2018年05月01日

2018 NHKマイルC プレビュー

★はじめに

 昨日はちょっと体調が微妙でおサボりしてしまったので、一日遅れですがNHKマイルCのプレビューです。
 今年も様々な路線から有力馬が募ったものの、例年軸になりやすい皐月賞からの参戦がなく、一方でここ目標にじっくりと構えてきた有力馬もかなりいるので、力関係の把握が例年以上に難解なNHKマイルCになりそうですね。


★レース傾向分析


 例によって前年の記事です。
 概ね気をつけるべき点は書き尽くしていますし、後は去年のレースを含めて考えますと、去年もペースとしては34,5-23,4-34,4=1,32,3と綺麗な平均ペースからの持続力戦で、ほぼ例年の傾向を踏襲した内容だったと言えます。
 基本的に中盤はほとんど緩まないので、後傾特化の中距離タイプは苦戦する傾向にあり、少なくとも差し馬でも相当に上質な追走力は必須、その上で破格の持続力を持っていれば勝ち切るシーンもあるものの、並の一流馬程度ですとどうしても2~3着までが精一杯、とはなりがちです。

 あとやはり、基本的には逃げ馬にとっては難しいコースです。
 近年そこそこ逃げ馬が勝っていますが、ミッキーアイルにせよメジャーエンブレムにせよ、明らかに素材感が絶対的に違う、というレベルの馬でしたし(カレンブラックヒルの年は稍重のせいでペースが極めて緩い特殊例)、基本的には逃げ馬の作る速い流れに無理なく乗っかって追走する好位~中団の馬が勝ち負けするパターンが多いと考えるべきでしょう。


★有力馬所感

・テトラドラクマ

 ここ2年続けて勝ち馬を輩出しているクイーンCから、満を持してのステップを踏んでテトラドラクマが参戦します。
 過去2年の勝ち馬と違って桜花賞をパスしてここ、という異例のローテーションがどう出るか、というのと、後は素材的に逃げ馬には辛いこの条件で足りるのか、という部分でしっかり検証すべき馬なので最初に持ってきたのですが、最初に結論から言うと、少なくとも過去2年の勝ち馬と同レベルに扱うのは危険だとは思っています。

 まずクイーンCは46,0-47,8と強烈なハイペースを自分で刻み、馬場を考えれば優秀な時計で押し切っていて、少なくともこのメンバーに入っても、追走力的な視座では最上位と考えていいのは確かです。
 ただ一方で、このレースは後半12,0-11,5-12,4とコーナー出口で明確に減速して息を入れてから再加速、というステップを踏んでいますし、それでいてラストも12,4を要していますので、少なくともハイペースの中での後半要素、という観点だけでもメジャーエンブレムとアエロリット相手には分が悪い数字です。
 それにクイーンC上位組のその後が結構散々ですし、レースレベルは低かった、本来勝つべきだったマウレアは追走で完璧に削がれた、とみた時に、じゃあまず600-400m地点で後続が殺到してきて緩みを作れないこの条件でどうか?とはなります。

 一応この馬の場合、平均ペースや後傾ペースでもこのコースなら一定の結果を残していて、未勝利勝ちの時のラスト1Fまで加速して押し切った内容や、プリモシーンに持続力特化でギリギリまで食い下がったレースを見ても、簡単に崩れる馬ではない、とは思います。
 ただ勝ち切る、というレベルまでいくとラスト1Fの甘さはネックになってくる気がしますし、今の馬場でしたら当然32秒台半ばの勝ち時計は視野に入れておかないとならないので、後ろの馬を追走面で削ぐ、となると、前半はそれこそ45秒台後半くらいの入りが求められます。

 去年の安田記念のロゴタイプみたいなレースメイクが理想で、そのあたり同じ田辺Jが鞍上、というのは面白い要素ではありますが、勝ち負けまで持ち込むための幅は微妙に狭いのではないかな、と見ています。
 今年はある程度の位置から高い持続力を繰り出せる強敵も多いと見ていますし、今のところ無印にするつもりはないですが、重い印を打つかは他の有力馬の状態や枠の並び次第で、多分連下止まりにするのではないかと考えています。


