2018年03月03日

2018 弥生賞

★展開予想・ポイント

 明日は皐月賞の最重要トライアルである伝統の弥生賞ですね。
 このレースを見ると本当に春が来たな、と競馬人なら誰しも感じるところでしょうし、今年はとりわけ素晴らしいメンバーが出揃って絶対に見逃せない一戦になると思います。


 まず中山の馬場ですが、これはある程度時計は掛かって水準くらい、というイメージでいいと思います。
 今日の未勝利戦が61,7-60,8とややスローで2,02,5ですし、単純にこのレースはレベル自体かなり低かったとは思うので、このメンバーならまともに走れば61-59で2分前後まで出してくるとは思います。
 また3~4コーナーは内の馬場があまり良くないですが、直線自体は内目も残れる印象が先週よりは強く出てきたので、概ねは例年通り、前有利のイメージで考えておきたいですね。

 レース展開ですが、初出走の馬なんかもいたりして完璧に読むのは難しいものの、基本的には内からジャンダルムとリビーリングが先行策、それを外からダノンプレミアムとサンリヴァルが交わしていく形になるのかなと思います。
 典型的な逃げ馬がいないのですが、この並びならおそらく大外のサンリヴァルが、最近頓に積極性を感じさせる藤岡佑Jになった事もあり、変に好位の外目になるくらいなら逃げを選択すると見ておきます。
 無論リビーリングあたりが強気に出していけば番手でも、という事にはなるでしょうし、ただどの馬が逃げるにせよハイペースまで引き上がるイメージは持ち辛いですね。

 オブセッションはこの枠ですので、出足は良い馬ではないですがある程度リカバーして中団くらい、ワグネリアンも無理に前についていく事はないでしょうが、オブセッションと前後するくらいの位置で外目から進出の機会を窺う格好になると思います。
 イメージとしては上に書いたように61-59くらいのスローバランス、かつ前のサンリヴァルが向こう正面からじわっと引き上げての2段階加速戦が濃厚で、最低限の追走力と持続力をバランス良く問われつつ、最後は末脚の絶対量の差がどうか、という所に帰結するのかなと思います。

 レース傾向的にはあまり後ろからズドンと差すのは難しく、それが出来るのはクラシックを勝てるレベルの馬だけ、というところもありますが、差しの2頭にしてもそう感じさせるだけの逸材なのが悩み所ですね。
 どうあれ上位5頭は適性面でも幅広く好走スポットを持っていますし、大きく崩れるイメージを持ちにくいので、その序列をどう置くか、という検討になってくると考えています。


◎ダノンプレミアム

 例年朝日杯勝ち馬は、クラシック路線の距離になると微妙になってくるパターンは多いですが、この馬は流石にちょっとモノが違うのではないかと見ています。
 前走にしてもスムーズな形とはいえ、好位からほぼ上がり最速で突き抜けてのレコード、古馬1600万下の内容を楽勝で凌駕してきたのはすさまじいの一言でした。

 ここは距離延長でしっかり折り合えるか、中山の力の要る馬場で、切れ味が分散される形でどこまでやれるか、課題が多いのは確かですが、それは突き詰めれば他の馬も似たようなものですし、なにより楽に前に入っていける先行力がありますから、ここは強気の競馬でしっかり勝ち切って欲しいと思います。


〇オブセッション

 差し馬2頭はどちらも器用さはそんなにないとは思うのですが、枠の並びと瞬間最大の切れの破壊力、そして賞金的な面での勝負度合いを踏まえてこちらを対抗に据えたいですね。

 新馬が重い馬場での持続力戦気味の内容を、後方インからしぶとく差してくる形で、前走は軽い馬場で追走も高く問われつつ、それでもすさまじい切れ味を引き出す圧巻のパフォーマンスと、全く異なる展開・馬場で結果を出せているのは強みです。
 ルメールJなので、内からじわっと進出しつつ、しっかりダノンを捉えに行ける位置取り、コース取りはしてくれると思いますし、ある程度ロンスパ気味になっての形で、外々を追走してくるであろうワグネリアンに対してはアドバンテージが作れると思います。

 ダノンを差すのは中々生半可ではないと思いますが、それだけの期待は持てる素材なのは間違いないですし、理想としてはここでしっかり賞金を確保、皐月⇒ダービーの王道路線まっしぐらで見ていきたい馬ですねる


▲サンリヴァル

 まぁ単穴打つならこの馬しかいない次郎とは週明けから決めていました。
 芙蓉SとホープフルSは全く真逆の内容で、かつ前走はかなり前目で絡まれる形になりつつも、しっかり自分のリズムを崩さず走れていたのが印象的で、常識的な流れからならジャンダルムとは互角の脚を使えると踏んでいます。

 無論ダノンプレミアムは超がつく強敵ですが、この枠の並びで思い切って逃げてもいい、と思えるところはあるでしょうし、ロンスパでタフな展開でも一定やれてしまうダノンにどこまで食い下がれるか、コーナーで差し馬に対してリードを作っていける形なら相当しぶとく粘れる馬だと思っていますので、一角崩しに期待ですね。


△ジャンダルム

 この馬も今回は枠がまずまず良く、外の出方を窺いつつ好位を取れそうなのはポイントが高いです。
 馬群の中からでもすっと動ける馬ですし、前走はかなり噛み合っているのでそのまま結果を鵜呑みにはしづらいですが、ここでも好位からダノンプレミアムマークでしっかり自分の脚を使ってくれば、差し馬不発があった時に粘り込みは可能だろうと踏んでいます。


△ワグネリアン

 無論この馬だって強いとは思っていますが、やっぱり性能的に見た時に、出来る限り瞬発力レベルを高く問われた方がいい馬、というイメージはあります。
長く脚を使える部分がコーナー含めての中山のロンスパで噛み合うか、馬格はない馬なのでそのあたりのパワー勝負で少し懸念があるのと、位置取り的にも有力馬の中では後ろ目、かつ外を通してくる形にはなりそうなので、相対的に序列を少し下げた、というところですね。

 どうあれ本当にここは楽しみなレースです。願わくば本番までまだ力関係は決定していない、くらいの大激戦を期待したいものです。


posted by clover at 21:00| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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