要素はあるレースと見ていますので、そのあたりで相対的に浮上してくる可能性を考えて拾っておきます。


 ノブワイルドはここ2走の時計が交流重賞レベルなのは疑いないですが、それでもほぼ一貫戦で全く絡まれずに、なので、流石にこの相手ですと追走で削げない、要所で早めに進出してこられる中で、同じような粘り腰を発揮できるかは流石に疑問符で、明日にはもう少しオッズも落ち着くとは思いますが変に穴人気するなら狙いたくはないかな、というのが正直なイメージですね。
 ただ雨が降って砂を被らない強みが更に生きる可能性もありますし、レースぶりには注目したいところです。


posted by clover at 17:15| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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