・タワーオブロンドン

 一応このレースの軸としてはこの馬でしょうし、この馬を負かす事が出来るか?というのは一つの考え方として正しいと思います。
 前走は休み明けの関西遠征で外からの競馬でもしっかり最後まで脚を維持してきて、マイルでも同世代相手なら充分に強い事を改めて証明しました。
 まあ京王杯の持続力がかなり強烈でしたし、1400mの方がより強いだろうとは思いますが、この馬の場合はききょうSで超ハイペースの中一頭だけ楽に脚を残して突き抜けた実績もあり、ペース対応力の幅が広いのも安定した信頼を置きやすい部分です。

 ただ朝日杯にしても前走にしても他馬を圧倒してきたレベルではないですし、ちょっとなにかがあれば逆転される差でもあるとは思っていますので、この馬自身としては出来れば内枠を引いてロスなく、という競馬が理想になってくるでしょう。
 テトラが逃げる以上はまず流れると思っていた方がいいレースですし、その中で考えた時にやはり外せる馬ではなく、ただ基本線対抗で、この馬を負かせる馬を本命に据えたいな、というのが今のところの考えですね。


・ギベオン

 3戦2勝で、前走も強敵ブラストワンピースの2着と堅実な戦績を残してきたギベオンが、矛先を変えてマイル路線に殴りこんできます。
 戦績の質の高さとミルコJ、という所で間違いなく人気を集める一頭ですが、さしあたり現状の素材感と性能面からすると危険な人気馬ではあるかな、と感じます。

 まず当然ながら、ずっと長めの距離を走ってきているので追走面での担保はまるでないですし、また中距離路線でもそこまでポジショニングが良い馬ではないので、畢竟ここでは後方からの競馬を強いられる事にはなるでしょう。
 となるとどこかでリカバーしたいところですが、基本的にこのレースは中盤もそんなに緩みませんし、レース平均で流れたとしても23,8ですので、例えばこの地点で押し上げようとしたら、後半5Fレベルでの持続力を問われる事になります。

 青葉賞のサトノソルタスを見てもわかるとは思いますが、府中で3コーナー手前から動いていく形でラストまで持続力を維持できるのは化け物レベルの馬だけですし、じゃあこの馬がそこまでの素材か、となると、前走にしてもラスト1Fでブラストワンピースとの差をほぼ詰められていないように、最上位にあるとは流石に言えない水準です。
 インディチャンプとの比較でも、あちらがマイルで追走力を問われて削がれた面はあるとしても、それでもアーリントンカップ組と絶対能力的にそこまでの差があるとは思えないですしね。

 無論隠し持った追走力があり、ペースが上がっても今まで通りの末脚を発揮できるなら勝ち負けになっていいですし、キングカメハメハやダノンシャンティなどもこのレースの時点では追走面で危うさがあったものの、そこを克服して圧勝したわけですが、裏を返すとあのクラスの馬でないといきなりここでハイペースに巻き込まれてへっちゃらな顔で差してくるのは難しい、とも言えます。
 少なくとも追走面である程度質を上げてくる事、内枠からスムーズに出て中団後ろくらいまでは押し上げておくことが勝負に絡む絶対条件ではありますし、そのリスクとオッズのバランスから考えると、怖いですが基本的には消してしまいたい馬の筆頭にはなりますね。


・カツジ

 前走のNZTでは、新境地の後方差し込みでケイアイノーテックを差し切り、改めてマイル路線の主役になるべく勇躍ここに乗りこんできます。

 この馬の場合は前走平均で流れたマイル戦で後方からになったように、ポジショニングが出来なくはないけれど前半無理すると甘くなるタイプっぽくて、かつまだ追走面での担保、時計面でもかなり詰めてこないといけないのは課題になります。
 前走にしても実質超高速に近い馬場で、後半延々加速する流れが後ろから捲る競馬とフィットした部分は大きく、ケイアイノーテックの方がやや噛み合わない競馬をしていますので、そのあたりでどちらかと言うと私はケイアイノーテックの方が適性の幅・質という視座では評価しています。

