2018年01月23日

2018 TCK女王杯

★展開予想・ポイント

 昨日の雪は予想以上の大降りで、今日も各交通機関など非常に大きな影響が出ていましたね。
 当然のように大井競馬も本日は中止、しっかり除雪作業をして明日は開催にこぎつけるでしょうが、果たしてどういう馬場になっているのか全く想定し辛い難儀な条件になりました。


 一先ず今の南関は渋った馬場になっても時計面では高速化しない、むしろ粘りが出て重くなり、インの砂が深くなる傾向が定番化していると思います。
 ですので、おそらく表記は重か不良のままの気はしますが、実際はかなりタフな馬場で、純粋なスタミナと持久力が強く問われる傾向にはなってくるでしょう。

 そしてレース展開ですが、地味にこれも結構難儀です。
 内に先行力のあるオールポッシブルとララベルがいて、その外にプリンシアコメータがおり、更にその外に、ダート路線に舵を切って2戦、共に逃げで結果を出してきたミッシングリンクがいます。
 外の2頭は逃げを意識するなら、最序盤かなり出していかないと、という事にはなりますし、内は内でゆっくりしていると半端な位置に押し込まれる懸念が出てきます。

 特にララベルは今回57kgで難しい枠だな、と感じていて、外からプリンシアコメータ、ミッシングリンクと入ってくる中で上手く外目に出せればいいですが、タガノヴェローナあたりに被せられて動けない位置になる危険性は結構感じます。
 おそらくオールも福永Jなので、しっかりスタートは決めて2列目ポケットは取ってくるはずで、先行勢の最序盤の駆け引きは結構ポイントになってくるでしょう。

 とはいえミッシングリンクも戸崎Jに乗り替わりますし、そうなると枠の並び的に無茶してゴリゴリ出していっての逃げではなく、プリンシアコメータの番手外を選択する蓋然性はそれなりに高いかな、とは思います。
 プリンシアコメータもスタートは安定して速いですし、乗り替わりとは言え乗り慣れた横山Jですから、迷いなくハナにいく意識は持って入ってくれるはずで、そのあたりは信頼したいかなと考えています。

 ただそれでもすぐ隊列が決まってスロー、というのはあまり考えにくいですし、馬場も踏まえればJBCレディスクラシック同様にタフな一貫ペースと考えておいていいと思いますね。
 重馬場でインを通す馬が一概に有利とは言い切れないところはありますが、それでもあまり大味な立ち回りですと苦しいでしょう。
 ある程度はポジションも前目内目を取れる、それでいて機動力と持久力を併せ持った馬にチャンスの大きい舞台になると思います。


◎プリンシアコメータ

 枠の並び的に全く懸念がないわけではないですが、最悪内の馬が速い、或いは外からミッシングリンクが強引に逃げを打つ事になっても、元々番手以降でも戦える馬で、前を向けるポジションを取ること自体はララベルに比べれば難しくはないでしょう。

 近走を見てもわかる通りに、ステイヤー的資質は強く持ちつつも、前走で一定の追走面もクリアしてきて、小回りコースでの機動力もしっかり持ち合わせており、現状適性的には嫌う余地はないかな、と考えます。
 この時期の競馬ですので難しさはあれ、ララベルに2kg貰っているここはしっかり勝ち切って欲しいところです。


〇ブランシェクール

 先行争いがそこそこ速くなりそうですので、序盤は自分のリズムで外からゆったり入り、そこからしっかり取りついていく競馬が出来そうなこの馬を相手で狙ってみたいと思います。

 去年のエンプレス杯が向こう正面からロンスパする形で早々に甘くなっていて、そのあたり地方の小回り適性がどうか?というのはあるのですが、前走などを見てもダイワメジャー産駒らしからぬスタミナを持っていて、上のクラスでは1800mでもやや短い、というイメージになっていました。
 その意味では絶対的に時計が掛かる今の大井は噛み合うと思いますし、外から動いていくのが馬場バイアス的にそこまで不利にならない条件だろう、というのも加味してのこの位置ですね。


▲ラインハート

 基本的にこういうタイプは勝ちに行くと甘くなりますので、この並びの中でどこまで我慢できるか、だとは思います。
 JBCは完璧にインを立ち回ってのラスト13,7地点での猛然とした差し込みで、あの感じからもスタミナ自体は持っていますが、全体の流れの中でスムーズさを欠くと一気にダメになるパターンは、前走を見ても感じるところです。

 とはいえここはかなり先行勢が揃い、落ち付かない流れになりそうではあるので、中目を上手く立ち回っての直線勝負、ラストの差し込みで、ララベルあたりが早めに勝負に行く形を取ってくるならチャンスは出てくるかなと思います。


△ララベル

 今更に実力に疑いの余地はありませんが、JBCレディスクラシックにしてもプリンシアコメータとはほぼ互角、斜行などもありましたので、単純に2kg増でこちらを上に取るのは難しい条件です。

 その上で並び的に、今回スムーズに先行できるか、この斤量で出足がつくかも含めて不透明さは多く、勿論このコース初参戦、という馬が多いので、蓋を開けてみればこの馬が番手に潜り込んでくる可能性もありますが、少しスタートで失敗すると後手後手に回る危険は高いなと感じています。
 総合的に見て重い印を打つにはちょっと信頼が足りないと思いますし、連下筆頭に留めておきます。


△タガノヴェローナ

 ここ2走を見てもちょっと力量的には足りないか、とは思うのですが、今回は並びが比較的悪くなく、自身の内からプリンシア、外からミッシングリンクが出していく中で、ある程度壁をイメージしつつふんわりと前に取りついていくチャンスはあると思います。

 今回は地方の中野Jを配してきたのも面白い条件ではあり、そこまでしっかりこの騎手のレースぶりを見ているわけではないのですが、基本的に馬のリズムを重視して、動き出しにメリハリを持っているタイプに感じています。
 なので前の動きが活発になる中で、しっかり自分の競馬に徹しつつ粘り腰を発揮出来るようなら、圏内食い込みくらいは期待してもいいかなと思います。


△オールポッシブル

 展開的にはそつなく立ち回れそうなのと、一応去年のワンミリオンスの例もあるので押さえておこうかなと。
 当然短距離路線で結果を出してきた馬ですし、そこで先行できていますので、ポジショニングと追走力には不安なく、基本的にはスタミナ適性の低いダイワメジャー産駒でどうか?という部分を誤魔化せれば、というイメージですね。

 まあ冬場の福永Jはあまり信頼は置きにくいですし、内々で我慢するのが功を奏する条件か、となると読みにくいところでもありますので、未知の可能性が出てくれば圏内くらいはチャンスがあっても、と思います。


 ミッシングリンクは悩ましいところですけれど消しました。
 やっぱり近走は逃げで結果を出してきた馬で、芝戦とはいえ逃げられないと崩れているのは気掛かりです。
 今回はプリンシアコメータがその気なら楽に逃げの形に持ち込むのは至難と思いますし、よしんば逃げられたとしても序盤にかなり脚を使う事は避けられないでしょう。

 ダート2戦の内容的にも、初戦はハイペースの逃げで失速してフェニックスマークの3着、前走は一転スローの溜め逃げでハイランドピークを抑え込んでいるのは評価出来ますが、その対称性からもハイペースが決して得意ではないだろう、とは伺えます。
 能力がある馬とは思いますが、ここは適性的にも展開的にも噛み合わない条件ではないでしょうか。
posted by clover at 18:48| Comment(0) | レース予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください