2017年03月18日

2017 ジョージライダーS レース回顧 その他雑談

**★ジョージライダーS [レース映像](https://www.youtube.com/watch?v=ckMKcSXhQrU)**

 一昨年にはリアルインパクトが制して日本でも話題になったジョージライダーSは、もはや説明不要の名牝ウィンクスの独壇場、圧倒的な連覇達成となりました。
 レース自体は細かく分析するほどのものでもなく、ただこの唖然とするほどの勝ち方を紹介したいだけです。
 これでウィンクスは16連勝、今年の春シーズン(豪州だと秋シーズンですが)の最大目標は2000mのクイーンエリザベスSになる模様です。
 一連のレースぶりを見ても、2000mまでならむしろ距離が伸びた方が強い、というイメージなので、ライバル陣営は今から白旗を上げるしかない状況ではないでしょうか。

**★以下雑談**

 わざわざ一本の記事に仕立てるほど書くことがない話を最初に取り上げたのは、それに託けてもう少しファンディーナの話を膨らませよう、という魂胆ありきだったりします。
 勿論、欧米がまだ本格的なシーズン開幕前の中で、世界の競馬シーンの注目を席巻するウィンクスの勇姿を紹介したい気持ちも強いですが、しかしこのコーナーで少し促すだけで圧巻の加速力を発揮し、後続をほぼ持ったままでぶっちぎるレースぶりを見て、このまま順調に成長を遂げていった時のファンディーナ、という名牝の未来像を重ね合わせるのはロマンのある話でしょう。

 ともあれ、レース回顧記事を書いた時点ではまだコメントなども出揃っていなくて憶測で書いていた部分も多いですが、一連の談話を糾合していく限り、基本的には桜花賞参戦は消極的のように思えます。
 けれど、皐月賞にはそもそも一次登録がされていないようで、わざわざ再度遠征のリスクを払い、追加登録料を払ってまで、というのも考えにくくなりました。個人的にこの馬が皐月賞に出てきたら、前に目標がある限り真面目に真っ直ぐ走るコメントの出ていたプラチナヴォイスが絶好の狙い目になるのでは、なんてところまで妄想していたのですが。。。

 ただし、ダービーには最初から登録があるとも報道されていました。
 前にもどこかで触れたことがありますが、桜花賞と皐月賞はそこまで賞金に差がありませんが、オークスとダービーでは倍以上の差があります。
 施行条件は全く同じ、時期も一週間ずれるだけである限り、どちらでも勝算が見込めるなら、より賞金と名誉の大きい方を狙う、というのは現実的な話になってくると思いますし、実際に今年のメンバーを見渡す限り、ダービーよりオークスのほうが手強くなる可能性も否めません。

 現時点でダービーの本命は?と問われたら、牡馬限定条件でならカデナ、と答えますが、もしアドマイヤミヤビがダービーに回って来るならそちらを上位に取ります。
 これは牡馬が弱い、というよりは、今年の牝馬が強すぎるだけで、もしミヤビやファンディーナがこぞってオークスに回るようなら、2012年のジェンティルドンナのように、ラップ補正込みでもオークス>ダービーという内容になる可能性は結構高いでしょう。

 そう考えれば、今年は普通に矛先をダービーに向ける牝馬は何頭かいても不思議はないと思いますし、ファンディーナも最終目標をそこに置く可能性は充分あると思います。
 その場合のローテーションはまた微妙なところで、使うにしても京都新聞杯や府中のオークス・ダービートライアル戦になります。
 勿論そうやって経験を積むのも大切ですし、まだ素材として未知数な部分があるのも確かですが、将来性まで考えて大切に使うなら、賞金は足りているし、むしろここで一息入れてダービー一本でもいいのではないか、と個人的には考えます。

 上で触れたウィンクスとて、デビュー当初は勝ったり負けたりを繰り返す馬でした。
 それは豪州独特の、春秋シーズンに怒涛のようにレースに使うありようが、まだ体質の固まり切っていない若駒には厳しかったのかな、とも思えるところで。
 無論そうやってレースを使う中で鍛えられる面もあるでしょうが、それでここまで本格化・大成できる馬は稀有で、むしろその素質を開花させられずに潰れていった馬も沢山いるでしょう。

 3戦目にフラワーC勝利と、今年のファンディーナに似た足跡を刻む名牝シーザリオやダンスインザムードも、中2週で桜花賞に使い、シーザリオは生涯唯一の敗戦を、ダンスインザムードは勝ちこそしたものの、圧倒的人気のオークスでは折り合いを欠いて惨敗する結果になっています。
 特にシーザリオ同様距離伸ばしてより良さが出る、と思える同馬には、後々の事も考えてのダービー一本勝負はプラスかな、と思いますし、あまり早い時期に欲をかいた無理使いは避けて欲しいと感じるようになりました。
 今から考えると、シーザリオのフラワーC⇒桜花賞⇒オークス⇒アメリカンオークスってローテーションはあまりにも過酷ですしね。将来性のある若駒の故障引退は本当に切ないですし、去年も綺羅星の如く揃っていた名牝候補達が早期引退に追い込まれていますので、そうならないことを切に願っています。
posted by clover at 04:07| Comment(0) | レース回顧・海外競馬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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