 ここでもどんなポジションになるかが読みにくく、デイリー杯でジャンダルムに加速戦で一気に離されているように、どちらかと言うとそこまで要所の器用さはないので、ある程度外目の枠から淡々と中団外くらいで進められれば、とは思うのですけれど、重い印を打つにはワンパンチ足りないかなぁ、というイメージです。
 前走かなり馬体を減らして再度輸送競馬でもありますし、直前の状態や枠の並びなども踏まえて上げ下げしたいところで、他に面白い馬も多いレースなので思い切って印を回さない可能性もあるかなとは思っています。


・パクスアメリカーナ

 マイル路線でコツコツと実力を積み重ねてきたこの馬も、前走では惜しい2着でしっかり賞金と権利を獲得、いざ本番での逆転を狙います。

 タイプ的にはこの馬はかなり本命候補に近いです。
 これまでのレースでも厳しい流れの方が強い競馬が出来ているタイプで、前走などはインディチャンプに一列前に入られてしまった事で追走面の良さを生かし切れなかったものの、それでもインから持続力勝負の中しぶとく伸びてきていて、時計勝負にもある程度目途を立てたのは収穫だったと思います。

 ここはテトラドラクマがいるのでまずスローバランスにはならないと踏んでいますし、その中で強気に先行していければ、多頭数のポジション差でタワーオブロンドンを逆転できる余地は充分にあると思います。
 持続力勝負でもまだ底を見せていない所はこのレースにフィットしますし、前走もラップの落ちた坂地点で伸びてきているように坂加速の適性もそれなりには持っているので、ある程度外目の枠からスムーズに3~4番手の外、去年のアエロリットみたいな競馬が出来れば勝機は充分ではないかと感じています。

 あまり器用さはなく、スタートも安定していないので、内枠だと少しリスクが大きいところもあり一筋縄ではいかないですが、このレースに強いフレンチデピュティ血統のクロフネ産駒、飛ぶ鳥を落とす勢いの中内田厩舎×川田Jのコンビですし、今の時点ではこの馬に本命を打つ確率が一番高いかなと思っています。


・プリモシーン

 桜花賞では出遅れからのどん詰まりといいところなしの競馬でしたが、それでも着差的にはそれなりの競馬をしていて、過去にはテトラドラクマを問答無用で差し切った未勝利戦など強いレースもあるこの馬、果たしてクラシックジョッキーとなった戸崎Jもここで汚名返上といくか注目です。

 前走はかなりちぐはぐで参考外と言ってもいいですし、ある程度ゆったり入れば後半4Fで楽に45秒そこそこの上がりを使ってこられる担保があるのはここでも大きな魅力です。
 タイプ的には後傾型の気もしますが、一応前走でもハロン12を切るペースで追走して最後まで脚を残していたように、極端に前についていく、なんてことにならない限り、1000m59秒くらいなら対応してくると感じます。

 未勝利時点で上がり33,2と強烈な末脚を見せていて、かつここでは坂での瞬間的な切れ味、10秒台の瞬発力と、そこからしっかりラストを一気に落とさないしぶとい持続力を揃って見せているので、このレースで好走する差し馬としてはギベオンよりは確実に担保はあると思えます。
 血統的に時計勝負も苦にしないとは思いますし、ある程度まともなレースが出来れば勝ち負けに絡んできて全く不思議はない馬だと見ていますが、後は戸崎Jがまた変に馬群の中にいれて踏み遅れないか、そこは怖いところですね。

 前走にしても外枠だから怖いな、と思っていたら出遅れて最内に潜り込み詰まる、という離れ業でしたし、馬のタイプ的にはともかく、乗り役の資質的には今回もある程度外枠で、スタートを決めて中団外目くらいが勝ち切る為には大前提になりそうです。
 そのあたりの条件が噛み合いそうなら重い印も考えたい馬ですね。


・ケイアイノーテック

 こちらも常に安定して走るものの重賞では一歩足りないケイアイノーテックが、ここで一気の戴冠となるか注目です。
 武Jの騎乗停止で藤岡佑Jに変更、どうしてもここまでも騎手が固定できない所に弱みはありますし、素材的にもいいものはありますが一線級ではない中でどれだけの競馬を見せられるか、ガンコでは厳しい現実に突き当たった中での藤岡佑Jのタクトも期待はしています。

