2018年03月20日

2018 黒船賞

★展開予想・ポイント

 さて本日は、近年興行成績が絶好調の高知競馬場で唯一の交流重賞・黒船賞ですね。
 立ち位置としては地味ですが、ここから飛躍していったダートの名馬も多く、今年もまずまずの好メンバーがそろって面白い一戦となりそうです。


 まず高知の馬場ですが、昨日は終日不良での開催、今日も天気予報ははっきり雨ですから、馬場条件はほぼそのままか、むしろより悪化して水の浮くダートになっているかもしれませんね。
 ただ昨日のレースを見る限り、時計的にはそんなに出ていません。
 Aクラスの1400m戦なら、例年黒船賞同日のレースでも30秒は切ってくるのが通例ですが、昨日は1,30,8止まりでもあり、表記程軽いイメージはないですね。

 まあこのレースはほぼ毎年重か不良開催ですので、時計面での比較はしやすいですし、今年もおおよそ去年と同等くらいの勝ち時計を想定しておきたいところです。
 当然ある程度時計が掛かるようなら前傾度がその分高まる蓋然性が高いですし、一定のスタミナと機動性を持ち合わせていないと厳しいレースになるでしょう。

 レース展開ですが、まず内枠のコパノマイケルが、スタートの上手い福永Jですし伏兵の立場で砂も被りたくないですから、思い切ってハナを主張してくるのかな、と思います。
 それを外から地方に移籍したばかりのエイシンスパルタンが追いかけ、それを見ながらじわっとグレイスフルリープ、という先団構成になりそうです。

 ラインシュナイダーも内外に速い馬がいて少し立ち回りに窮屈さはありそうですが、ダートスタートの方が二の足が安定していますので当然その先行列のすぐ後ろ、ブルドックボスもそこに加わりつつ、要所で外目を意識してくる格好になるのかなと思います。
 キングズガードは有力勢の中では流石に一番後ろ、とはいえスムーズに運べる外目の枠ですし、この馬のリズムで取りついて、前にいるグレイスフルリープやラインシュナイダーをマークする形で進んでいくのではないでしょうか。
 ここから後ろははっきり分断されて、ほぼ前6頭の競馬、とみていいと思います。


◎グレイスフルリープ

 斤量は重いですが、この枠なら、というところです。
 基本的に馬場やペースなどよりも、如何に道中スムーズにストレスなく走ることが出来るかがポイントになる馬なので、有力馬の中で一番外目の枠というのは願ったりかなったりですし、内の馬の動向を見つつ、最悪自分で逃げる形に持ち込んでもいいので、ポジショニングの幅がある並びになってくれたなと感じます。

 絶対的な速度を問われる消耗戦ですとやや脆いところもありますが、地方の馬場でなら前傾度が高くてもやれるのは前走で証明済みですし、ここも積極的に前を潰しに行く競馬をしてくれると思うので、前走より相手は骨っぽいものの、まず圏内には食い込んでくれると見ています。


〇キングズガード

 脚質的に小回り向き出ないのは確かですが、去年もこのレース外目の枠からインを突いて2着しており、全く向かない条件、というわけではありません。
 かつ近走の内容を見てもやはり凭れない右回りの方がいい、という感じはありますし、ここは前の有力馬の動きを見定めながら進められます。
 ある程度ブルドックボスを蓋するイメージでも入っていけると思いますし、しっかり出し切る形に持ち込んでくれれば大きく崩れる事はないだろうと見ています。


▲エイシンスパルタン

 こちらは園田に移籍して、地方2戦目となりますが、とにかく初ダートの前走の内容は強烈でした。
 勿論相手関係は緩いので着差はともかく、1,29,3という時計をほぼ持ったままで楽々叩き出してきています。
 他のレースとの比較でも、この日はかなり時計が掛かっていましたし、グレイスフルリープが1,28,4で勝った園田ゴールドトロフィーの日と馬場水準は遜色ないと思いますので、これだけでも勝負の土俵に立てるだけの適性はある、と考える事は出来ます。

 元々逃げ馬ではないですし、コパノが無理に行くようなら番手でも良く、そこから外のグレイスフルリープの押し上げにしっかり抵抗できるようならかなり面白さはあると見ています。
 時計的にもまだ詰める余地はあると思いますし、中央芝時代も消耗戦は決して不得意ではなかったので、所属が変わって人気が落ちるようなら積極的に狙ってみても、と思いますね。


△ブルドックボス

 こちらも地方に移籍してからも安定した成績を収めていますし、ここでも凡走するイメージはあまりありません。
 ただ出足鋭く絶好位を取っていける、というタイプではなく、小回りコースでの1400mはやや適性的に微妙なイメージはあって、無論オーバルスプリントくらい走ってくれば、とは思いますが、頭まで突き抜けるとなると色々展開の助けがいるかな、と感じます。

 それと今回は枠の並びもあまり良くなくて、ラインシュナイダーやキングズガードの鞍上の意識次第では中々外に出すチャンスを作れず、砂の深い内目を通す羽目になる可能性も否めないので、総合的に見てスムーズな競馬が出来そうな馬を上に取った、というイメージですね。
 無論能力的にはここでも1,2を争うとは思いますし、地方に移ってもまだ成長している感もあるので、改めてのここでどういう競馬が出来るかは非常に楽しみです。


△ラインシュナイダー

 この馬もOPに入ってからの戦績をつぶさに見ていくと、ダートスタートの方がポジショニングと着差の面で安定しているのは感じられます。
 どうしても芝スタートですと絶対的なスピード不足を露呈する場面が多いですし、その意味では交流の1400mはべストに近い条件でしょう。

 ただ去年のサマーチャンピオンは外目の枠からかなり完璧なバランスで乗られていて、今回は内外の先行したい馬に挟まれている条件、ここでどこまでポジションを主張できるかは正直難しいところです。
 積極性の高い幸Jでもありますので、上手く2列目までに入っていければ雪崩れ込みはありそうですが、評価としては少し落としておきたい感じですね。


posted by clover at 04:20| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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