 ただこの馬、本質的には高速巧者&後傾型だとは思っています。
 なので馬場条件はいいですが、テトラドラクマが作るタフなペースで良さが出るかとなると微妙なラインで、少なくとも重い馬場だったとはいえパクスアメリカーナには完敗、適条件に近かった朝日杯でもタワーオブロンドンに負けている以上、それ以上の評価をするのは現実的には厳しいかな、と思います。この2頭は厳しいペースでより良さが出そうな所もありますからね。

 一応近年頓に積極性がある藤岡佑Jなので、内枠からある程度しっかり出していって3列目のインくらいでコーナーはじっと我慢、直線で上手く外に出して、なんてロスのない競馬で立ち回れれば勝ち負けもワンチャンスはあるかなと思うのですが、ただ近走結構使い詰めで前走が-12kgというのもあまりいい材料ではなく、今のところは連下想定ですね。


・ミスターメロディ

 初芝の前走であっと言わせる快走を見せたミスターメロディが、その余勢を駆ってNHKマイルCに挑戦、厩舎の勢いも最高潮のところで(その意味ではギベオンも怖いのですがね)、ここでどういうレースを見せてくれるでしょうか。

 現実的に見た時に、マイルへの延長が絶対的にプラス、ということはないでしょう。
 ダートで、とはいえある程度速い流れからでもしっかり一脚を繰り出せるのがこの馬の武器で、前走にしても自身ややスローくらいから坂の上りでの反応の良さを見せて突き抜けたものの、ラスト1Fの持続面は必見するほどではなく、単純に相手関係が弱かった、というのは間違いないでしょう。
 実際2着が京王杯でも完敗のアサクサゲンキですし、馬のタイプ的にも追走面でそこまで不安はないですが、やはり後半勝負の中で坂を上ってからの底力と持続力面ではまだ未知数の部分が大きく、どちらかというと懐疑的です。

 素材としては中々面白い馬ですが、このレースの好走傾向からすると絶好、というわけでもなく、理想は2列目ポケットでタイトに立ち回って直線まで脚を残す形になるかなと踏んでいます。
 なので白黒帽を引けたら連下くらいは考えますが、基本的にはちょっと印が回らないかな、というイメージです。


・ルーカス

 クラシック路線では頓挫したルーカスが、偉大な兄の幻影を追いかけてマイル路線に参戦してきますが、さてどうなるでしょうか?

 うーん、正直今のこの馬に多くを期待するのは難しいというべきか、少なくとも見せている部分だけではここで足りる計算はなにひとつ立たない、とはなります。
 高速馬場の経験が東スポ杯だけですが、あのレースでも二の足が遅く追走に汲々で、それでいてラストも爆発力を見せるところはなくなんとか雪崩れ込んで2着、その後のワグネリアンの微妙さを踏まえてもレースレベルもさほどではなかったと言えます。

 少なくとも、いかにボウマンJといえどマイル戦のこの馬でポジションを取るのは至難でしょうし、ゆったり入ったところで後半の爆発力担保を見せているわけではないので、血統と鞍上でそこそこ人気するならバッサリ切ってしまいたい馬にはなりますね。


・フロンティア

 このあたりからは簡素に進めますが、まずこの馬も前走はまずまずでしたがそれでもミスターメロディに完敗、そんなにペースが上がっていない朝日杯でも完敗ですので、現状追走面の課題が克服できたとも思えず、絶対能力的にも流石に足りないでしょう。
 強いて言えば高速馬場でスローバランスになればチャンスは出てきますが、テトラドラクマが出遅れて後方から、とでもならない限りは望めないですし、まず印は回さないと思います。


・レッドヴェイロン

 こちらもそこまで前半無理できるタイプとは感じず、前走を見てもマイルでポジションを取るのは難しい、それでいて溜めても後半要素でやっとこタワーオブロンドンと互角なので、基本的には足りないと思っていいと思います。
 ただ今回は岩田Jなので、内枠から渾身のイン付きを決める可能性はなくはなく、先週はやや後味の悪いGⅠ勝ちになってしまった後だけに、ここで笑顔満開の勝利を、と気合は入れてくるはずで、内枠を引ければ穴に一考の余地はあるかなと見ています。


・ダノンスマッシュ

 この馬もわかりやすく後半型で、前走のようにそこそこのペースを追いかけてしまうと甘くなりますし、といって溜めても爆発的に切れるわけではないので、朝日杯と前走である程度底は見えてしまった感はあります。
 少なくともタワーオブロンドンを逆転するのはどんな展開てせも至難だと思いますし、結構この馬の素材を評価してきた私でも、流石に印を回す余地はほぼないかな、という見立てです。


・カシアス

 穴候補としてはこの馬はちょっと面白いと思います。
 基本的にマイルがちょっと長いのは確かですが、ただある程度自分のリズムの中での競馬ならやれるのはあり、テトラドラクマが刻む流れについていく形で後半要素の弱さをポジション差で補えるなら、圏内くらいはノーチャンスではないと感じます。

 前走は直線加速していく緩い流れにし過ぎて、かつこの馬の坂加速性能がイマイチなのもあり失速しましたが、今回平均ペースくらいでコーナー最速、市小井をつけて坂に入っていく形が作れれば、京王杯でもラスト1Fは結構いい脚で食い下がっていたように、マイルでも楽しみはありますね。
 並びとしてはある程度内目で、出来れば自分の内にテトラドラクマがいれば最高ですし、最悪ポケットでもいいですが、序盤無理せずいいポジションを取れそうな並びなら連下くらいは打ってもいいかなと思っています。


・デルタバローズ

 未知の魅力という意味ではこの馬も楽しみですね。
 無論高速馬場や追走力、持続力面など全てがわからないといえばそうですが、前走は少なくともインを立ち回る馬には窮屈な展開の中で上位にしっかり食い下がっていましたし、伸びしろがまだある3着だとは見ています。
 ある程度先行力もあるので、好位から淡々とした流れに乗れた時に、アメリカンな血統の良さが出てくる可能性も踏まえて、単穴までは無理でも連下くらいは一考していい馬かなとは思っています。


・ファストアプローチ

 こちらも前走の負けで評価を落とすようなら見直す余地はあると思います。
 このレースの場合はそこまで瞬間的な切れ味を問われない傾向にありますし、追走面ではそこそこの担保があるので、積極的に先団に入っていって強気に仕掛けていく形なら、この馬のしぶとさと底力が生きる形になる可能性はあります。
 こちらも枠次第の部分は大きいですが、穴候補として印を回す可能性は充分にあるかなと考えます。


・アンコールプリュ

 前走を見る限りやっぱり後傾タイプかな、とは思いますし、全くまともな競馬になっていないプリモシーンにも負けているように素材的にそこまで評価はしにくいですが、一応つわぶき賞の内容は面白いです。
 超スローとはいえ後方から坂地点で非常に鋭い脚を繰り出してきていますし、近走の内容で少しずつでも追走面の質は上げてきているとは思いますので、59くらいの入りでもしっかり対応してくるならば、ここでも穴を開ける余地はなくはない、という見立てですね。本当に今年は、上手く嵌れば勝負になりそう、という馬がかなりいるので取捨に最後まで迷いそうです。


・ロックディスタウン

 この馬も素材感だけなら通用してもおかしくないだけに扱いに困りますね。
 ただ少なくとも近走で、精神的な部分での崩れは顕著ではあり、いくらマイルの速い流れになったとしてもそれでいきなりスムーズな競馬が出来るかは怪しいところですし、当然ながら高速決着や追走力の担保はありません。
 新馬戦の切れ味は極上でしたが新潟ではありますし、坂のある府中でじっくり構えてどれだけの末脚を引き出せるか、という中では、他にも面白い馬が沢山いるので、リスクの方が断然大きいこの馬まで拾う余地はまずないだろうな、というところです。



posted by clover at 04:24| Comment(0) | 雑談 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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